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2007年2月28日 (水)

松尾ミユキさん(文房具とコラージュバッグ)

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「首都圏在住のさまざまな作家さんが集う場」をひとつのテーマにしている花市にこの方が参加してくださるのは、とてもうれしいのです!
本日は名古屋から東京に引っ越して来たばかりの作家さんをご紹介します。松尾ミユキさんはイラストレーター。ビビッドで色鮮やかなイラストを描くいたかと思えば、シンプルな(それでいてポップな)線画のイラストを描いたり…。その素敵なイラストは、多くの雑誌や装丁やプロダクトに使われています(tico moonのCDジャケットにも使われていますよー)。

ご存知の方も多いかと思いますが、松尾さんは、滝村美保子さんと二人で“les deux”(レドゥ)というユニットをつくり、活動しています。名古屋では知らない人はいない(?)かわいい冊子『なごやに暮らす』を発行したり、コラージュの紙作品や布作品を雑誌等で発表したり…。つい先日は、『旅のコラージュ バルト3国の雑貨と暮らし』(ピエ・ブックス刊)という本を発表したばかり。バルト3国で買いつけた雑貨や、現地の様子を紹介しているとってもキュートな本です。

そんな松尾さんが東京に来てくれたことは本当にうれしくて(名古屋の方には申し訳ないのですけれど)、「ぜひ花市に!」とお誘いしたところ、松尾さんから素敵なアイデアをいただきました。花市では、「松尾ミユキ文房具店」がオープンします! 松尾さんが作ったオリジナルノートやアルバム、ポストカードなどが並ぶ予定。さらにさらに、エコバッグに松尾さんが直接刺繍やイラストを施した「コラージュエコバッグ」も販売します。いずれも松尾さんが今回初めて発表する作品ばかりです。お見逃しなく!

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2007年2月27日 (火)

ウクレレ部長大塚君のウクレレワークショップ(7日)

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ポロロン、ポロロン♪ 春風のさわやかな休日、泉龍寺の境内にウクレレの音色が響き渡ります。

ウクレレが初めての方も、押し入れに眠っているウクレレをお持ちの方も大歓迎。青空のもとでウクレレを弾く楽しさを味わってみませんか?
ウクレレの持ち方から学び、最後はみんなで一曲演奏しましょう。ウクレレはこちらで準備しますので、お気軽にご参加ください。

講師は前回に引き続き、ウクレレライフを楽しんでいるサラリーマン奏者の大塚君がつとめます。普段はWEBデザインのお仕事をしている大塚君は、まだ若手の平社員。でも、ひとたびウクレレを手にすると『ウクレレ部長』に昇格!
音楽の楽しさと、ウクレレの魅力、皆で合わせて曲を演奏する楽しさを伝えるために、今回も快く引き受けてくれました。

<ワークショップのご案内>
日時:4月7日(土)13時30分~14時30分
参加費:1000円(当日のお支払い)
定員:7人(先着順) 
→定員に達したため受付終了いたしました。

※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「ウクレレワークショップ」としていただき、本文中に「お名前」「電話番号」「メールアドレス」を明記の 上、上記メールアドレスまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。また、当日ウクレレをお持ちいただける方は、その旨明記いただければ幸いです。

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2007年2月26日 (月)

にこてつ・臼井功さん(革小物&ワークショップ)

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前回のもみじ市では、革小物の販売だけでなく、出店者の方々が作品をディスプレイするテーブルも作ってくれた臼井さん。その実、本業はワインエキスパートであるという多才な(不思議な?)方です。前回、臼井さんのコーナーには、なぜか子どもたちが集いました。その理由は……

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みんな、臼井さんのワークショップに参加して、革のケースを作っていたのでした。革に穴をあけて、糸を通して、手で縫っていく。シンプルな作業で出来上がっていく“自分の作品”を目の前にして、子どもたちはみんな満足そう。臼井さんも、自由な感性で作られる子どもたちの作品を見て、「まさか子どもたちが参加してくれるとは!」と、とてもうれしそうです。

今回の花市でも、臼井さんは革小物の販売とワークショップを行います。子どもたちはもちろん、かつて子どもだった大人たちも、革をチクチク縫ってみてはいかがでしょう?
*ワークショップは随時開催します。

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【おまけ】
*なぞなぞ1
臼井さんの屋号である「にこてつ」とはどんな意味でしょう?(ヒント:上の写真を見てください!)

*なぞなぞ2
臼井さんの勤務するとっても素敵な(人には教えたくない)イタリアンレストランはなんという店でしょう?(ヒント:読売ランド前にあります)

正解を知りたい方は花市で直接臼井さんに尋ねるべし!

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2007年2月23日 (金)

tarcoさん(布バッグ)

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白、ピンク、あか、紺、グリーン、チェック……。カラフルな色が目に飛び込んできて、見たことのないそのバッグに目を奪われます。さき織りと呼ばれる製法で作られるこのバッグ、じっくりと見れば見るほどに、なんて不思議で、そしてなんて手のこんだ作業で作られているのか…!

布作家tarcoさんのバッグ作りは、自宅にある織り機でその独特な布を織るところから始まります。ひとつのバッグを完成させるのに丸3日以上(睡眠時間も削って!)かかるという作業工程をすべて一人でこなし、丁寧に丁寧に作り上げていきます。

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さき織りという製法は、まずリネンの生地(tarcoさんが選び抜いた上質なリネン)を裂いて紐状にし、糸と交互に織り機で織っていきます。これにより、独特な表情の一枚布が出来上がります。それを縫い合わせてバッグが完成……ではないのです! 実はこれはバッグの裏面。表面はリネンの生地をベースに、リネンの端切れとステッチをコラージュし、一枚布にしていきます。そして、さき織りの裏面とコラージュの表面を縫い合わせ、革の持ち手をつけ、完成日とナンバーを刻印して、バッグは完成します。ちょうど良いくったり感と独特の風合い、パッチワークのように温かすぎずクールでタイト、そしてなんともいえないやさしい手触り……。

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お気づきの方も多いかと思いますが、tarcoさんのバッグはすべてリバーシブル(1枚目の写真のバッグを裏返すと2枚目の写真、3枚目の写真のバッグを裏返すと4枚目の写真です)。「2度楽しめるから」というtarcoさんのサービス精神の現れでもあり、2枚重ねだからそれだけ丈夫なのです(洗濯しても大丈夫!)。

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以前は、ファッションスタイリストのお仕事をされていたtarcoさん。友人や家族にあげようと、仕事の合間にバッグを作り始めたことがバッグ作家になったきっかけ。現在は、インターネットでのみ販売しています。

毎回、販売開始後すぐに売り切れてしまうtarcoさんのバッグですが、今回の花市に合わせて、数量限定でご用意いただけることになりました! お越しの際はぜひぜひ手にとってみてくださいね。

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2007年2月17日 (土)

delicious clover・小山由美さん(8日のみ)

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みなさんはどんなアクセサリーを身につけていますか? アクセサリーは、その人のセンスや好み・人柄を印象づけ、その人の輪郭までもを表すものであると思います。
今回ご紹介する小山由美さんは、4月8日(日)の花市に参加していただくアクセサリーの作家さんです。
普段はピアノの先生をされている小山さん。以前からアクセサリーを作るのが大好きで、ピアノのレッスン後や空いた時間などにこつこつとアクセサリーを作り続けているそうです。

初めて小山さんの作品と出会った時、私はそこにあるもの全てが好き! 全部欲しい! と思ってしまったのでした。
それから…どうしても気になって気になって、さらには、どうしてもその作品のことをみなさんに伝えたくて、先日、小山さんの暮らす栃木県まで行きました。小山さんにお会いするのは2度目にもかかわらず花市のお話をご相談させていただくと、快く参加してくださるとのこと!

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小山さんの作るアクセサリーは、鳥のモチーフやビーズ、アンティークのチャームなどを使った作品。身に付けたらきっと、優しい気持ちになれそうな、いつもより少し女性らしい気分にさせてくれそうな、そんな素敵なアクセサリーです。原色よりも少し落ち着いたトーンのガラスやビーズの色使い、そして金具の細部にも気遣いが行き届いている様子からは小山さんのこだわりとセンスが感じられます。

小山さんのアクセサリーには、スワロフスキーのガラスが多用されています。スワロフスキーというと、ベルサイユ宮殿やシャンデリアのパーツ…などのイメージもありますが、小山さんの手にかかればさりげなく普段使いにも、そして、もちろん大切な日にも身につけられる素敵なアクセサリーに。

スワロフスキーとは、オーストリアのクリスタルガラス製造会社で作られる製品のこと。独自の製法と加工法によるカッティング技術で、通常のガラスに比べて輝きや、反射面も多く、光の加減によっては虹色に見えるよう施されています。

今回は花市に合わせてお花をテーマにしたアクセサリーも作っていただいく予定です。どんな素敵なアクセサリーになるのか……お楽しみに!

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2007年2月15日 (木)

トミヤマトモミさん(パン&自家製酵母パンワークショップ/7日)

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「天然酵母パン」というキーワードは、いまや特別なものではなくなりましたね。ではここで問題です。「天然酵母」と「自家製酵母」の違いはなんでしょう?
自家製酵母も天然酵母の一種であることに違いはないのですが、ここでは以下のように区別します。

天然酵母とは、自然界に存在する酵母を穀類や糖類で培養した酵母。ホシノ酵母や白神こだま酵母など、市販されているものも多くあります(多くは固形化されています)。
一方、自家製酵母とは、自分で果物や植物から起こし育てる酵母のこと(ちなみに市販されているイーストも自然界に存在する酵母を使用するのですが、培養する際に化学物質を添加して安定させます)。

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トミヤマトモミさんの作るパンは自家製酵母パン。トミヤマさんは旬の果物や野菜を使い、いろどり鮮やかなさまざまな酵母を起こしています。その姿はまるで酵母作りのマジシャン!

トミヤマさんのパンを初めて手に取った人は、きっとびっくりするでしょう。プレーンなパンなのに、封を開けた瞬間に漂うさわやかで鮮烈な香り。酵母の香りを生かすために独自の方法で焼かれた、しっとりおいしいパンを是非味わってください。

今回の花市では、パンの販売はもちろん、前回のもみじ市でも大好評だった自家製酵母パンのワークショップを青空の下で行います。なんと今回は、花市にあわせて、花の酵母も準備してくださっているとか。何の花かはワークショップ当日までのお楽しみ。みなさんも身近な素材や食材からはじめられる自家製酵母パンの世界をのぞいてみませんか?

<ワークショップのご案内>
日時:4月7日(土) 11時30分~12時30分
参加費:3000円(当日のお支払い)
定員:8人(先着順)
持ち物:エプロン、タッパー(少し大きめのお弁当箱くらい)
→定員に達したため受付終了いたしました。

※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「自家製酵母パンワークショップ」としていただき、本文中に「お名前」「電話番号」「メールアドレス」を明記の 上、上記メールアドレスまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。

*ワークショップの流れ
酵母についてのお勉強(難しくないです)

生地をこねる

酵母パンの試食

自家製酵母の場合は発酵に最低で6時間位かかるので、こねた生地を持ち帰って頂いてご自分の家で発酵させ、焼いいただく形です。1次発酵、2次発酵のパンの状態のサンプルは、こちらで作った物を用意しておきますので、参考にしていただければ幸いです。自家製酵母&パンを作るための詳しい資料もお渡しします。

※7日のパン販売はワークショップ後に行います。

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2007年2月13日 (火)

工房イサド・本田淳さん(木工)

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埼玉県松伏町。どの駅からも遠く、江戸川や古利根川など、多くの川に囲まれた町。春にはキラキラ輝く水の都になるであろう田園地帯の真ん中に、その工房はありました。

右へ左へ迷いながら、ようやくたどり着いた我々を木の香りとともに迎えてくれたのは、工房イサドの主である本田淳さん。

木工作家の方が木を機械で加工するとき、かなり大きな音が出ます。そのため、住宅地で木工を営むことはたいへん難しいもの。そういう意味で、東京への通勤圏である松伏町に工房を持つ本田さんは、都会に最も近いところで木工を営む作家の一人といえるでしょう。

そんな本田さんの代表作が、上の写真のそろばんイス。古材や古道具が大好きという本田さんが、骨董市で見つけた昔のそろばんを背もたれにあしらった何ともキュートな椅子です。早速その椅子に座って背中を預けると、ちょうどいい位置にそろばんが当たり、ごりごりごり。背中を左右に動かすと、そろばんにマッサージされているようでなんだか気持ちがいいのです。

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そろばん椅子以外にも、本田さんの工房にはお宝がたくさん。古材で作ったフレーム、どっしりと座りやすいスツール、何ともかわいらしい子ども用のスプーンなど。国内の木材を使ったり、海外の木材を使ったり、古材を使ったり、本田さんの作品は自由自在です。

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今回の花市では、そろばん椅子やスツール、木のスプーンはもちろん、花市にあわせて、木を使った花器も作っていただきます! 花市当日は、泉龍寺の木陰に本田さんの作品がとけ込むように佇む予定。木の香りを感じながら、是非そろばんイスに腰掛けてみてくださいね。ごりごりごり。

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2007年2月12日 (月)

もみじ市アルバム

毎日暖かい日が続きますね。今日あたり街を散歩していると、梅の花が早くも開花しているのにびっくり。
花市が行われる泉龍寺には美しい釣り鐘堂があり(前の記事の写真に写っています)、釣り鐘堂の前には大きな桜の木が枝を広げているのですが、このぶんでいくと花市の日には桜の花が完全に散ってしまっているのではと、ちょっと心配になるほど。例年の様子で行くとちょうどいい時期のはずなんですが…。桜さん、頑張って花市に来てくださる方々に勇姿を見せてくださいね!

さて、今回このブログでは昨年の11月に調布市の森のテラスで行われたもみじ市の様子も、少し紹介できたらと思いっています。とてもありがたいことに、もみじ市に来てくださった方々が、もみじ市の様子を写真におさめてくださり、ご自身のホームページやブログで沢山紹介してくださいました。せっかくですから、そんな皆さんの目に写ったもみじ市の様子をご紹介できたらと思います。

本日ご紹介するのは、まめりこさんが写真を撮り作ってくださった、とても素敵なもみじ市アルバムです。このブログの左サイドバーからお入りください。
←こちらです。

まめりこさんが、ご自身のブログで書いてくださったもみじ市の記事はこちらへどうぞ。

明日からは、花市の出店者の皆さんをひとりずつご紹介していきたいと思います。

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2007年2月 6日 (火)

小さなものづくり市「花市」を開催します。

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2006年の11月に行ったもみじ市の第二弾、「花市」を4月7日と8日に東京都狛江市で行います。今回の舞台はお寺。首都圏在住の様々な作り手の方々が2日間だけの小さな市を開きます。

前回参加していただいた器作家・布作家・自家製酵母パン屋・カレー職人・イラストレーター・エッセイストなどの他、新たな(魅力的な!)参加者も加わる予定。もちろん、ライブやワークショップなどの楽しい催しも盛りだくさん。前回に引き続き、私たちが敬愛してやまない作り手の方々が参加してくださる予定です。

花市が行われる泉竜寺は、日本で3番目に面積が小さい東京都狛江市にあります。狛江駅から徒歩1分という立地にある泉龍寺は、小さいながらも美しいお寺。

桜舞う季節、ここに集う人たちとの、ひとときの出会いを楽しんでみませんか?

●花市概要
期間/2007年4月7日(土)〜8日(日)11時〜16時
場所/泉龍寺(東京都狛江市元和泉1-6 小田急線狛江駅徒歩1分)
※地図はこちら
※入場は無料です。

このブログでは、花市に参加してくださる作り手の方々の紹介、ワークショップの募集、花市事務局からのお知らせなどをお伝えして行きます。
今回も「人と人のつながり」をキーワードに、ご来場いただいた皆さんに心地良い時間を過ごしていただけるような催しにしたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。

2007年2月吉日
花市事務局スタッフ一同

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