大図まことの青空刺しゅう教室「刺しゅうで自分だけのかっこいい腕時計を作ろう!」(11日)
教室の机にずらりと並んだちびっ子たちがまん丸な目を向けて熱心に耳を傾けています。今年6月、札幌にある“まほうの絵ふで”という子供のためのアートスクールで開催されたワークショップでの一場面です。
ちびっ子たちの熱視線を一身に浴びていたのは、クロスステッチデザイナーの大図まことさん。その日、ワークショップで作っていたのは、その名も「水にも衝撃にも弱い!毛-SHOCK!!」。クロスステッチで編み込んだ毛糸で作られていて、持っていたらみんなに自慢して歩きたくなるようなカッコイイ時計。それが、毛-SHOCK! 初めて作品を見たときはとにかく衝撃的で、思わず、わー作りたい。いいないいな! と叫んでしまったほど。みなさんも一度見たらきっと忘れられないはず!
大図さんがクロスステッチを始めたのは、以前から親交のあったカメラマンの方から勧められたのがきっかけだそう。今でこそ、大人からもちびっ子からも人気の大図さんですが、作家として活動を始めたばかりの頃は苦労も多かったとか。たくさんの作品をリュックに詰め込んで、自転車で営業していたこともあったそうです。でも、大図さんとお話していると、笑っている時間の方が多くて、苦労話も楽しい話に聞こえてしまうのです。
大図さんの明るく素敵なお人柄と、魅力的な内容で、ワークショップは常に大盛況。大図さんの手から生み出されるポップでカッコイイ作品と図案の数々は、著書の「ぼくのステッチ・ブック~シンプルでかわいい ク ロスステッチのおもちゃ箱~」 「ホップ・ステッチ・ジャンプ!ふだん使いのクロスステッチ」でご覧いただくことができます。見ているだけでもワクワクして、自分も一緒に作ってみたくなる楽しい図案集。もみじ市では著書の販売もしてくださるそうなので、気になった方はぜひ見てみてくださいね。当日購入された方は、ご本人からサインをもらうチャンスですよ!
大図さんは語ります。
「ずっと残るものを作りたい。30年後も同じもの(図案、刺繍のモチーフなどの本)を見ながらみんなが作ってくれたら嬉しいですね」
それは、とても幸せな連鎖。便利な世の中で、語り継がれる物を残すことの方が難しい時代ですが、発信する側はそれを“続けていること”が重要な気がします。クロスステッチデザイナーの道をひた走る大図さん。そんな大図さんの歴史の1ページを、あなたも一緒に“作って”みませんか?
<ワークショップのご案内>
日時:10月11日(日) ワークショップは随時開催しています。
所要時間:約1時間
参加費:2,000円
*大図まことさんに聞きました
Q1. 今回のもみじ市では、どんなワークショップを開いていただけるのでしょう?
刺しゅうで自分だけのかっこいい腕時計を作る教室を開きます。
Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品や試みがあれば教えてください!
もみじ市で自分だけの宝物を作ろう!
Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
普段会えないお客さんや、他の作家さん達とのふれあいを楽しみたいと思います!
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
一緒に楽しみましょう!!
*さて続きましては、今年もあの美しい雑貨屋さんが茨城から登場! 今年はまた楽しみなラインナップで…
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