手紙の木
よいこのみんなー、集まったかなー。
じゃあ、ここでなぞなぞを出すよー。
1年に2回、春と秋にだけ生える木があります。
さて、それは何の木でしょう?
正解は「手紙の木」。
春の花市と秋のもみじ市の時にだけ生えてくる木なんだよ。
じゃあ、もうひとつ問題ね。
手紙の木に必要な栄養分はなんでしょう?
これはもう、みんなわかるよね。
そうだよ、手紙だよ。
手紙の木はね、みんなが書いた手紙を栄養にして
どんどんどんどん元気になるんだ。
だからね。みんなで手紙の木に栄養を与えて欲しい。
やり方は簡単さ。
まずは花市の受付のところにある便せんを1枚とって
手紙を書いて欲しいんだ。
手紙を書く相手は、花市に来ている“誰か”。
自分のこと、花市に来たきっかけ、好きな言葉。
なんでもいいから、まだ見知らぬ“誰か”に向けて
手紙を書いてね。
手紙を書いたら、中が見えないように折って
泉龍寺の境内のどこかにある、手紙の木に
そっとくくりつけて欲しいんだ。
手紙の木がどこにあるかって?
それはここでは教えられないな。
でもね、DOM.F..の迫田さんに聞いてみたらわかるかもね。
どうやらあのおじさん、手紙の木に深くかかわっているらしいよ。
ここでひとつ大切なこと。
手紙をくくりつけたら、
もうすでに手紙の木にくくりつけてある手紙を一通、
持って帰ってほしい。
その手紙はきっと、花市に来た誰かが、
君のために書いた手紙に違いないから。
そしてもし、君が受け取った手紙に、
その手紙を書いた人の連絡先が書いてあったら、
どうか連絡してあげてね。
去年のもみじ市でも花市でも、
この手紙の木がきっかけで、友達になった人が
たくさんいるんだよ。
友達がたくさんいたほうがいいと思う人、手をあげてー!
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