« アノダッテ(おやつとジャム) | トップページ | 植松良枝さん(お弁当) »

2007年3月 8日 (木)

ニシモトリョウタさん(指輪/8日)

時が経つにつれて風合いが増し、馴染んでいく素材が好きです。革、アイアン、リネン……そして木。

初めて会うこの日、ニシモトリョウタさんの指にはめられていたのは、まるで大きなキャラメルのようにころっとした、四角い指輪でした。薄い板を何枚も重ねて作ったというその指輪は、横から見ると茶色の濃淡からなる細い縞模様。なんだかとっても目を引き付ける、この「四角」と「重ね」のデザインこそが、ニシモトさんの指輪の魅力です。

60dsc02135

60dsc02138

本職は棚やテーブルなどを作る家具職人というニシモトさんですが、そこから出た家具のカケラを使ったり、突き板と呼ばれる厚さ1ミリ程度の薄い板やカラフルなアクリル板を使ったり。それを思いのままに重ねたり、組み合わせたりしながら、「指輪」という1つのカテゴリーの中で、独自の世界を築いています。

小さな指輪を作るという作業は、家具よりもさらに細かくて繊細。でも、作れば作るほど、木の表情を生かしたデザインづくりの面白さから抜け出せなくなり、休憩時間や休みの日になると、指輪を作っているのだそうです。

きっと「木の表情が好き」だからこそ、そして、毎日のように木を扱っているからなのでしょう。その性質を知り尽くした彼が作る木の指輪は、ボリュームがあっても威圧感がなく、温かい印象。さらに、四角いながらも、1辺がねじれていてたり1つの角だけまるくなっていたりして、使う角度によって表情が変わるもの、透明なアクリルから木目柄が優しく透けているものと、単なる「木の指輪」といっても、ほんとうにひとつひとつが様々な顔をしています。

P1010178

この日、展示会用に作ったという、たくさんの指輪を私たちに見せてくれました。すべてをはめてみたくなるほど、ユニークなデザインの数々。そしてこれらはみんな、使って行くうちにもっともっと、手に馴染んでくるのでしょう。手を洗うなどの、多少の水ぬれもだいじょうぶ。女性はもちろん、男性にもきっと似合う指輪です。ぜひ、あなたのために、そして彼へのプレゼントにも! ひとつひとつ手にとってみて、一番のお気に入りのデザインを見つけてみてくださいね。
さらに、花市当日には、「花をイメージしたデザイン」の指輪も登場するかも。ニシモトさんの世界の中で、「花」はどのように表現されるのでしょう? 楽しみですね。

|

« アノダッテ(おやつとジャム) | トップページ | 植松良枝さん(お弁当) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。