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2007年4月 1日 (日)

tico moon(ライブ)

誰かが言いました。「あのとき天使が舞い降りてきた」と。
それはもみじ市でのこと。その演奏が最高潮に達するころ、会場となった森のテラスのデッキに、さっーと光がさしました。木々の間からこぼれた光は細かい線となって、演奏を聴く人たちの顔をきらきらと照らします。みんなの幸せそうな表情──。
あれは、秋の優しい光と美しい音に誘われて現れた、天使のしわざだったのかもしれません。

Tico_moon_1

これまで、花市にご参加くださる方々を紹介してきましたが、その大トリを飾るのはこの二人。ライブ演奏をしてくださるギターとアイリッシュハープのデュオ、 tico moonの影山敏彦さんと、吉野友加さんです。

じつは正直なところ、歌の入らない曲というのが、どうしても苦手だった私。音楽は一緒に口ずさんでこそ楽しいものだと、勘違いしていたのです。tico moonの曲を聴くまでは------。
たとえば心が疲れたとき。お二人の手から生み出される、温かくも美しい旋律は心を癒してくれるのです。目をつぶって、音だけに集中すると、浮かんでくるのは心の奥底にある風景。たとえば、雪の中だったり、深海だったり、浮き雲が流れる景色だったり。
そして何かに集中したいときも、背後にはお二人の曲が流れています。優しい音楽は、ちょうどいいBGMになってくれるのです。考えごとに没頭し、音楽が意識から遠のいているころ、突然ピン!っと弾かれるアイリッシュハープの音にハッと我に返ります。「そうだ、tico moonだ」と、しばらく音楽に浸り、再び元の世界へ。それが心地よくて、私のSUNDAY DRIVEのおともは、いつもお二人のCD。いまやtico moonの音楽は、暮らしに欠かせないものになりました。

そして、ライブで聴く曲はまた格別。音がいっそう心に響き渡るのです。さらに、目をくぎ付けにするのは、友加さんの流れるような手の動き。アイリッシュハープを操るその手は滑らかに舞い、指先ではじかれる弦は、時にはポロロンと優しく、ときには、ピンっと強く音を立てるのです。

こんな素敵な音楽を生み出すお二人が、花市に登場してくださるだけでも嬉しいことですが、なんと今回、この日のために新しい曲を作ってくれたというのです。影山さん作曲によるこの曲は、タイトルもまだついていないというほどに完成したばかりだとか。その曲をいち早く聴かせていただきました!
イメージするのは、まさに「春」。美しい旋律そのままに、何かわくわくするような気持ちを呼び起こしてくれる素晴らしい曲なのです! 小さな芽、元気な芽、それらが芽吹く命の春。ひらひら舞う桜の花びら。菜の花の黄色。いまの季節がそのままに奏でられているような、じつに美しい曲でした。
私たちの喜びが最高潮に達したのは言うまでもありません。

花市にぴったりのこの曲を、青空と桜の木の下で聴きながら、それぞれの春を思い浮かべてみませんか?

<tico moonライブ>
時間:15:00〜15:30(4月7日、8日とも)  
場所:釣鐘堂の下にて
*ライブは無料でご覧いただけます。

Tico

そしてもう一つお知らせ。吉野友加さんは、じつはコサージュ作家でもあったのです! もの作りが大好きだという友加さんは、もみじ市でこっそり、フェルトや毛糸で作った花のコサージュを販売してくれました。それがなんと、2日間とも完売するほど、隠れた人気商品に! それならばと、花市では作家としてもご参加いただきたいとお願いしたところ、快く引き受けてくれたのです! 「すぐに壊れたら悲しいから」と、とっても丁寧な縫製で、裏についた安全ピンまでも、布の色に合わせて塗り替えてあったり。お忙しい音楽の時間を裂いて(!)、たくさんのコサージュを用意してくれています。準備をしているところが ゆかさんのブログにも公開中。なんだか、とっても素敵そうですよ。胸元はもちろん、帽子やバッグにつけても、とってもかわいらしく、いつもとはひと味違ったテイストに。
美しい音を奏でる手から生み出される、もう一つの作品を、お見逃しなく!

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