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緒方伶香「糸屋+テノリぱんだ作り」(11日)

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「羊毛の一番の魅力は、自由自在に形を変えられる柔軟性。糸もフェルトも、形になったものが生活の中で役に立つということ。そして、手や足を動かし、目の前で糸ができていく様子を見ながら、気ままに紡ぐのが、とても楽しい。身体全体を使って糸を紡ぐことはちょっとしたスポーツのような感覚。ペダルを踏む度に風をおこして回る糸ぐるま、手の中から引き出されボビンに巻き取られていく糸、その動きのどれもが、清々しい気持ちにさせてくれるように思います」

そう語ってくれたのは、羊毛を使って、あたたかくて優しい、すてきな作品を生み出している緒方伶香さん。

緒方さんは子ども服のテキスタイルデザイナーとして活躍したあと、紡ぎ車と世界の原毛を扱うお店で働くようになり、羊毛に親しむようになりました。著書「羊毛のしごと」(主婦の友)の中には、かわいらしい緒方さんの作品とともに、羊毛の主要な原産国であるニュージーランドまで羊に会いにいく様子が描かれています。初めてお会いしたときの、内に秘めた熱意と、外に発するやさしい雰囲気が、作品を拝見したときの印象そのままの人だなと、思いました。

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そんな緒方さんが、今回はニードルパンチという道具を使った、「テノリぱんだ作り」のワークショップを開いてくれます。そのほか、洗うほどにふわりと肌ざわりのよくなるインドの手紡ぎ手織りの布“カディ”を藍染めし、ドゥグリ(インドのさしこ)風に糸をさしたストールを販売。そしてやっぱり緒方さんと言えば、「手紡ぎ糸」ですよね。今回は特に、羊やアルパカや色つきの糸が混ざった毛糸玉、一玉でチェックが織れる糸を用意してくれるそうです。

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青空のもと、せっせと手を動かして、かわいいぱんだを作ってみませんか。河原の涼やかな風と、羊毛で作ったかわいいぱんだに癒されること間違いなしのワークショップ。随時開催してるので、気軽に参加して下さいね。

*緒方伶香さんに聞きました。

Q1. 今回のもみじ市では、どんなワークショップを開いていただけるのでしょう?

刺せば刺すほど羊毛がかたまっていくニードルパンチという針で、手のひらサイズのぱんだを作ります。1匹500円(材料費別)です。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品や試みがあれば教えてください!

ぱんだ作りが、もみじ市の楽しい思い出、宝ものになればと願ってます。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

自分もお客さんとして買いものを楽しみたいです。もみじ市には何度か参加しているのですが、実はいままで小鳥のブローチをひとつ買えただけなんです。でも、その小鳥のブローチが私の宝ものになっているので、今年また新しい宝ものを見つけたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

一年ぶりに、秋の河原でまたお会いできるのを心待ちにしています。毎年、お母さんとワークショップに来てくださる男の子… 大きくなったかな。今年は、ずっとやりたいと思っていたニードルパンチで固めて作る「ぱんだ」のワークショップを開きます。ぱんだ、ぱんだ、ぱんだを一緒に作りましょうー。

*さて続いては、あの美しすぎるカフェ、登場です。

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