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2007年9月15日 (土)

丸林佐和子さん「こどものおもちゃ&雑貨・こども工作」(28日に変更)

花市のとき、泉龍寺の境内に突如出現した青いワーゲンバス。あのかわいいワーゲンバスが再びやってきますよ!

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「私自身、沢山のイベントに出たり。自由に出かけたり出来る立場ではありません。だから、もみじ市に出られるだけで感謝です。楽しみにしています。前回は、私のブースには沢山のお子さんが集まってくれました。お子さんが工作に夢中になっている間にお母さんが買い物が出来て。ちょっと託児のような役割も出来て、喜んでくれる人も多かったように思っています(そんなお礼の言葉やメールも何通も頂きました)」
こう話すのは丸林佐和子さん。造形作家であり(教育テレビなどで活躍)、雑誌などで活躍する雑貨・ものづくり作家であり、全国の子どもたちとワークショッップを行う“旅の工作員”でもあります。また、レンガの家を家族で建ててしまったセルフビルダーでもあり、お米を有機栽培して出荷する農婦でもあるという八面六臂の活躍ぶり。

4月に行われた花市では、子どもたちと一緒に紙工作を行ってくれた丸林さん。ワーゲンバスの前には、楽しそうに工作をする子どもたちがたくさん集いました。丸林さんが手作りした雑貨や小さな椅子もかわいく並べられ、泉龍寺の一角が、まるでおとぎの国のようになっていました(子どもたちが丸林さんにブースから離れようとしなかったという声多し)。

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もみじ市でも前回同様、親子で楽しめるワークショップを行ってくれるほか、手づくりのおもちゃも販売してくださる予定。さらに今回は、丸林さん自身が「工作ライブ」を披露してくださるとか! これは見逃せません!

もみじ市では、子どもたちの夢をたくさん乗せた、旅するワーゲンバスを探してくださいね。

*ワークショップは随時行っていますので、当日お気軽に参加してください!

1.丸林さんにとってもみじ市とは?
出会いの場でありたいです。花市・もみじ市の作家さんも来場されるかたも。独特の世界感があっていい空気が流れています。今回もとても楽しみです。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
子供のワークショップをやります。私は『つくるって楽しい』を伝えることを仕事としています。ワーゲンバスに沢山の材料を持って全国の子供たちに工作を教えるのが夢でした。考えてみれば前回の花市でそれが少し叶ったわけです。
お子さんがいると大きな旅は難しいと思いますが、私のブースでは、親子が少し楽しい気持ちになれるそんな工作が提供出来ればと思っています(メニューはまだ思案中、あれこれ考えています)。
また、お子さんと出かける時に、ちょっと持って行ってほしい、ちいさな木のおもちゃも販売します。ひとつひとつ糸鋸で作った積み木。小さな袋に入れて、旅のお供になるように作りますね(子どもって移動の時、ぐずりますものね)。母心いっぱいの作品。是非お手に取ってほしいです。 

3.丸林さんにとって旅とは?
若い頃は海外も国内も沢山旅をして、沢山の刺激をうけました。しかし今は、家を作り(セルフビルドをしています)米を出荷して、子育て、作る仕事をどっしりと。家の中での事が多くなりました。生活全体が『つくる』ことを主にしています。
そんな生活ですので、めっきり旅の回数は減ってしまいました。そのかわりに、子どもと手をつないで、子どもの目線で見て、近所を歩くようになりました。若い頃、びゅんびゅんと通り過ぎた道を子どもと倍以上の時間をかけて歩くことで沢山の発見があり、小さな旅があります。
全国の子どもたちに工作を教える仕事もしているので、年に何度も出かけます。我が子と手をつないでする『ちいさな旅』と全国の子どもたちに工作を教えに行く『工作の旅』。これが今の私の楽しい旅です。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
今回もワーゲンバスで大きなトランクに沢山の工作道具を持って旅芸人(工作員?)は行きます。実は工作を作るところをお見せしようかともくろんでいます。1枚の紙が何かに変わって行くところを子供たちに見せることが出来たらと思っています。昔テレビで見てあこがれた、あの、のっぽさんのように、通りすがりの旅芸人が「少しだけつくるって楽しい!」をお見せ出来たら嬉しいです。紙芝居のような。読み聞かせのような。小さな小さな工作ライブです。是非、見に来てくださいね。

*さて次回は、「お散歩するとき、こんな人がいつもそばにいたらおもしろいだろうなー」という、新しい参加者の方のご紹介です。


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