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KUR@RI「ふわとろチーズケーキ」(25日)

Kurari

くらはたくみこさんは、イチローのようだ。片やチーズケーキ職人兼カフェの店主であり、片やメジャーリーグの野球選手。やっていることは全く違うから並べるのはどうかと思うが、自らの現状に甘んじることなく、前へ、前へと進み続けようとするところが、とても似ているように思う。

今年の4月、くらはたさん率いるKUR@ARIが、遠く和歌山県からはじめて花市に参加してくれたのだが、花市当日はもちろん、その前後で、たくさんの人が、「KUR@ARI」の名を口にするのを聞いた。

まずは花市前、KUR@ARIの紹介を花市ブログにアップした時。周囲の人々から聞いたのはこんな声。「あのチーズケーキがとてつもなく美味しそうなんですけど」「フライングでチーズケーキを注文してしまいました」「えっ? KUR@ARIが出るの?ショック!(できるなら僕だけのKUR@ARIでいて欲しかった、とでも言いだそう)」

花市当日は、「KUR@ARIのチーズケーキが買えたのがうれしかった」「チーズケーキが美味しかったので、今度カフェに行ってみたい」などなど。

そして、花市が終わってしばらくしてからも、「チーズケーキがやっと届きました!今まで食べたチーズケーキの中でいちばん美味しかった!」「KUR@ARIに行って来ました。本当に素敵なカフェでした」など、みんな嬉しそうに語ってくれた。

しかし、くらはたさんは、決して現状に満足はしていない様子。花市の翌日、東京のカフェを巡ったくらはたさんは、「自分のカフェを全部つくり直したくなって来ました」と言っていたし、花市の時も、彼女は自分に合格点をつけなかったようだ。その証拠に、今回、もみじ市への参加をくらはたさんにお願いした時、彼女がこんな返事をくれた。

「花市が終わったあと、もっとこうすればよかった。ああすればよかった、と姉達と反省会でした。和歌山から東京へ、生のケーキを持っていくのはとても大変です。でも、リベンジしたいキモチでいっぱいです。メールをいただいてから、姉達にまた手伝ってくれるか聞いてみたら二人とも快く引き受けてくれました。決心ができるまでお返事できなかったのですが。もみじ市、参加させてください!」

くらはたさんが、あれほど素晴らしいカフェやチーズケーキをつくり出すことができるのは、いつも“上”を目指しているからだと思うし、結局のところそれは、お客様にもっともっと喜んで欲しい、という思いが強いことに他ならないと思う。

もみじ市ではふわとろチーズケーキを出します、というメールをもらってから数週間後には、こんなメールが届いた。

「ふわとろ以外にネットで販売していないチーズケーキも準備していこうと思います。というのも、ふわとろをご予約いただいているお客様から、『他の種類のチーズケーキをゲットできるように、がんばってもみじ市に行きます』というメールを何件かいただいていまして。1種類より、選べる方がいいですものね」

みなさん、もみじ市では、はるばる和歌山県から旅してやってくるチーズケーキを、どうかお見逃しなく。そのチーズケーキには、くらはたさんの、「あなたを喜ばせたい」という思いがたくさん詰まっているはずですから。

*KUR@ARI・くらはたくみこさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表しますか?

前回持っていけなかったふわとろチーズケーキとふだん販売していないチーズケーキも持っていきます。あと小さい焼き菓子を数種類用意したいと思っています。

Q2.「旅と音楽」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

カフェで販売しているはちみつと、カフェでのみ召し上がっていただけるチーズケーキです。和歌山に旅したような気分を少しでも味わっていただければいいなぁと思います。

Q3. 新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

和歌山に住む私にとって、東京で開催されるもみじ市への参加はまさに「旅」です。
新しい場所ということで、また今からドキドキしていますが、今度はもっとリラックスして旅と音楽を楽しみたいです

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

旅先での出逢いは、より強くココロに残る気がします。
みなさんにも、ステキな出逢いがたくさんありますように。

*さて続いては、もみじ市初参加の方を紹介しましょう。玉ねぎを5時間炒めて作るものと言えば…。そうです、あのお店の登場です。

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