petit a petit「パンとお菓子」(25日)
第1回のもみじ市から、ずっと参加してくださっているpetit a petitの中西麻由美さん。いつももみじ市の開始早々に行列ができて大人気のパン屋さんですが、一度でもpetit a petitのパンを食べたことのある方ならその美味しさの秘密がわかるはず。
中西さんは毎朝、ご自身で選んだ国産小麦を石臼で挽くところから始めて、自家製酵母で作った生地をゆっくりと発酵させ、少しずつ、少しずつ作っています。丁寧に作られたそのパンは、香ばしくてモチモチとした食感、そして何より中西さんがひとつひとつ作ったという“安心感”のあるパンなのです。
中西さんのパンを初めて食べたとき、私はそれまで自分が美味しいと思って食べてきたパンの印象が180度変わってしまいました。それまでは白くてフワフワとした食パンやバターロール、クロワッサンを朝食で食べる機会が多く、それが自分の知っている“美味しいパン”でした。それが、中西さんの作る自家製酵母のパンというものを始めて口にしたときに、酵母の少し酸味のある香りと、噛みしめるほどに味わいが広がっていくのにとても驚き、こんなに美味しいパンがあるんだ!という事を知りました。
それに、それまでは…パンは朝食というイメージがあったのですが、中西さんのパンと出会ってから、夜に皆で料理を囲みながらワインやシャンパンと一緒にいただくパンも素敵だなぁと思うようになったのです。
普段は1日に数セット、注文のあった分だけパンを焼いてお届けしています。その際には定番のパンのみを注文することができるのですが、もみじ市の時だけは特別に、定番のパンのほかに何種類かパウンドケーキを作ってくださるそうです!
皆さん、もみじ市では中西さんが作る貴重なパンとお菓子を、ぜひ手に入れてくださいね。
*petit a petit・中西麻由美さんに聞きました。
Q1.今回のもみじ市では、どんな作品を発表しますか?
パンは、カタログに載っている中から定番の種類を出品する予定です。お菓子は、今のところイベントの時だけで、普段は、販売していないのですが、今回は、パウンドケーキを数種類出品しようと思っています。
Q2.「旅と音楽」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!
最近、クラッシック音楽をよく聴くので、(他の音楽ももちろん聴きますが・・・)クラッシック音楽の中から選んだ曲をイメージして、ケーキを作ってみようかなと思っています。自分で言っておきながら難しそう…考え中です(笑)。
Q3.新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
多摩川は、学生の頃、電車から眺めて通学していたので、懐かしい場所です。周りの風景が、今までのもみじ市と違うと、気持ちも新たに楽しめますね。
Q4.もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!
クラフトあり、ワークショップあり、ライブあり、フードありの盛りだくさんの2日間です。毎回、お客さんとして、他のお店を廻りたい気持ちに駆られます。私の代わりに皆さんにいろいろ廻って楽しんでもらえたら嬉しいです。
*さて続いては、人間味あふれる木の器を作る、もみじ市初登場の作家さんです!
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