キノカフェ「オーガニック野菜」(11日)
「キノカフェ」と聞いて、どんなカフェがもみじ市に出店するのだろう? と思ったあなた! キノカフェは、カフェにあらず。井波希野さんがたったひとりで営む、無農薬有機栽培農場の名前です。
希野さんが農業を始めようと思ったのは、2003年のこと。もともと、グリーンツーリズムなどに興味があった希野さんは、「女子ひとりでも農業はできるはず!」との思いで一念発起。スイスで1年間農業研修を受けた後、希野さんの地元である、八ヶ岳を望む山梨県白州町で就農しました。「キノカフェ」と名付けたのは、「畑でカフェをしよう!」という思いから。楽しく、おしゃれに農業をすることがコンセプトです。
現在は、1.2ヘクタール(約3000坪!)の畑を耕し、年間60種類ほどの野菜を栽培している希野さん。野菜だけでなく、みそ、梅干し、ピクルス等の加工品も販売しています。
もちろん、農業は楽なことばかりじゃありません。今年の夏、希野さんのブログにはこんなことが書かれていました。
「毎日朝4時半に畑に出て、朝日を眺めています。最近は本当にきれいな朝焼けです。って、もちろん朝焼けを浴びながら、怒涛の収穫が行われているわけです。そして、ぷりぷりなお野菜をもってリゾナーレさんの朝市に持っていって販売します。4時半に収穫された野菜は8時には並べられるわけです。毎年やるけど、年々体にこたえます」
こんな、たいへんなこともあるけれど、希野さんはいつも元気いっぱい。以前、ある雑誌で取材をさせていただいたのですが、スラリとスタイルのいい希野さんの全身からは、「元気オーラ」のようなものが出ていて、それがきっと野菜たちにも伝わって、美味しくなるのに違いないと思ったのです。
現在、希野さんのもとにはたくさんの人が集います。季節ごとにボランティアのひとたちが手伝いにやってきてくれたり、イベントを行ったり…。つい先日は、地元の仲間たちと「もりかふぇ」というイベントを企画。音楽あり、ワークショップあり、美味しいものもたくさんありの楽しいイベントには、たくさんのお客さまが来場しました。
“カフェ”に人々が集うように、今、希野さんの周りにはたくさんの人々が集っています。そして、希野さんの周りから、何かが発信されていきそうな雰囲気が満ちている気がするのです。
みなさん、もみじ市では、そんな希野さんの元気パワーに触れに来てください。そして、彼女が育てる、元気な野菜を味わってくださいね!
*井波希野さんに聞きました
Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?
自分の栽培したやさいや手作りジャム、梅干、みそなどです。
Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!
旬のやさい?
Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
はじめての参加なので、お客さんとしても売り手としてもいろんな人と交流したいです。
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
はじめまして。キノカフェです。美味しいやさいいかがですか?
*さて続きましては、みなさんお待ちかねの、おいしいパンを作ることにかけては最強姉妹の登場です!
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