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2008年4月15日 (火)

チェーカフェ[CHE ca phe](27日)

Che

みなさんは、「チェー(CHE)」をご存じですか? 

私たちがこのデザートのことを知ったのは、昨年の秋。もみじ市に出店していただく、魅力的で、かつお客様に新しい提案ができる方を探していたときのことでした。別の出店者の方から「とってもおいしいので、ぜひ!」とご紹介いただいたのが、ベトナム料理の虜になり、ついにはベトナムおやつの本「チェーカフェのベトナムおやつ」を出された3人のユニット、「CHE ca phe」足立由美子さん(東京・江古田にあるベトナム料理店 Maimai店主)、伊藤忍さん(ベトナム料理研究家)、鈴木珠美さん(西麻布にあるベトナム料理店 Kithcen店主)でした。

そこで、私たちがおたずねしたのは鈴木さんのお店「Kitchen」。20席ほどある店内は満席で活気に溢れ、どの席も賑やかに会話を楽しみながら食事をしているシーンが印象的でした。おそらく本場の味を限りなく再現されているのでしょう、東南アジア特有の(あれは調味料でしょうか?)の香りを漂わせ、どれをいただいてもおいしくて、迫力があり「この方々のつくるCHEもぜったいおいしい!」と直感したのでした。

残念ながら秋は都合が合わなかったのですが、この花市ではついに念願かなって、出店いただけることになったのです!

前置きが長くなりましたが、この辺で足立さんにベトナム料理の魅力と今回の花市でのお店について伺ってみましょう。 

・そもそも3人がユニットを組んだきっかけは何ですか?
私たちはベトナムの料理学校で同じ時期に(11年ほど前/同じクラスで学んではいないのですが)ベトナム料理を学んでいた仲間なのです。3人とも日本で仕事をするようになってから、より交流が深まったのですが、この『チェー』がこんなに美味しいのになぜ日本では広まらないのだろうという話をしたのがきっかけになり、「じゃあ、自分たちでチェーやベトナムの美味しいものを紹介すればいいのでは?」とユニットを結成した訳です。

・チェーってどんな食べ物なんですか?
日本でいえば「ぜんざい」のようなもので、芋や豆、穀類、果物などを砂糖とともに甘く煮たおやつです。もともとは温かいものなのですが、クラッシュアイスをのせて冷たくしたり、温かいココナッツミルクをかけたりと、地域によっても特徴があり、季節や素材によってもいろいろな組み合わせがあります。

・チェーの魅力、ベトナム料理の魅力は?
これは、私個人の意見ですが、とにかく『飽きない、尽きない』ことです。チェーにしてもそれこそたくさんの種類がありますし、料理もフォーや生春巻きだけではなく、日本のようにご飯とともに食べるおかずもいろいろ、麺の種類もいろいろ、本当に何回行っても美味しい!!と思うものがたくさん! なんです。まったく尽きません。
 
・では、花市ではどんなお店を開いてくださるのですか?
具材はテーマ『4/フォー』にちなんで、4種類の具材を使った温かい『チェー』をお出しします。緑豆、タピオカ、ココナッツミルク、ローストココナッツ(フィン)で作ります(写真には白玉が入っていますが、今回は入りません)。

・しょっぱいおやつもあるそうですね。
ベトナムにはあまいおやつもしょっぱいおやつもたくさんあります。花市ではバゲットサンドをお出します。こちらもベトナムではお店によって中身がいろいろですが、花市ではミートソースにピクルス替わりの「なます」とパクチーもたっぷりのバインミー(バゲットサンド)です。

花市初登場のCHE ca phe。私たちも楽しみです!

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