手紙の木
もみじ市と花市の時にだけ出現する一本の小さな木。それが「手紙の木」です。手紙の木は、泉龍寺のどこかにひっそりと佇んでいます。そして、もみじ市に来るお客さまをそっと見守っています。
春の花市と昨年のもみじ市では、たくさんの方に「手紙の木」へご参加いただきました。皆さんのもとへはどんな手紙が届きましたか? tico moonのお二人のもとへは、なんと「てぃこむーんさんへ」と書かれた手紙が届きました。小さなお子さんがtico moonのお二人に宛てて書いた手紙が届いたのです。
書いた手紙を木に留めて、そして持ち帰るみなさんの様子を眺めていると、とても不思議な気持ちになりました。手紙は本来なら宛先があって初めて誰かの手に渡るものですが、ここにはそのようなルールはありません。留められている手紙は、もみじ市に出店する方々やもみじ市にやって来る方々が書いた手紙。それが、誰の手に渡るのかはわかりません。もしあなたが手に取ったなら、きっとその手紙を書いた方と縁があるということ。そこで結ばれた糸はどこへ繋がるのか…?
あなたもぜひ手紙の木の輪へ加わってくださいね。参加のしかたはとっても簡単です。
1.もみじ市当日、もみじの窓口(受付)にある便箋を受けとってください。
2.もみじ市に訪れる“誰か”に向けて、手紙を書いてください。自分のこと、もみじ市に来たきっかけ、もみじ市の感想などなんでも結構です。
3.あなたの書いた手紙を折り、手紙の木に留めて(貼り付けて)ください。
4.あなたの手紙を留めたら、そのかわりに手紙の木に留めてある手紙を一通お持ちかえりください。
5.あなたの書いた手紙は、あなたの後にもみじ市にやって来た方々、またはもみじ市のはじめに手紙を木に留めた出店者の方々が手にすることになります。できれば、メールアドレス(差し支えのないフリーメールアドレスなどいかがでしょう?)などを手紙に記していただければと思います。そうすれば、あなたの手紙を受け取った方から、あなたに“手紙”が届くかもしれません。
6.もしあなたが受け取った手紙に、手紙を書いた方の連絡先が記されていたら、是非その方に連絡をしてみてください。
旅に手紙はつきもの。もみじ市へ旅したなら、みなさんもぜひ、“誰か”のために手紙を書いてみてくださいね。
旅のいちばんの楽しみは「人との出会い」。今回のもみじ市が、皆さんにお買い物を楽しんでいただく場だけでなく、良き出会いの場になることを願っています。
*続いては、「旅」をテーマにした今回のもみじ市の新企画。出店者全員のオリジナルスタンプが勢揃いです!
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