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cimai「パン」(25日)

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cimaiは、大久保真紀子さんと三浦有紀子さんのユニット。最近二人で独立し、真っ白い壁の、真四角のお店をオープンしたばかりの、素敵な素敵なパン屋さんです。そして何を隠そう、お二人は実の姉妹なのです! 時には刺激し合い、ちょっとライバルだったりもするというこのお二人、それぞれにパンの道を歩んできました。

お姉さんの真紀子さんは、天然酵母パンの有名店「ルヴァン」で9年間パン職人として勤め、妹の有紀子さんは、ドライイーストを武器に、8年間パン職人街道をつき進んで来ました。天然酵母とドライイーストの良い所を引き出しあって、助け合って、時には衝突して、お互いがいちばん食べたいと思うパンをつくっているのです。

お二人は一見すると、おっとりしているお姉さんと元気印の妹の、正反対の姉妹のように見えます。でも本当は真紀子さん、とても芯が強くて、パンについては決して信念を曲げない人。パンを作りを始めたが最後、パンの鬼と化すとか! それから有紀子さん、行動力抜群で、お店を開く前は、人が中に入れるほどの大きなオーブンを自宅のリビングルームに置いていた程のツワモノです。

こんなお二人ですから、お互い、いつも直球勝負。お二人の個性が融合して出来上がったcimaiのパンは、ほら、宝石の原石のように、汗と涙と美味しさがいっぱいつまって輝いているのです!

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お二人のオリジナルパンは、毎日毎日新しい発見を積み重ねながら、今まさに美味しく熟成している真っ最中。もみじ市でどんなパンが出るのかは、ご本人達でさえ、直前まで分からないと言います。キル酒に漬けた艶やかなクランベリーが入っているのでしょうか、それとも旬のマロングラッセと甘栗、それにとろりとしたマロンペーストが練りこまれているかもしれません、いやいやむしろクリームチーズに薫り高い黒コショウがお目見えするかも…。

夢みたいなこれまでのパンの数々を考えると、どんなお宝にありつけるのか、今からお腹が減って仕方がありません!

もみじ市では、宝石のようなお二人のパンを探しに、cimaiのお店へ是非足を運んでみてくださいね。

*cimaiに聞きました

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表しますか?


数は限定になりますが、バッグにもハンカチにもなるパン風呂敷(?)のようなものにパンを入れて販売します。もちろん、他にもたくさんパンを焼いてもって行きます。

Q2. テーマに合わせた作品があれば教えてください。

先のパン風呂敷です。パン風呂敷を片手にもみじ市の旅を堪能していただき、ちょっとお腹が空いたらその場で広げてパンを食べていただく。旅のお土産を風呂敷に包み持って帰っていただけるようにと…。

Q3. 新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

河川敷ということで、気持ちいいもみじ市ができそうで楽しみです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

ゆったりともみじ市を堪能して帰ってください!!

*さて続いては、なんと北海道からもみじ市に初参加の女性の登場。彼女がその手から生み出すのは……「模様」です。


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