古道具あきすけ「昔の家具と昔の雑貨」
「次のご主人が見つかった時、花嫁を送り出すお父さんのような気持ちになります」
そう話すのは古道具のお店、「あきすけ」の店主・安藤大輔さん。
古いものの魅力に感動し、会社を辞めて古道具屋さんになった安藤さん。自分が仕入れた古い道具や家具のほこりや汚れを取り除き、具合が悪いところを直しているうちに、より一層愛情がわいてくるのだそうです。
「これまでたくさんの人に大事にされてきた古道具。これからもずっと大事にされるように、あきすけで花嫁修業してもらっています」
今回のもみじ市は多摩川の河原に会場を移しますが、そこは、まさにあきすけにとってぴったりの舞台。というのも自転車が大好きな安藤さんは、お店が始まるまでの午前中、自転車を走らせながら多摩の自然の中に身を置くのだそうです。きっと、古道具たちも、昔の東京のなごりが残る多摩川の河原で、いきいきとしてくれるにちがいありません。
現在安藤さんは、もみじ市のために仕入れをしてくださっているところ。どんなものがお目みえするのか、こっそり伺ってきましたよ。もみじ市のテーマ「旅と音楽」にぴったりな、輸送用として使われていた古いアルミのコンテナや木箱、そして古いメトロノーム。それから定番のガラス製品に、お家にあると嬉しい椅子などの小さな家具。うーん、どれもとても魅力的ですね。
古い道具たちは遠い昔から旅をしてきました。そして、今度はあなたに出会うために多摩川の河原に旅をしてやって来ます。もみじ市にお越しの際は、安藤さんが大切に手入れをした古道具たちに、ぜひ会いに来てくださいね。
*古道具あきすけ・安藤さんに聞きました
Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表しますか?
懐かしくて心が和むような家具と雑貨を中心に出店します。
Q2.「旅と音楽」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!
今のところ昔の旅行かばんや古い楽器などを集めてみようかと思います。
Q3. 新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
花市ではたくさんの人たちと出会うことができました。もみじ市でもたくさんの人たちとの出会いを楽しみにしています。
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!
花市ではたくさんのお客様にご来場頂き誠にありがとうございました。また皆さんに楽しんで頂けるような品物を集めて日々奔走中です。きっと素敵な出会いがあると思います。是非ご来場下さい。
*さて続いてご紹介するのは、多治見から参加してくださる新たな陶芸家さんです。あの人とのコラボレーションも実現!?
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