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2008年4月17日 (木)

tico moon「ライブ」

Tico2 

花市までいよいよ10日を切りました。そして、tico moonのおふたりをみなさんに紹介する季節がまたやってきました。第1回のもみじ市から連続で参加していいただいているtico moonのふたり。初めて仙川の小さな森で行ったもみじ市。桜の花びらが舞い散る中で行った昨年の花市。そして、てんやわんやだった昨年のもみじ市。楽しい記憶も、切ない記憶も、ちょっぴり悲しい記憶も、涙が出るほど感動した記憶も、すべてtico moonの音楽とともにあります。

“市”の最終日、日曜日の午後3時。静かに柔らかにハープとギターの音色が会場に響き始めます。その音が鳴っている場所を探すように、たくさんの人がふたりの元へ集まってきます。思い思いの姿で、ふたりが紡ぎだす音楽に聴き入る人々。そのとき、tico moonのふたりの演奏を静かに聴いているお客様の表情を見ると、僕はとても幸せな気分になります。市を開催する過程で起こったいくつかの困難も、浄化されていくようで、「本当にやってよかったな」と、しみじみ思うのです。

今年は、どんな演奏をしてくれるのだろう? お客様はどんな表情でふたりの演奏を見てくれるのだろう? お客様と出店者と僕たちに、どんな記憶を残してくれるだろう? うれしくて、美しくて、切ない日曜日の午後3時まで、もうすぐです。

追伸
待ちに待ったtico moonのニューアルバムが、この初夏発売されることが決定いたしました。花市では、なんとこのアルバムに入る予定の楽曲も演奏してくれるとのこと。もちろん、昨年花市に合わせて作ってくれたあの曲も!

<tico moonライブ>
日時:4/26(土)、27(日) 
場所:鐘楼の下にて

[tico moonに聞きました]

・昨年の花市のときに作ってくださった曲「Raspberry」は、どのような思いで作られたのですか?
一昨年の秋に開かれた第一回「もみじ市」に出演させていただいた時、出店されている方とは殆ど初対面だったのですが、二日間の「もみじ市」が終わって打ち上げの頃には、もうまるで昔からの友達の様に楽しさを分かち合う事ができました。ただ同時に、もう終わってしまったんだなと、切ない気持ちにもなりました。
昨年の「花市」は4月の初旬に開催されたので、春の暖かな空気の中に潜む、そんな始まりと終わりの気持ちを曲にしてみました。

・今回の花市ではどんな風に楽しみたいですか?
今回は音楽も二組初出演の方が演奏され、両日三組づつのライブがあります。皆、大好きな方ばかりなので、青空の下の演奏を楽しみたいと思っています。

・花市に来るお客様にメッセージをお願いします。
当日は僕(影山)は音響のお手伝いでライブスペースに、友加さんはゆかムーンのブースにいる事が多いと思いますので、見かけたら気軽に声をかけて下さい!

2007年もみじ市のtico moon
2007年花市のtico moon
2006年もみじ市のtico moon

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