DOM.F..「リースリースリース」
みなさん、覚えていますか?
昨年のもみじ市のことを。会場となった森のテラスの入り口には、ドーンとそびえ立つ紅葉をイメージしたオブジェ。黄色やオレンジ、赤や茶色の葉っぱのまとまりは、秋特有の派手さがあり、来る人を華やかに歓迎してくれていました。そこから繋がるように、会場に点々と置かれた1枚1枚の落ち葉は、「破れたり、虫喰いの葉っぱさえ、こんなに美しいんだ……」と、私たちに気付かせてくれました。
そして、春に行われた花市。「花」というテーマを受け、「よし!出番だ!」と言わんばかりに、豪快に飾られたフラワーアレンジメントの数々。背丈以上もあるアーティスティックなもの、ほっと心がなごむもの、珍しい色や形の植物を使ったものなど、あらゆる演出がなされていて、屋外という広い空間の中でも存在感を発揮していました。自然と舞い散る桜の花びらと、人の手によってつくられた花の演出。その両方が絡み合ったとき、もう一つのアートが生まれた感じさえしました。
いつも会場を華やかに彩ってくれるのは、泉龍寺がある狛江駅のお隣、喜多見駅前にある、私たちが大好きなお花屋さん「DOM.F..」の店主、迫田憲祐さん。土壁の店内は、天井から壁までたくさんのドライフラワーで飾られ、その中に、あまり見かけないようなシックな色合いや造形的な花やグリーンが美しく陳列されています。花束やギフトアレンジメントなどをお願いすると、その中から美しいコンビネーションを生み出し、いつも芸術的な「迫田ワールド」を見せてくれるのです。「こんな花束が届いたら、きっと喜んでくれるだろうな」と確信するような、贈る本人も幸せになるような花束。
もちろん今回のもみじ市でも、迫田さんが会場を飾ってくれます。いつも予告なしで準備を進めてくれるから、私たち事務局メンバーも、当日の完成作品を見てびっくりさせられているのです。 そして、その豪快さにため息……。今回は、「旅をテーマに」というお願いに、迫田さんはどのように応えてくれるのか、期待が膨らみます!
さらに今回は、リースを作って販売してくれることになりました。クリスマスを前に、または、秋から冬の季節のリースを、お部屋に飾ってはいかがですか? 大きな装飾と同様、小さなリースの中でも、迫田さんは個性を発揮します。けっしてありふれたものではなく、枝やツルを輪にして、珍しい実を飾ったり、オブジェのような花をつないだり。
形にとらわれず、自由奔放な迫田さんの人柄が現れているような手作りのリース。ひとつひとつ様子が違うので、一番のお気に入りを探してくださいね。
1.迫田さんにとってもみじ市とは?
生き甲斐!
2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
いろんなリースつくろうかなあ。 どうしようかなあ。
3.あなたにとって旅とは?
いきてえなあ。
4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いしたします。
とにかくアットホーム?で楽しい人達の集団なんで、僕も毎回楽しんでます。きっと楽しいよ。お待ちしてますよー。
*続いては、トンカン、トンカン。ギギギギギー。硬くて重い銅や真鍮を自在に操り、かわいらしい作品に仕上げる、あの作家さんをご紹介。太陽のようなオーラを持つ元気印のあの方が、最近目覚めたのは「乙女な雑貨」だとか。
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