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2007年9月12日 (水)

アンリロ「おにぎり屋」

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500本。これ、何の数字だかわかりますか? これは、4月に行われた花市でアンリロが準備したニンジンフライの数です。当初は「いくらなんでも数が多すぎやしないか?」と事務局スタッフも心配していたのですが、ふたを開けてみると、初日で400本が売れ、二日目の早々にすべて売り切れてしまったという盛況ぶり。泉龍寺の境内に漂う揚げたてのニンジンフライの香りに、たくさんの人が引き寄せられたのでした(ああ、あの味が忘れられない)。

今や地元の人々はもちろん、遠方からもお客さんがひっきりなしに訪れるアンリロ。人通りの全くない路地裏に佇むレストランは、ランチタイムには予約をしたいと入れないほど。そんなアンリロが、もみじ市のために再び栃木県鹿沼市からやってきます! しかも、書き入れ時の土曜日と日曜日の2日間を臨時休業してまでスタッフ全員(みんな若くて元気良し!)で来てくれるというのだからありがたいことですね。

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アンリロの若きオーナーシェフは、上村真巳さん。世界に名を轟かせる一流フレンチレストランの厨房に勤務した後、マクロビオティックレストランのはしりとも言われるカフェのシェフを経て、2005年にアンリロをオープンしました。フレンチとマクロビオティック(もちろんオーガニック)の技術をふんだんに取り入れた料理は、「上村流」としか表現しようがないフレンチベジタリアン。初めてアンリロを訪れた時は、「野菜だけの料理がなぜこうもおいしいのか?」と感動したのを覚えています。

もみじ市では、感動の野菜料理はもちろん、花市でも好評だったキュートで美味しいスイーツを準備してくれる予定。今回は私たちをどうやって驚かせてくれるのか? 伝説のニンジンフライは出るのか? 今度はどんなかわいいディスプレイをしてくれるのか? もみじ市当日は、若くて元気な栃木っ子たちの姿を見つけてくださいね。

1.上村さんにとってもみじ市とは?
東京の刺激を受ける場所。と、ミーハーですが、憧れの作家さんたちに逢えることです。

2.もみじ市に向けてどんなお料理を作りたいですか?
やっぱり、旅の楽しみといえば食べ物でしょう! お弁当代表! アンリロにぎり(おにぎり)を作ろうかなと思っています。

3.上村さんにとって旅とは?
日々の、小さな世界、思考から、広い大きい新しい刺激を受ける為のツール。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
栃木代表として、栃木のセールスマンのように良いところをアピールしたいです。おいしい野菜を食べにきてくださいね。

*さて、次回は泉龍寺の小さな森を「小さな木の国」にしてしまう、あの方の登場です。


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