« すみや「ロールキャッベツ屋」(27日) | トップページ | 福田“カッパ”利之とtupera tupera“カメ”の「的屋 カッパメ・ボールイン」(27日) »

2008年4月21日 (月)

CANTUS「ライブ」(26日)

Cantus_prifile

初めて8人の姿をみたとき、「天使が舞い降りてきたよう」と思いました。そして歌声を聞いたとき、「この人たちはほんとうに天使なのかもしれない」と思いました。

その歌声は、人をゾクゾクっとさせ、しだいに心を穏やかにし、そして、感動へと導きます。嫌なことはみんなどこかえ消え失せ、すべての人たちへの感謝の気持ちがわき上がり、いま、ここにいることに、しみじみと幸せを感じるのです。

歌で人の心を動かす天使たち。それがCANTUSです。この若き8人の女性合唱隊は、全国の教会やカフェ、ホールや洞窟など、各地をめぐりながらその美しい歌声を響かせます。彼女たちが歌うのは、おもに教会音楽や宗教音楽。教会音楽といえばゴスペルを思い浮かべる人も多いと思うのですが、ゴスペルはプロテスタントのもので、彼女たちが歌うのはカトリックのもの。静な響きの中に高揚感がわき上がります。ほとんどの歌が「神様が生まれて人々が幸せで喜ぶ」という内容だそうですが、彼女たちはとくにクリスチャンというわけではなく、美しくて大好きな教会音楽をもっと多くの人に聴いてもらいと、歌の内容を彼女たちなりに解釈し、歌い続けているのだといいます。例えば、誰にでもある日常の小さな喜びや感謝の気持ちを思いながら歌うような。

彼女たちはもともと小学生時代に通っていた合唱隊のメンバーだったそう。歌うことが大好きで、大人になって「もう一度みんなで歌ってみよう」と集まった仲間たち。合唱長の太田美帆さんは、現在プロのボーカリストとして活躍中、その他の7人のメンバーたちは普段はそれぞれまったく違う仕事をし、週2回の練習のほか、CANTUSの活動のときに集まるのだそうです。彼女たちの歌うことへの思いは、こちらでも詳しく紹介しています。

そんな彼女たちは、8人がそろって歌うことが嬉しくて、楽しくて仕方がない様子。それは見ている方にも伝わってきて、8人がそれぞれに目で語りあったり、ほほえみあったり、うなずきあったりする姿は、ほんとうに笑顔と美しい響きと幸せをもたらす、天使そのものです。

花市では、泉龍寺の小さな森のなかに響きわたる彼女たちの歌声を、ぜひ聴いてみてくださいね。

<CANTUSライブ>
日時:4/26(土)
場所:鐘楼の下にて

|

« すみや「ロールキャッベツ屋」(27日) | トップページ | 福田“カッパ”利之とtupera tupera“カメ”の「的屋 カッパメ・ボールイン」(27日) »