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2007年10月12日 (金)

Cha.na「旅料理」

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山戸ユカさんはご自宅の一軒家で玄米菜食の料理教室「Cha.na 料理教室」を主催している料理研究家。体にも心にもやさしい、そして地球にもやさしくて美味しいゴハンを日々研究しています。2007年2月に始めた料理教室。始めた理由のひとつに“私の生活の一部を見てもらって、自分を思いやる気持ちや地球になるべく負担をかけないような暮らし方を知ってもらいたい”という思いがあったから。

山戸さんご夫婦に初めてお会いした時、なんと心地よい空気を持ったご夫婦なのだろうか、と思ったのがその印象でした。言葉で表すのが難しいのですが、お二人とも雰囲気が似ていてどことなく旅慣れた印象を受け、そしてふらりと翌日に旅にでも出てしまいそうな…そしてなんだかとっても穏やかで優しい空気をまとったお二人なのです。

さらりとおもてなしをしてくださるのですが、次々と運ばれてくるお料理がどれも初めて口にする食材だったり、聞いたことのないような名前のレシピ (そのときは“グノッチ”というニョッキのような食感の不思議で美味しいメニューがとても印象的でした!)で驚かせてくれたり、なじみのある素材でもどうしてこんなふうな美味しさになるのか衝撃を受けたり(車麩のから揚げは衝撃的な美味しさ…!)、けれども最後はやっぱり和食で完結するところがまた素敵だなと思ったり。

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美味しいごはんを頂きながらお話をしていて、直接そんな話題になったわけではないのですが、例えばふだん食べる野菜について、旅をして見てきた世界のこと、今の生活のこと、二人が選んできたもの、そして選んでこなかったもの…などのお話を伺っていると、私たちが毎日何度となく行う小さな選択のちょっとした心がけひとつで、大きな力を生み出すことがあるのだなと感じた時間でした。それと同時に、そんなふうに日々の暮らしを大切に積み重ねているお二人だからこそこんなに優しい空気を持っているのだなと納得したのでした。

今回のもみじ市では、旦那さまの浩介さんとともに、インドをテーマに旅を感じる料理を考えてくださっています。お二人は“旅なれた印象”というのも納得の渡航暦。なんと去年まで長旅に出ていたのでした。(タイ → カンボジア → タイ → 中国 → インド → ヨーロッパ → モロッコ → タイ → 凄い!)

山戸さんにとって「旅」は、良いエネルギーの源だそうです。美味しいものに出会ったら「これは何だ?」と必ず現地の方に聞いて、その作り方を教えてもらう。そんな好奇心をもって旅するご夫妻、今回もみじ市でどんなメニューが登場するのかとても楽しみですね。


1.山戸さんにとってもみじ市とは?
もみじ市に参加出来る事をとても嬉しく思っています。沢山の素敵な出会いがあるのでは…と楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。

2.もみじ市に参加する意気込みを教えてください
私は去年半年間、夫婦でアジア~モロッコを放浪し、帰国後は車で日本を放浪してきました。
その中で出会った沢山の美味しい料理や世界を見たからこそわかった日本の家庭料理の素晴らしさ。それらを私流にアレンジして、少しでも皆さんに伝えることができたら…と思っています。心と体に優しい旅料理。楽しみにしていてくださいね。

3.山戸さんにとって旅とは?
私達夫婦にとっての旅は、人生の中での節目であり、今までの自分を振り返り新しいパワーを充電する特別なものです。

4.もみじ市に来場する皆さんに一言
普段は自宅で和食を中心とした玄米菜食の料理教室を開催していますが、今回はもみじ市に参加できると言う事で、旅を感じる事の出来る私らしい料理を作ることにしました。
私達が見てきた世界を料理を通して伝えることができたら嬉しいです。皆さんの旅の話も聞かせていただけたら…と楽しみにしています。

*さて次回は、旅が大好きな仲良し2人組みがお届けする、とってもおいしくてかわいいサンドとスタンプのお話。

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