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2008年4月11日 (金)

椿野恵里子さん「写真と花の展示」

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1年に一度の花のお祭りに、再び“花の人”が大阪からやってきます。フォトエッセイストとして活躍著しい椿野恵里子さん。昨年、吉祥寺のギャラリーfeveで行われた個展も大成功に終わり、写真自体の力はもちろん、写真の“見せ方”や、会場全体のスタイリングも素晴らしいものがありました。

常々思うのですが、フォトエッセイストである椿野さんはスタイリストとしても素晴らしい力を持ち合わせていると思うのです。物を見つける力、物を選び分ける力、それらをレイアウトする力…。取材でお伺いしたことのある椿野さんの部屋、椿野さんが企画したイベント、そしてもちろん花市・もみじ市でも、椿野さんがかかわる空間は、そのどれもが美しさと心地よい驚きに満ちています。

さらにもうひとつ。前回のもみじ市で感じた椿野さんの力。「旅」をテーマにした作品の一つとして、椿野さんが陶芸家の安部太一さんさんとコラボレーションして作った器がとても素敵だったのです。椿野さんの才能の花が、また一つ開いたような気がしたのでした。

今回の花市では、椿野さんが、どんな“椿野恵里子”を見せてくれるのか? 皆さん、お楽しみに!

[椿野さんに聞きました]

・花市ではどんな作品を販売されるのでしょうか?
花市といえば花。春の花をそっと閉じこめたような風景を写真をとおして届けたい思っています。どんなかたちになるか……お楽しみに。
当日は花と器を使って写真の中の風景を少し展示したいと思っています。展示の器も一部販売します。

・「4」というテーマでもお考えいただいたとか。
「花と果実の4つの風景」を撮りました。今回の為に、被写体となる花の器のかたちから考えました。

・今回も安部さんのとのコラボレーションが楽しみです。
今回のテーマ「花と果実の4つの風景」を作り出すために、私の考えた花の器を安部さんがかたちにしてくれました。かたちだけでなく器の釉薬のいろと花の色の組み合わせも大切にしました。花に寄り添うような器になると思います。

・花市をどのように楽しみたいですか?
緑の木々の下で沢山の人々と深呼吸できたらいいですね。今回で参加するのが3回目なので、少しは余裕をもって可能な限り直接お話しをしながら私自身もお客様と同じように楽しめたらと思います。新しい出会いがまたありそうでとても楽しみです。

・花市にお見えになる皆様にメッセージをお願いします!
今年もこの春の一日を思いっきり楽しんでもらえたら嬉しいです。きっと沢山の人たちが来てくださると思うので、来てくださる方々にも良い出会いがあればもっと嬉しいです。よろしくお願いします。

2007年もみじ市の椿野恵里子さん
2007年花市の椿野恵里子さん

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