大久保 優さんの台湾食堂「台湾小吃」(28日に変更)
大久保 優さんはとても料理上手。大久保さんが作る焼きビーフンや、餃子、るうろう飯、デザートは、ひと味違う、異国の味。
なぜって、大久保さんは実は台湾人なのです。日本人の旦那さんと結婚し、今は埼玉県に住んでいます。 そんな大久保さん、台湾に住んでいた時代は、ほとんど料理をしなかったそうです。なぜなら台湾は外食がとても安い! そして何を食べても美味しい! から。
外に出れば通りにはいつも美味しい香りが漂って、朝ご飯から外食は当たり前。夜も遅くまで夜市が開かれ、観光客や地元のお客さんで常に屋台は大賑わい。食堂に入ると、家族連れのお客さんが料理人と焼き加減や味付けの具合などを相談しながら、夜ご飯を食べる光景が台湾の日常。
結婚を機に日本へ住むようになり、台湾の料理を食べる機会が減ってしまった大久保さん。どうしても故郷の味が恋しくなり、その頃から自分で作ることを始めたそう。スーパーで揃わない食材を種から育てたり(台湾に帰った時に種を購入して!)、日本では手に入らない麺を粉から作ったり……。そうしているうちに、小龍包、餃子、デザート、蛋餅(タンピン/小麦粉の薄い皮にネギと入った溶き卵を入れて鉄板で焼いたもの)、米苔目(ミータイムー/お米から作る太い麺)などなど、手作りできるものはほとんど自分で作るようになったそうです。そして、今では台湾料理教室を開くまでに。そんな「台湾の味」をもみじ市で食べられるなんて、嬉しいですね。
1.もみじ市に向けてどんな食べ物を作りたいですか?
焼きビーフンと蛋餅を作ります。
2.大久保さんにとって旅とは?
今は年2~3回台湾帰ります。台湾にいたころは、よく海外旅行へ行きました。旅は新しいのpowerの入れ替え、 人生がもっと楽しくなるためのものです。
3.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
台湾の美味しい食べものを皆さんに伝えられて、凄く嬉しいです。
*さて次回は、ほのぼのかわいい人柄ながら、日本の伝統技法をしっかり守り継ぐ、もみじ市、いや日本の宝、素敵な風呂敷や手ぬぐいを作る、あの二人の登場です!
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