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2007年10月 6日 (土)

小谷田 潤さん「陶器」

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何度もお話していますが、今回のもみじ市のテーマは「旅」。もみじ市を訪れる方々に小さな旅気分を味わっていただきたい、という思いを込めて、出店者、事務局一同、日々準備を進めております。「旅」というテーマが決まってから、私たち事務局は出店者の皆さんに、できることなら「旅感のある何か」をこの日のために作ってもらえないか、と相談を持ちかけました。

その日から、陶芸家の小谷田潤さんの大奮闘が始まります。とても困った様子。「旅に器は必要ありません…」。さあ、どうする!? 小谷田潤!

どんなイベントでもオーダーでも、常に積極的に加わり、最大のパフォーマンスを見せてくれる小谷田さん。昨年のもみじ市では、ご自分の結婚式と市の日程が重なり、お忙しいにも拘らず、さーぼーカレーとのコラボレーションを実現してくれました。そして花市では、ソライロや、花の模様をあしらった新作を発表するとともに、「もみじ型づくり」のワークショップを実施。お客様に土に触れる楽しさ、ものを作り出す喜びを伝えてくれました。

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そんな小谷田さんですから、今回のもみじ市でもきっと、私たちを「あっ!」と言わせる作品を生み出してくれるはず。今回、小谷田さんがもみじ市のために用意したのは、旅の思い出をそっとしまっておく「箱」です。小谷田さんは、常々、日々の暮らしの中で使いやすいものをと、器を作り続けてきました。ならば今回の「旅」というテーマに関しても、家の中で使うものを考えていきたい。旅と日常をつなぐものは、いったい何か…。

人は、戻る場所があるからこそ、“旅に出る”ことが叶うもの。旅と家はセットなのです。旅から帰ってひと息ついた頃、旅先で撮った写真、どこかでもらったパンフレットや地図、捨てられずに持って帰ってきた切符やレシートなど、思い出をそのままぎゅっとこの箱に詰め込こんでおく。そして忙しく毎日を過ごすなかで、旅を思い出したくなったら、取り出してみる。そうしてまた旅に出たくなったり…。

さらに今回、小谷田さんが、「箱」にちなんでもみじ市のために準備してくれるのは、“蓋付き”の器。旅の思い出はもちろん、日々の暮らしで見つけた大切なものたちも、たくさんつめこんでくださいね。

そして、前回のもみじ市で話題を呼んだあのコラボレーションも復活します! カレー好きの小谷田さんが、さーぼーカレーのイメージに合わせた器を作り、その器でさーぼーがカレーを提供するというこの試み。なんと今回は、数量限定で「器とカレーのセット」(かなりのお得価格かも!)を販売します! カレーを食べ終わった器は返却せず、ぜひそのままお持ち帰りくださいね。

1.小谷田さんにとってもみじ市とは?
いろんな人と出会い、新しいものをカタチにできる場。

2.もみじ市に向けてどんな作品を作りたいですか?
旅のあと、その余韻にひたりながら毎日の生活にもどっていく時の道具。旅での出来事を整理し、興奮した気持ちを徐々に冷まして下さい。

3.小谷田さんにとって旅とは?
よどんだ空気の入れ換え。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言お願いします。
どんなことでもいいので、声をかけてみてください。そして、もみじ市を楽しんでください。

*つぎは、温かい木のぬくもり、スタイリッシュなシェイプ、同じものは2つとないデザインが人気の指輪を作る、もみじ市が誇るイケメン男子をご紹介します!

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