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2009年9月 1日 (火)

『小さな雑貨屋さんのつくり方』 編集後記その3 ~houtiの巻~

Houti_ph_0

東京都狛江市にある、古道具とお花のお店「houti(おうち)」。50年ほど前に建てられた趣のある平屋を店舗にしたこのお店は、文字通り“おうち”のような雰囲気。玄関で靴を脱いで中に入ると、畳敷きの空間に、たくさんの古道具とお花が所狭しと並びます。そして店主のいしくらまきこさんが、おいしいお茶をいれてくれるのです。

ご主人のしんじさんが集めた古道具と、まきこさんがつくるドライフラワー。このふたつを結びつけているのは、ふたりに共通するある思いでした。しんじさんはこう言います。
「今ある古いものって、大切に使われてきたからこそ、こうして残っているんですよね。それだけで価値のあることだと思うんです。今って使い捨ての世の中じゃないですか。それは違うなって思います」

誌面でもご紹介している木の取っ手がかわいい緑色と水色の2つの魔法瓶は、50年ほど前のものなのに、今もバリバリの現役選手。それはまさに大切に使われてきた証し。まきこさんがドライフラワーをつくるのは、枯れて終わりではなく、少しでも長く花を楽しんでもらいたいから。

houtiに並べられた古道具とドライフラワーの組み合わせが美しく見えるのは、 “もの”を大切にするふたりの思いがあるからなのだと思います。

そんな、古道具とドライフラワーに囲まれて、ゆっくりとした時間を過ごせるhoutiの雰囲気を、ぜひ誌面からも感じてください。

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