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升ノ内朝子「勝手気ままな紙雑貨」

Asako

升ノ内朝子さんの今回のテーマは、「勝手気ままな紙雑貨」。はてさて、一体何だろう、と思われる方、まずは升ノ内さんのご紹介を致しましょう。

升ノ内朝子さんは、『リンカラン』『めばえ』『mini』などの雑誌のイラスト、書籍の挿絵、CDジャケット、絵本などを手がけている、現在、大人気のイラストレーター。升ノ内さんの描くイラストは、線がすっと綺麗に通っていて、色彩バランスの清々しいものばかり。独特の、しかしどこか懐かしい思いを抱かせる、美麗かつキュートな世界が、見る者の心をわしづかみにして止みません。

素顔の升ノ内さんは、彼女の描く絵柄のように、どこかお茶目で温かみのある方。常に遊び心は忘れません。例えば、「今日のお手紙」で升ノ内さんが連載している「勝手に記念切手」。これは、升ノ内さんが世界各国で起こった歴史的出来事(記念日)をフューチャリングして、勝手に記念切手を作るという連載。これが、「どこから見つけてくるの!?」と感嘆してしまう面白い記念日ばかり。そして、出来上がった切手は(完成までの丸二日間かかるとか!)、とってもかわいいばかりではなく、本物の“切手らしい切手”で、「こんな切手があったらいいのに!」と思わず叫んでしまうような作品なのです。

その他にも、ご自身で新しいカードゲームを考案・作成されたり、当たることは全く保証しない「当たるかも占い」を作ってみたり。みんなに驚きと楽しみを分け与えてくれる、ウィットにとんだ作品を作ってくれるのです。そして、その作品のひとつひとつが、とってもかわいくて、完成度が高いのです。

実は、今年の4月に行われた花市のDMのイラストを描いてくれたのも升ノ内さんでした。ご覧になった方もいらっしゃるかともいます。あのイラスト(花市ブログのヘッダーのイラストでもあります)が、「見ているだけでわくわくしてくる!」と大好評だったのですが、なんと升ノ内さん、今回のもみじ市で、あのイラストの中の「旅の一団」をモチーフに“何か”を作っていくれるという噂が!

今回も、その卓越したアイデアとユーモアで、“勝手気ままな”紙の雑貨を作ってくださるとのこと。一体どんな作品が多摩川の河原にやってくるのでしょうか? さぁみなさん、わくわくしながら升ノ内さんのブースへお越しください。間違いなく、愉快でキラキラした作品たちにお目にかかることが出来るはずですから!

*升ノ内朝子さんに聞きました

Q1.今回、もみじ市ではどんな作品を発表しますか?

いつもと同様、主に紙を使って雑貨を作ろうと思ってます。
文房具っぽい方向で…。

Q2.テーマに合わせた作品があれば教えてください?

変更の可能性は大いにあるのですが、
・世界の四大スライドセット
・楽器ハガキセット
・ギリシャ語単語帳
・あと、前回の花市のDMに描いた旅の一団がなんか気に入ってしまったので、これをモチーフにした何かを作ろうと思ってます。

Q3.新しい場所で開催されるもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

木立の中でのイメージがすっかり定着していたもみじ市、広々とした新しい場所で一体どう見えるんでしょうね~。楽しみです。

Q4.もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

私自身、このもみじ市を通して初めて知る作家さんやお店がいっぱいありました。
今回で3回目の参加なのですが、前回あたりからやっと私もみなさんの作品をじっくり見たり味わったりすることができるようになり、改めてその内容の充実っぷりに驚いてます。
どれもその日その場所で買わなければもう二度と出会えないようなものばかり。
こんなにセンスよく、あたたかい市はなかなかないですよ!
私もそこで、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!!

*さて続いては、花市で大好評だった幻のロールキャベツを作るあのファミリーが帰ってきます!

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