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feltico (麻生順子)「ハンドメイド・フェルト」

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秋がやってくると恋しくなる、フェルトのぬくもりと肌触り。美しい花のコサージュもアクセサリーも、ぽってりと丸いバッグも、カラフルなマフラーも、寒い冬がやってくる少し前のこの季節…キラキラと輝きはじめます。

9月に訪れた表参道で行われていたフェルト作家・feltico 麻生順子さんの「コサージュ展」。展示会場はヨーロピアンヴィンテージ・ショップ「cocotier」。そこはパリの街角にあるような、センスのよい大人の女性に似合うエスプリのきいたファッションアイテムが並ぶ空間。そんな素敵な空間で麻生さんの作品であるコサージュの花がいくつもいくつも咲いている様子は、まるで異国に迷い込んだような不思議な感覚を覚えました。

これまで麻生さんの作品は“ポップでカラフル”なイメージがありましたが、そこで目にしたのはシックな色使いがどこかノスタルジックな深いグレーとパープルのコサージュ、雪で作られたような白いコサージュの数々。今までとは違った新しい一面を見ることができてちょっと嬉しくなりました。

ミュージシャンの衣装などを手がけることもある麻生さん。やはり作品を作る時には、誰かがそれを身につけた様子を思い浮かべながら作るのでしょう。様々なシーンや好みに合わせられるように、同じシリーズの作品でもたくさんの色やパターンで作り、そして実際に身につけてみると立体的なシルエットが美しいものばかり。身につけてから初めてわかる、さすが!と思うところがたくさんあるのです。

ところでfeltico(フェルティコ)とは、フェルトのこどもという意味。羊の原毛からひとつひとつ時間をかけて作る手づくりの作品は、想いのこもった自分の分身=いとおしいこどもたち、というところから付けた造語だそうです。

作品ひとつひとつをよく眺めてみると、細かなところがとても丁寧に、そして可愛らしく施されていることに気付きます。キノコのようなお花のようなブローチは柄がクルッとなっていて不思議な形。でも、身につけてみると…これがとってもかわいいのです!実際、そのブローチを身につけている時、「かわいい!これは何??」と何度か聞かれたことがありました。

ひとつひとつの作品すべては、きっと麻生さんの思いがギュッと詰まった作品。麻生さんの手からはなれても、その作品ひとつひとつに込められた気持ちを受けて、いつまでも大切に使いたいと思うのです。

今回のもみじ市では、“おみやげもの屋”という新たなイメージで作品を作ってくださるそう。どんな作品たちが登場するのかとても楽しみではありませんか。もみじ市に訪れたなら、麻生さんの個性的でキラリと光る作品の数々をぜひ手に取ってみてくださいね。

*麻生順子さんに聞きました

Q1.今回のもみじ市では、どんな作品を発表しますか?

羊の原毛から手しごとでつくるフェルトの小物。

Q2.「旅と音楽」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

今回は「旅の思い出の“かけら”のお持ち帰り」をテーマに、おみやげもの屋をイメージしたものを作りたいです。

Q3. 新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

緑の川原でのんびりと、五感フル回転で「秋」を感じたいと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

秋のピクニックを楽しむような気分で、「もみじ市」までおでかけください。
ここにくれば自分らしい”とっておきの秋”が見つかると思います!

*さて続いては、再びあの方が和歌山からやってきます! もちろん、あの貴重なチーズケーキを持って。

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