松尾ミユキさん「フランス 地方のお土産店」
本日ご紹介するのは、このブログのヘッダーにある、切手と消印のかわいいイラスト(文字も)を描いてくれた方です。4月の花市に続いて、もみじ市にも参加してくださるイラストレーターの松尾ミユキさんは、「旅」をテーマにした今回のもみじ市にぴったりな方。滝村美保子さんとのユニットであるles deuxとしても活動している松尾さんは、『Clip trip』、『旅のコラージュ バルト3国の雑貨と暮らし』など、文字通り旅に関する書籍を著作としてもっています。「旅は自分の感覚を広げていくこと」という松尾さん。さまざまな国を旅して、その土地土地で出会うものをインプットし、広がった感覚を“コラージュ”して、作品を作り続けています。
初めて松尾さんの描くイラストを見たときから恋をしてしまった私は、「これを描いた人はどこの国の人だろう?」と思ったのを覚えています。そのイラストは、どこか異国の風を感じ、旅感あふれるイラスト。松尾さんの人柄そのままを表したような穏やかな色使いと、何ともいえない余韻を残す筆やペンのタッチは、どれもそっと大切にしまっておきたい作品ばかりなのです。
先月(8月)のこと。もみじ市のテーマが「旅」と決まったことを松尾さんに報告すると、「ちょうど今月末からフランスの田舎に行くんです!」とうれしい偶然。やっぱり旅の人ですね、松尾さん。「もみじ市のために何か買い付けてきますね」とおっしゃってくれました。
そして! 約束通りたくさんの素敵グッズを買い付けて、松尾さんが日本に帰ってきましたよ。いちばん上の写真はその一部です(すでに欲しいものがある私)。今回松尾さんは、これらフランスの地方で買い付けてきた雑貨に、松尾さんならではのオプション(貴重!)をつけて販売してくれる予定(詳しくは下の松尾さんのコメントを見てくださいね)。もみじ市への旅のお土産は、もみじ市限定の「松尾ミユキお土産店」で、ぜひお買い求めを!
1.松尾さんにとってもみじ市とは?
モノを売ったり買ったりするだけではなく、たくさんの人との交流の場であり、楽しい時間を共有する場であると感じています。
2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
フランスの地方、アルザス、南仏、バスクのマルシェや蚤の市で見つけた布やかご、民芸品などを、その地方の空気を伝えることができるようなイラストや写真、コメントなどを書いたタグをつけて並べたいと思っています。
3.松尾さんにとって旅とは?
初めて出会う人々やその土地の風景、習慣、食べ物に触れることによって、自分の感覚を広げていくこと。
4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
もみじ市に来ることが、ひとつの旅になりますように。
*さて次回は、もみじ市が誇る、最強“姉妹”ユニットの登場です。お腹をすかせてしばしお待ちくださいね。
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