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2007年3月17日 (土)

uzura(靴)

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●上写真は既製ライン「mour」の靴

ポッコリとしたかわいらしい見た目に、自然な風合いの生地としっとり手になじむ滑らかな革。uzuraさんの靴を初めて見た時、なんてかわいくて素朴な靴なのだろう! と思いました。
掌の上に乗せてみると、手作業で作られたその靴の重みがとても心地よく感じられます。丁寧にしっかりと縫い合わされた糸と革の様子からは、高橋収さんと宏美さんがこの靴にかけている愛情を感じとる事ができます。

uzuraのお二人は、手作り靴屋さんを営む若いご夫婦。2004年からuzuraとして活動をはじめ、普段は自宅の工房で、日々靴を作っています。

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ひとつの靴を手作業で作るにはたくさんの工程があります。
最初はまず足の採寸から。サイズに合った木型を作ることから始まります。その木型が完成するまでには約2か月ほどかかります。
そこから必要な枚数の生地と革を裁断し、型に合うように縫い合わせていきます。そして靴の型に合うように革を伸ばして形を作り上げていきます。
途中で一度、サイズが足に合っているかどうか、履き心地をチェック。ここで合わないようであればきちんと合うまで調整をしていきます。そうやって何度か調整をしながら1足を作り上げていくのです。とても時間と労力のかかる作業です。

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●上写真は既製ライン「mour」の靴

おふたりはそれぞれ得意な作業を分担しています。基本的には二人ともどの作業もできますが、宏美さんはデザインと縫うのが得意。収さんは木型を作るのが得意。そしてつま先やかかとの部分の革をぎゅーっとまあるく形づくるのは相当な力仕事なのでこちらも収さんが担当します。

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●上写真は既製ライン「mour」の靴

こうして出来上がるuzuraの手作り靴は、どこを探しても売っていない自分だけの靴です。人は皆顔や体つきが違うように、足の形も違うのです。

ふたりはこう言います。
「直して直して長く履いてほしい。かかとが磨り減ってきたら、革まで到達する前になるべく早く持ってきてもらって修理をして、また履いてもらいたい。長く履けば履くほどに、uzuraの靴は良くなると思っています。年数が経つと色も変わって、足にもなじんできます」
そして、「修理がくると、今後靴を作っていく上でのポイントがわかる」というこの言葉には納得…とともに、お二人の靴作りに対する愛情と、履く人の気持ちを常に考えながら靴作りをしているというのがよくわかります。

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そんなとってもすてきなお二人の靴を、花市ではぜひてにとって見てくださいね。
靴のほかにも小さな革の小物も並ぶ予定。パスケースや小さなお財布など(かわいいuzuraマークに注目!)、素敵な風合いの小物も注目です!

※今回紹介したものはpapitというオーダーラインの靴ですが、uzuraの靴にはmourという既製ラインの靴(上写真)もあります。
こちらはサイズが決まっていて、試し履きしていただいてからの注文となります。
履いていただいて“ここが少しあたって痛い”という箇所は微調整が可能です。ぜひ試し履きをして、相談してみてくださいね。

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