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CAFE KOBILU 「小昼」(26日)

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「村のみんなのカフェ」

初めてこの店を訪れた時、ふとそんなことを思いました。通りに面したお店の入口の、懐かしい佇まいのガラスの引き戸の暖簾越しに、通りすがりの地元の人がちょこっとのぞいたり、声をかけたり。おじいちゃんもおばあちゃんも、男子も乙女達も、“村人”みんながおいしい時間を共有できる居心地の良い場所、そこが、「CAFE KOBILU」です。

「小昼(こびる)」(呼び方は地方によって違うよう)とは、農作業の合間の、10時や3時の小休憩のこと。KOBILUの店主・渡辺宣さんの田舎がある長野県では、“小昼”に、おむすびやちょっとした野菜のおかず、おやきなどを食べるそう。

KOBILUの料理は、地元調布の畑で採れた作った方の顔の見えるお野菜を使った、田舎のおばあちゃんが作るような気取らない料理。日々、旬を楽しみ、野菜や豆のやさしさしみる滋味なおかずたちを、宣さんが作り、奥さまの文さんが、気さくな笑顔でお客さま方をもてなします。

KOBILUのメニューのひとつ「本日のごはん」。大小さまざまなかわいい器に野菜や豆などを使ったおかずが10種類以上! 常備食や保存食、ゆでたり、蒸したり、煮込んだり、季節ごとにいろんな顔の野菜に出会えます。

「作ること、無駄にしないこと、おいしいこと。食べることは楽しい。そして食べる事は大事」
メニューに書かれたこの言葉から店主・渡辺宣さん、文さんご夫婦のやさしくていねいな気持ちが伝わってきます。実際お二人は、訪れるすべての人に安らぎを与えてくれるやさしい笑顔の持ち主。お料理はもちろんのこと、お二人の笑顔に元気をいただくために、KOBILUを訪れる人も多いのではないでしょうか。

そんな CAFE KOBILU がもみじ市に初登場! ふだん午前中に売りきれてしまうこともあるという、人気の手作りおやきが並びます。秋のお野菜を使った5〜6種類のおやき、ということなので中身は当日のお楽しみ!

秋空の河原へやって来たなら、旅の小昼におやきはいかがですか?

*CAFE KOBILU・渡辺宣さん、文さんに聞きました。

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表しますか?

「おやきとお茶うけ」。野外の小昼を想像した時、農家さん達が畑に稲刈りなどで集まっていて、「ちょっと休憩すっぺ」と、自分ちのおやきやおかずを持ち寄って、野っぱらでタッパーやらを広げている、田舎の畑の風景、、、そんなイメージで、考えています。おやきは5、6種類くらい。もみじ市限定のおやきも作る予定。他にちょっとした野菜のおかずや漬物なども。

Q2. テーマに合わせた作品があれば教えてください。

旅の途中、峠の茶屋のような?雰囲気で!

Q3. 新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

今回、初参加させていただくことになり、本当にうれしいです。楽しめる余裕があるといいのですが。。。(出来れば、フツーに、お客の一人になって、まぎれたいです)

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

私達が宣伝なんてとんでもないです。でも、私達も、お客様も、色んなステキなモノやおいしいモノと出会える、うれしい機会。ぜひぜひ、この二日間、多摩川に集まって、ココロもおなかもいっぱいになりましょう!

*あなたはデジカメ派? それともフィルム派? 続いてご紹介するのは、デジカメ派だって1台は持っていたくなる、なつかしくてかわいいカメラを紹介してくれるあの方の登場です。

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