平澤まりこさん(ワークショップ&おみくじクッキー)
昨日ご紹介した桑原奈津子さんの「おみくじクッキー」の“おみくじ”を描くのは、平澤まりこさんです! なんて豪華なコラボレーション! 今回平澤さんは、5種類のオリジナルおみくじを描いてくれる予定。楽しみですね。
多くの著書や連載を持ち、イラストレーターとして大活躍の平澤さん。その人気のほどは、もはや説明するまでもありませんね。前回のもみじ市では、オリジナルのエコバッグを販売してくれた他、来場者の方をお迎えする看板もその場で描いてくれました。そして今回の花市では、おみくじクッキーだけでなく、ワークショップも行ってくれることになったのです!
平澤さんが花市のために考えてくれたワークショップは、「いらない紙を使ってみんなで絵を描き、大きな大地をつくろう」という企画。とても温かくて、優しくて、楽しいワークショップです。ぜひご参加くださいね。
以下、平澤さんのコメントをご紹介します。
紙をたくさん使う仕事をしているから、
うちにはいらない紙のためのゴミ箱があります。
いつもは資源ゴミとして回収されていくゴミなんだけど、
そのなかには面白いものがけっこう多い。
こういうのを生かして、もともとは植物だった紙に
もういちど命をふきかえしてもらうことはできないかな、
と思いました。
いらなくなった紙の上にみなさんといっしょに
思いっきり大きな花を咲かせたいと思います。
包装紙でも、厚紙でも、チラシでもなんでもオッケイ。
描いた花はみんなつないで大きな大地となり、
来場される方に見て楽しんでもらいます。
そして次の日それを切り分けて、みなさんのもとにお届けします。
この1ヶ月の間に、うちの紙箱に入れられた紙で
封筒をつくりました。
当日は好きなのを選んでください。
どんな花が届くかはお楽しみ。
4/7にみんなで咲かせた花のこと、
捨てるはずだった紙のこと、
日々のなかで何度でも思い出してもらえたらうれしいです。
平澤まりこ
<ワークショップのご案内>
日時:4月7日(土) 11時00分~14時30分(皆さんに絵を描いていただくのは12時30分まで)
参加費:300円(当日のお支払い)
定員:30組(事前にお申し込みください。親子でご参加いただける方大歓迎!)
持ち物:いらない紙(使われた後いらなくなった廃紙。チラシでも、テスト用紙でも、包み紙でも、段ボールの切れ端でもOK!)
※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「平澤まりこさんワークショップ」としていただき、本文中に「お名前」「電話番号」「メールアドレス」を明記の上、上記メールアドレスまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。
*ワークショップの流れ
①みなさんが持ってきたいらない紙に、花の絵を好きなようにを描いてもらいます。指に絵の具をつけて、自由に描いて下さいね(筆も何本かご用意いたします)。
②みんなが描いた絵を張り合わせ、1枚の大きな大地にします。
③みんなの絵をつなげて出来上がった大きな大地に、平澤さんが絵を描き入れます(ライブペインティング!)
④パワーアップした大地を泉龍寺の釣り鐘堂に張ります。
⑤2日目の最後に、大きな大地を切り分けて参加者の皆さんにお送りします。送るための封筒は、平澤さんがいらない紙で手づくりした封筒から、あらかじめお選びいただけます。
※12時30分には張り合わせ作業を開始しますので、それまでに絵を描き終わるようなお時間にお越し下さい(お申し込みいただいた方は11時にお越しいただいても11時30分にお越しいただいても結構です)。
みんなで描いた大地が切り分けられ、再びみんなの家に戻ったとき、それはきっと素敵なアートピースになっているはず。“紙”は元々“木”であり、“花”でもあります。命あるものを大切にし続ける世の中でありたいものですね。
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