CAFE KOBILU「おやきと色々。」(11日)
コビルの「日替わりごはん」をはじめていただいたとき、「食べものの地図のようだ」とわたしはそう感想をこころに記しました。
お膳の上に仲良く並んでいるのは、茹でたり、煮たり、炒めたりと、ごくシンプルな方法で、ていねいに調理された、旬の野菜やお豆、穀物たち。野菜やくだものは、岩手の山奥の小さな畑から、店長の渡辺宣さんの田舎の長野から、ご近所の調布の畑から、コビルのもとにやってきます。
それらの畑の土を、わたしはまだ踏んだことがないけれど、コビルのごはんを食べると、その生まれ育った土に、「こんにちは!」とあいさつができたような気持ちになります。春も夏も秋も冬も、いつもそんなうれしさを覚えるのです...。
そんなうれしさを、わたしたちのもと(こころとおなか)へ届けてくる、CAFEKOBILU。宣さん、文さん、そして、強力な助っ人、マサさん、ふみさんの4名で構成された、チームコビルとして、参上します!
昨年のもみじ市でも大人気だった、自家製おやき。宣さんが、小さい頃、夏休みや冬休みに、長野のおばあさんの家で、よく食べていたそうです。お家ごとで、具を包む生地も、作り方、姿かたちも様々とのこと。だから、コビルのおやきも、コビルだけのもの。野菜を炒めたり煮たり、お豆や果物を煮たものを、長野の地粉で作った生地で包んで蒸した、それこそ、とてもシンプルな食べ物ですが、そこにも、コビルらしさがぎゅっとつまっています。
生地や作り方は違っても、「いつもの素朴なおかずで作る」というアイディアは、ずっと変わらない、大切なものなのでしょう。
口をおおきく開けて、ほおばると、具のしみじみとした味わいと、もっちりでいて、どしっとした生地のおいしさが合わさって、ひとつでも大満足のごはんです。もみじ市では、秋ならではの食材を使った、8種類ほどのおやきが並びます(中身は、当日のおたのしみ!もみじ市限定のものもあるかも?)。お持ち帰り用のものも、用意してくださるそうなので、お家まで大切に持って帰って、蒸し器であたためなおしたり、魚焼きグリルやトースターで、かりっと焼いて食べるのもおすすめです。
そして、カフェではおなじみの、玄米を使った「○○○」(秘密です)が、初登場するかも? 自家製甘酒もお目見えする予定です。
空の下で食べたなら、きっと、特別うれしい味がするでしょう。みなさん、どうぞ、おひとついかがですか?
*CAFE KOBILU・渡辺宣さん、文さんに聞きました。
Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?
おやき。秋の食材を使って、甘いの、おかずの、8種くらいの予定。他に、玄米ごはんの○○○と、ちょっとしたおやつと、自家製甘酒など。
Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!
みなさんの、宝もの(食べてしまうけど)になるよう、おいしいものを作ります!
Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
気持ちに余裕をもって、のんびりと、川をたまに眺めたりして、楽しみたいです。
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
晴れる事を願って、いい天気の河原で、おいしいものやすてきなものに、たくさん出会ってください。
*さて続いては、大人から子どもまで大人気のあの食べ物の登場です。炭火で焼いた、ただよう香りに生つばゴクリ。。。
| 固定リンク