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2007年9月

2007年9月30日 (日)

にこてつ「革のワークショップ」(28日)

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昨年のもみじ市、春の花市に続いて3回連続登場となるにこてつ氏。今回のもみじ市でも、革のワークショップを行ってくれます。ご存知の方も多いと思いますが、にこてつ氏はとっても多才な方。革作家、弦楽奏者、木工家、絵描き、写真家、縁側作家、ワインエキスパートと、文字通り7つの顔を持つ男であります。

もみじ市・花市にはかかせない存在のにこてつ氏。昨年のもみじ市では出店者のみなさんが作品を並べる簡易テーブルを手づくりしてくれ、花市の時はご自身の出店の準備で忙しいにもかかわらず、早朝6時から会場の設営に力を貸してくれた、とっても頼れる“アニキ”なのです。

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花市の時のにこてつアニキのスペースは、さながら革小物工場のようでした。アニキが手づくりしたテーブルとベンチには、笑顔で革細工を楽しむ人たちの姿がたくさん。意外だったのは、子供たちや親子連れの姿が多かったこと。革を扱うとなると子どもにはちょっと難しそう、という印象がありますが、そこは心優しいアニキのこと。「子どもたちにも手仕事の楽しさを知って欲しい」との思いから、子どもたちでも扱いやすいように下準備をしてくれ、さらに参加者には、家に帰ってからも革細工が楽しめるようにと、アニキ手づくりのテキストが配られました(上の画像。もちろんイラストもアニキ)。そんなアニキの指導を受けて参加者の方々が作った小物入れはとっても素敵。みんながうれしそうに、大切そうに持って帰っていたのが印象的でした。

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革で作られた道具は、一生大切に使えるもの。もみじ市では、そんな革小物を自分の手で作ってみませんか? 興味のある方は、にこてつアニキの革小物工場までどうぞ!

*ワークショップは随時行っていますので、当日お気軽に参加してください!

1.にこてつさんにとってもみじ市とは?
それぞれの生活の中から送り届けられたものが、ここをとおしていろいろな生活の中に旅立っていくのですね。

2.もみじ市ではどんなワークショップを?
にこてつはワークショッパーです。ものをつくるために人間が長い歴史の中で見いだしてきた、ものと関わる美しい必然ともいうべきものを、皆さんの体をとおして感じていただくお手伝いをする場所です。器用貧乏なりに身につけた技を用いて。

ついひと昔前まで、だれもが自らをプロフェッショナルと自覚することもなく積み上げられてきた手仕事の集積というもの、それは自ら手を動かすことによって必ず後に伝わるものだと思っています。出来不出来に思い煩うことなく、針を運んでいただきたい。

3.にこてつさんにとって旅とは?
内田百閒を読んでいて、どこかで「遊走子」という言葉に出会ったときに、それが旅をする自分の姿にやや不本意ながらあてはまるなぁ、という気がしたのでした。そこでは本来の意味で使われていなかったかもしれませんが、なんだか遊走子、なのです。ただ、時と場所を得れば芽を出すそうです。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
味覚視覚触覚聴覚嗅覚全開でいきましょう!

*さて次回は、新聞紙や牛乳パックから、美しい作品を作る新しい参加者の方の紹介です。どんな作品か想像できますか?

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2007年9月29日 (土)

オカズデザイン「レモネード屋」

この日のために染められたロゴ入りのテーブルクロス。その上にはいくつもの瓶が、グリーンから黄色、オレンジ色へのグラデーションとなって並び、その横には、ワクワク感をそそるレトロなアイスクラッシャー。お揃いのユニフォームを着た笑顔のスタッフたち。この美しくトータルコーディネイトされた光景は、花市を訪れた人ならきっと記憶の片隅にあるはず。

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ここは、オカズデザインさんによる「レモネード屋」さんです。前回の花市では、訪れたお客様たちが、それぞれのブログで花市を訪れた感想と写真を掲載してくださいましたが、その多くに、オカズデザインさんのレモネードの瓶がずらりと並んだシーンが映し出されていました。それほどに、印象的だったブースですが、さらに素晴らしいのが、レモネードも、一緒に販売されたホットドッグも、どれもとびっきりおいしいこと。

それもそのはず、オカズデザインさんは、デザイン担当の吉岡秀治さんと、料理担当の吉岡知子さん、さらに、最近加わったパン職人さんによりパワーアップされた、デザイン+料理のユニット。料理はケータリングを中心に、少人数のパーティから、数万人も収容するイベントへの出店までこなすのだとか。 そして、どんなときでも最大限に「オカズデザインらしさ」を発揮するのです。

花市で出されたカラフルなレモネードは、レモンをはじめ、スダチや甘夏など、柑橘類をふんだんに使い、たっぷりと時間をかけて熟成された、さわやかでありながらも深い味わい。ちょうどいい甘さが、心地よくのどを潤してくれました。レモネードに合わせて柑橘の天然酵母で作ったバンズに、こだわりのソーセージと、自家製のトマトソース&長ネギをたっぷりのせた花市スペシャルのホットドッグは、その一つひとつにパンチが効いていて、ちょっと贅沢な大人の味。

この「熟成」と「パンチ」はオカズデザインさんの料理のキーワードになっています。手間を惜しまず、素材を厳選し、何度も試作を繰り返しながら生み出される「オカズ流レシピ」は、おなじみのメニューでも、ただおいしいだけでなく、ぐっとくる「何か」があるのです。それは「おいしいものを提供したい」という探究心を持ち、本人たちも無類のおいしいもの好きだからこそ生み出すことができるのでしょう。

今度のもみじ市では、大好評だったレモネードが、秋のくだものを使って再登場します! 同じくもみじ市に登場してくださる、あんざい果樹園さんのリンゴで作ったアップルタイザーをはじめとし、どれも最高の状態まで熟成されて、泉龍寺にやってくるはず。そして「食」の方は、「試作を重ねて、やっと納得いくものができた」という自家製コンビーフサンド。どんなパンチ力を見せてくれるのでしょう!

ビジュアル的にも、食べても楽しいオカズデザインさんのブース、見逃せませんね!

1.オカズデザインさんにとってもみじ市(花市)とは?
一番大切なこと、自分たちの根っこを再確認させてくれる場所。ものを作ることに関わっていてよかったなあ。と心の底から思える企画です。毎回新しい出会いをいただき、ほくほくしてます。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
オカズはテーマの旅、にあわせて「歩きながら片手で食べれて」「なんだかわくわくする」昼ごはんを開発中。
もちろん、オカズデザインのテーマである“時間がおいしくしてくれるスタンダードな料理”です。自家製酵母のパンで、気軽でいてしっかり満足感があるランチメニューを計画しています。ただいままさに!試作を繰り返している毎日です。パンは自家製酵母で、オカズデザインと友人のみつこじさんで焼く予定。メイン食材も熟成させたり寝かせたりして、せっせと準備しています。
花市でご好評いただいたレモネードたちも、再登場します。すだちやかぼす、金柑など秋らしい柑橘が中心。他にも旬の柿、あんざい果樹園さんの林檎でもなにか出来ないか? と試作中です。

3.オカズデザインさんにとって旅とは?
寄り道や道草。目的地までの最短距離をいくのではなくって遠回りなんだけど、いろんな風景やひとに出会って、あー、こーゆーのがやっぱり大切だって確信して、結果的にはそれが実は近道。根っこを再確認させてもらう。あれ。ってことはオカズにとって、もみじ市=旅?

4.もみじ市に来場する皆さんに一言
とびきりおいしい旅のおともをご用意してお待ちしてます。あちらこちら素敵な作り手さんのブースを飛び回り、ちょいと一休みしたい時、お立ち寄りください。

*続いては、花市のとき小さな革小物工場のような世界が、大人にも子供にも大人気だったワークショップが再び登場!!のお話です。

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村上みゆきさん「ガトーマルシェ」(28日)

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もみじ市・花市に参加してくださる作家さんやその作品に接していると、「作品には、作り手の人間性や人柄が出るものなんだぁ」としみじみ思います。もみじ組でいちばんおっとりしている(ように見える)村上みゆきさんが作るケーキは、村上さんの人柄そのまま。ゆるやかで、やさしくて、ほんのり甘くて、ふわふわふわ…。

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春に行った花市が終わって何人かでごはん会をしたとき、村上さんが我々事務局のスタッフ全員にケーキをプレゼントしてくれました。“市”の当日にはなかなか手に入れることができない貴重なケーキを、翌日ありがたくいただいたのですが、これが本当においしいこと! 事務局のメンバーひとり一人に「村上さんのケーキ、本当においしいよね!」と電話をかけたほど。

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そんなおいしいケーキを作る村上さんが今回のもみじ市では、その名も「ガトーマルシェ」というテーマで出店してくれます。「旅」がテーマのもみじ市に合わせて、村上さんがフランスとイギリスの旅で出会ったとびきりおいしいスウィーツをイメージして、4〜5種類のケーキを作ってくれるとか! ちなみに上の写真は、そのうちのひとつ、りんごを使った「タルト・ノルマンド」。中にはりんごのコンポート、上には生のりんごの千切りが山盛りにのっていて、りんごの美味しさをたっぷりと味わえるお菓子です。ああ! ほっぺたが落ちてゆく……。

もみじ市では、秋の食材をたっぷり使ったケーキの香りが漂う、村上さんの小さな“市場”にぜひお立ち寄りくださいね!

1.村上さんにとってもみじ市とは?
沢山の人達との出会いの場所。物づくりに対する姿勢・考え方を再認識させてもらえる。お客さんになって楽しんでみたい(でも参加出来ることも幸せなので嬉しい悩み?)イベント。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
10月の旅で行った、パリとロンドンが印象的だったので、その時に出会った美味しい物、フランス菓子だったり、街角で買った焼き栗や沢山の種類のりんごなど秋のヨーロッパをイメージしてお菓子を作りたいと思ってます。旬の美味しい物を使って。

3.村上さんにとって旅とは?
非現実的な時間かと思いきや、日常の延長。どんなに遠くの場所、仕事を切り離した普段の生活と違うリズムでも、結局お茶を飲んでいたり、散歩をしていたり、旅先でもそれほど普段の暮らしとは変わらないことをしている。自分を見つめ直すことが出来る時間。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
もみじ市でたくさんの笑顔に出会えるのを楽しみにしてます。

*さて次は、みんなを虜にしてしまう、おいしくてパンチの効いた“オカズ”を振る舞ってくれる、あのチームの登場です。

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2007年9月28日 (金)

cimai「旅にもっていくパン」(28日)

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花市のとき、11時のオープンとともにドワッ!とできた人だかり。見るからにおいしそうなパンを手に入れたいと、彼女たちのテーブルのまわりには、二重三重もの人の輪ができていました。焼いてきたパンはなんと300個!それなのに、開始30分ほどで完売になってしまったのですから、私たちも、そしてご本人たちも、それはそれはびっくり!!

そんな、花市で生まれた「伝説」のひとつを作った二人組cimai(シマイ)は、大久保真紀子さんと三浦有紀子さんの、姉妹ユニットです。お姉さんの真紀子さんが焼くパンは、ずっしりとしたハードな天然酵母。代々木上原にあるルヴァンで現在も働いているというのですから、その技術とセンスと、そしておいしさは、もうおわかりですよね。cimaiとして焼くパンは、その経験を生かしながら、真紀子さん自身が「こんなパンが食べたい!」と思うままに、オリジナルのアレンジが加えられているというのですから、パン好きにはたまりません

一方、妹の有紀子さんが作るのは、もっちりとして食べやすく、優しいイーストのパン。中に混ぜ込まれるフルーツやチョコやあんこ、クリームチーズなどの組み合わせが、独創的、かつサービス心旺盛で、嬉しいパンばかり。パンなんだけど、お菓子のようでもあり、ケーキのようでもあり。ご自宅を工房にしながら、通販やイベントで販売したり、茨城県にある私たちも大好きな、あの素敵なカフェ(なんと今回もみじ市にも出店してくれます。後日ご紹介! お楽しみに)でも販売しています。そんな二人が焼くパンだから、人だかりができるのも当然かもしれませんんね。

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今回、cimaiのお二人がもみじ市のために用意してくれるのは、「旅」というテーマに合わせて、その名も「旅にもっていくパン」。お二人の「お客様に、もみじ市への素敵な旅を楽しんでほしい」という思いを、手作りの袋に詰め込んだ、とっても幸せなセットです。

cimaiが作る「旅のパン」を手にしながら、どうぞ、もみじ市への旅をゆっくりご堪能くださいね。

1.cimaiのお二人にとってもみじ市とは?
cimaiにとって、唯一お客様に私たちが作ったパンを手渡しできる場所、そして、たくさんの人たちとの出会いの場です。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
A.旅に出る朝、移動車両で食べて欲しいパン
B.旅先で食べて欲しいおやつパン
AとBを布袋に入れて、セットで販売します。布袋は友人の手作りです。

3.お二人にとって旅とは?
おいしい食べ物との出会い、素敵な人たちとの出会い、すばらしい物との出会いです。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
もみじ市参加者による「旅感」を感じていただき、とてもよい1日を過ごしていただけたらと思っています。晴れを祈って……。

*続いては、しっとりと甘くておいしくて、じわーっと幸せが訪れる、ケーキ作りの名手をご紹介。コーヒーとともに、いかがですか?

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2007年9月26日 (水)

松尾ミユキさん「フランス 地方のお土産店」

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本日ご紹介するのは、このブログのヘッダーにある、切手と消印のかわいいイラスト(文字も)を描いてくれた方です。4月の花市に続いて、もみじ市にも参加してくださるイラストレーターの松尾ミユキさんは、「旅」をテーマにした今回のもみじ市にぴったりな方。滝村美保子さんとのユニットであるles deuxとしても活動している松尾さんは、『Clip trip』『旅のコラージュ バルト3国の雑貨と暮らし』など、文字通り旅に関する書籍を著作としてもっています。「旅は自分の感覚を広げていくこと」という松尾さん。さまざまな国を旅して、その土地土地で出会うものをインプットし、広がった感覚を“コラージュ”して、作品を作り続けています。

初めて松尾さんの描くイラストを見たときから恋をしてしまった私は、「これを描いた人はどこの国の人だろう?」と思ったのを覚えています。そのイラストは、どこか異国の風を感じ、旅感あふれるイラスト。松尾さんの人柄そのままを表したような穏やかな色使いと、何ともいえない余韻を残す筆やペンのタッチは、どれもそっと大切にしまっておきたい作品ばかりなのです。

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先月(8月)のこと。もみじ市のテーマが「旅」と決まったことを松尾さんに報告すると、「ちょうど今月末からフランスの田舎に行くんです!」とうれしい偶然。やっぱり旅の人ですね、松尾さん。「もみじ市のために何か買い付けてきますね」とおっしゃってくれました。

そして! 約束通りたくさんの素敵グッズを買い付けて、松尾さんが日本に帰ってきましたよ。いちばん上の写真はその一部です(すでに欲しいものがある私)。今回松尾さんは、これらフランスの地方で買い付けてきた雑貨に、松尾さんならではのオプション(貴重!)をつけて販売してくれる予定(詳しくは下の松尾さんのコメントを見てくださいね)。もみじ市への旅のお土産は、もみじ市限定の「松尾ミユキお土産店」で、ぜひお買い求めを!

1.松尾さんにとってもみじ市とは?
モノを売ったり買ったりするだけではなく、たくさんの人との交流の場であり、楽しい時間を共有する場であると感じています。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
フランスの地方、アルザス、南仏、バスクのマルシェや蚤の市で見つけた布やかご、民芸品などを、その地方の空気を伝えることができるようなイラストや写真、コメントなどを書いたタグをつけて並べたいと思っています。

3.松尾さんにとって旅とは?
初めて出会う人々やその土地の風景、習慣、食べ物に触れることによって、自分の感覚を広げていくこと。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
もみじ市に来ることが、ひとつの旅になりますように。

*さて次回は、もみじ市が誇る、最強“姉妹”ユニットの登場です。お腹をすかせてしばしお待ちくださいね。


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2007年9月25日 (火)

四分一亜紀+あんざい果樹園「写真とくだもの」

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もみじ市のテーマが「旅」と決まったあと、ある時電話で話していると、彼女は突然話を切り出しました。
「いろいろなところに行くのも旅だけど、私は大好きなあの場所に『通う』ことが旅。そういう旅のカタチもあることを、みんなにお伝えできればと思って」

スタイリストの四分一亜紀さんは、主に雑誌や書籍のインテリアやテーブルコーディネイトのお仕事で活躍されてます。そのスタイリングは、奇をてらわずとってもナチュラル。それでいて「さすが!」と思わせるような、ピリッと効いた色遣いや、思わずクスッと笑みがこぼれてしまうような温かな演出で、私たちの目を楽しませてくれます。四分一さんはこれまでのもみじ市や花市では、別の出店者のお手伝いとして参加してくれてました。いつでも場を明るくする、元気印のムードメーカーであり、それでいて控え目、人一倍気がまわって、いつも誰かの裏方となって働いているのは、スタイリストというお仕事柄からでしょうか。

そんな四分一さんが、もみじ市では表に立って、ご自身の作品を発表、販売してくれることになりました。そのきっかけは、今回のもみじ市のテーマ「旅」でした。

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冒頭の『大好きな場所』とは、福島にあるあんざい果樹園さんのこと。ここは、とっても甘くておいしい桃やりんご、洋梨などを栽培している果樹園で、そのお隣では、直売所を自らの手で改装して建てた、小さくてとっても居心地のいいカフェ、Cafe in CAVEが併設されています。果樹園のくだもので作ったデザートやジャムは評判で、遠方から、わざわざこのカフェを訪ねるために来る人も多いほど。

知人の勧めでここを訪れた四分一さんも、この場所がとっても気に入り、さらに安斎ファミリーの温かい人柄にも引き付けられ、まとまった休みがとれるとここへ通い、家に泊めてもらっては、畑仕事や家事を手伝うようになったそうです。都会育ちの四分一さんにとって、日が昇るとともに起きて畑に出て汗をかき、自然に触れるという暮らしは、「人間の原点」に還るようで、とても気持ちがいいことでした。そうして、大好きな果樹園の四季やくだものたちの生長、そこで暮らすなかで、なにげない瞬間に目に映ったもの、接したものを、思うがままに、この1年に渡って写真に収めてきたのだそうです。

もみじ市では、それらの写真とお話を1冊にまとめた冊子と、あんざい果樹園から届くフレッシュなくだものを販売します。秋のくだものがおいしい時期、もみじ市に届くのは、りんごの『陽光』や早生の『ふじ』、ラ・フランスの予定(ただし、自然のものなので変更があるかもしれませんのであしからず)。四分一さんの冊子には、もみじ市バージョンのミニミニブックをつけてくれるそうです! さらに、もみじ市限定の写真マンガ「くだものまんが」も登場しますよ。

どんなにさりげない1コマでも、よく見ると、好きだったり、美しかったり。四分一さんの写真は、そんなことに気付かせてくれるようです。ぜひ手に取って、ゆったりとした気持ちで眺め、そして自分たちのまわりにも存在するだろう美しい1コマをみつけてみてはいかがですか?

1.四分一さんにとってもみじ市(花市)とは?
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2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
福島のあんざい果樹園をテーマにした写真の展示と冊子の販売。もちろん、おいしいくだものも! 自然光(野外)でみるくだものの美しさを表現したいです。

3.あなたにとって旅とは?
わたしは「ふつうの人の普段の生活」に興味があります。なので、旅にでかけるのも、その国やその地域のふつうの人たちの生活を、ちょっとのぞき見させていただくため。観光地や粗々しい自然も楽しいですが、心にのこるのは、路地で遊んでいる子供の姿や、市場でおばちゃんと交わしたことばなど、ちょっとしたこと。見慣れない風景や、人との出会い、日用品、おいしいもの、教えてもらったくらしのくふうのエッセンスなどをもちかえり、自分の生活や仕事にフィードバックさせていく。旅してなかったら、まったく違う人生だったかも。帰るために出かけているのかもしれません。
 
4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
光あふれる果樹園をのんきにマイペースに写しました。りんごをかじりながら、のんびり楽しんでいただけるとうれしいです。
今回も大人気の出展者さんばかりでにぎやかになりそうですが、もみじ市には、目に見えなかったり、お金で買えない素敵があっちこっちにころがっいると思いますので、そちらもた〜〜くさん発見してしてくださいね。

ちなみに、経堂にあるロバロバカフェでは10月20日(土)〜24日(水)まで、このテーマの写真とくだもの展、「果樹はささやく」が開催予定。お時間のある方は、こちらも足を運んでみてはいかがでしょうか?

*続いては、このブログのトップページにある、かわいい切手のイラストを描いてくれた、フランス帰りのあの方のご紹介です。

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2007年9月24日 (月)

よなはらみよさん「ガラス」

首都圏在住の“ものづくりびと”が集うもみじ市と花市ですが、毎回、数組の方に遠方より参加していただいています。「遠くから来ていただく」ということは「それだけ来てほしい」ということで、自分たちが敬愛している方であるというのはもちろん、「来場してくださったみなさんに、是非その作品やパフォーマンスを見てほしい」という方ばかり。今回のもみじ市では、2組の参加者の方が、旅してやってきてくださいます。フォトエッセイストの椿野恵里子さんは大阪から。そしてもう1組。本日ご紹介するよなはらみよさんは、なんと沖縄からやって来てくれます!

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みよさんが作る美しいガラスを初めて見たのは、大阪のとある雑貨店にて。店中の光をすべて集めたように輝くグラスに目が釘付けになりました。再生ガラスの中を美しく漂う気泡、柔らかくて自由な曲線、凛としていながらもチャーミングな形、南国の風がたおやかに吹いてくるようなその佇まいは、「触れてみたい」と思わせるガラスたちでした。

実際に“触れてみて”、毎日の暮らしの中でみよさんのガラスを使い始めると、さまざまな料理や飲み物をやさしく包んでくれ、我が家の食卓に光を与えてくれるようになりました。やがて、このガラスを作っている人にどうしても会いたくなったのです。

そして、みよさんを春の花市にお誘いしました。しかし、ガラス作家だけでなく、家庭を持つ妻として、幼い三児の子どもの母として沖縄で暮らしているみよさんが、遠く離れた東京にそうそうやって来られるわけはありません。残念ながら、花市に参加していたくことは叶いませんでした。

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季節はめぐり、もみじ市の準備が始まる頃。縁あってみよさんに会い、その元気でやさしい人柄も好きになってしまった私たちは、みよさんに再アタック。「旅」がテーマのもみじ市だけに、是非みよさんに旅して来てほしいと、“ダメもと”でお願いしてみると、なんとみよさんから「参加させてください」とのお返事!

現在みよさんは、もみじ市で会うみなさんのために、沖縄の風に吹かれながら、今日もガラスを作っているはずです。もみじ市では、遠く離れた南の島から旅してやって来るみよさんの人柄とみよさんのガラス作品に、ぜひ“触れて”みてくださいね。

1.もみじ市への意気込みをお聞かせください。
もみじ市に参加させていただくことも楽しみですが、私自身が、たくさんの「ものづくり」をされている方に出会え、そして見れることをかなり楽しみにしています。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
私が東京に行くのも旅ですが、沖縄で作ったガラスを見ていただいて、少しでも沖縄の風を感じてもらえたら…。そう思いながら作って持っていきます。

3.みよさんにとって旅とは?
京都出身で、現在沖縄に住んでいるのですが、私自身いつまでたっても定住している感覚があまりなく、子どもと海に行っては「ウォ〜ッ!」と感動している毎日(笑)。なかなか子ども3人と旅することはないですが、旅気分を満喫している沖縄生活です。それも旅かなぁ?

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
ひとりで制作している毎日ですので、今回たくさんの方に出会えるのを本当に楽しみにしております。

*さて次回は、ある果樹園へ“旅”をし続け、そこに暮らす家族と触れ合い、その暮らしを写真に収め続ける、新しい参加者の方のご紹介です。

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2007年9月23日 (日)

aozora tatin「チーズのケーキ」(28日)

フランスのある街に、お菓子づくりがとっても上手なタタンおばさんが住んでいました。ある日、いつものようにリンゴのタルトを焼いていると、本当なら、タルト生地の上にリンゴをのせて焼くのに、うっかりタルトの生地を敷かずにオーブンに入れてしまいました! 慌てたタタンおばさん。オーブンの中はもう高熱。それでは仕方ないと、リンゴの上に生地をかぶせてもう一度焼きました。焼き上がったケーキをひっくり返してみると……これが美味しくって!! そのタルトは近所で評判になり、「タルト・タタン」と呼ばれるようになりました。

これは、フランスでもっともポピュラーなお菓子、「タルト・タタン」が生まれた、うっかりタタンおばさんのちょっぴり幸せなお話。そして、今回ご紹介するのは、小さな幸せをみんなに振りまく、小さなチーズケーキ&焼き菓子屋さん「tatin(タタン)」のお話です。

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tatinは吉祥寺の大通りから少し入った、細い路地にひっそりと佇んでいます。それはとっても小さくて、うっかりすると通り過ぎてしまうけど、初夏から秋にかけては、壁一面をルリマツリの青い花か覆っている建物の1階が目印です。小さな入り口を入ると、お菓子を焼くためのキッチンがあり、その手前には、おしくてかわいい焼き菓子がズラリ。ここは、tatinの店主、渡部さんにとってのお城でもあるのです。

もともとは、吉祥寺の路上でチーズケーキを販売していたという渡部さん。ところがある日、tatinのチーズケーキが大好きな常連さんから、「うちの1階を使ってみない?」と、誘われたそう。そうして、お菓子工房にもなり、雨でも風が吹いてもお店が開ける「tatin」が始まりました。渡部さんはたった一人で作り、販売もしているから、人気のチーズケーキは毎日数量限定。全体の75%がチーズで3種類を混ぜ合わせているそうで、そのずっしりとした濃厚さと、味の奥行きが、スイーツ好きの心をとらえます。もっともおいしい瞬間はカットした時。包丁についてしまったケーキのかけらをぬぐって、ペロリといただいてみると……口に広がる幸せに、こちらがとろけてしまいそう!  濃厚なのに、食後でもしっかり食べられるのは、甘さとクリーミーさが絶妙だからなのでしょう。

そんなおいしいチーズケーキが、もみじ市にやってきますよ。久しぶりに青空の下で販売するから、この日は「aozora tatan」。楽しみですね!

1.もみじ市への意気込みをお聞かせください。
花市ではみなさんの活気や暖かさに背中をググッとおされる気持ちになったのを覚えています(渡部さんは花市に遊びに来てくれていました)。今回、初参加のもみじ市でどんな出会いがあるか楽しみでたまりません!

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
ホッと幸せになれるお菓子を作りたいと思っています。お店にカフェスペースがないので、その場で召し上がって頂けるのはとっても嬉しいです。

3.渡部さんにとって旅とは?
旅先での出会いやいつもとは違う時間の流れによし!がんばろー。と思わせてもらっています。私にとってはこのもみじ市も「旅」です。まさに。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
この日ばかりは限定なんていいません。一生懸命ご用意して青空の下、おまちしております!素敵な旅になりますように……。

*続いては、今回最も遠くから旅してやって来てくれる、それはそれは美しいガラスを作る新しい参加者の方のご紹介です。

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2007年9月22日 (土)

ウクレレ部長大塚君の「ウクレレワークショップ」(28日に変更)

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ポロロン、ポロロン♪さわやかな風が通り抜ける秋の休日、泉龍寺の境内にウクレレの音色が響き渡ります。

ウクレレが初めての方も、押し入れに眠っている方も大歓迎。青空のもとでウクレレを弾く楽しさを味わってみませんか? ウクレレの持ち方から学び、最後はみんなで一曲演奏しましょう。ウクレレをお持ちでない方はこちらで準備しますので、お気軽にご参加ください。

講師は前回に引き続き、ウクレレライフを楽しんでいるサラリーマン奏者の大塚君がつとめます。普段はWEBデザインのお仕事をしている大塚君は、まだ若手の平社員。でも、ひとたびウクレレを手にすると『ウクレレ部長』に昇格! そんな大塚君が今回考えてくれたワークショップのテーマは、“愛着のあるウクレレを旅に連れていこう”。

以前、大塚君が旅先のビーチでウクレレを弾いていた時のこと。波うちぎわに寄せる波音の合間に、どこからともなくウクレレの音がもうひとつ…。地元の男の子によるウクレレ路上ライブが近くで始まっていました! 大塚君が話しかけると、あっという間にふたりは打ち解け、楽しいウクレレセッションができたそうな! また明日もここで一緒に弾かないか? と誘われたけれど、大塚君は翌日が帰国日。すると男の子は、「じゃあ、僕はここでいつも弾いているから、また必ず再会しよう」と約束をしてきたのでした。なんと素敵な出会いでしょうか。言葉が通じなくても、音楽で心が通じ合う。音楽は世界共通語なのですね。

みなさんも、旅先にウクレレを連れていったなら、きっと素敵な出会いが待っているはず。今回のウクレレワークショップでは、旅先で出会ったウクレレ奏者ともセッションができる(はず!)、気軽に弾けるコードを練習します。

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そして今回、大塚君はもう一人のエンターテイナー(詳細は後日!)とともに、楽しい企画を構想中! 会場をいっそう楽しく盛り上げてくれますよ。こちらもお楽しみに!

ウクレレ部長大塚君からのメッセージ

1.大塚君にとってもみじ市とは?
『人』と『手づくり』の温かさを感じる、みんなのお祭り。

2.今回のウクレレワークショップのテーマは?
『旅先でウクレレを…』
軽くて、持ち運びしやすいウクレレは旅のお供にぴったり。ゆったりした時間に2コード弾くだけで気分がいっそう癒されます。今回は、ウクレレを『弾く』というより、皆でさわって『木の音を楽しむ』ことをしたい思います。

前回までは、最終的に全員、あるいは2人で合わせることを前提にやってきましたが、今回は一人で弾いて簡単に弾けるものに重きを置いたものがいいかなと思いました。旅先でウクレレを弾くのにスコア本とにらめっこじゃ疲れちゃうので、『指一本おさえるだけの癒しメロディ&コード』、『2コードで南国気分風な音楽』、そして最後は、簡単2コードにみんなでメロディーをのせて合わせましょう。

3.大塚君にとって旅とは?
新しい人や新しい空間と出会う場所。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
普段日常ではみられらない、手作りの良い『モノ』がたくさんあります。皆でゆっくり、のんびり楽しみましょう。

<ワークショップのご案内>
日時:10月28日(日)13時30分~14時30分
参加費:1000円(当日のお支払い)
定員:8人(先着順)
→定員に達したため受付終了いたしました。
 

*さて次は、しっとりおいしいチーズケーキを焼く、新しい参加者の方の紹介です。

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2007年9月21日 (金)

jour de pain「パン」(28日)

とびきり笑顔のパン屋さんが、もみじ市にやって来ます! そのパン屋さんの名前は、jour de pain(パン日和という意味)。小西香奈さんが営む、小さなパン屋さんです。カナさんはたったひとりでたくさんのパンを焼き、その幸せな香りにつられてやって来る人々に笑顔でパンを販売しています。

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とってもおいしいパンを軽自動車に乗せて売っている女の子がいると聞いたのは、今からちょうど2年前。その噂を頼りに千葉県のとある住宅街を訪ねると、小さな車の横で小さな子どもたちに囲まれた笑顔の女性が一人。それが、カナさんでした。パン教室に通ったことをきっかけにパンづくりにはまり、持ち前の行動力で移動パン屋さんを始めたカナさん。最初は、「試しに」くらいのつもりで始めたパン屋さんの存在は、あれよあれよという間に口コミで広がり、jour de pain号のまわりには、いつも人だかりができるようになったのです。

やがてカナさんは念願のお城を手に入れます。そのお城は、カナさんが“キチ”と呼ぶ、小さな古い一軒家。キチからは毎日焼きたてのパンが漂い、くんくんと鼻を利かせた腹ぺこさんたちが、カナパンを買いにやってくるのです。

自家製酵母と天然酵母を使って焼かれたカナさんのパンは、とってもかわいくてふっくらおいしい味わい。そうそう、先日カナさんが泉龍寺に見学に来てくれた日、帰りがけにプレゼントしてくれたパンがとってもかわいかったのです! 残念ながら写真をお見せできないのは、おいしいくてあっという間にみんなで食べちゃったから。

もみじ市では、元気で明るいカナさんの焼くおいしいパンを買って、パン日和な一日を過ごしてくださいね。

1.もみじ市への意気込みをお聞かせください。
夢のような市。あっちこっち目がくるくるしちゃいそうです。お店屋さんとお客さん二つに分裂したい。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
七草農場(事務局注:中央アルプスの麓で小森健次さん夫妻が営むオーガニック農園)から旅してくるお野菜でパンを焼こうと思います。いつもお野菜とパンの物々交換。七草から旅をしてくるお野菜がパンになって帰っていく。そしてお野菜に成長してからまた帰ってくる。そんな旅するパンを作ろうかなと。お寺の木の葉の豊かな色のようにきれいな色のパンが焼けるといいな。

3.カナさんにとって旅とは?
毎日粉の中で暮らしているから、新しい空気をたくさんすって、そしてふわふわ膨らめる時間。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
ようこそようこそ、はじめての東京での行商パン屋! おなかぺこぺこで遊びに来てね。

*さて次は、泉龍寺の釣鐘堂の2階で、ポロンポロンと小さな弦楽器をつま弾く、“部長”のお話。

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kata kata「型染め」

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ちょうど1年前、もみじ市を開催するにあたってカタカタのお二人に会い、初めて「型染め」という伝統技法を知りました。手仕事により型を彫って作られる温かなラインと、複数の色彩から生まれる絵画のようなテキスタイルデザインは、機械ではけっして表現できない、独特の世界感をかもしだしています。それは、どこかなつかしくもあり、それでいて、私たちが憧れる北欧風の匂いを漂わせているようにも感じます。

それだからでしょう。これまで開催したもみじ市や花市では、kata kata、松永武さんと高井知絵さんのまわりに、たくさんの人だかりができていました。お二人が描き、染める型染めの手ぬぐいや風呂敷は、自然や動物たちがモチーフとなり、どれもハッピーで、ユーモアたっぷり。そのうえ、伝統技法を守りながらも、“型にはまらない”デザインと色彩で私たちの心をぐっと掴み、布を広げてみると、「どれも欲しい!」と思ってしまうのです。

じつはその裏では、型彫り、紗張り、染色、洗いと、いくつもの工程を経ており(くわしくは、kata kataのサイトをご覧下さい)、その挙げ句に、万一、仕上げのために干しているとき、たったひと粒の雨がかかってしまっただけで、それが染みとなって残ってしまい、売り物にならなくなってしまうこともあるという、とても繊細で手の混んだ仕事が行われています。そして、この「型染め」を生業としている人は、いまやほんの僅かしかいなくなってしまったといいます。

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そんな苦労を感じさせないお二人。「手間はかかるけれど、型染めを多くの人に使って欲しい」と、手頃な価格で提供できる、手ぬぐいをはじめ、風呂敷や小さなバッグなどを主体に制作しています(もちろん、大きなテーブルクロスや洋服用の布地もつくっていますよ)。

そして今回は、もみじ市のために、新たなデザインを起こしてくれることになりました! すでに展開されている、動物たちや人間が楽しそうに歌って踊るシリーズ、「ダンス」と「おんがく」。1枚の手ぬぐいが1つの物語のように展開されている、とっても愉快なデザインです。新デザインは、その第3弾! もちろんテーマは「旅」。あの動物たちは、いったいどこへ、どんな旅をするのでしょう? 

1.kata kataにとってもみじ市とは?
なんと言っても、出会いの場所!!それから、今回で3回目の参加ということもあり、同窓会みたいな感じ。みんなと共通の思い出を作れるし、語れるし・・・。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
今回、旅というテーマで手ぬぐいを染めます。スト−リー性のある手ぬぐい。市ごとにお話が展開していければいいなぁと思います。(このもみじ市、花市が長く続いていくことを願って・・・)

3.お二人にとって旅とは?
刺激を求めるもの。頭の中にも、心の中にも、お腹の中にも、カバンの中にも何でも詰め込んで帰ってきます。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
私たちも、楽しみにしているもみじ市! このワクワク感、旅に共通する物があります。旅する気持ちでいらしてください。

*次は、「作るものに人柄はそのまま現れるんだなー」と改めて感じさせてくれる、とってもチャーミングで明るい、初登場のパン屋さんをご紹介します!

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2007年9月20日 (木)

大久保 優さんの台湾食堂「台湾小吃」(28日に変更)

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大久保 優さんはとても料理上手。大久保さんが作る焼きビーフンや、餃子、るうろう飯、デザートは、ひと味違う、異国の味。

なぜって、大久保さんは実は台湾人なのです。日本人の旦那さんと結婚し、今は埼玉県に住んでいます。 そんな大久保さん、台湾に住んでいた時代は、ほとんど料理をしなかったそうです。なぜなら台湾は外食がとても安い! そして何を食べても美味しい! から。

外に出れば通りにはいつも美味しい香りが漂って、朝ご飯から外食は当たり前。夜も遅くまで夜市が開かれ、観光客や地元のお客さんで常に屋台は大賑わい。食堂に入ると、家族連れのお客さんが料理人と焼き加減や味付けの具合などを相談しながら、夜ご飯を食べる光景が台湾の日常。

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結婚を機に日本へ住むようになり、台湾の料理を食べる機会が減ってしまった大久保さん。どうしても故郷の味が恋しくなり、その頃から自分で作ることを始めたそう。スーパーで揃わない食材を種から育てたり(台湾に帰った時に種を購入して!)、日本では手に入らない麺を粉から作ったり……。そうしているうちに、小龍包、餃子、デザート、蛋餅(タンピン/小麦粉の薄い皮にネギと入った溶き卵を入れて鉄板で焼いたもの)、米苔目(ミータイムー/お米から作る太い麺)などなど、手作りできるものはほとんど自分で作るようになったそうです。そして、今では台湾料理教室を開くまでに。そんな「台湾の味」をもみじ市で食べられるなんて、嬉しいですね。

1.もみじ市に向けてどんな食べ物を作りたいですか?
焼きビーフンと蛋餅を作ります。

2.大久保さんにとって旅とは?
今は年2~3回台湾帰ります。台湾にいたころは、よく海外旅行へ行きました。旅は新しいのpowerの入れ替え、 人生がもっと楽しくなるためのものです。

3.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
台湾の美味しい食べものを皆さんに伝えられて、凄く嬉しいです。

*さて次回は、ほのぼのかわいい人柄ながら、日本の伝統技法をしっかり守り継ぐ、もみじ市、いや日本の宝、素敵な風呂敷や手ぬぐいを作る、あの二人の登場です!

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ヘブンズテーブル・トミヤマトモミさん「パン」(両日)&「自家製酵母パン作りワークショップ」(28日)

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トミヤマトモミさんの作るパンは、果物の香り、野菜の香り、自然の恵みを感じる素敵なパン。さまざまな酵母を起こしてパンを作るその姿はまるで酵母作りのマジシャン!

ひと口食べたら、きっとその鮮烈な香りと、ふんわりとした生地に驚くことでしょう。酵母の香りを生かすために独自の方法で焼かれた、しっとりおいしいパンを是非味わってください。今回のもみじ市は旅がテーマということで、日本各地の旬の果物や野菜を使った自家製酵母パンが登場する予定です!

果物や野菜、そして水と小麦粉から、あんなに美味しいパンが焼き上がるなんて、とても不思議! もし、そんな自家製酵母でつくるパンに興味のある方は、ワークショップに参加してみてはいかがでしょう。身近な素材や食材からはじめられる自家製酵母パン。自宅でもきっと美味しいパンが焼けるようになりますよ。

また、お買い物やワークショップを楽しんだ後はライブを聞きながらお昼ごはんはいかがですか? 今回はトミヤマさんのお友達“台湾人の大久保さん”による台湾屋台がもみじ市に登場します(詳細は次の記事で!)。トミヤマさんと大久保さんコンビによる台湾の、家庭料理の味をお楽しみ下さい。

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“自家製酵母クイーン”のトミヤマトモミさんからのメッセージ。

1.あなたにとってもみじ市とは?
忘れられない出来事。(昨年の事)
自分の輪を広げてくれた場所。視野が広がりますね、色々な物作りの方と知り合えるので。参加出来る事に感謝です。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
酵母パンの販売については限界に挑戦してみます。前回よりも多く作りたいな~。日本各地の果物&野菜などを使って酵母を作りたいと思います。
台湾小吃については、初めての試みでどうなる事か…。こちらはあくまでもサポートという形になるのですが台湾の屋台に来た様なライブ感が出せたらと思います。

3.あなたにとって旅とは?
自分の引き出しを増やす場所。夢は「死ぬまでに世界中を回れたら」(絶対に無理ですが、夢なので)

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
「もみじ市」を旅して下さい。

<ワークショップのご案内>
日時:10月28日(日) 11時30分~13時00分
参加費:3000円(当日のお支払い)
定員:8人(先着順)
持ち物:エプロン、タッパー(少し大きめのお弁当箱くらい)

→定員に達したため受付終了いたしました。

*ワークショップの流れ
酵母についてのお勉強(難しくないです)

生地をこねる

酵母パンの試食

自家製酵母の場合は発酵に最低で6時間位かかるので、こねた生地を持ち帰って頂いてご自分の家で発酵させ、焼いていただく形です。1次発酵、2次発酵 のパンの状態のサンプルは、こちらで作った物を用意しておきますので、参考にしていただければ幸いです。自家製酵母&パンを作るための詳しい資料もお渡し します。

※28日のパン販売はワークショップ後に行います。

*次回は初登場、台湾から本場の味をお届け! 大久保さんの登場です!

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2007年9月19日 (水)

椿野恵里子さん「カレンダーと旅の展示」

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書店で何気なく手に取った本をパラパラとめくっていると、ふとある写真に目がとまる。「あ、椿野さんの写真だ」と思う。たくさんの写真家が撮影した写真が並ぶなかでその写真は、椿野さんの写真以外には放てないオーラのようなものを放っている。

「目で見たありのままを写しとってくれるのが写真」だとすれば、美しい写真を撮る人は、美しいものを見つける“力”が他の人よりも優れているはずだ。もちろん、椿野さんもその力を保持しているひとりで、小さな頃からたくさんの美しい草花を見て育ち、器や骨董を愛で、旅に出て、さまざまな魅力的な人に会うことによって、その力を研ぎ澄ましてきたのだと思う。

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しかし、それだけではない。椿野さんの写真が単に美しいだけでなく、椿野さんにしか出せない物語性のようなものを持っているのは、椿野さんの中に頑固なまでの美学があるからのような気がしてならない。

椿野さんが写真を撮る時、美しいものを単に美しく撮るのではなく、それを椿野さんの世界に引き込んでいるのだろう。その世界に引き込まれた花や器や景色たちは、「椿野さんの美学=写真」という名の四角いフレームで額装され、より美しく輝きだす。そこに写っている光や空気さえも。

1.椿野さんにとってもみじ市とは?
たくさんの人と出会えたり、繋がったり出来る場所であり、それが自分だけじゃなく、来てくださる方々にとってもそういう場所でもあると思います。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
旅のかけらや余韻をテーマに、写真と“もの”の展示をしようと思っています。

3.椿野さんにとって旅とは?
新しいもの、人、風景など色んなものに出会えるのが旅だと思いますが、最近、旅に出て気になるのは植物や食材、工芸品などその土地で作られているものに興味があって、それを知ることで旅した土地のことをより深く理解したり、また行こうと思ったり、沢山の場所にもどんどん行きたいとは思いますが、同じ場所に季節ごとに行ったりするほうが好きです。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
参加者みんなで楽しい時間が作れるといいなと思っています。ついお店に夢中になってしまうと思いますが、お寺の広い境内やまわりの植物や風景なども楽しんでもらって、良い秋の一日になることを願っています。

フォトエッセイストとして活躍する椿野恵里子さん。今回のもみじ市では、多くの人が待ち望んでいるカレンダー「花と果実」「器と骨董」の2008年度版も販売してくれますよ(できたてほやほやです!)。そして、椿野さんといえば、花市の時にみんなの足を止めた美しい飾り付け(上の写真)。こちらもまた楽しみですね!

*さて次は、果物や花や野草など…さまざまな植物から酵母を起こして世界一(と言い切ってしまおう!)香り高いパンを焼く、もみじ市・花市が誇る自家製酵母クイーンの登場です!

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2007年9月18日 (火)

升ノ内朝子さん「旅する紙雑貨」

本日ご紹介するのは、“カフェ”が大好きな人なら最近、一度は目にしたであろうイラストを描いた方です。

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升ノ内朝子さんは、イラストレーター。「リンカラン」「TITLE」「みづゑ」など、多くの雑誌でイラストを手がけています。また、イギリス発の雑誌「Wallpaper*」や、海外の書籍の装丁などにもイラストを提供し、活躍の範囲は国内に限りません。

最近では、7月に同時発売された「自休自足カフェの本」という書籍と「カフェと音楽と、」というアルバムの装丁とジャケットのイラストを手がけ、カフェ好きな人たちの心をとらえました。

Tag

「飛行機が大好き」という升ノ内さん(ホームページを見ると、至る所に飛行機あり!)は、“旅”をテーマにしたもみじ市にぜひとも参加していただきたかったクリエイターの一人。色鉛筆や絵の具などさまざまな素材を使って描かれる升ノ内さんのイラストは、時には暖かみのある色づかいで…、時にはポップな色づかいで描かれ、どれも抱きしめたくなるような作品ばかり。そして、どの作品を見ても感じるのは、余白にやさしい“旅感”が漂っているような気がすること。旅先で出会うような、やさしくてちょっぴり切ない空気が流れているような気がするのです。

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そんな升ノ内さんが、今回もみじ市のためにすべて一から作品を作ってくださいます! 雑誌などの仕事以外でもさまざまな作品を作っている升ノ内さんですが、どれもかわいくてユーモアたっぷりで愛すべき作品たち(3D workのページをぜひ!)。ちなみに上の3枚の写真は、升ノ内さんがこれまでに制作した、想像上のお店のマッチボックスと洋服のタグ、カードゲーム。これを見ただけで期待が膨らみますね。

行楽シーズン真っ只中のもみじ市では、眺めているだけで旅気分になる升の内さんの作品に、乗り過ごしのないようにアテンションプリーズ!

1.もみじ市への意気込みをお聞かせください。
そこでどんな人やものに出会えるのか、そして自分がどんなものを作り出せるのかとても楽しみです。初めての参加ですので、みなさんの胸をお借りするつもりでがんばりたいと思います。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
●世界周遊すごろく
●旅のスケッチ booklet
●世界の〜シリーズ booklet
●あったらいいなマッチボックス
●あったらいいなチケット
●ポストカード
(どこまでできるのかは不明です。。)

3.升ノ内さんにとって旅とは?
異種のものが出会って何か新しいものが生まれる。そういう材料を吸収しに行くもの、でしょうか。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
今まで自分の作品を商品として作ることがあまりなかったので、皆さんに見て頂けるいいチャンスだと思っています。どんな反応が返ってくるのか、ちょっと恐くありつつも楽しみです。紙好きな方、ぜひ来て下さいね。

*さて次回は、美しい花をさらに美しく“額装”してしまう、あの方の登場です。

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歩粉「スコーン屋」(27日)

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ころんとしたまあるい形。手に取ると、ずっしりとした重みがあります。ポロポロとこぼれるのも気にせず、ひとかけらに割って、ジャムやクリームをたっぷりつけて口にほおばると……ダイレクトに伝わってくる「粉」の味と、しっとり感をプラスしてくれる、厳選されたジャムやハチミツ、クリームが、口の中で一緒になって、素直なおいしさに思わずにっこり。

今日ご紹介する歩粉さん(“ほこ”と読みます)は、恵比寿にある、素朴な焼き菓子とお茶をいただける小さなカフェです。そのお店でトレードマークともいえるのが、先ほどご紹介したスコーンです。手作りのスコーンを売っているお店は数多くありますが、歩粉さんの作るスコーンのおいしさは、なんといっても、「粉」そのものの素朴だけど深い味わいを楽しませてくれること。余計なものを加えず、厳選された素材で、ていねいに作られたスコーンをいただいていると、シンプルさや、素材のおいしさ、優しさを大切にする店主・磯谷仁美さんのお菓子づくりへの思いが伝わってきます。

もともとは、ネットだけのお菓子屋さんとして活動していた歩粉さんに、じつは、昨年のもみじ市のとき、お誘いをしていました。ところが、お店を始めて間もない頃でお忙しい最中だったために断念。そして今回、念願かなって、もみじ市に登場してくださることになったのです!

お店では、「お客様がもっともおいしいと思う食べ方で食べてもらいたいと」という思いから、クリームとハチミツはおかわり自由だそうです。屋外でスコーンを提供するのは始めてという歩粉さんですが、「もみじ市に来るお客様にも、屋外ならではの最高の状態でスコーンをたべてもらいたい」と、もみじ市当日も、温めたスコーンに、クリームとハチミツを好きなだけ、というお店と同じ出し方で提供してくださる予定です。

ところで、「歩粉」という名前は、「粉」や「素材」たちが「歩いて」、集まったり、こねられたり、焼かれたりしながら形を変えてお菓子になっていく、というイメージからつけられたのだとか。ひとつひとつ、物語を抱えた歩粉さんのスコーンが、もみじ市のために、もうすぐ泉龍寺まで旅をしてやってきます。

会場で、スコーンが焼ける香ばしい香りがだだよってきたら、足を止めて、ほっこり幸せな時間を味わってみませんか?

1.もみじ市への意気込みをお聞かせください。
昨年から、このもみじ市(花市)の催しは、周りの方からも話を聞いて、知っていたのですが、通常お店を開けている関係、週末にお店を閉めて、何かをするという発想が、最初なかったのですが、外の空気を吸って、いつもと違ったお格様の迎え方ができるのは、歩粉にとっても、今までにない試みで、いろんな発見ができるのではないかと思っています。楽しみです。
    
2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
歩粉のトレードマーク焼き菓子ともいえるスコーンを、野外で美味しく食べて頂ける『スコーン屋さん』として、温めたスコーンにクリームやハチミツ、ジャムを好きに付けて頂いて、ほおばっていただけたらな〜っと想っています。自分自身も初野外スコーンなので、ちょっと心配点もありますが、旅のハプニングも楽しみの一つ…ということで、みんなで、楽しい場がつくれればなぁと思います。 

3.あなたにとって旅とは?
新しい空気を吸い込むこと。何かしらの、ハプニングも自分試しの様な、いつもにない、自分を発見したり、自分探しを深められる時間、かな。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
お店の中にこもっていることが、ほとんどなので、外で、たくさんの方々にお会い出来るのがホント楽しみです。どうぞよろしくお願いします。(ちょこっと緊張ぎみ…)

*つづいては、とっても優しいイラスト、なのに、ちょっとエスプリの利いたところが心をくすぐる、初登場のイラストレーターさんをご紹介します。

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2007年9月16日 (日)

林 将之さん「このきなんのき」ワークショップ(28日)

「葉っぱ博士」。人は彼のことを、そう呼びます。彼の名前は林 将之さん。葉っぱを見ただけでその名前を言い当て、さらにいくつものウンチクを次々と語り出す、まさに葉っぱ博士なのです。

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「これは、紅葉したヤマウルシをスキャンしたものです。同じ種類の木でも、赤・橙・黄色など、いろいろな色に紅葉しますが、それには、その木の生育環境が大きく関係しています。日がよく当たる場所の葉は鮮やかに赤く、当たらない場所は静かな黄色に。幼い木では、冬まで緑色の葉をつけたままの木もあったりします」

彼は、葉っぱ鑑定サイト「このきなんのき」の所長でもあります。読者が疑問に思っている葉っぱの画像を送ってもらって鑑定する、というお役立ちサイト。樹木好きの彼が「こんなのあったらいいな」という思いから、趣味で始めたサイトが人気を博し、なんと、「葉で見わける樹木」(小学館刊)という図鑑を出してしまったのです。とことん好きになるって素晴らしいことですね。

彼のお話は人をぐぐっと惹き付ける魅力があります。先日聞いたウンチクはこんな感じ。
「これはカツラという木の葉っぱです。これはね、秋になると、とってもきれいな黄色に紅葉するんですが、そのころになると、すっごく甘くていい香りがするんです。歩いていて『なんかいいにおいがするなー』と思うくらい。砂糖を焦がしたような甘い匂いで、綿菓子のようでもあり、うなぎの蒲焼きのようでもあり。公園とか森とかに行って、カツラがあるとすぐわかりますよ」
うーん。なるほど。カツラの甘い匂い。嗅いでみたい。

続いて、ドングリを一つ取り出して、もうひとウンチク。
「みなさんは、ドングリといえば、まずどんな形を思い浮かべますか? まんまる? 長細い? 楕円? 大きくて長細いのをイメージされた人は、工場地帯周辺の育ちでは? これはかつて工場緑化に大量に植えられた種類のドングリなんです」
へー。そうか。ドングリの形で出身地がわかっちゃうんだ。

もみじ市での林さんのワークショップは、木がたくさんある泉龍寺をめぐって、そんな楽しいお話をいっぱい聞いたり、さらには林さんの著書を手にしながら、葉っぱの鑑定方法を教えてもらい、「あなたも葉っぱ博士に一歩近づけるかも!」 という時間です。

まずは、もみじ市初登場の林さんからメッセージをどうぞ。

1.もみじ市に参加する意気込みを教えてください。
声をかけていただいたときは、自分が参加してよいものか躊躇しましたが、木々の多い龍泉寺の会場を見たり、昨年の様子をうかがったりするうちに、だんだんとイメージがわいてきて、多ジャンルの方の集いに興味を持ちました。「もみじ」の名の通り、木々の葉っぱを身近に感じるためのヒントを、来場者の皆さんに少しでも伝えられたらと思ってます。

2.ワークショップの内容を簡単にご説明ください。
名を知るは愛の始まりです。葉っぱで木の名前を調べる方法をご説明して、みんなで一緒にお寺の木を見て回りたいと思います。一度調べ方が分かると、次々と木々の違いが分かるようになり、いろんな発見があるはずです。色、形、香り、味、手触り、利用方法など、五感をフルに使って、木の個性を感じていただきたいと思います。

3.林さんにとって旅とは?
日本の自然と風土を知ることです。どこを旅しても、山に生えている木、庭に植えている木、それぞれに少しずつ違いがあり、気候や文化を読み取れるので楽しいです。日本の津々浦々を満遍なく旅することが僕のライフワークです。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
もし名前を知りたい木の葉があれば、ぜひ当日に持ってきて下さい。鑑定します。(1枚でもOKですが、枝がついた状態で2、3枚あると確実です)

<このきなんのきワークショップのご案内>
日時:10月28日(日)
第1回目:11時30分~12時30分
第2回目:14時00分~15時00分
参加費:500円(当日のお支払い)
定員:10組(事前にお申し込みください。親子でご参加いただける方大歓迎!)
内容:みなさんに林さんの著書「葉で見わける樹木」をお貸しします。その本を片手に、林さんと一緒に泉龍寺をめぐり、みんなで一緒に葉っぱを鑑定したり、その木のお話をうかがながら、木と仲良くなりましょう。泉龍寺からちょっと旅することもあるかも!?  ぜひ鑑定してほしい! という葉っぱがありましたら、ご持参ください。林さんが鑑定してくれます。

※予約制です。参加ご希望の方は、メールの件名を「このきなんのきワークショップ」としていただき、本文中に「参加者全員のお名前」「電話番号」「メールアドレス」「参加希望の回(1回目または2回目)」を明記の上、 ichigroups@mac.comまでお送り下さいますよう、お願い申し上げます。確認のメールをお送りいたします。(携帯電話から申し込みされる方で、ドメイン指定受信設定をされている方は「mac.com」を受信できるよう設定ください)

<葉っぱ鑑定いたします>
ワークショップに参加されない方でも、 ぜひ鑑定してほしい! という葉っぱがありましたら、お持ちください。枝付きの状態で葉が2〜3枚ついていると、より鑑定結果が確実になります。なお、ワークショップに参加した人、本を買ってくれた人は無料で鑑定します。
日時:日時:10月28日(日) ワークショップ以外の時間で随時
料金:1件50円
*予約不要

ぜひ、もみじ市で木々と仲良くなってくださいね。

*次は、花市で泉龍寺いっぱいに美しい歌声を轟かせていた、あの方々のご紹介です。

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2007年9月15日 (土)

丸林佐和子さん「こどものおもちゃ&雑貨・こども工作」(28日に変更)

花市のとき、泉龍寺の境内に突如出現した青いワーゲンバス。あのかわいいワーゲンバスが再びやってきますよ!

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「私自身、沢山のイベントに出たり。自由に出かけたり出来る立場ではありません。だから、もみじ市に出られるだけで感謝です。楽しみにしています。前回は、私のブースには沢山のお子さんが集まってくれました。お子さんが工作に夢中になっている間にお母さんが買い物が出来て。ちょっと託児のような役割も出来て、喜んでくれる人も多かったように思っています(そんなお礼の言葉やメールも何通も頂きました)」
こう話すのは丸林佐和子さん。造形作家であり(教育テレビなどで活躍)、雑誌などで活躍する雑貨・ものづくり作家であり、全国の子どもたちとワークショッップを行う“旅の工作員”でもあります。また、レンガの家を家族で建ててしまったセルフビルダーでもあり、お米を有機栽培して出荷する農婦でもあるという八面六臂の活躍ぶり。

4月に行われた花市では、子どもたちと一緒に紙工作を行ってくれた丸林さん。ワーゲンバスの前には、楽しそうに工作をする子どもたちがたくさん集いました。丸林さんが手作りした雑貨や小さな椅子もかわいく並べられ、泉龍寺の一角が、まるでおとぎの国のようになっていました(子どもたちが丸林さんにブースから離れようとしなかったという声多し)。

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もみじ市でも前回同様、親子で楽しめるワークショップを行ってくれるほか、手づくりのおもちゃも販売してくださる予定。さらに今回は、丸林さん自身が「工作ライブ」を披露してくださるとか! これは見逃せません!

もみじ市では、子どもたちの夢をたくさん乗せた、旅するワーゲンバスを探してくださいね。

*ワークショップは随時行っていますので、当日お気軽に参加してください!

1.丸林さんにとってもみじ市とは?
出会いの場でありたいです。花市・もみじ市の作家さんも来場されるかたも。独特の世界感があっていい空気が流れています。今回もとても楽しみです。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
子供のワークショップをやります。私は『つくるって楽しい』を伝えることを仕事としています。ワーゲンバスに沢山の材料を持って全国の子供たちに工作を教えるのが夢でした。考えてみれば前回の花市でそれが少し叶ったわけです。
お子さんがいると大きな旅は難しいと思いますが、私のブースでは、親子が少し楽しい気持ちになれるそんな工作が提供出来ればと思っています(メニューはまだ思案中、あれこれ考えています)。
また、お子さんと出かける時に、ちょっと持って行ってほしい、ちいさな木のおもちゃも販売します。ひとつひとつ糸鋸で作った積み木。小さな袋に入れて、旅のお供になるように作りますね(子どもって移動の時、ぐずりますものね)。母心いっぱいの作品。是非お手に取ってほしいです。 

3.丸林さんにとって旅とは?
若い頃は海外も国内も沢山旅をして、沢山の刺激をうけました。しかし今は、家を作り(セルフビルドをしています)米を出荷して、子育て、作る仕事をどっしりと。家の中での事が多くなりました。生活全体が『つくる』ことを主にしています。
そんな生活ですので、めっきり旅の回数は減ってしまいました。そのかわりに、子どもと手をつないで、子どもの目線で見て、近所を歩くようになりました。若い頃、びゅんびゅんと通り過ぎた道を子どもと倍以上の時間をかけて歩くことで沢山の発見があり、小さな旅があります。
全国の子どもたちに工作を教える仕事もしているので、年に何度も出かけます。我が子と手をつないでする『ちいさな旅』と全国の子どもたちに工作を教えに行く『工作の旅』。これが今の私の楽しい旅です。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
今回もワーゲンバスで大きなトランクに沢山の工作道具を持って旅芸人(工作員?)は行きます。実は工作を作るところをお見せしようかともくろんでいます。1枚の紙が何かに変わって行くところを子供たちに見せることが出来たらと思っています。昔テレビで見てあこがれた、あの、のっぽさんのように、通りすがりの旅芸人が「少しだけつくるって楽しい!」をお見せ出来たら嬉しいです。紙芝居のような。読み聞かせのような。小さな小さな工作ライブです。是非、見に来てくださいね。

*さて次回は、「お散歩するとき、こんな人がいつもそばにいたらおもしろいだろうなー」という、新しい参加者の方のご紹介です。


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2007年9月14日 (金)

TARCOさん「旅にリネンのテサゲ」

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TARCOさんの作るバッグは、嬉しさ2倍のリバーシブル。おもて面はカラフルなリネンのコラージュで、ベースの布に、線と面が重なり合ったデザインが施されています。さらに、ひと針ひと針のチクチクした縫い目がアクセントになっていて、とってもステキ。その大胆なデザインは、さすが、元ファッションスタイリスト! と思うほど。

うら面は、同じくきれいな色のリネンをふんだんに使った裂き織りです。一度裂いて紐状にした布を、織り機でつないでいくという、なんとも手の込んだ工法なのです。

もちろん、ひとつひとつていねいに手作りされているから、とっても時間がかかります。美しくもかわいらしく、手触りの優しいTARCOさんのバッグ。あまりの人気で、今ではなんと、半年待ちでようやく手に入る貴重品! なのです。(かくいうワタシも半年待ちの真っ最中! この待ってる時間のワクワク感もたまらないですねー)

もみじ市では、そんなTARCOさんのバッグをその場で手に入れられるというのですから、何て嬉しいことでしょう! もちろん、数量限定。テーマの「旅」にちなんで、旅のお供バッグを作ってくれるそうですよ。

作品づくりに専念するあまり、なかなか外に出る機会がないというTARCOさんから、メッセージをどうぞ。

1.TARCOさんにとってもみじ市とは?
コンセプト通り、お客サマとのコミュニケーションの場。アタシはお客サマとお顔を見てやり取りをしているわけではないのでお名前は知っているけど実は知らない…みたいな方々ばかり。なので、お名前とお顔を合致できる唯一の場です。出会い系って事ですかね〜(爆笑)!!!

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
旅・旅…。アタシの作品をいつでもどこでも横に置いといて!!! がテーマなんで「旅にもお供に。。。」ですかね〜。

3.TARCOさんにとって旅とは?
これは唯一のバカンス。東京にいると作品創りをやらない日はないので、外に出ないともしかしたら365日創ってるかも(笑)。仕事を完全に出来なくさせる唯一の手段!!!

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
ただただ創ることしか出来ないアタシですが作品を手にとって触れてみてくださ〜い。

「!」マークいっぱいの、とっても元気なTARCOさん。(しかも、このお答えメールをいただいたのは夜中の2時!!!)どんなデザインのバッグをひっさげて来てくれるのか、楽しみですね!

*さて次回は、子どもたちがたくさん群がったワーゲンバスとあの方のお話。

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工房イサド「家具と木工品」

もみじ市が行われる泉龍寺の片隅には、小さな森のようになっている場所があります。4月に行われた花市では、その小さな森の中で絵本の読み聞かせを行いました。絵本の世界に引き込まれ、目を輝かせて聞き入る子どもたちがその時座っていた椅子を覚えていますか? この椅子「ちょこっとスツール」の作者が工房イサドさんです。埼玉県松伏町に家具工房を構えるイサドさんは、テーブルや椅子などの家具はもちろん、器、スプーン、花器、おもちゃなど木で作れる物なら何でも作ってしまうスーパー木工家なのです。

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花市の初日、イサドさんは大きな車(バン)に乗って現れました。その車はまるで宝箱。イサドさんが丹精込めて作った作品たちが、次から次へと泉龍寺の小さな森の中に運び込まれました。その姿を泉龍寺の入り口から見ていた花市スタッフが思わず叫びました。「わあ、木の国ができあがってる!」。

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新材だけにこだわらず、作品に古材をふんだんに使うのもイサドさんの特徴でもあります。骨董市に出かけては、歴史を経てきた古道具や木材を仕入れ来ることもしばしばだとか。そんなイサドさんの作品は使いやすいのはもちろん、シンプルな中にも、ちょっとユーモアがあって温かみのあるデザイン。そこにあるだけで、やさしい存在感を放つものばかりなのです。

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もみじ市では、ちょこっとスツールや“あの”そろばん椅子はもちろん、今回のテーマに合わせて新しい作品も発表してくれる予定。泉龍寺まで、大きな車に宝物をたくさん積んでやってきてくれます。あなたも、小さな森の中に広がるイサドワールドの住人になってみませんか?

1.イサドさんにとってもみじ市とは?
いいオトナの学園祭、とでもいいますか。ステキな場と出会いをいただけるステキなイベントです。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
とりたてて特別に何かをというのはないのですが、前回同様「市場」だと思っているので、「欲しくてつい買っちゃった…」となるような魅惑的なモノを作れたらいいなと思っています。前回好評いただいた「おうち」が集まってできた「イサド町」も出現する予定(!?)

3.イサドさんにとって旅とは?
住み慣れた街でも、通ったことのない路地を一歩入るともうそこはワクワクドキドキする知らない世界…。そんな感覚がすでに「旅」だと思うのです。見慣れた彼(彼女)の寝顔をよ〜く見たら、この人こんな顔だったんだとか(それは旅とは言わないか)。ボンボヤージュ!

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。ぜひ声をかけて下さいね!

*さて、今度の連休は小さな旅をしようと思っているあなた。旅の荷物と思い出は、こんなキュートなバッグに入れてはいかがでしょう? 次回は、気の遠くなるほどの(!)時間をかけて、丁寧に、丈夫で、美しいバッグを作る、あの方の登場です。


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2007年9月12日 (水)

アンリロ「おにぎり屋」

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500本。これ、何の数字だかわかりますか? これは、4月に行われた花市でアンリロが準備したニンジンフライの数です。当初は「いくらなんでも数が多すぎやしないか?」と事務局スタッフも心配していたのですが、ふたを開けてみると、初日で400本が売れ、二日目の早々にすべて売り切れてしまったという盛況ぶり。泉龍寺の境内に漂う揚げたてのニンジンフライの香りに、たくさんの人が引き寄せられたのでした(ああ、あの味が忘れられない)。

今や地元の人々はもちろん、遠方からもお客さんがひっきりなしに訪れるアンリロ。人通りの全くない路地裏に佇むレストランは、ランチタイムには予約をしたいと入れないほど。そんなアンリロが、もみじ市のために再び栃木県鹿沼市からやってきます! しかも、書き入れ時の土曜日と日曜日の2日間を臨時休業してまでスタッフ全員(みんな若くて元気良し!)で来てくれるというのだからありがたいことですね。

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アンリロの若きオーナーシェフは、上村真巳さん。世界に名を轟かせる一流フレンチレストランの厨房に勤務した後、マクロビオティックレストランのはしりとも言われるカフェのシェフを経て、2005年にアンリロをオープンしました。フレンチとマクロビオティック(もちろんオーガニック)の技術をふんだんに取り入れた料理は、「上村流」としか表現しようがないフレンチベジタリアン。初めてアンリロを訪れた時は、「野菜だけの料理がなぜこうもおいしいのか?」と感動したのを覚えています。

もみじ市では、感動の野菜料理はもちろん、花市でも好評だったキュートで美味しいスイーツを準備してくれる予定。今回は私たちをどうやって驚かせてくれるのか? 伝説のニンジンフライは出るのか? 今度はどんなかわいいディスプレイをしてくれるのか? もみじ市当日は、若くて元気な栃木っ子たちの姿を見つけてくださいね。

1.上村さんにとってもみじ市とは?
東京の刺激を受ける場所。と、ミーハーですが、憧れの作家さんたちに逢えることです。

2.もみじ市に向けてどんなお料理を作りたいですか?
やっぱり、旅の楽しみといえば食べ物でしょう! お弁当代表! アンリロにぎり(おにぎり)を作ろうかなと思っています。

3.上村さんにとって旅とは?
日々の、小さな世界、思考から、広い大きい新しい刺激を受ける為のツール。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
栃木代表として、栃木のセールスマンのように良いところをアピールしたいです。おいしい野菜を食べにきてくださいね。

*さて、次回は泉龍寺の小さな森を「小さな木の国」にしてしまう、あの方の登場です。


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drop around「旅雑貨と旅道具」

つづいてご紹介するのは、今回のもみじ市にぴったりの「Life is Travel !」なユニット、drop aroundです。drop around(=ちょっと立ち寄るの意)のお二人は、旅をライフワークに、さらには仕事にしてしまったというほどの旅好き。青山剛士さんと吏枝さんは、ともに北海道生まれだそうですが、吏枝さんいわく「北海道はあまりに住み心地が良くて、外に出て行く人が少ないんです。だから、あえて外に出たかった」とのこと。それが「人生=旅」の始まりだったといいます。

「旅と暮らしをつなげるもの」をテーマに、旅にまつわるものづくりやデザインを中心に活動しているお二人。そんな彼らの、手仕事によるオリジナルの旅道具や旅で見つけた雑貨などは、恵比寿にある、異国に舞い込んだようなアトリエショップ「atelier drop around」でも手にすることができます。

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dropからのある日のメール。「もみじ市のテーマが『旅』と聞いて、のんびりしていられません!つねに『旅』をテーマにしているdropだけの強みを見せられるよう、いまからがんばります〜!!!!」。この文面からも、もみじ市への意気込みが感じられますね。嬉しいことに、もみじ市当日の旅ムードアップにも、たくさんのアイディアをいただいています! 先日、そんなお二人にお会いして、もろもろご相談をしたところ、溢れるアイディアを抑えきれない吏枝さんは、顔がもう、ふくふく。かつては、舞台衣装の制作をしていたというから、旅に持っていきたい布雑貨の数々が期待できますね。そして、いつも洗練されたグラフィックデザインを見せてくれる青山君は、そんな吏枝さんを横目に、はにかんだ笑顔で静かに何かを考えている様子。なんて、バランスの取れた二人!!

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もみじ市を旅したあと、もっと遠くまで旅をしたくなったら、drop aroundに「ちょっと立ち寄って」、スペシャルな旅道具を手に入れてみませんか?

1.drop aroundのお二人にとって、もみじ市とは?
なくてはならない一大イベント! 野外でお客さん、友達、知らない方に出会える貴重な場です。そして、自分達の作るものや世界観を試される緊張の場でもあります。といいつつ、当日は来場者よりも楽しんで、楽しませたいなと思って参加させて頂いています。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
旅をテーマに活動しているdropとしては、
「旅に出たくなる」
「旅で使いたい」
「記憶のはしっこにある何かを思い出しそうになる」
を大事に、来てくれるひとの旅スイッチを押せるものづくりを、とはりきっています。旅が日常のdropにとっては、旅で使うものが自分達にとっても欲しい、暮らしの道具。今年も私達にとってのスタンダード、旅人仕様なオリジナル旅道具を引っさげて参加します。

・地球の歩き方ブックカバー(海外旅行好き、知らない場所へ行きたい人向け)
・巨大マ−ケッタ−バッグ(蚤の市はしご好きなひと向け)
・zuta(口があいていて整理しやすい、サイズ別の小分け袋)
・postman (郵便屋さんがしょっている郵便袋を模した巨大巾着)
・ふるものアクセサリー(遠くで見つけてきた部品や布を繋いだアクセサリー)
・journal note (1つ1つ手作りの旅日記用ノート)
・トラベラーズポストカード(グラフィックや写真を使った新作カード)
・旅人マフラー(フードとマフラー一体型の秋冬向けアイテム。ポッケ付き)

等々、もみじの季節、そのまま持って旅に出たくなるアイテムを製作中です。

3.お二人にとって旅とは?
人生そのもの。五感を震わせてくれるもの。自分達の輪郭をはっきりとさせてくれるもの。ないと、ほんとうに困ります。旅に出てこなかったら、私達の仕事も作品もきっと生まれなかったと思う。Life is travel ! と、いつもほんとうにそう思っています。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
もみじ市ごとを小さな旅のように楽しんでもらえたら、嬉しいです。小さな楽しいしかけをいっぱい用意しているので、そのひとならではの味わい深い2日間にしてもらえたらいいなと思います。私達もすごーく楽しみに準備してゆきたいと思ってます。一緒に晴れを祈っていて下さいね。

*さてさて、話変わって皆さんにご質問。「旅のごはんといえば?」
次にご紹介するチームは、みんなが大好きな例のものを出店してくれますよ。

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2007年9月11日 (火)

柳沢小実さん「旅する雑貨店 〜スウェーデン編〜」

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台風の置き土産のような残暑が続く中、耳をすませば秋の虫たちが奏でる穏やかな音色が聴こえてきます。もみじの季節が近づいています。

昨年11月に開催したもみじ市から数えて3回目の“市”となる今回、私たちはひとつのテーマを設定したいと考えていました。もみじ市と花市に共通する「人のつながり」という大きいテーマは継承しながらも、今回のもみじ市限定のテーマを作れないかな、と。

そんなことを考えていた時、電話をくれたのが柳沢小実さんでした。なんと小実さん、「もみじ市のためにスウェーデンに行きたいと思っています!」とおっしゃるではありませんか! つまりはこういうことです。「今回のもみじ市で何を販売するか?」と家族会議(!)を開いた結果、「柳沢小実といえば雑貨では?」というご家族のひとこともあり、小実さんがスウェーデンへ行き、雑貨の買い付けをし、それをもみじ市で販売してくれるというのです。
「もみじ市のためにそこまでしてくれるのか!」と、驚くやらうれしいやら…。そんなわけで、今回のもみじ市では、柳沢小実さんの「旅する雑貨店 〜スウェーデン編〜」がオープンします。

雑貨に関する著書や連載が多数ある小実さん。小実さんの著書を読んだり小実さんと話していていつも思うのは、“もの”や“人”を見つける力が素晴らしいということ。きっと今頃、北欧の空の下で、かわいい雑貨たちが小実さんに見つけてもらうために「今か今か」と待ち構えていることでしょう。

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小実さんからそんなうれしいご連絡をいただいたのが8月の上旬。ちょうどもみじ市のテーマを考えていた私たちはピンと来ました。もうおわかりですね。そうです。今回のもみじ市のテーマは「旅」です。

小実さんをはじめとして、もみじ市に出店してくださるみなさんは、秋の日のたった2日間のために時間をかけて準備をしてくださっています。そして小実さんのように、「何をやったら自分らしいことができるのか?」「どうしたらお客様が喜んでくれるのか?」というのをみなさん考えてくださっているのだと思います。今年の秋は、そんなみなさんの思いがたくさんつまったもみじ市を、ぜひ旅の行き先に選んでくださいね。

さて、今回もみじ市に参加してくださるみなさんに共通の質問をさせていただいています。参加者のみなさんの“思い”を一足お先にどうぞ。

1.小実さんにとってもみじ市とは
優しくて凛とした方々とふれあえる場。家でひとりきりで仕事をしている時間が長いので、たくさんの人と会ってお話できるのはかなりドキドキするけれど、とても新鮮で楽しいです。

2.もみじ市では何を販売されますか?
文章を書くことが仕事なので、私に何ができるかな? と毎回かなり考えます。今回は、はじめての試みで、「旅する雑貨店 〜スウェーデン編〜」と題して北欧雑貨のお店を開くことにしました。9月下旬に買い付けに行ってきます!

3.小実さんにとって旅とは?
旅に出るごとに、自分自身や原点を見つめ直している気がします。だから、私にとって旅はまっさらになれる時間なのかも。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
ものにまつわるエピソードや旅でのできごとなども一緒にお届けしたいな、と思っています。どうぞ、旅の空気を感じてくださいね。

*さて、次回は「人生そのものが旅」というあの二人組の登場です。

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