« kata kata「型染め」 | トップページ | ウクレレ部長大塚君の「ウクレレワークショップ」(28日に変更) »

2007年9月21日 (金)

jour de pain「パン」(28日)

とびきり笑顔のパン屋さんが、もみじ市にやって来ます! そのパン屋さんの名前は、jour de pain(パン日和という意味)。小西香奈さんが営む、小さなパン屋さんです。カナさんはたったひとりでたくさんのパンを焼き、その幸せな香りにつられてやって来る人々に笑顔でパンを販売しています。

Dsc06495

とってもおいしいパンを軽自動車に乗せて売っている女の子がいると聞いたのは、今からちょうど2年前。その噂を頼りに千葉県のとある住宅街を訪ねると、小さな車の横で小さな子どもたちに囲まれた笑顔の女性が一人。それが、カナさんでした。パン教室に通ったことをきっかけにパンづくりにはまり、持ち前の行動力で移動パン屋さんを始めたカナさん。最初は、「試しに」くらいのつもりで始めたパン屋さんの存在は、あれよあれよという間に口コミで広がり、jour de pain号のまわりには、いつも人だかりができるようになったのです。

やがてカナさんは念願のお城を手に入れます。そのお城は、カナさんが“キチ”と呼ぶ、小さな古い一軒家。キチからは毎日焼きたてのパンが漂い、くんくんと鼻を利かせた腹ぺこさんたちが、カナパンを買いにやってくるのです。

自家製酵母と天然酵母を使って焼かれたカナさんのパンは、とってもかわいくてふっくらおいしい味わい。そうそう、先日カナさんが泉龍寺に見学に来てくれた日、帰りがけにプレゼントしてくれたパンがとってもかわいかったのです! 残念ながら写真をお見せできないのは、おいしいくてあっという間にみんなで食べちゃったから。

もみじ市では、元気で明るいカナさんの焼くおいしいパンを買って、パン日和な一日を過ごしてくださいね。

1.もみじ市への意気込みをお聞かせください。
夢のような市。あっちこっち目がくるくるしちゃいそうです。お店屋さんとお客さん二つに分裂したい。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
七草農場(事務局注:中央アルプスの麓で小森健次さん夫妻が営むオーガニック農園)から旅してくるお野菜でパンを焼こうと思います。いつもお野菜とパンの物々交換。七草から旅をしてくるお野菜がパンになって帰っていく。そしてお野菜に成長してからまた帰ってくる。そんな旅するパンを作ろうかなと。お寺の木の葉の豊かな色のようにきれいな色のパンが焼けるといいな。

3.カナさんにとって旅とは?
毎日粉の中で暮らしているから、新しい空気をたくさんすって、そしてふわふわ膨らめる時間。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
ようこそようこそ、はじめての東京での行商パン屋! おなかぺこぺこで遊びに来てね。

*さて次は、泉龍寺の釣鐘堂の2階で、ポロンポロンと小さな弦楽器をつま弾く、“部長”のお話。

|

« kata kata「型染め」 | トップページ | ウクレレ部長大塚君の「ウクレレワークショップ」(28日に変更) »