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キセル「ライブ」(26日)

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「手紙のような音楽」
キセルの音楽を聴くといつも、こんな風に思います。それは、ある日突然、わたしの心のポストにひらひらと届きました。そしてそれは、わたしの心を掴んで離しませんでした。懐かしいような、でも初めて聴くような、新しい音。

キセルは辻村豪文さんと、辻村友晴さんによる兄弟ユニット。ギターやオルガン、そして何よりの楽器である!と思う、おふたりの独特な声。それらが絶妙にまざりあって、何とも言えないここちよい浮遊感を与えてくれます。彼らが紡ぎだす音を聴くと、胸の奥にしまっておいた記憶を思い出してはあたたかい気持ちになったり、そうかと思えば、悲しいあの日のことを思い出して切なくなったり…。たくさんの思いが、心の中に、ふわりふわりとしゃぼん玉のように現れては消えて、聴き終わるとトゲトゲしていた気持ちがやわらかくなっているのです。

以前、春の心地よい日に、キセルのライブを見に行ったことがあります。その会場は昔からある古い洋館のような建物でした。歴史を積み重ねてきた、独特の匂いを放つ空間とキセルの音楽はとても似合っていて、自分の体が溶けていくような気持ち良さでした。夏の始まりを予感させるようなあの日、あの場所で聴いた「サマタイム」は格別で、今でも時折思い出します。あの時の記憶を、いつまでもいつまでも、大好きな人からもらった手紙のように、大切にしまっておきたいと思うのです。

しみじみと思い出していたら、早くもキセルのライブへの期待がゆらゆら。キセルの音楽が、“秋の河原”で、どんなふうに響き渡るのでしょうか。どんな手紙となって、皆さんの心に届くのでしょうか。

<キセルライブ>
日時:10月26日日曜日 13:30〜
場所:川を背にしたステージにて

*キセルのおふたりに聞きました

Q1:今回のもみじ市では、どんな曲を演奏していただけますか?

秋の野外をちょっぴり意識したいと思います。(兄:辻村豪文)
河川敷ライブ、めっちゃ楽しみなんで、気持ち良く演奏したいと思います。(弟:辻村友晴)

Q2:「旅と音楽」というテーマに合わせた曲があれば教えてください!

「音楽で旅」が目指すところなんですが、「庭の木」という曲をやろうと思ってます。(兄)
妄想でなら『道がまっすぐ』とか。インストですけどね。(弟)

Q3. 新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

とりあえずぐるっと回りたいです!(兄)
雑貨が好きなもんで、色々見てまわりたいと思ってます。(弟)

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

もみじ市初心者なのですが、参加できるのがありがたく、とにかくライブを頑張りたいと思ってます。よろしくお願いします!(兄)
ピクニック気分で是非遊びに来て下さい!(弟)

*さて続いては、出店者のみんさんから続々と届く、途中経過報告、第3弾です!

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