桑原奈津子さん(焼菓子)
初めて彼女に会ったとき、はにかんだ笑顔とやわらかな雰囲気に、ひと目で好きになりました。
初めて彼女の作ったお菓子を口にしたとき、優しい甘さとていねいにつくられているその味わいに、思わず笑顔がこぼれました。
料理研究家の桑原奈津子さんは、まわりに小さな幸せを与えてくれる、そんな方です。
近ごろ雑誌などでは、たくさんの料理研究家の方々が活躍されています。そんな中で桑原さんが提案するスイーツは、いたってシンプルで素朴なものばかり。それは素材そのもの、たとえば、果物や野菜だったり、シナモンやきな粉やナッツ類だったり、さらにはベースとなる粉そのものだったりの味を、ひとつひとつ大切にして作っているからなのだと思います。それはまさに『直球勝負』。
ほんとうはシンプルなものほど、ごまかしがきかなくて難しいはず。分量、混ぜ加減、焼き加減……。それらがすべてちょうどいい塩梅でつくられた桑原さんのお菓子は、食べれば食べるほど、じんわりとおいしさが溢れてくるのです。それは、どんなにゴージャスなデコレーションケーキにも、どんな特別な材料を使ったお菓子にも勝るほどの幸せなおいしさ。
かつては、製粉会社で試作品をつくったり、商品開発をしたりと、『粉の研究』をしていたという桑原さん。『ちょうどいい塩梅』を見極める技術は、この頃の経験にしっかりと裏付けされているのですね。
さらに、ころんとまんまるのクッキーや、四角や三角にカットされたクリーム色や茶色の焼き菓子は、桑原さんの選んだかわいいお皿やクロスをまとうことで、おいしそうなだけでなく、とってもキュート。桑原さんの人気の秘訣は、そんな素敵なスタイリングにもあるようです。
前回のもみじ市では、連日ともに大人気で、あっという間に売り場が空っぽになってしまった桑原さんのコーナー(初日に売り切れてしまい、桑原さんは、その夜徹夜して2日目分のお菓子をつくってくれたそうです)。中でもとびっきりおいしいと評判だったのがカボチャのチーズケーキ。ラッキーにも手に入れた人の話を聞くところによると、「こんなにおいしいチーズケーキは初めて!」という声や、そのレシピが紹介されている桑原さんの著書『やさいお菓子・くだものお菓子』を購入し、自分で作ってみた、という声も。 それは今も語り継がれ、『もみじ市伝説』のひとつにもなっているほどです。
そんな桑原さんのスイーツたちが、春爛漫の花市に登場です!
今回、桑原さんが用意してくれるのは、とっても楽しい『おみくじクッキー』(会場がお寺だけにね)。 まわりのクッキーは桑原さんが焼いて、そして中に入っているおみくじは、、、なんて素敵! あの人が描いてくれるのです! あの人って?
その答えはまた明日。
こんな素敵なおみくじを手に入れられたなら、それだけであなたはとっても幸運な人。そして、中に入ったおみくじで、ぜひ、新しい春からの運勢を占ってみてくださいね。
その他にも、桑原さんは、桜や抹茶などを使った春らしい焼き菓子も検討中だとか。 これはもう、待ちきれない!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。



コメント