ポチコロベーグル「ベーグルサンド」(10日)
ポチコロベーグルの目印をはじめて見たとき、なんだかとても惹かれてしまいました。「いつか、ここのベーグルを買いに行きたいな」。そんな風に思っていたら、わたしが暮らしているだいすきな街に、ポチコロベーグルの綾子さんが、ベーグルを持って会いにきてくれることになりました。
ポチコロベーグルは、姉の綾子さん、妹の幸子さんの姉妹で営まれているべーグル屋さんです。昔飼っていた「ポチコロ」という名一匹の犬が、名前の由来だそう。おふたりとも、それぞれカフェやごはん屋さんで働きながら、雑貨屋さんで期間限定のイベントを開いたり、ちいさな朝市に参加したり、週に一度、吉祥寺にあるお店の軒先を借りたりして、ポチコロベーグルとして、ベーグルや焼菓子を販売されています。
北海道のはるゆたかブレンド、イースト、自然塩、三温糖、お水が基本の材料です。ベーグルによって、ライ麦粉、全粒粉を混ぜることも。そこに、洋酒に漬け込んだ果物や、木の実、季節の野菜などが入り、甘いもの、お惣菜のもの、さまざな種類のベーグルが焼かれます。
定番のベーグルのうち、わたしがはじめて選んだのは「黒糖ミルク」。ぎゅっと粉のおいしさがつまっていて、もっちりした生地の中には、ローストされたクルミと、黒糖、 あまじょっぱいお味噌。この意外でもあるすてきな組合わせは、お母さんの故郷である、岩手県の郷土料理がもとになっているそうです。
姉妹であって、パートナーでもある、綾子さんと幸子さん。まあるいかたちの、こんなベーグルをかみしめていると、幼いころから一緒に生活してきた、女の子たちの、夢やたいせつにしていることが、そのままかたちになった味がしました。
お二人にとって初登場となるもみじ市。(実は花市で、「すみや」さんのお手伝いをされたこともあります!)プレーン味のベーグルに、エスニック風チキンをたっぷりはさんだ、ベーグルサンド屋さんを開店します! 甘いものも食べたいな、という方のために、ソーダブレッドも用意してくださるそうです。こちらは、お土産にもおすすめです。
いつの日か、自分の住む街に、ポチコロベーグルがあったらいいな、とわたしは思っています。今まで、日々をともにしてきた、たいせつな女の子の友達と一緒に食べたらすてきだな、彼女たちの顔をひとりひとり思い浮かべながら、そんな風にも思います。
2009年もみじ市。河原で開かれる、一日かぎりのポチコロベーグルのベーグルサンド屋さんに、どうぞ、いらしてください!
*ポチコロベーグル・綾子さん、幸子さんに聞きました。
Q1. 今回、もみじ市ではどんなベーグルサンドを発表してくださるのでしょう?
ベーグルにエスニック風チキンをたっぷりサンドします。ソーダブレッドも焼いてご用意します。
Q2. 今回のテーマに合わせた作品があれば教えてください!
お腹が空いては宝探しはできないということでボリューム満点のベーグルサンドを作りたいと思います。
Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
多摩川の自然の中で沢山の方たちの交流を楽しみたいと思います。
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!
きっとみなさんにとって思い出深い宝さがしになると思います。是非、遊びに来て下さい。
*続いては、布を裂いて織ってちくちくして。とってもかわいくてじょうぶで長く使いたい、素敵な手さげを作る、あの作家さんが再びもみじ市へ!
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