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2007年3月29日 (木)

迫田憲祐さん(花)

「花市」。
この名前に決まるまでに、いくつか候補がありました。さくら市、花見市、そして花市。最近になって「花市」にして良かったな、と思うようになりました。それは、みなさんそれぞれが、自分にとっての「花」を作品を通して表現してくれているから。桜や花見では、イメージが限定されてしまっていたかもしれません。

Sakota

今回のイベントの名前が「花市」に決まったとき、私たちは真っ先にある人に相談に行きました。そう、花と言えばこの人。迫田憲祐さん。
迫田さんは、泉龍寺がある狛江駅のお隣、喜多見駅のすぐそばにあるDOM.F..(いまだに読み方わからず…)という名の花屋さんの店主です。数ある花屋さんの中でも、私たちはここが一番好き。シックだったり、大人っぽかったり、造形的だったり、他の花屋さんではあまり見ないような花色や花形をしたものばかりがお店に並んでいます。それらの花を自由に使って迫田さんが作ってくれる花束は、最初に伝えたイメージ通りでありつつも、「こう来たか!」という嬉しい裏切りもあってとっても素敵。だから完成したものを見る瞬間は、わくわくどきどき。花束をお願いするときはいつも、「今度はどんな風に驚かせてくれるんだろう?」と期待しながら発注するのです。

会場となる泉龍寺は、迫田さんにとっては地元のような場所。何度も下見に行っては、装飾のイメージを考えてくれたそうです。泉龍寺には立派な木がたくさんあります。「自然が一番」ということを誰よりも知っている迫田さん。ここに自分らしくどうやって表現していくべきか…。
そして、出た結論。それは「命」を表現すること。日々植物と向き合っている迫田さんが、つねに心にある「花」に対する思いを形にしてくれるというのです。植物が生きて行くために大切なもの。風、空、雲、太陽、地、水…。それらがあって、植物は元気に育ち、私たちも心地よさに包まれる。

いま、街を歩いていると、植物たちがいっせいに動きだしているのを感じます。落葉樹は、小さいながらも生命力にあふれた芽を吹き始めました。泉龍寺の桜も、もう3分咲き。そして、花市が開催される4月8日は、お釈迦様の誕生日。命がみなぎる春。

「命」という目に見えないものを、迫田さんは植物でどのように表現してくれるのでしょう? 具体的には?と聞くと、「それは秘密」とのこと。さらに「突然天の声が聞こえたら、イメージもかわっちゃうかもよー」というのです。ならば聞いても仕方ないか!?

でも、せっかくだからひとつだけお教えしましょう! 小谷田潤さんが花市のために作ってくれている巨大な花器に、迫田さんがライブで花を生けてくれます(事前の打ち合わせなしの、ぶっつけコラボレーション企画!)。

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上の写真はもみじ市のときの写真。もみじ市では、会場となる森のテラスに落ちていたたくさんの落ち葉から、1枚の葉っぱの美しさを教えてくれる作品を作ってくれた迫田さん。花市では、どんな風に私たちを驚かせてくれるでしょう?
迫田さんの花が、泉龍寺に咲くのはもうすぐです。

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