ライブ

2008年4月22日 (火)

中川ちえさん×丹治史彦さん「アノニマとin-kyoの縁側トーク」(27日)

Chie

さて、出店者の方々の方々の紹介もいよいよあと3組。このブログをご覧になっている皆さんから「今回はちえさんは出ないの!?」という悲痛な叫びが聞こえてきそうですが(実際に事務局には聞こえてきました! みなさんご安心を。われらがちえさんは、今回は装いも新たにみなさんの前に登場してくれますよ! 第1回のもみじ市から毎回参加して下さっているちえさん。みなさんご存じのとおり、昨年の10月に生活雑貨の店「in-kyo」をオープンし、現在は文筆家と「in-kyo」店主としての2つの顔を持っています。

今回、花市を開催するにあたり、「ちえさんにまた参加してほしい」という、みなさんと同じ悲痛な(?)願いを持っていた事務局一同。ちえさんと何度も相談を重ねるなかで、次のようなことを考えるようになりました。花市ともみじ市はその道の“プロ”が集う催し。ちえさんにも、ちえさんらしい“本業”のお姿で参加してほしい。

すると、ちえさんも同じようなお考えを持っていて下さったようで、今までとは違う“何か”をやろうということに。いくつか出てきたアイデアの中で、ちえさんの本業である、文筆家と「in-kyo」店主としてのお話をみなさんに聞いていただくのはどうかということに! ちえさん、当初やや照れておりましたが、元来お話がとても面白い方。私たちは「ぜひやりましょう!」と猛烈アタック。

さらに図々しい事務局一同は「対談形式ではいかがでしょう?そして、お相手はちえさんの2つの顔に深くかかわっている丹治さんがいいと思うのですが…」と無謀ともいえるお願い。丹治史彦さんといえば、ちえさんの著書をはじめ、暮らしにまつわるさまざまな上質な本を発行する出版社、アノニマ・スタジオの代表者。そして、ちえさんの店「in-kyo」は、アノニマ・スタジオの1階にあるのです!

果たして、そんな相談をちえさんにした数日後、(正直、自分たちでも、この対談の実現性の可能性は低いだろうと思っていたのですが)二人から「OK」のお返事が! 

みなさん、花市ではとても貴重なおふたりのお話会が実現しますよ。どうぞ、縁側で茶飲み話を聞くリラックスした気分で、おふたりのお話をお楽しみくださいね。

<アノニマとin-kyoの縁側トーク>
日時:4/27(日) 14:00~14:50 
場所:鐘楼の下にて

※必ずお読みください
・縁側トークをご覧の方に、アイスコーヒーを限定50杯で販売します。
・アイスコーヒーの整理券は、ちえさんのコーナーで11時から配布します。
・整理券とアイスコーヒーの引き換えは13時30分からになります。
・整理券は、お一人様に付き1枚の配布になります。
・アイスコーヒーを購入した方はステージ近くの簡易ベンチにお座りいただくことができます。
・アイスコーヒーを購入した方以外の方も、無料で縁側トークをご覧になれます。

[ちえさんに聞きました]

・もみじ市、花市を通して初めてのトークショーの意気込みを!
はじめて行われたもみじ市ではteteriaのお茶を。
昨年の花市や前回のもみじ市ではコーヒーで参加しておりました。
でもわたくし本業は喫茶店店主でも焙煎屋でもないのです。
ではその実態は・・・!?

本業の本のお仕事、そして昨年の秋に始めたお店のことを、 
そのどちらとも深く関わりのあるアノニマ・スタジオの代表
丹治史彦氏とお話したいと思います。
対談などといった大袈裟なものではなく、あくまでも縁側で
お話しするくらいのゆるい会にしたいと思っています。 
意気込みが足りなくてスミマセン(笑)

・丹治さんとはどんなお話しになるでしょう!?
*まず「アノニマ・スタジオ」とは?「in-kyo」とは?
*丹治さんがアノニマ・スタジオを立ち上げようと思ったきっかけは?
*出版社のスペース内にshopを入れようと思ったのはなぜ?
またわたくし(ナカガワ)にお声をかけたのは?
*今後の活動など

・アイスコーヒーについて教えてください!
今回は、少しばかりですがアイスコーヒー(400円)を限定50杯で販売する予定です。
*整理券を販売し、トークイベントの開始30分前から引き換えをさせて頂きます。数量が少なくて大変申し訳ございませんがどうぞご了承下さい。

今回の珈琲豆は京都の山間で焙煎をしている
「オオヤコーヒ焙煎所」の豆です。
深くてとろんとしていて、それでいてもたれずすっきり…
そんなわがままな要望にも応えてくれる美味しいコーヒーです。
3月にオオヤさんがin-kyoを訪ねてきてくれたのですが、
そのとき頂いたブラジルは「あぁコーヒーを飲んでいる!」という
力強く、なおかつ後味がやさしい味がしました。
今回のイベント用に焙煎をして頂きます。

・ちえさん自身、今回は花市をどのように楽しみたいですか?
泉龍寺の新緑をぐーんと吸い込んで、
気持のよい一日にしたいと思います。

・花市にお見えになる皆様にメッセージをお願いします!
前回のもみじ市ではコーヒーをいれるので精いっぱいで、
ご来場して下さった皆様とお話することがほとんできずに
本当に申し訳ありませんでした。
今回はほんのちょこっとの余裕があると思います(たぶん)。
会場でもトークイベント中でもどうぞお声をかけてください。 

2007年もみじ市の中川ちえさん
2007年花市の中川ちえさん
2006年もみじ市の中川ちえさん

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2008年4月21日 (月)

CANTUS「ライブ」(26日)

Cantus_prifile

初めて8人の姿をみたとき、「天使が舞い降りてきたよう」と思いました。そして歌声を聞いたとき、「この人たちはほんとうに天使なのかもしれない」と思いました。

その歌声は、人をゾクゾクっとさせ、しだいに心を穏やかにし、そして、感動へと導きます。嫌なことはみんなどこかえ消え失せ、すべての人たちへの感謝の気持ちがわき上がり、いま、ここにいることに、しみじみと幸せを感じるのです。

歌で人の心を動かす天使たち。それがCANTUSです。この若き8人の女性合唱隊は、全国の教会やカフェ、ホールや洞窟など、各地をめぐりながらその美しい歌声を響かせます。彼女たちが歌うのは、おもに教会音楽や宗教音楽。教会音楽といえばゴスペルを思い浮かべる人も多いと思うのですが、ゴスペルはプロテスタントのもので、彼女たちが歌うのはカトリックのもの。静な響きの中に高揚感がわき上がります。ほとんどの歌が「神様が生まれて人々が幸せで喜ぶ」という内容だそうですが、彼女たちはとくにクリスチャンというわけではなく、美しくて大好きな教会音楽をもっと多くの人に聴いてもらいと、歌の内容を彼女たちなりに解釈し、歌い続けているのだといいます。例えば、誰にでもある日常の小さな喜びや感謝の気持ちを思いながら歌うような。

彼女たちはもともと小学生時代に通っていた合唱隊のメンバーだったそう。歌うことが大好きで、大人になって「もう一度みんなで歌ってみよう」と集まった仲間たち。合唱長の太田美帆さんは、現在プロのボーカリストとして活躍中、その他の7人のメンバーたちは普段はそれぞれまったく違う仕事をし、週2回の練習のほか、CANTUSの活動のときに集まるのだそうです。彼女たちの歌うことへの思いは、こちらでも詳しく紹介しています。

そんな彼女たちは、8人がそろって歌うことが嬉しくて、楽しくて仕方がない様子。それは見ている方にも伝わってきて、8人がそれぞれに目で語りあったり、ほほえみあったり、うなずきあったりする姿は、ほんとうに笑顔と美しい響きと幸せをもたらす、天使そのものです。

花市では、泉龍寺の小さな森のなかに響きわたる彼女たちの歌声を、ぜひ聴いてみてくださいね。

<CANTUSライブ>
日時:4/26(土)
場所:鐘楼の下にて

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2008年4月17日 (木)

tico moon「ライブ」

Tico2 

花市までいよいよ10日を切りました。そして、tico moonのおふたりをみなさんに紹介する季節がまたやってきました。第1回のもみじ市から連続で参加していいただいているtico moonのふたり。初めて仙川の小さな森で行ったもみじ市。桜の花びらが舞い散る中で行った昨年の花市。そして、てんやわんやだった昨年のもみじ市。楽しい記憶も、切ない記憶も、ちょっぴり悲しい記憶も、涙が出るほど感動した記憶も、すべてtico moonの音楽とともにあります。

“市”の最終日、日曜日の午後3時。静かに柔らかにハープとギターの音色が会場に響き始めます。その音が鳴っている場所を探すように、たくさんの人がふたりの元へ集まってきます。思い思いの姿で、ふたりが紡ぎだす音楽に聴き入る人々。そのとき、tico moonのふたりの演奏を静かに聴いているお客様の表情を見ると、僕はとても幸せな気分になります。市を開催する過程で起こったいくつかの困難も、浄化されていくようで、「本当にやってよかったな」と、しみじみ思うのです。

今年は、どんな演奏をしてくれるのだろう? お客様はどんな表情でふたりの演奏を見てくれるのだろう? お客様と出店者と僕たちに、どんな記憶を残してくれるだろう? うれしくて、美しくて、切ない日曜日の午後3時まで、もうすぐです。

追伸
待ちに待ったtico moonのニューアルバムが、この初夏発売されることが決定いたしました。花市では、なんとこのアルバムに入る予定の楽曲も演奏してくれるとのこと。もちろん、昨年花市に合わせて作ってくれたあの曲も!

<tico moonライブ>
日時:4/26(土)、27(日) 
場所:鐘楼の下にて

[tico moonに聞きました]

・昨年の花市のときに作ってくださった曲「Raspberry」は、どのような思いで作られたのですか?
一昨年の秋に開かれた第一回「もみじ市」に出演させていただいた時、出店されている方とは殆ど初対面だったのですが、二日間の「もみじ市」が終わって打ち上げの頃には、もうまるで昔からの友達の様に楽しさを分かち合う事ができました。ただ同時に、もう終わってしまったんだなと、切ない気持ちにもなりました。
昨年の「花市」は4月の初旬に開催されたので、春の暖かな空気の中に潜む、そんな始まりと終わりの気持ちを曲にしてみました。

・今回の花市ではどんな風に楽しみたいですか?
今回は音楽も二組初出演の方が演奏され、両日三組づつのライブがあります。皆、大好きな方ばかりなので、青空の下の演奏を楽しみたいと思っています。

・花市に来るお客様にメッセージをお願いします。
当日は僕(影山)は音響のお手伝いでライブスペースに、友加さんはゆかムーンのブースにいる事が多いと思いますので、見かけたら気軽に声をかけて下さい!

2007年もみじ市のtico moon
2007年花市のtico moon
2006年もみじ市のtico moon

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2008年4月 7日 (月)

THE YOUNG GROUP「ライブ」(27日)

011

昨年の12月。栃木県の、あるカフェのオーナーと食事をしていた時のこと。
「誰かが置いて行ったCDなんだけどね、とてもいいんだよ。うちのカフェでは邦楽はかけないんだけど、これならいいと思って」
といって聴かせてくれたのが、THE YOUNG GROUPのアルバム「TJONNIK」でした。

ナイーブで、壊れそうなくらい美しくて繊細な木之下渉さんのボーカルと、土信田有宏さんのギターによって紡ぎだされるメロディ。どこの国にも属さないような神秘性を持ちながら、誰をも優しく包み込むような“朝”のような穏やかさをもったメロディ。

儚さと美しさを併せ持った二人の音楽に、ある人は救われ、ある人は切なくなり、ある人はきっと、旅に出たくなるでしょう。

<THE YOUNG GROUPライブ>
日時:4/27(日) 
場所:鐘楼の下にて

【THE YOUNG GROUPのお二人に聞きました】

・花市ではどんな演奏をしたいですか?
花市という、ものを作るエネルギーみたいなものが溢れている場で演奏できるのが、すごく楽しみです。新曲を中心に演奏する予定で、新しいアイデアをためしたいと考えています。

・演奏以外で、花市での楽しみは?
未知なので色々。

・花市へ来てくださるお客様にひとことお願いします。
rock’n roll is not dead

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2008年3月14日 (金)

achordion「ライブ」

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あのお二人が、1年ぶりに泉龍寺の境内へ帰って来ます。

achordionのお二人は、つい先日、活動の拠点を広島から東京へ移されたばかり。昨年は、初のクリスマスアルバム『Happy Merry Christmas!』を発表したり、コンピレーションアルバム『カフェと音楽と、』に参加したりと、まさに今、波に乗っています。

昨年の花市では、桜舞い散る境内に響き渡る満田智子さんの歌声と木村恵太郎さんのギターの音色に、体中がとろけそうになった方も多いのではないでしょうか。あの演奏が、再びあの場所で聴けるかと思うと、今から胸が弾みます。

achordionのお二人は今回、2日間とも登場。温かくて、かっこ良くて、美しい二人の演奏をお楽しみください!

<achordionライブ>
日時:4/26(土)、27(日) 
場所:鐘楼の下にて

【achordionのお二人へ聞きました】

・前回の花市で演奏した時の感想を教えてください。
演奏中に風が良いタイミングで桜の花びらを降らせてくれて、みなさんと暖かく優しい時間を過ごすことが出来ました。

・今回の花市ではどんな演奏をしたいですか?
人の声や風で揺れる木々の音もすべて溶け合って聴こえるような気持ちの良い演奏が出来たらと思っています。

・どんな曲を演奏していただけるのでしょう?
「カフェと音楽と、」の中から数曲と私たちの新しく作ったオリジナルも聞いていただきたいです。

・演奏以外で、花市での楽しみは? 
作り手の方々と直接触れ合い、おいしい食べ物と、これからの東京での新生活にぴったりな品物をゲットしたいです。

・花市へ来てくださるお客様にひとことお願いします。
人と木々と花とひだまりの中で、思う存分楽しみましょう!

2007年花市のachordion

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