2007年3月23日 (金)

平澤まりこさん(ワークショップ&おみくじクッキー)

昨日ご紹介した桑原奈津子さんの「おみくじクッキー」の“おみくじ”を描くのは、平澤まりこさんです! なんて豪華なコラボレーション! 今回平澤さんは、5種類のオリジナルおみくじを描いてくれる予定。楽しみですね。

R0014158

多くの著書や連載を持ち、イラストレーターとして大活躍の平澤さん。その人気のほどは、もはや説明するまでもありませんね。前回のもみじ市では、オリジナルのエコバッグを販売してくれた他、来場者の方をお迎えする看板もその場で描いてくれました。そして今回の花市では、おみくじクッキーだけでなく、ワークショップも行ってくれることになったのです!
平澤さんが花市のために考えてくれたワークショップは、「いらない紙を使ってみんなで絵を描き、大きな大地をつくろう」という企画。とても温かくて、優しくて、楽しいワークショップです。ぜひご参加くださいね。
以下、平澤さんのコメントをご紹介します。

紙をたくさん使う仕事をしているから、
うちにはいらない紙のためのゴミ箱があります。
いつもは資源ゴミとして回収されていくゴミなんだけど、
そのなかには面白いものがけっこう多い。
こういうのを生かして、もともとは植物だった紙に
もういちど命をふきかえしてもらうことはできないかな、
と思いました。

いらなくなった紙の上にみなさんといっしょに
思いっきり大きな花を咲かせたいと思います。
包装紙でも、厚紙でも、チラシでもなんでもオッケイ。
描いた花はみんなつないで大きな大地となり、
来場される方に見て楽しんでもらいます。
そして次の日それを切り分けて、みなさんのもとにお届けします。

この1ヶ月の間に、うちの紙箱に入れられた紙で
封筒をつくりました。
当日は好きなのを選んでください。
どんな花が届くかはお楽しみ。
4/7にみんなで咲かせた花のこと、
捨てるはずだった紙のこと、
日々のなかで何度でも思い出してもらえたらうれしいです。

平澤まりこ

<ワークショップのご案内>
日時:4月7日(土) 11時00分~14時30分(皆さんに絵を描いていただくのは12時30分まで)
参加費:300円(当日のお支払い)
定員:30組(事前にお申し込みください。親子でご参加いただける方大歓迎!)
持ち物:いらない紙(使われた後いらなくなった廃紙。チラシでも、テスト用紙でも、包み紙でも、段ボールの切れ端でもOK!)

※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「平澤まりこさんワークショップ」としていただき、本文中に「お名前」「電話番号」「メールアドレス」を明記の上、上記メールアドレスまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。

*ワークショップの流れ

①みなさんが持ってきたいらない紙に、花の絵を好きなようにを描いてもらいます。指に絵の具をつけて、自由に描いて下さいね(筆も何本かご用意いたします)。

②みんなが描いた絵を張り合わせ、1枚の大きな大地にします。

③みんなの絵をつなげて出来上がった大きな大地に、平澤さんが絵を描き入れます(ライブペインティング!)

④パワーアップした大地を泉龍寺の釣り鐘堂に張ります。

⑤2日目の最後に、大きな大地を切り分けて参加者の皆さんにお送りします。送るための封筒は、平澤さんがいらない紙で手づくりした封筒から、あらかじめお選びいただけます。

※12時30分には張り合わせ作業を開始しますので、それまでに絵を描き終わるようなお時間にお越し下さい(お申し込みいただいた方は11時にお越しいただいても11時30分にお越しいただいても結構です)。

みんなで描いた大地が切り分けられ、再びみんなの家に戻ったとき、それはきっと素敵なアートピースになっているはず。“紙”は元々“木”であり、“花”でもあります。命あるものを大切にし続ける世の中でありたいものですね。

| | コメント (0)

2007年3月15日 (木)

丸林佐和子さん(木と紙の雑貨&ミニこども工作/7日)

1_2

丸林佐和子さんは、デザイナーの旦那さんと一緒にハーフビルドした、レンガの家に暮らしています。レンガの家、というと有名な物語「3びきのこぶた」の中で、オオカミに吹き飛ばされずに一番丈夫だった家…というイメージしか思い浮かばない方も多いかもしれません。でも…、オーストラリアに自ら出かけて輸入した味わいのあるレンガに、ところどころアンティークのパーツが使われているその建物は、まるで外国のお家のようなんです。家の中や外に何気なく置かれた家具や雑貨にも、丸林さんのセンスが光っています。5年間かけて、家族でこつこつと築き上げたレンガの家づくりは、丸林さんのライフワーク。週末を利用した家づくりは、今もまだ続いています。

丸林さんの本業は、造形作家。教育テレビでは造形スタッフとして。雑誌ではものづくりの作家として。全国で行っているワークショップでは、子ども達に木工などを教える先生として活動しています。丸林さんの作品は、木や紙を使った温かみのあるあかりや、木を切ってペンキを塗ったかわいらしいオブジェ、古い小学校で使われていたようなかわいい子ども用の椅子や机、カフェ黒板など、実にさまざま。楽しいアイディアが、日々生まれているようです。バラエティ溢れるものづくりをしている丸林さんは、自称「謎の工作員」! ノコギリとカナヅチ片手に、工作の毎日を送っています。

2_3

今回の花市では、色々な素材で作ったあかりやケーキボックス、また木、紙、オーブン粘土など、日頃手に入りやすい素材で簡単にできる工作や雑貨を提案してくれます。雑貨の販売はもちろん、気軽に参加できる、子ども達のための簡単な工作ワークショップも随時開催予定。2児の母でもある丸林さんは、まるでお母さんのようなやさしい先生です。
「私らしい、ジャンルにこだわりのない、幅広い作品をご紹介したいと思っています。小銭をポッケに集まってくれるとうれしいです」
と、丸林さん。ミニ工作は、ぜひ親子で参加してくださいね。

| | コメント (0)

2007年3月14日 (水)

小谷田潤さん(陶器)

本日ご紹介するのは、陶芸家の小谷田潤さん
じつは小谷田さんからは、花市に向けて嬉しい提案がわんさか届いています。今日はその全貌をご紹介! ぜひ、お読み逃しのないようにご注意くださいね!

小谷田さんは八王子に窯を持つ若き陶芸作家さんで、その作品は、作家ものでありながらも緊張感がなく、とっても自然体。土ならではのざらりとした質感を生かしつつ、白や黒の釉薬と焼き締めからなるシンプルなデザインの器は、どんな料理でも優しく受け入れてくれるのです。そのうえ、ちょっとくらい荒く使っても、積み重ねてもだいじょうぶ。「毎日使うものだから使いやすいものを」ということを、何よりも大事にして作らているのがよくわかります。

そんな小谷田さんが花市のために考えてくださった企画の数々はどれも魅力的。花市の日が、いっそう待ち遠しく思えて来ます。

Dsc_0333

その1●「花の小皿」が登場します!
小谷田さんの器といえばシンプルな無地のデザインですが、今回、柄の入った器をご用意いただけるとのこと。それも、花市にちなんで花柄の入った小皿です! 小谷田さんならではの質感のなかに浮かび上がる花のライン。春らしいですね。

Dsc_0334

その2●新色「ソライロ」の器
美しいコバルトブルーの空の色。昨年、二子玉川にある生活雑貨店・KOHOROで小谷田さんと二人展を開いた写真家・キッチンミノルさんが写す空の色をイメージして生み出された新色だそうです。淡いブルーの「ソライロ」の器は、食卓にどんな広がりを見せてくれるのでしょう?

その3●大きな花器
「窯に入る限り大きな花器をつくります!」そう約束してくれた小谷田さん。花市の当日には、その大きな花器と“あの人”による豪快な生花のアレンジメントが泉龍寺を彩ります。

その4●“あの作家さん”とのコラボレーション
花市に登場してくださる作家さんとのコラボレーションにより、素敵な急須が登場予定。小谷田さんの急須に、別の作家さんが作った銅の持ち手が取り付けられた花市ならではの貴重な作品です。そう、銅ですよ! もうおわかりですね。これは見逃せません!

Dsc_0335

その5●ワークショップを行います
小谷田さんによる、ワークショップを開催します! 型抜きなので、とっても簡単。その形は……もみじ型。なぜって? 花市で作ってお預かりし、焼き上がった作品をお渡しするのは、次回開催する(予定!?)もみじ市にて。もみじが色づき始めた頃「そろそろかな…」と思い出してもらいたい、という小谷田さんのロマンチックな思いからです。箸置きにしても、ピンなどにつけても、そのまま飾ってもかわいい、もみじ型の焼き物をあなたの手で作ってください。

初めてお会いしてから1年ほどたった今。小谷田さんの作品は明らかに変化しているのがよくわかります。もっと豊かで、もっとていねいで、もっと美しく。そんな小谷田さんの器を、花市でとことん堪能してください!

<小谷田潤さんによるもみじ型づくりワークショップ>
日時:4月7日(土)、8日(日) 随時
定員:1日あたり先着30名
参加費:無料

| | コメント (0)

2007年3月 1日 (木)

大手久美さんの針穴写真ワークショップ(8日)

Jitensya

初めてその写真を見たとき、その独特な色合いやノスタルジックな空気感にノックアウト(!)されました。そしてそれが、レンズのついていないカメラで撮影された写真だと知ったときは、さらにびっくり。

そのカメラとは針穴カメラ。シンプルな“箱”に小さな穴を取り付けただけの、もっとも原始的なカメラです。わずか0.3mmの針穴が切り取るのは、どんな高級カメラでも写すことのできないスローでメローな世界。

花市では、そんな針穴写真のワークショップを行います。教えてくれるのは大手久美さん。7年前針穴写真に出会い、恋に落ちた大手さんは数々の針穴カメラを手作りし、それらが切り取る世界を写真に収めています。

Pincamhana02

今回大手さんが教えてくれるのは、トイカメラの王様HOLGAを針穴カメラに改造した「針穴HOLGA」(上の写真!)の作り方。HOLGAに使用するのはブローニーフィルムという中判フィルム。普通皆さんが使用するフィルム(35ミリフィルム)に比べてサイズが大きいので、大きく引き伸ばしてもきれいですし、6cm×6cmという正方形のフォーマットがとってもかわいいのです。

Ohana

Hitoikij

Kanransya

ちなみにこの記事の中にある写真(針穴HOLGA以外)はすべて大手さんが針穴HOLGAで撮影した写真。素敵ですねー。このワークショップに参加すれば、皆さんも針穴写真に恋をすること間違いなし!?

<ワークショップのご案内>
日時:4月8日(日) 11時30分~14時
参加費:6000円(改造用のジャンクHOLGA代含む・当日のお支払い)
定員:6人(先着順)
持ち物:カッター、カッターマット(の代わりになるもの)、定規(カッター用)
→定員に達したため受付終了いたしました。

※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「針穴写真ワークショップ」としていただき、本文中に「お名前」「電話番号」「メールアドレス」を明記の上、上記メールアドレスまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。

*ワークショップの流れ
針穴写真についてのお勉強

針穴HOLGAの製作(針穴作り、シャッター作りなど)

ポラロイドフィルムを装置しての試し撮り

ブローニーフィルムの入れ方を学びます

| | コメント (0)

2007年2月27日 (火)

ウクレレ部長大塚君のウクレレワークショップ(7日)

1

ポロロン、ポロロン♪ 春風のさわやかな休日、泉龍寺の境内にウクレレの音色が響き渡ります。

ウクレレが初めての方も、押し入れに眠っているウクレレをお持ちの方も大歓迎。青空のもとでウクレレを弾く楽しさを味わってみませんか?
ウクレレの持ち方から学び、最後はみんなで一曲演奏しましょう。ウクレレはこちらで準備しますので、お気軽にご参加ください。

講師は前回に引き続き、ウクレレライフを楽しんでいるサラリーマン奏者の大塚君がつとめます。普段はWEBデザインのお仕事をしている大塚君は、まだ若手の平社員。でも、ひとたびウクレレを手にすると『ウクレレ部長』に昇格!
音楽の楽しさと、ウクレレの魅力、皆で合わせて曲を演奏する楽しさを伝えるために、今回も快く引き受けてくれました。

<ワークショップのご案内>
日時:4月7日(土)13時30分~14時30分
参加費:1000円(当日のお支払い)
定員:7人(先着順) 
→定員に達したため受付終了いたしました。

※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「ウクレレワークショップ」としていただき、本文中に「お名前」「電話番号」「メールアドレス」を明記の 上、上記メールアドレスまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。また、当日ウクレレをお持ちいただける方は、その旨明記いただければ幸いです。

| | コメント (0)

2007年2月26日 (月)

にこてつ・臼井功さん(革小物&ワークショップ)

3_1

前回のもみじ市では、革小物の販売だけでなく、出店者の方々が作品をディスプレイするテーブルも作ってくれた臼井さん。その実、本業はワインエキスパートであるという多才な(不思議な?)方です。前回、臼井さんのコーナーには、なぜか子どもたちが集いました。その理由は……

P1010141

みんな、臼井さんのワークショップに参加して、革のケースを作っていたのでした。革に穴をあけて、糸を通して、手で縫っていく。シンプルな作業で出来上がっていく“自分の作品”を目の前にして、子どもたちはみんな満足そう。臼井さんも、自由な感性で作られる子どもたちの作品を見て、「まさか子どもたちが参加してくれるとは!」と、とてもうれしそうです。

今回の花市でも、臼井さんは革小物の販売とワークショップを行います。子どもたちはもちろん、かつて子どもだった大人たちも、革をチクチク縫ってみてはいかがでしょう?
*ワークショップは随時開催します。

P1010145

【おまけ】
*なぞなぞ1
臼井さんの屋号である「にこてつ」とはどんな意味でしょう?(ヒント:上の写真を見てください!)

*なぞなぞ2
臼井さんの勤務するとっても素敵な(人には教えたくない)イタリアンレストランはなんという店でしょう?(ヒント:読売ランド前にあります)

正解を知りたい方は花市で直接臼井さんに尋ねるべし!

| | コメント (0)

2007年2月15日 (木)

トミヤマトモミさん(パン&自家製酵母パンワークショップ/7日)

Pan_1

「天然酵母パン」というキーワードは、いまや特別なものではなくなりましたね。ではここで問題です。「天然酵母」と「自家製酵母」の違いはなんでしょう?
自家製酵母も天然酵母の一種であることに違いはないのですが、ここでは以下のように区別します。

天然酵母とは、自然界に存在する酵母を穀類や糖類で培養した酵母。ホシノ酵母や白神こだま酵母など、市販されているものも多くあります(多くは固形化されています)。
一方、自家製酵母とは、自分で果物や植物から起こし育てる酵母のこと(ちなみに市販されているイーストも自然界に存在する酵母を使用するのですが、培養する際に化学物質を添加して安定させます)。

Kobo_1

トミヤマトモミさんの作るパンは自家製酵母パン。トミヤマさんは旬の果物や野菜を使い、いろどり鮮やかなさまざまな酵母を起こしています。その姿はまるで酵母作りのマジシャン!

トミヤマさんのパンを初めて手に取った人は、きっとびっくりするでしょう。プレーンなパンなのに、封を開けた瞬間に漂うさわやかで鮮烈な香り。酵母の香りを生かすために独自の方法で焼かれた、しっとりおいしいパンを是非味わってください。

今回の花市では、パンの販売はもちろん、前回のもみじ市でも大好評だった自家製酵母パンのワークショップを青空の下で行います。なんと今回は、花市にあわせて、花の酵母も準備してくださっているとか。何の花かはワークショップ当日までのお楽しみ。みなさんも身近な素材や食材からはじめられる自家製酵母パンの世界をのぞいてみませんか?

<ワークショップのご案内>
日時:4月7日(土) 11時30分~12時30分
参加費:3000円(当日のお支払い)
定員:8人(先着順)
持ち物:エプロン、タッパー(少し大きめのお弁当箱くらい)
→定員に達したため受付終了いたしました。

※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「自家製酵母パンワークショップ」としていただき、本文中に「お名前」「電話番号」「メールアドレス」を明記の 上、上記メールアドレスまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。

*ワークショップの流れ
酵母についてのお勉強(難しくないです)

生地をこねる

酵母パンの試食

自家製酵母の場合は発酵に最低で6時間位かかるので、こねた生地を持ち帰って頂いてご自分の家で発酵させ、焼いいただく形です。1次発酵、2次発酵のパンの状態のサンプルは、こちらで作った物を用意しておきますので、参考にしていただければ幸いです。自家製酵母&パンを作るための詳しい資料もお渡しします。

※7日のパン販売はワークショップ後に行います。

| | コメント (0)