RARI YOSHIOさんの種と庭のプロダクト~JARDIN BLANC~
on 「東京で種をまく。」2/28~3/4
今回のイベントでうれしかったことのひとつは、尊敬するクリエイターであるRARI YOSHIOさんが参加してくれたこと。
イラスト(書籍の装画やCM、教科書の表紙まで!)、プロダクトデザイン、ショップ・プランニングなど、幅広い分野で活躍するRARIさん。その作品は、降り積もる雪のように限りなく白に近く、鳥が飛び立とうとする空のように透明感のある、優しくて美しい作品なのです。
先月、久しぶりにRARIさんと食事をする機会がありました。植物や、動物や、土や、雪を愛するRARIさんは、約一年前に那須に移住しました。畑を耕しながら大いなる自然に囲まれて暮らし、それをまた作品に取り込み、ますます意欲的に活動しています。
今回のイベントのことを話すと、RARIさんにはとても興味を持ってくれました。何というタイミングか、「ちょうど種の袋をデザインしたいと思っていた」と言ってくれたのです!
そうなのです。はっきり言って、市販されている日本の種の袋は、素敵なものがほとんどないのです。そこで今回RARIさんは、このイベントのために、種のパッケージをはじめ、さまざまな“作品”をデザインし、自らの手で作ってくれました。「美しく楽しい農的暮らし」を提案していきたい僕たちにとって、そしてRARIさんにとって、大きな歩みの“最初の一歩”をお見せできる機会だと思っています。ぜひ皆様に見ていただき、手にとっていただきたいと願っています。
このほかにも、ガーデンスコッップやポストカードなどが並ぶ予定。どうぞお楽しみに!
*RARI YOSHIOさんからのメッセージです!
那須に暮らし始めて、いままで以上に自然を身近に
感じるようになりました。
自然に癒されながら、同時に自然の怖さも感じています。
種の袋をつくりたい・・・庭のひまわりを眺めながら
ふとそう思っていたことは、今回のことにつながり、
どんどん広かっていくように思います。
きっとこれは、神さまからのメッセージ。
ひとつぶの種から始まること。考えること。
そのきっかけのひとつぶになりますように・・・。
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