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generaL STORE 「Rescued Treasures」(11日)

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そのお店の扉を開けた瞬間、まるで異国に舞い込んでしまったような錯覚に陥ります。「わー!」っと思わずため息をこぼしながらぐるりと店内をみまわすと、テーブルには意匠が素敵な古いガラスの器、その向こうに女性らしいレースのクロス、ロフトにあがる階段にはカゴが重ねられ、その奥にはアンティークのドレスや帽子が。さらに目を移して行くと、外国の文房具屋さんみたいなノートや封筒、古い瓶やお鍋…。小さなお店の中に、古いもの、かわいいもの、ロマンチックなものが、天井から床までいっぱいに並べられ、どこから見ればいいのか迷ってしまうほどです。そして、たくさんの商品の中からそのひとつを手にしてみると、ぐっと心を掴まれるような存在感があり、古いもの、大切に受け継がれてきたものだからこその、深い魅力を感じます。

これらの商品はすべて、オーナーの奥澤知恵子さんが選び、集めてきたものばかり。かつてニューヨークに住みながらショップで働き、卸の仕事をしていたという知恵子さんですが、そんな彼女ならではの目利きとネットワークと交渉力を携えて、アメリカはもちろんフランスをはじめとするヨーロッパなど、年に数回は仕入れの旅に出かけています。レンタカーを借りておよそ2週間、あちらこちらを回っては知恵子さんの目に留った1点ものの商品を集めてくるのだそうです。

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訪れるたびにお店に並ぶ商品がかわり、何時間でもそこにいたくなるような、まるで宝箱のような小さなお店、generaL STORE。わたしはかつてここで、一枚の洋服を手に入れました。それは、知恵子さん手づくりの1枚のワンピース。フランスのデッドストックのリネンで作られているその洋服は、ざっくりしていて動きやすく、着心地がよく、それでいて女性らしくてかわいらしい。洗濯機でグルグル洗え、洗うほどにリネンならではの風合いが増していくところもお気に入りです。かつてフランスで作業着として使われていた洋服を、知恵子さんがアレンジしてデザインしたものだというのですから、そんな実用性が備えられているのでしょう。私にとってそのワンピースは、普段の仕事のときは、洗いざらしをざっくりと、ちょっとしたお出かけのときはアイロンをかけてパリッとさせて、いつも着ていたい大好きな一枚になっています。

もともとは、洋服を作る人になることを夢見ていた知恵子さん。最近はいよいよその活動が本格的に動き始めているそうです。もみじ市では、知恵子さんが海外で「救出」してきた、捨てられてしまうはずの古いものとともに、知恵子さんの新たな作品の数々の中からも、お気に入りの「宝もの」になるような一点ものが、きっとみつかるはずです。

冒頭に書いた異国感は、じつは扉をあける前から始まっています。すでにご紹介している茨城県にある美しすぎるカフェ「カフェ・ファミーユ」と同じ敷地内にある、そのお隣の小さな小屋がgeneraL STORE。もみじ市でも隣り合う2つのブースで、お店を訪れたときのような素敵な空気を感じてみてください。

*generaL STORE 奥澤知恵子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

私が作っているお洋服はヨーロッパで織られたものの、必要とされなくなったデットストックの布を使用しています。お店のものたちも作られた時代から何年も捨てられずに誰かによって救い出されてきたものたちなので、”救助された宝物たち”という感じがいいかなと思いました。

前回同様オリジナルのお洋服も少しやらせていただこうと思っているのですが、お客さんはやっぱり小さな持ち帰れるものがあった方が楽しいだろうと思ったので、今回はお洋服を作るときにどうしても出てしまうのだけど捨てられない、リネンのハギレたちにコサージュなどの小物に生まれ変わってもらうことにしました。あとは帽子なども作っていければ・・・と思案中です。

今回のテーマが宝探しということと、今回のもみじ市はブルターニュ旅行とアメリカ仕入れのすぐ後なので、海を越えてきたお宝たちも(いつものアンティークですが)連れていきたいとおもっています。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください! 

ごちゃごちゃにするのは得意!?ですので、いろんな物を少しずつ持っていって、お客さんに蚤の市気分を味わっていただけるようなディスプレイにして、トレジャーハンティングを楽しんでもらえるように出来ればいいなーと思っています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

一度に沢山の人にお会いできるもみじ市。 あの広い河川敷でお天気になることを祈りつつ、またたくさんの人に出会えてエネルギーをもらえるといいなー。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします! 

日本中をかけめぐらないと会えない人や作品が一同に集まるもみじ市。とっておきのお宝がみつかることでしょう!

*さて続いては、手紙社の本棚やカウンターもつくってくれた、あのサムライ木工家の登場です!

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