中西麻由美さん(パン/8日)
ピンポーン…♪その箱が家に届くと、まるでプレゼントを待ちに待っている子供のようにワクワクした気持ちになります。今日は中西さんのパンが届く日。期待で胸いっぱいになりながら、ガサゴソ。どんなパンが入っているかな…?
中西さんはご自宅でひとつひとつ手作りで、一日に数セットだけ焼いて発送をしているパンやさん。 petit a petit(プ・ティ・タ・プ・ティ/すこしずつ)という名前で活動をしています。毎朝石臼で挽いた国産小麦と自家製酵母で作った生地をゆっくりと醗酵させ、ていねいに焼き上げています。
自家製酵母で作られるパンは、香ばしくてモチモチ。噛み締めるほどに口の中に広がる深い味わいは、ワインやチーズを用意して、大好きなみんなと集まって、とっておきの一皿に合わせて食べるのがおすすめです。でも、よく温めたスープと野菜と一緒にちょっぴり贅沢な朝ごはんとしていただくのも良さそう。
いつも感じるのですが中西さんのパンは、普段の暮らしの風景にふっと小さな風をおこして、そのまわりの空気をほんのりと一段階濃いものにしてくれるような…そんな感じがします。それは中西さんのパンが家に届く瞬間から始まり、美味しくいただくそのときまで続きます。なぜだかいつもの風景がとっておきのように感じられ、その時間の流れが、ゆるやかに続くような気がするのです。
今回の花市を通じて中西さんのパンは、どのような方々の手に届き、どのような暮らしの風景に溶け込んでいくのでしょうか。
前回のもみじ市では大人気だった中西さんのパン。11:00の販売開始とともに小さな中西さんがたくさんの人に囲まれて見えなくなり、わぁっといろんな方向から一斉に手が伸びてきて、あっ!という間に売り切れてしまいました。
とても人気のため、通常の販売のときでも希望の日に予約を取るのが難しいのですが、花市に来てくださる皆さんのもとへパンをお届けするため、今回もまた快く参加してくださいました(8日の日曜日に出店予定です)。
今回は花市に合わせてほんのりと甘く焼き上げたパンも準備してくださるそうです!とっても楽しみですね。
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