花市にご来場いただきましたみなさまへ
4月7日と8日の二日間、泉龍寺で行われた花市にお越しいただきまして誠にありがとうございました。私たちが予想した以上にたくさんの方にご来場いただき、お買い求めいただけなかった商品もおありのことと思います。この場を借りてお詫び申し上げます。
9日の月曜日の早朝に、会場となった泉龍寺に清掃をするために行ったのですが、ゴミもなく、荒れていることもなく、花市にお越しいただいたみなさまの清々しいお心にスタッフ一同感激いたしました。本当にありがとうございました。
みなさまが楽しそうにお買い物をしたり、ライブを聴いたり、ワークショップに参加されているお姿を拝見するのが、私たちにとって何よりの幸せでした。
二日間というひとときの幸せな物語を一緒につくり上げてくださったみなさま、出店者と出演者のみなさま、そして泉龍寺という美しい場所を提供してくださったご住職の菅原さまに、この場を借りて心からの御礼を申し上げます。本当に、本当に、ありがとうございました。
昨年11月に行われたもみじ市のときも、今回の花市でも、誰からともなく「まるで大人の文化祭のよう」という言葉が聞こえました。8日の午後、桜舞い散る釣鐘堂の下でtico moonが演奏する花市のための曲を聴きながら、まるで文化祭が終わるときのような寂しさを感じました。そして、こうも思いました。
たったひとつ、文化祭と違うとすれば、文化祭なら、それが終わっても次の日にまたみんな学校で会えるけど、花市が終わったら、次の日からみんなそれぞれの場所へ帰っていくということ。
桜がいつか必ず散るように、花市が終わったら必ずみんなとサヨナラしなくてはいけないとわかっていたから、あんなに寂しかったのかもしれません。
花市は終わりました。しばらくの間、サヨナラです。次にお会いするのは、大きな桜の木の下か、はたまた紅く染まるもみじの木の下か……。
いくつかの季節が巡ったあと、またみなさんにお会いできることを祈って。
2007年 桜散り終えた春の日に
花市事務局一同
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