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2009年9月

工房イサド「家具と木工品」

Isado

バスを降りるとまわりには稲刈りが終わった田んぼが遠くまで広がっていて、懐かしい記憶を呼び起こす風景が広がっています。ここは、埼玉県北葛飾郡。本田淳さんと直子さんが構える「工房イサド」を、先日訪れました。

工房内にはいつも見慣れたイサドリ(鳥のブローチ)が制作途中の姿で箱に入っていたり、オイルを乾燥中のカットボードがずらりと並べて吊るしてあったり、引き出しの中には骨董市で見つけてきた用途不明の金具がごろごろ! 工房の中はまるで、楽しいものを次々と生み出すおもちゃ工場のよう。大きな機械もいくつかあって、決められた厚さに板をカットするもの、長さを調整しながらカットできるもの、角を丸く切るためのもの。とにかく初めて目にする機械だらけでビックリしてしまいました。

当然ながら、工房イサドの作品はすべて淳さんと直子さんのお二人の手から生まれる手作りのものですが、もみじ市に来る時には毎回信じられないほどたくさんの作品を車に積みこんで、颯爽と登場します。そこに繰り広げられる世界はまさに木の国、イサドワールド。イサドさんの温かい人柄と、ちょっと笑ってしまうようなヘンテコでかわいいテイストがお客さんの心をつかんで離しません。

「冬になるとストーブの薪として木の切れ端や板を燃やしていたけれど、ここでこう作業しているうちに、この切れ端で家を作ってみたら楽しいんじゃないか? ということに気が付いて、それからは切れ端をとっておいて、お家シリーズばかり作っています。いい形のがあるとなかなか捨てられなくなって、どんどん増えてきちゃったけど!」と語るイサドさん。

新たな命を吹き込まれ、かわいい姿になって再び私たちの前に登場することになるなんて、素敵ではありませんか? たくさん並んだお家たちもなんだか嬉しそうです。

古材を使ったテーブル、そろばん椅子、ちょこっとスツール。イサドリ、小さなお家シリーズ、カットボード、お皿、木と布のバッグ、ヘンテコなおもちゃ(!)等々。挙げていったらきりがないほどたくさんの作品たち。今回はそれに加えて、もみじ市で初登場のりんごの形のカットボード(先日見てきましたが、とってもかわいい!)や、今までありそうで無かったデザインの素敵なお皿もやってくるそうですよ。

イサドファンの皆さんも、イサドワールドに触れたこともないあなたも…今回もみじ市で出会ったら最後! 途端に心を奪われるでしょう。きっと何度もそこへ戻ってくることになるでしょう。次々と楽しい作品が生まれて、ますます楽しみなイサドワールドに、ぜひお越しくださいね!

*工房イサドさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

定番?のモノのほかにミニミニカッティングボードや新作のお皿などが加わる予定です。生活雑貨というのは生活の中で役に立つものですが、置物というか、オブジェというか、そういう役に立たないものもいろいろ持って行きたいですね。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

昔の人の言葉に「木は国の宝」というのがあります。人の住まいや道具づくり、産業の発展に木は欠かせないものでありました。木という素材は自然そのもの、地球が生み出した大いなる宝物なのだと思います。いろいろな種類、木目、色、形を楽しんでくださいね。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

いつもドタバタしているので、今回はきちんと時間をとってほかの出店者の方たちの作品もじっくり楽しみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

昨年はあんまり天気がよくなかったので、今年は特に「晴れ男」「晴れ女」の方々の多数のご来場をお待ちしています! みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!!

*子どもたちよ! お待たせしまってごめんね。いよいよ、みんなが大好きな工作を教えてくれるあの方が登場しますよ。今回は、みんなのために本を作ってくれたそう。そして、2日間ともみんなに工作を教えてくれるそうですよ!

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みなみ屋さん 「発酵マクロのごはん・おかし・お酒屋さん」

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突然ですが、白状します。お酒は強い方ではない。というかむしろ弱い、です。とはいえ大人になったので、暑い日に飲むビールはおいしいと思うようになりました。が、焼酎や日本酒などは、味も分からなければ、飲んだあとにどうなるのかも分からないので、普段ほとんど飲まないわけです。そんな僕が、そのおいしさに心底驚いた日本酒があります。それは寺田本家という酒蔵が作っている日本酒「醍醐のしずく」。それはうっすらと濁っていて、一口飲んでみると、まるで果実酒のような豊かな香りとともに、一気に喉を通り過ぎていき、おなかの中に小さな灯がともるように、心地良く体中を温めてくれたのです。

「醍醐のしずく」をいただいたのが、今日ご紹介するみなみ屋さんの自宅でのこと。そのときは、ふたりが作ってくれたおいしいお昼ごはんをいただきながら、ふわりと気持ちのよい時間を過ごしたのでした。

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みなみ屋さんは寺田本家の蔵人であり料理家でもある南智征さんと、料理教室の講師を務める智美さん夫婦の料理ユニット。「こころと身体を元気にプクプク発酵させる!」をテーマに、発酵食品(味噌や漬け物などですね)を使ったマクロビオティック料理を中心にイベントや料理教室など幅広く活動しています。そのおいしいレシピは「お酒を楽しむ人のための簡単マクロビオティックレシピ」(洋泉社出版)で、もみじ市でもおなじみの写真家・寺澤太郎さんの写真によって紹介されているので、ぜひご一読ください。

さて、本来、日本酒の中には乳酸菌や酵母菌、麹菌などさまざまな菌が生きていて(だから醍醐のしずくは濁っているのです)、その菌が体中を活性化させ、元気にしてくれるからこそ、「酒は百薬の長」と昔の人は言ったのでそうです。みなみ屋さんが作るのは、そんな日本酒同様に、菌が元気に活動して、体を元気にしてくれる発酵食品たち。僕がいただいて忘れられない味になっているのが「豆腐のオリーブオイル漬け」(前述の本にレシピが載っています)。チーズのように身の締まった豆腐の姿にちょっとビックリ。でも一度食べだしたら、ほどよい塩気と歯ごたえに手が止まらなくなり、お酒も進んでしまって大変でした。

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みなみ屋さんのふたりは、ただいまもみじ市でどんな発酵食品やお菓子をだそうか作戦会議中とのこと。どんなメニューが並ぶかは当日を楽しみに待っていて下さいね。寺田本家のお酒も販売する予定です! プクプクと発酵して、体の中から元気になれる発酵食品とお酒を、ぜひ味わいにきて下さい!

*みなみ屋さんに聞きました。

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

発酵食品・ナチュラルスイーツ・日本酒・本

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

発酵食品はいつも元気にプクプク。微生物たちの命いっぱいの宝物です!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

ゆっくりとマイペースにピクニックに行ったような感じで楽しみたいと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

もみじ市は参加者全員がアーティストです。今日、出逢うアーティストたちは一人一人の大切な宝物をお店に並べています。「宝さがし」のようにアナタにぴんっと来る、宝ものを探してみてください。その宝物を見て、触れて、耳と舌で、五感全部で味わってください。その味わいの余韻はアナタの心をウズウズ楽しくさせるでしょう。心がウズウズしてきたら、もうじっとなんかしていられません。そう、アナタもアーティストの一人です! 一人ひとりの自分の中への「宝さがし」も今日その時から始まります。さぁ!「宝さがし」に出かけよう!

*さてさて、どんどん紹介していきますよ。続いては家具やカッティングボードなど、木のことならおまかせ! なあの人が登場です。

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cha.na「旅料理 cha.na」

Chana

一日、一日をていねいに過ごす。そんな風に思っていても、毎日は、あっという間に過ぎて、ときどき、じぶんがどこにいるのか分からなくなってしまいそうな時、わたしは台所に立ちます。家族がよく作ってくれた思い出の味や、何度も作った、季節の料理を、もう一度作ってみます。友人や恋人と一緒に作った料理を作ると、そのひとの顔が浮かんで、ちょっと切なくなって、でも、心があたたかくなる。ごはんを作ること、食べること、そして、今日のわたしを知ることー。

東京・井の頭にあるご自宅で、料理教室を主催されている、cha.naの山戸ユカさん。今年6月、玄米菜食の献立をまとめたはじめての著書『山戸家の野菜ごはん』が発行されました。アウトドア料理も得意とする山戸さんは、『noyama』というユニットを結成し、雑誌などで女の子のためのキャンプスタイルを提案したり、この10月下旬には、著書『つながる外ごはん』の発売も控えており、その活動の場はどんどん広がっています。

「玄米菜食」と「アウトドア料理」。食を見つめ続ける山戸さんにとっては、どちらも大切なテーマ。そしてもうひとつ、山戸さんの根っこには「旅」というテーマがあります。

今から3年ほど前、山戸さんはご主人とふたりでタイ、ラオス、カンボジア、中国、チベット、ネパール、インド、オランダ、モロッコと放浪の旅に出ました。旅の記録である、大きな手作りのアルバムのページをめくると、そこに写っているのは、おふたりが歩いた道のりの途中で出会った風景、人びと、市場の野菜、そして庶民のレストランや屋台の料理。タイのカオソーイ、チベットのヤクのバターカレー、ネパールのスパイシーモモ、モロッコのタジン...。鮮やかな記憶とともに、山戸さんの身体に刻みこまれたのは『味』。その中でも、長い旅を終えて、日本に帰ってきてから、いちばんに作ったものがサモサでした。

インドでは毎日のように食べていたものの、皮で包んでいる場面には出合うことができず、帰国してからご自分で何度も研究したそうです。そうして、cha.naの代表メニューでもある、サモサができたのだといいます。中身の具は、じゃがいもとレンズ豆、味つけはオリジナルスパイスのカレー味。皮は、豆乳と練り胡麻が使われた、cha.naオリジナル。もみじ市の会場で、生地を伸ばして、包むところからスタートします。「今年も、cha.naの大切なスタッフとなる、料理教室の生徒さんと一緒に、たくさん包んで、たくさん揚げます!」と山戸さん。他にも、あたたかいモロッコのトマトシチューや、チャイ、自家製の黒糖ジンジャーエールなどの飲みものも用意して、カフェスペースも設けられます。

「またいつか、長い長い旅に出て、外国の地をめぐってみたい」。そう話す山戸さん。かけがえのない、旅のしるしでもあるサモサは、やがて訪れる、まだ見ぬ旅の日々への道しるべでもあるのかもしれません。

すぐそばには、大きな多摩川、見上げれば、どこまでも広がっていく秋の空。cha.naの旅の味は、どんな味になるでしょう?

*cha.na・山戸ユカさんに聞きました

Q1. もみじ市ではどんな旅料理を発表して下さるのでしょう?

インドのサモサ、モロッコのトマトシチューなどの軽食と黒糖ジンジャエールやチャイなどの飲み物。

Q2. 「宝さがし」テーマに合わせた料理があれば教えて下さい!

まだ決定ではありませんが、サモサやシチューの中に、なにか宝物をしのばせるかもしれません。

Q3. 今回はもみじ市をどのように楽しみたいですか?

今年で3回目のもみじ市。毎年少しづつ成長していると良いのですが、今年もきっとバタバタかもしれません。でもいい意味で、そのバタバタ感を楽しめたらよいなと思っています。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

ここでしか会えない作家さんやお店に出会える素晴らしいイベントです。その物だけでなく作っている人たちとの触れ合いが、このイベントの醍醐味でもあります。皆さんのお越しを心からお待ちしています!

*さて続いては、蔵人であり料理家でもある初登場のごはん屋さんをご紹介。もちろん、テーマは『発酵』です。


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チームDOM.F..「会場装飾」

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そろそろもみじ市の準備を本格的にはじめなくちゃ、と思い始めた夏のある日、私はいつもの通りあの人のところへ行った。

会場は去年と同じ河原、日程はもっとも晴れの確率が高いと言われている10月10日と11日。これだけ伝えると「ふーん、わかった」と、彼はいつものようにそっけない返事をする。でも、それだけで十分だ。それだけで、会場の彩りは約束されたも同然だ。ときには美しく、ときには愉快に、そしてときには大胆で個性的に、彼は会場を「装飾」という手段で盛り上げてくれる。その装飾があることで、河原という草むらがもみじ市の舞台に変わる。

彼とは、小田急線の喜多見駅前にある花屋、DOM.F..のオーナー、迫田憲祐さん。神田で花屋を営む相野田裕基さんをはじめとするメンバーとともにチームDOM.F..を結成し、毎回もみじ市の会場を植物で飾ってくれている。昨年も、河原というただただ広くて、風が強く、遮るものも、柱となるものもなにもない場所に、まるで風車のような巨大なシンボルをそびえ立たせた。また、ライブ会場をsunuiさんの旅の道具とともに、花や枝、ツルなどを使いながら楽しく彩ってくれた。ミュージシャンたちが川の流れを背景に、彼らが演出した舞台の中で気持ちよさそうに歌っていた風景は、いまでもしっかりと記憶に残っている。

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そして今年もまた、彼らがまた何かを企んでいる。

最初に相談に行った夏の日から、私は何度か迫田さんの元へと足を運んでいる。そのたびに「今年はどうしようかなー」「まだ決まってないんだよねー」と、ともすると主催者の私を心配させるようなことを笑顔で口にする。そして今日でさえも、「まだヒミツ」と笑い、まるでどんなこをとやろうとしているのか、いっこうにこちらには見えてこない。わかったのは、今年は植物にこだわらず、初めて使う素材にチャレンジするということ。それを使って、巨大なもの、もみじ市のシンボルになるようなものを作ろうとしていること。

そう、彼はずっと考えてくれていたのだ。あのとき、私たちは彼にこう伝えていた。「もみじ市の会場全体をエンターテイメントな空間にしたい。そこに足を踏み入れた瞬間にワクワクするような、その場に身を置くだけで心が踊るような、そんな場所にしたい。それには入場した瞬間からの演出が大事で、それを迫田さんに任せたいんだ」と。

いま、迫田さんはもみじ市に向けて毎日からだを鍛えているという。毎年、誰よりも早く会場に入り、広い会場のあちこちに資材を運び、組み立て、見守り、ときには修復し、そして最後は暗くなるまで片付けをする。それには、その引き締まったからだと、「誰かをびっくりさせたい」「喜ばせたい」というサービス精神が必要なのかもしれない。

さらに、もみじ市の2日間だけそびえ立つ「手紙の木」も、迫田さんの手により登場する。人と人をつなげるこの木は、いまやもみじ市になくてはならない、もみじ市の象徴ともいえる存在になっている。

もみじ市の入場口に立った瞬間、あたなの心の高揚は最高潮に達し、思わず隣の人の手をとって、走り出したくなるに違いない。そこには、チームDOM.F..の楽しい演出が、あなたをお迎えしているから。「さあ、ようこそ。もみじ市へ!」

*チームDOM.F..の迫田憲祐さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

あー。うーん。。。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

ヒミツです。でも、テーマに合った何かを考えています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

いつものように楽しみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

フェリスラさん、ありがとう。がんばるわ!

*続いては、世界を旅する料理家チームのご紹介。今年もまた、揚げたてのあの味を堪能してください。

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カノムパン「おいしいパンと旅雑貨」(10日)

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三浦郡葉山町にある「カノムパン」。海辺の町で暮らす人びとにとっても、遠くの街からやってきた人びとにとっても、特別な場所です。

オープンは、お昼の12時すぎ。以前は、ボタン屋さんだった場所を改装して作られた店内に入ると、「こんにちは~」と、いつもにこにこ、内藤岳さんが、お出迎え。奥のキッチンでは、貝沼まり子さんが、よい匂いをただよわせながら、料理を作られています。きょうは、ベーカリー カノムパンが、タイ食堂になる月曜日。

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5、6人座ることのできる竹製の食卓を囲んで、まり子さんの作るタイの家庭料理をめいめいに味わっていると、はじめて隣合わせになった人とも話がはずみます。「このスープ、おいしい。」「ほんとう!」「このハーブは何だろう? 」「それは、スウィートバジルです。」「タイ語では、バイホーラパー! 」覚えたてのハーブの名前を、元気に声に出してみる。それだけでうれしい。いつの間にか、まり子さんも奥から出てきて、カウンターで珈琲をいれている岳さんも一緒に、気がつくと、お店にいるみんなが笑っています。外では、カノムパンの目印でもある、大きなバナナの葉っぱが風に揺られていて、その傍では、亀のかめ吉が、みんなの話し声に、そっと耳を傾けています。お店やベランダの軒先に作られた「カノムパン農園」で育てられている、ハーブや、野菜、お花たちも、みんな出番を待ちながら、仲良く並んでいます。

こころのすみずみまで、おいしさを味わいながら、いつも思うこと。わたしも、みんなも、きょう、ここにいることが、うれしい。

カノムパンは、おふたりが、まだ東京に住んでいらした頃、通信販売でパンの注文を受け、配達をするところからスタートしました。パンの原料は、国産の小麦粉、自家製の玄米酵母、お塩、お水のみです。小麦粉は、毎朝、石うすを使って挽きたてのもの、藤沢の地粉も含めて、4種類。塩は、フランスのゲランドの塩、海藻塩、と2種類。パンに混ぜるドライフルーツやナッツ類、ハーブなどは、できる限り、オーガニックのものを使ってています。フランス製石床オーブンで、高温で焼き上げられたパンは、とても香ばしく、ざくざくしつつも、もっちりとした食感。穀物のめぐみを、まるごと味わうことができるパンです。

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まり子さんが、パンを焼きはじめられた頃から、ずっと大切にしていることは、「その日に用意したおかずに合わせて、毎日食べることができるような、そんなパンを作るということ」。そして、その提案として、カノムパンでは、金、土、日の週末、パンに合う、ベジタリアン料理が並びます。近隣の葉山や横須賀、鎌倉などで採れた、新鮮な野菜を使ったお惣菜や、スープと一緒に、滋味深いパンを、ゆっくりと味わっていると、しだいに、心もからだも、軽やかになっていきます。

さて、愛車”ジフィー”に、ブーンと乗って、カノムパンが、はじめてもみじ市にやってきます! お店と同じように、必要な分だけ買うことができる、計り売りのパンと、ひとつづつ買うことができるパンを用意して下さいます。そして、「会場で、フライパンを使って、揚げパンを作ろうとおもいます。(その名も、フライパン・パン!)おいしいですよ~! 」とまり子さん。中には、きらきらと、たくさんのドライフルーツがつまっているそう。おふたりが、半年に一度足を運ぶ、タイやベトナムで出会った、チャーミングな空気を持つ雑貨たちも、一緒に並べられます。

2009年もみじ市。おなじ空の下、今年も、みなさんと同じ時間を過ごすことができること、そこにカノムパンがいることに、心から、ありがとうを。みなさん、思いっきり、楽しみましょう!

*カノムパン、貝沼まり子さんに聞きました

Q1. 今回、もみじ市ではどんなパンを発表してくださるのでしょう?

お店で通常焼いているパンを。

Q2. 今回のテーマに合わせたパンがあれば教えてください!

宝物を詰めたようなフライパン・パン(揚げパン)をつくります。

Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

お客さんになったような気持ちで楽しんじゃうと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

秋の空気を楽しみましょうー!

*さて続いては、いつもあっと驚くアイデアで会場を装飾してくれる、あの方の登場です!

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オギハラナミ「紙・ふくろ・コラージュ」(11日)

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9月の中頃、小田急線に揺られて、東京都・経堂にあるロバロバカフェを訪ねました。ドアを明けようと手を伸ばすと、中から大きな笑い声がもれてきます。このドアを開けたら楽しいことが待っているに違いない、そんな空気が溢れていました。その日、開催されていたのは「アルゼンチン・スプーン」展。オギハラナミさんとロバロバカフェのオーナーのいのまたせいこさんのふたりによる展示でした。そこには、ふたりが旅してきたアルゼンチンのブエノスアイレスで買い付けてきたたくさんの雑貨が展示されていました。

オギハラナミさんは、書籍『コラージュ・ブック』(BNN新社)などの書籍にも作品が掲載される、人気のコラージュ作家。その手から生み出される作品は、かわいらしくて、ほほえましくて、いつのまにかにっこり笑顔になってしまうものがたくさん。

アルゼンチンへの買い付け旅行は4泊5日で、「移動時間の方が買い付けの時間よりも長かったのでは(笑)?」という強行軍。短い時間を有効に使って、古本屋さんにアンティークショップ、文房具屋さん、それに絶対に行きたいと思っていた資材屋さんを巡りました。資材屋さんでお店向けに販売されている封筒の束などの紙ものを買うのが楽しいのだとか。今回は、パンを買ったときにもらったレジ袋がかわいくて、パン屋さんに「その袋、どこに行ったら買えるの?」と身振り手振りで伝え、資材屋さんのある場所を教えてもらったのだそうです。

そうやって、苦労しながらも楽しく仕入れてきた商品からは、なんだかそのときの「楽しさ」までが伝わってくるようです。古本や雑貨、紙ものから、アルゼンチンの古本のイラストを利用した作ったハンコやメモ帳、旅行記、現地で撮影した写真を印刷したマッチ箱などのオリジナル商品に囲まれて、オギハラさんといのまたさんがお客さんたちと話す楽しそうな笑い声。「アルゼンチン・スプーン」展は、その場にいるだけでもウキウキしてくるような楽しい展示だったのでした。

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「飾っておくものよりも、普段使えるものを作りたいと思っています。それで、この買い物は得したな、って思ってもらえたら嬉しいですね」

さて、もみじ市では、そんなアルゼンチングッズのほか、ロシアなどオギハラさんが旅をして各国から連れてきた雑貨や、オリジナル商品が並びます。そして、オギハラさんがデザインしたコラージュ柄のオリジナルマスキングテープも登場するかも!? もみじ市でもウキウキするようなお店を出してくれるに違いありません。

ぜひ、かわいらしくて役に立つ、オギハラさんの雑貨を買いにきて下さいね。そうすれば、きっとホクホクと得した気分になれますよ。

*オギハラナミさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

紙ものいろいろ屋です。オリジナルのコラージュカレンダーや小冊子、好きな紙袋、旅先で見つけた文房具など。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

宝さがし、といえば「お楽しみ袋」!チラ見えのお楽しみ袋にする予定なのでよーく見て選んで欲しいです。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

いろんないいものをいっぱい見て、出会って、食べて、喋って、がっつり楽しみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

宝さがしのわくわく感を一緒に味わいましょう!

*さて続きましては、葉山の奇跡!? あのパン屋さんがもみじ市初登場です!

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ユルリナブックス「小冊子と乙女ポーチ」

Yururina

その花は1年に1度、わたしたちの目の前に姿を現します。ある時は、おいしそうな甘い香りを引き連れながら。ある時は、遠い異国の地の心地よい風を引き連れながら。そうして、またねと言って、ふらりふらりとどこかへ…。わたしは、毎年このかわいい花に会えるのを心から楽しみにしています。だって、なぜだかとってもしあわせな気持ちになれるから。だって、何かいいことが起こりそうな、そんな予感がするから。ほら、あなたのそばでも揺れていませんか? 可憐に咲く「ユルリナ」の花が。

「ユルリナ」(ユルリナは架空の花の名前)はshachiさんが年に1度のペースで発行している、ちいさな冊子です。それは「ユルリナの花と一緒に踊りませんか?」という思いを込めて、ていねいにていねいに作られています。

これまでに、喫茶店やパン、スプーン、焼菓子など、女の子だったら誰もが夢中になってしまうテーマを、shachiさんらしい独自の表現で紹介してくれました。一度見たら忘れられない、印象的なイラストが描かれた表紙、めずらしい縦開きの形、shachiさんにしか書けないリズムのよい文章、かわいくてひとひねりあるデザイン。そして何よりも、かわいいものを見つけるshachiさんの視点。これら全部が見事に組み合わさることで、わたしたち読者の「乙女心」は、ぐぐっと惹き付けられるのです。

shachiさんご本人も、少女のようにかわいらしい方。けれど、ユルリナの企画から制作まで本づくりのすべてをひとりで行ってしまう、彼女の本づくりへのパワーはまっすぐで、強いもの。いつもちいさな体をめいっぱい使って、どうしたら面白い本ができるのか、とにかく真剣なのです。その姿は、とてもまぶしくて、とても頼もしい。こんな彼女が作るものだからこそ、「ユルリナ」は今の世の中の乙女たちに絶大な支持を得ているのだろうなと思います。

さて、そんなshachiさん。現在は、ユルリナの最新号の制作に大忙しの日々を送っているそうです。そしてなんと、もみじ市でどこよりも早く、その最新号をお披露目してくださることになりました! 今回はどんなテーマで、どんな雰囲気の本になっているのか、今から楽しみでなりません。さらに、限定セットとして「ユルリナ」がちょうど入る大きさの布製ポーチもお目見えするそうですよ。

その布製ポーチについて、shachiさんがこんなことを話してくれました。

「ユルリナは普段、劣化を防ぐために透明のビニールに入れて販売しているのですが、これを再利用できて、なおかつかわいい袋にできたらなぁと常々思っていたのです。そこで今回、ユルリナがちょうど入る大きさの布製ポーチをつくり、本とセットにしてすこしだけ販売することにしました。ポーチは小物を入れたり、通帳や母子手帳ケースとして使ってもらえる大きさです」

しかも、このポーチは最新号の内容に関連のある仕様になるそうです。さてさて、一体どんなポーチがお目見えするのでしょうか。どうぞ、お見逃しなく。

さぁ、みなさん、もみじ市当日は、ゆるやかに伸び伸びと咲き誇る「ユルリナ」の花をみなさんの目で見つけてくださいね。それはきっと、みなさんの暮らしに、きれいな彩りを与えてくれるはずだから。そして、それが見つけられたら思わず踊りだしたくなるはずです。だって、何かいいことが起こりそうな、そんな予感がするはずだから。

*ユルリナブックス・shachiさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

小冊子「ユルリナ」の6冊目となる最新号を、いち早くお披露目できたらと思っています。バックナンバーもあれこれ持っていくので、立ち読みも大歓迎です! それと、ユルリナサイズのポーチ(やや乙女風味)セットも限定販売します。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

今回、手づくりポーチと、ユルリナがセットになったものをすこしだけ販売します。このポーチは、ユルリナ最新号のテーマに絡めた仕様にする予定で、「宝さがし」気分で選んでいただけるように、1点ずつ異なるものにしようと考えています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

たくさんの人とおしゃべりしながら、多摩川の澄んだ空気をめいっぱい吸いたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

あなたにとっての宝ものを探しに、もみじ市にぜひ遊びに来てくださいね。そして、一緒に晴れを祈りましょうー!

*続いては、カラフルで明るくてとってもかわいいコラージュ作品を作る、あの方がもみじ市に再び登場です。

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get well soon 「自家製製酵母パンと粉のお菓子」(10日)

Getwell

「いたいのいたいの、飛んでゆけー!」
子供のころ、母親に言われたその言葉は、どんな薬よりもすぐに効く魔法の言葉。大人になって、その言葉をすっかり忘れていた私は、少しのことで疲れてしまったり、くじけてしまったり…。だけど、大丈夫。きっと、良くなる。「get well soon」のパンが届いたら、笑顔になってしまうのだから。

今年も「get well soon」 の八代さんファミリーが、はるばる福島県から、やってきます! 初出店の去年のもみじ市。2日間分のパンやお菓子が、1日であっとゆう間になくなってしまったのを覚えています。そんななかで、譲っていただいたよもぎのクッキー。ひとくち食べてみると、素朴な中に、しっかりとした粉の味がして、素材が生きている感じ。それもそのはず、材料は基本的に、粉、水、塩、酵母の4つのみ。酵母菌は、季節の果物からおこしているそう。砂糖、卵、乳製品などの動物性のものはほぼ使わず、自然のエネルギーをたくさん蓄えた材料を選んでいるそうです。

「お店を始めたのは、お菓子やパンを作ることが大好きで、毎日たくさん作ってしまって、家族では食べきれないくらいになってしまったから」

店主の八代絵里子さんは言います。季節によって変わるたくさんの種類のパンやお菓子を楽しんで作る八代さんは、粉の国からやってきた人では? と私はひそかに思っています。

実は、八代さん、今年の夏に男の子の赤ちゃんを出産されたばかりで、お店もつい最近再開したのです。

「大切にしていること。おいしくて体も心も幸せになれるようなものを作ること、そのためにまっとうな材料を選んで、丁寧にやさしい気持ちで作ること。やさしい気持ちで、家事や家族との生活を丁寧に過ごすこと」と八代さんは言います。

今年のもみじ市では、秋の味覚、きれいな色のもの、いつものメニューにはないものを並べてくださる予定です。何があるかは、お楽しみ。みなさん楽しみに待っていてくださいね。

*get well soon 八代絵里子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?


福袋のような感じで、パンやお菓子などいろいろ入った、もみじ市 set、のようなかたちにしようかな、と思っています。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

setの中身は開けてからのお楽しみなので、宝さがし的な感じもあるかな と思います。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

子供が産まれたばかりなので、大風呂敷を広げず、無理のない範囲でこじんまりと出店するつもりです。もみじ市ならではの雰囲気を味わって、刺激をたくさんもらって次につなげたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

河川敷の開放感溢れる空間でたくさんのクリエイティブな刺激に触れて下さい。

*さて続いては、一年に一度のお楽しみ、あの乙女に人気のリトルプレスの最新号が、もみじ市で初お目見え!

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charan 山田亜衣 「銅・真鍮雑貨」

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常に考えている。公園で、お店の中で、電車に乗っている時も、家でぼんやりしている時も、いつも考えている。そして、その時間をとても大切にしている。

そう語るのは、第一回のもみじ市から参加してくださっている銅・真鍮作家、山田亜衣さん。亜衣さんの作品は枝、花、葉をモチーフにしたアクセサリー、そして雲、星、月がキラキラと揺れるモビールや掛け時計、花器など、細かなものから大きなオブジェまで多岐にわたります。それらはすべて日常や身のまわりの自然からヒントを得て作られていて、複雑な工程と細かな手作業によって生み出される温かい作品は多くの人々の心をつかんでやみません。

亜衣さんは、いつもノートを持ち歩いていて、アイデアを思いついたらすぐにメモをとるそう。電車の中で何かを思いついた時、ふらりと入ったお店で何かを見かけた時、日常の中で目心に留まった何かがあった時…。そして実際に作品を作る時には、それらを見返して、言葉やイラスト、形の断片などを自由に書き出してみるのだそうです。

「作り始める時は頭の中で既に完成品のイメージと展開図ができています。どんな素材を組み合わせてどんな形にするかによって手順も考えておきます。なぜなら火を使って素材を付ける時、種類や大きさによって熱の伝わり方も違うし、高い温度から低い温度の作業へと進めていかないと、せっかく接合した部分も、途中でとけてバラバラになってしまうから。あとは、記憶を辿って黙々と作業するのみ!」

形・温度・素材・色など様々な要素を意識しながら、まるでパズルのように複雑な手順をすべて頭の中で考えてから作り始める亜衣さん。一度作り始めると途中の記憶がなくなる程の勢いで、誰とも話さず、何も食べずに作業することもあるそうです。

亜衣さんは語ります。
「大きな作品を作って表現したいという気持ちもあるけれど、お客さんが使ってくれて喜んでもらえるもの、見て楽しんでもらえるものも作りたい。両方大切にしていきたい」

いつも明るく朗らかでエネルギーに満ちあふれている亜衣さん。一緒に話していると、こちらまで元気になってしまうのです。大きな丸い目をキラキラと輝かせて語る姿は、職人のようでありながらも、作品を生み出す創造力とパッションはまさにアーティスト。いつももみじ市に来られるお客さまとお話しするのが楽しみと言ってくださる亜衣さん。今回は、皆さんとたくさんお話しできるように、喉を鍛えて(!?)参加してくださるそうなので、皆さん、ぜひ亜衣さんとお話してみてくださいね。そして作品を手に取ってよーく見てみてください!

また、今回はなんと亜衣さんと布作家NAKAZATO TARCOさんによるコラボレーション作品が登場します! 銅・真鍮と布というまったく異なる素材同士の組み合わせで、どんな化学反応を起こすのか…!? 現在は制作中とのこと。当日までのお楽しみです!

*山田亜衣さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

おみやげ物屋さんみたいな感じで、ちっちゃいモノを沢山並べたいと思います。アクセサリー中心で。あと、TARCOちゃんとコラボします!

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

宝。。。箱。。船。。宝石? そんなイメージで。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

たっくさんの人とお話したいです。お会いできるのを楽しみにしてます! いつも最後は声がガラガラなので、のどを鍛えておこうと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

めっちゃくちゃ遊んでいって下さい!私の分まで! で、もしよかったら。。一緒に晴れを願って頂けますか?? 今年こそ、2日間ピッカピカの太陽見たいよーう。

*さて続きましては、体にも心にもやさしいパンやお菓子を作るあの方が、再び福島から。“もうすぐ”ですから、ちょっと待っててくださいね!

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鈴木農園「野菜」(11日)

Suzuki

野菜は“育てる”ものではない、という人がいます。野菜は自然に育つものなのだから人間はそれを手助けするだけなのだ、という人がいます。それは、正しいことなのかもしれないけれど、野菜の様子を見つつ、時には手助けをしたり、時には手助けしなかったりすることを含めて、「育てる」ということではないのかな、と思ったりします。子どもを育てるのと同じですね。

何が言いたいかといいますとと、野菜も人も、それを育てる人によって、“味”が変わってくるということです。「親の顔が見たい」という慣用句がありますが、逆に言えば、親の顔を見れば、子どもの顔は想像がつくものではないでしょうか。

鈴木農園は鈴木英次郎さん・美智子夫妻、そして息子の富善さん・弓恵さん夫妻で営む小さな農園。もしみなさんが、鈴木ファミリーの顔を見たら、「この人たちが育てた野菜はきっと美味しいに違いない」と確信するでしょう。それほど、鈴木ファミリーの皆さんは、美味しそうな…もとい、美味しい野菜を育てそうな顔をしています。優しくて、温かくて、そしてそれは押しつけがましい優しさではなくて、遠くから見守ってくれている優しさ…。

鈴木農園は、東京都立川市にあります。僕は何度もその畑を訪れたことがあるのですが、農薬を使用せず、化学肥料を使用せず、野菜がすくすくと育つ土は、鈴木ファミリーの人柄とおなじく、優しい香りがします。同じ敷地には、富善さんのお姉様ご夫妻が営むパン屋さん・ゼルコバ(パン好き垂涎のあのゼルコバ!)があり、天然酵母で焼かれたパンの甘酸っぱい香りと優しい土の香りに包まれて、なんとも幸せな気持ちが訪れるのです。

最近の鈴木農園は、若旦那(?)の富善さんが、専用の畑を英次郎さんから借り受け、さまざまな野菜づくりにチャレンジしているそう。もみじ市では、富善さんが大切に育てた野菜もたくさん持ってきてくれるそうですよ。

さあ皆さん、鈴木ファミリーが大切に育て上げた“子どもたち”に会いに、多摩川までぜひお越しくださいね!

*鈴木富善さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

小松菜、ピッコロニンジン、サツマイモ、二十日大根、紫大根菜、ジャガイモ、タマネギ、里芋、大根等です。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

サツマイモを宝探しのように掘って甘い甘いサツマイモをトレジャーハンティング。すべての野菜が育つ土の中は宝の宝庫です。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

たくさんの人たちとのふれあいを大切にして、1日楽しみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

暑かった夏から過ごしやすい秋に季節が変わり、みなさんの笑顔と秋空の空気をたくさん吸収しに来て下さい。お待ちしてます。

*さて続きましては、もみじ組女子クラフトチームの“顔”、あの人が登場です。今回は気合が入ってますよー!

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たいやきやゆい「鯛焼き」(11日)

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あつあつに焼けた一匹のたいやき。あなたは頭から食べる派? しっぽから食べる派? わたしはまず半分に割って、おなかから食べる派です。

できあがったばかりのそのたいやきは、ゆっくらとふくよかにおなかをふくらませていました。半分に割ってみると、薄く焼かれた生地の間から、ほくほくに炊かれた粒あんの湯気がたちのぼります。やけどしないように気を付けながら、ゆっくりとひと口ぱくり。さくっとした生地の食感としっとりとしたあんこ。どんどん笑顔になっていくのがわかります。

ここは東京・国立にあるカレー屋さんの軒下。たいやきを焼いているのは、たいやきやゆいの由井尚貴さんです。由井さんは屋台のたいやき屋さん。今日はここ、明日は野菜の直売所の隣で、その次の日は住宅街のカフェの前で、と曜日によって場所を変えて販売しています。隣町の府中から、毎日毎日屋台を引いて、ここへやってくるのです。

なぜ、たいやきを? そして、なぜ屋台なの? 次々とわき起こる興味津々な疑問の数々。由井さんは、たいやきを焼く手を休めずに、ときどきこちらを向きながら、笑顔でこう語ってくれました。
「もともと料理をすることが好きでした。でも、ただ作るだけでなく、作ることを通して誰かを笑顔にさせたい。そんなあるとき、当時通っていた居酒屋さんのオーナーがかつてたいやき屋さんをやっていた、という話しを聞いたんです。それで、おもしろそうだな、と思って。たいやきって、手から手へ渡すあったかいイメージがありませんか? それに子どももおばあちゃんも大好きなものだし。それが、自分がやりたいイメージと重なったんです」

そしてこう続けてくれました。
「もちろん、最初はちゃんとした店舗にするつもりでした。でも資金不足だったので、屋台ならできるだろうって、この屋台を友だちと一緒に作ったんです。でもこのスタイルが、より自分のイメージにより近づけてくれた。毎週会うお客さんがいて、挨拶をして。待っているお客さん同士が立ち話を初めたりして。そんなあったかい風景を目の当たりにできるのも、屋台だからこそだと思います」

その言葉の意味は、30分ほどその場に一緒にいただけで、すぐにわかりました。買い物帰りに1つずつ買っていく若い夫婦。「2個でいくらだ?」とかけ算の練習を始める親子。「今日は7つちょうだい」と言って、焼き上がるのを待ちながら、世間話を始めるおばさん。それは、なつかしいような幸せな風景でした。

由井さんはたいやきを1つずつ焼きます。だから、少し時間がかかります。それは、平べったい型に何匹ものたいやきが寝そべって、一度に焼き上がる「養殖物」と呼ばれる焼き方と違い、「天然物」というと呼ばれる焼き方をしているから。長い鉄の棒の先に、1匹だけの型がついていて、何度もひっくり返し、焼き色を見ながら仕上げて行きます。そのスムーズな手さばきは、いつまでもじーっと見とれてしまうほどです。

無農薬、無化学肥料の北海道産小豆、国産小麦、天然塩など、素材にこだわっているのも、食べる人の本当の笑顔を見たいから。半年間の独学の末に行き着いた、由井さんだからこその味わいと焼き加減、できたてはさくっと、冷めたらもちっとする生地のたいやきが生まれたそうです。

もみじ市でも、焼き上がるまでに少々お時間をいただくかもしれません。そんな待っている時間、列のお隣の方とおしゃべりをしたり、川や空を眺めながら、それを手にする笑顔の瞬間をお待ちくださいね。

*たいやきやゆいさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

鯛焼きです。

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

出会いと交流。今回はじめての参加となるもみじ市の雰囲気を楽しみたいです。

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

もみじ市では、今日を幸せに変えて行って下さいね。

*さて続いては、優しい心で野菜を育てる、あのファミリーの登場です。


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木下宝「宝グラス」

Takara

「透明であるということ。これがいちばんの魅力。そして、透明であるとはどういうことなのかを考えさせてくれるのが興味深い」
ガラスの持つ魅力とは? との問いかけにこう答えてくれた、ガラス作家の木下宝さん。シンプルだけれど、とても洗練された「タカラモノ」を作る作家さんです。

今年の春ごろ、都内で開かれた宝さんの個展にお邪魔しました。扉を開けた瞬間から、会場に漂う凛とした空気。それは、宝さんの手で丁寧に作られた作品の数々からあふれでているものなのだと納得するまでに、そう時間はかかりませんでした。なぜかって、会場に並べられた宝さんのガラスたちは、どれもが姿勢よく、すぅっと、その場にたたずんでいたから。その光景は、それはそれは美しいものだったのです。ひとつひとつ、ゆっくりと手に取って、ガラスの重みを感じ、そしてそのガラスを使う未来の自分の姿を想像する。あぁ、なんだかしあわせ、そんなふうに思った午後のひとときでした。

その時、同時に感じたのが、ガラスはさまざまな表情を持っているということ。透明な表情、お日様に当ててみた時のきらきらとした表情、水を注いでみた時の表情、ビールを注いだ時の表情、おいしそうなみずみずしい果物を盛った時の表情…。表情の多さとその可能性に、わたしの好奇心はうずうずしたのです。

そして夏が来ました。わたしの部屋では宝さんのガラスが毎日大活躍。そうです、あの春の日に持ち帰った、小さいガラスの器がそれです。いろいろな表情を見てみたくて、たくさんのものを盛ってみました。アイスクリームにかき氷、ヨーグルト、果物、マカロン。どれもがいつもよりおいしく感じられたのは言うまでもありません。

こんなに美しい作品をつくる宝さん。現在はもみじ市で披露してくださる作品づくりに追われる日々だそう。そんな中で先日、こんなことを話してくれました。

「作る前には一応デザインはあるのですが、作る過程で、溶けているガラスの表情や自分の手に伝わる感覚が、机上のデザイン以上の美しい形を提案してくれるので、それを大切にしています」

きっと今ごろ、もみじ市で出会うみなさんの表情を思い浮かべながら、宝さんにしかできないガラスとの「会話」を楽しんでいるのでしょう。

さぁ、みなさん、もみじ市当日は「木下宝さがし」へようこそ。多摩川のきらきらとした水面に負けないくらい、きれいに輝くガラスたちにどうぞ会いに来てくださいね。そして、ガラスと同じくらい、いや、それ以上にきらきらとした優しい笑顔の宝さんとぜひお話してみてください。

*木下宝さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

ふだん使いのガラスの器〜コップ、ピッチャー、フタモノ…を出します。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

私さがし?と言われてるような気がしてドキドキします!(苦笑)なんでもない
器だけれど、「気がつけば、タカラモノ!」になってもらえるとうれしいです!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

お客さまが器を手にとって、持ち心地を確かめたり、使うしぐさをされるのを見ているのが好きです。今年も、皆さんが器と会話される姿をしっかりと頭に焼きつけて帰りたいです!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

河原で宝さがしというと、石ころ拾いが浮かびます。宝石箱をひっくりかえしたようなたくさんの石ころたちから、いいなと思うものを選ぶことそれ自体が宝物でした。もみじ市の記憶がみなさんのなかでずっと残る宝物になるといいなあ!!

*さて続いては、子どもからお年寄りまで大好きな、なつかしくて幸せなあのおやつのご紹介。屋台を引いてやってきますよ。

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cimai「パン屋」(10日)

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食欲が衰える暑~い夏のあとにやってきたは、そう、食欲の秋。そんな季節に真っ先に食べたくなるのは、あのおふたりが作るおいしいパン、パン、パン!

その名はcimai。大久保真紀子さんと三浦有紀子さんによる姉妹ユニットです。姉の真紀子さんは天然酵母のパンを、妹の有紀子さんはイーストのパンを作っています。真紀子さんは天然酵母のパン屋「ルヴァン」で長年修業し、有紀子さんもパン屋などで長年に渡ってパンづくりに励んできました。

1年前に初めてcimaiのパンを食べたときのことを、今でもはっきりと覚えています。真紀子さんが作ったカンパーニュは、どっしりとしていて重量感があり、何回も噛んでいくと、天然酵母特有のほのかな甘味が口の中いっぱいに広がりました。それは、これまで私が持っていたカンパーニュのイメージがガラリと変わるほど食べやすく、味わいのあるものでした。有紀子さんが作った食パンは、表面は赤ちゃんの手のようにふわふわなのに、口の中に入れるとそれがもちもちに変わり、最後はふわっと溶けてなくなりました。「こんな食パン、初めて!」。

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おふたりは、昨年の夏、埼玉県幸手市に念願だった自分たちのお店をオープンしました。白くて四角い形のそのお店は、まるで有紀子さんが作る食パンのよう。それは、その見た目だけでなく、おいしいものがぎゅっと詰まっていそうだから。そして店内は、天然酵母ならではのちょっぴりの酸味の効いた香りと甘い香り、そしてたくさんの食欲を誘う香りが漂い、そこにいるだけで幸せに感じる素敵な空間でした。

この10月末にご自身の著書が初めて出版され、ますます活躍の場を広げているcimai。この人気店が、今回もパンだけでなく、楽しい企画も用意してもみじ市にやってきてくれます! 青空の下のランチにぴったりなパンとスープとドリンク。さらに、中川ちえさん、村上みゆきさんとそれぞれコラボレーションした「限定お宝セット」を用意してくれるのです! 詳細についてはcimaiのブログで発表するそうなので、皆さんチェックしてみて下さいね。さらにさらに、幸運な人には、お宝セットの中にプレゼント引換券が付いているそう! ちょっぴり早い、cimaiサンタからのクリスマスプレゼント。クリスマスの夜のわくわくする気持ちを味わいに、もみじ市に足を運んで下さいね。

*cimai・三浦有紀子さんに聞きました。

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表してくださるのでしょう?

たくさんのパン、スープとパンのセット、飲み物です。

Q2. 今回のテーマに合わせた作品があれば教えてください!

毎回限定セットを出しているのですが、今回のテーマが宝探しということで、中川ちえさん、村上みゆきさんとそれぞれコラボレーションした限定お宝セットを出すことにしました。そのうちの数セットには、素敵なプレゼントの引換券が入っています。詳細については、後日cimaiのブログでお知らせいたします。

Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

なんだかわくわくします。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

秋空の下での楽しい市に遊びにきてください!!

*続いては、それはそれは透明でクリアで美しいガラスの作品を作る、もみじにとっても「タカラ」のような、あの方のご紹介です。

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キノカフェ「オーガニック野菜」(11日)

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「キノカフェ」と聞いて、どんなカフェがもみじ市に出店するのだろう? と思ったあなた! キノカフェは、カフェにあらず。井波希野さんがたったひとりで営む、無農薬有機栽培農場の名前です。

希野さんが農業を始めようと思ったのは、2003年のこと。もともと、グリーンツーリズムなどに興味があった希野さんは、「女子ひとりでも農業はできるはず!」との思いで一念発起。スイスで1年間農業研修を受けた後、希野さんの地元である、八ヶ岳を望む山梨県白州町で就農しました。「キノカフェ」と名付けたのは、「畑でカフェをしよう!」という思いから。楽しく、おしゃれに農業をすることがコンセプトです。

現在は、1.2ヘクタール(約3000坪!)の畑を耕し、年間60種類ほどの野菜を栽培している希野さん。野菜だけでなく、みそ、梅干し、ピクルス等の加工品も販売しています。

もちろん、農業は楽なことばかりじゃありません。今年の夏、希野さんのブログにはこんなことが書かれていました。

「毎日朝4時半に畑に出て、朝日を眺めています。最近は本当にきれいな朝焼けです。って、もちろん朝焼けを浴びながら、怒涛の収穫が行われているわけです。そして、ぷりぷりなお野菜をもってリゾナーレさんの朝市に持っていって販売します。4時半に収穫された野菜は8時には並べられるわけです。毎年やるけど、年々体にこたえます」

こんな、たいへんなこともあるけれど、希野さんはいつも元気いっぱい。以前、ある雑誌で取材をさせていただいたのですが、スラリとスタイルのいい希野さんの全身からは、「元気オーラ」のようなものが出ていて、それがきっと野菜たちにも伝わって、美味しくなるのに違いないと思ったのです。

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現在、希野さんのもとにはたくさんの人が集います。季節ごとにボランティアのひとたちが手伝いにやってきてくれたり、イベントを行ったり…。つい先日は、地元の仲間たちと「もりかふぇ」というイベントを企画。音楽あり、ワークショップあり、美味しいものもたくさんありの楽しいイベントには、たくさんのお客さまが来場しました。

“カフェ”に人々が集うように、今、希野さんの周りにはたくさんの人々が集っています。そして、希野さんの周りから、何かが発信されていきそうな雰囲気が満ちている気がするのです。

みなさん、もみじ市では、そんな希野さんの元気パワーに触れに来てください。そして、彼女が育てる、元気な野菜を味わってくださいね!

*井波希野さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

自分の栽培したやさいや手作りジャム、梅干、みそなどです。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

旬のやさい?

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

はじめての参加なので、お客さんとしても売り手としてもいろんな人と交流したいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

はじめまして。キノカフェです。美味しいやさいいかがですか?

*さて続きましては、みなさんお待ちかねの、おいしいパンを作ることにかけては最強姉妹の登場です!

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アトリエ モリヒコ「アトリエ モリヒコ」(11日)

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それはとても寒い日で、人々に踏み固められた雪ががっちりと道路を覆い、一面を白の世界に変えていました。つるつると滑る足下に注意を払いながら、慎重に歩きます。雑誌の取材を申し込んだ僕は、オーナーの市川草介さんの勧めで、お店の開くよりも早い時間に、札幌にある古民家を改装したカフェ「森彦」を訪ねました。

中に入ると、目覚めのときを待つ静かな店内で、薪ストーブだけがチリチリとささやかな音を立てていました。その煙がゆらゆらと上るたびに幾本もの太陽の光がその姿を現し、テーブルに、椅子に、カウンターに、店内の至る所に降り注ぎました。それはとても幻想的な雰囲気で、夢の中にいるかのような心地で、市川さんのいれてくれた濃いコーヒーをいただいたのでした。

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1996年にオープンして以来、森彦はそのやさしい佇まいと、自らが焙煎するおいしいコーヒーで、多くの人から愛される存在に成長しました。そして2006年、2号店として誕生したのがアトリエ モリヒコです。「コーヒーの美術館」がテーマだというアトリエ モリヒコは、森彦とは趣が異なり、モダンで、洗練された雰囲気。大きく開いた窓からたくさんの光が降り注ぎ、店内をやさしく暖めています。共通するのはコーヒーへの真摯な思い。そこで焙煎され、供されるコーヒーはどんな味がするのでしょう? 市川さんは言います。

「MORIHIKOのコーヒーを一言でいえば『量感豊かで、甘味を感じるコーヒー』。コクがあり、まろやか、そして濃厚。北海道は年間を通して湿度が低いので、コーヒーの焙煎にとても適した土地なんです」

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そんな、北海道で愛され続けるMORIHIKOのコーヒーが、はるばるもみじ市にやってきてくれます。

「空気のキレイな北国で細心の注意を払い、新鮮でおいしいコーヒー作りを心がけています。ロースター(焙煎師)として皆さまにお伝えしたいことは、個性豊かなコーヒーを、正しい焙煎でしっかりと引き出し、北国にあるMORIHIKOのストーリーとともに味わっていただくということに尽きます。物語を感じる。そんなコーヒーを作り続けたいです」

今回は、通常販売されているモリヒコブレンドに加え、「もみじ市ブレンド」も登場する予定。遠くはなれた北国を思いながら、ここでしか体験できないコーヒーの味わいを、そして、MORIHIKOともみじ市が紡ぎだす物語を、ぜひ感じて下さい!

*アトリエ モリヒコに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

MORIHIKOで普段使用しているネルを使い、テイクアウトでコーヒーをお出しする予定です。そのほかにもMORIHIKOの象徴ともいえる深煎り、中煎り、浅煎りのコーヒー豆を販売予定です。空気のキレイな北国で焙煎したコーヒーを、ぜひ味わってください。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

通常は直径10cmほどのネルですが、今回は巨大ネルを制作し、もみじ市の会場で直接落とし、ご提供したいと考えております。またもみじ市に初参加を記念して、もみじ市ブレンドを販売予定です。秋にぴったりのコーヒーを楽しむひとときを、宝もののように感じていただければ幸いです。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

6月に北海道で開催された「旅するもみじ市」に始めて参加させていただいたのですが、たくさんの方々の作品に触れて、とても貴重な経験になりました。東京でのもみじ市でも、また新しい出会いと、普段お会いできない方たちともお話が出来ることを心より楽しみにしています。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

大規模な会場に全国のステキな作り手さん達が大集合するもみじ市。まだ出会っていない宝物がきっとあるはず。「ウォーリーを探せ!」のような気分で楽しんでくださいね。そしてモリヒコを見つけた方はお気軽にお声かけてくださいね。

*続いてご紹介するのは女性がひとりで営むおしゃれな農家。山梨県から、かわいい野菜と一緒に登場です!

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kuboぱん「ベーグル」(11日)

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きょうはどんな1日になるかな。どんな出会いが待っているだろう。ちょっぴり不安な気持ちで、でも、わくわくしながら寝ぼけまなこで用意する、1日のはじまりの朝ごはん。それが、きょうはすこし特別。kuboぱんのベーグルがあるのです。

オーブンで軽くトーストして、口に運ぶと、さくっとよい音、もっちりしていて、やさしい味わい。お気に入りのアンティークのマグカップにいれた珈琲と一緒に、ひとくちひとくち味わっていると、「おはよう! きょうも、すてきな一日になりますようにー」。そんな、久保さんのメッセージが聞こえてきました。

この10月から、埼玉県の浦和に新しく工房を移されるというkuboぱんの久保輝美さん。そこでは、今まで通り、パン教室が開講され、これから月に一度、パンも購入することができるようになるそうです。そのほかにも、戸田市にあるcafe shibakenのランチ用のパンを担当されたり、雑貨屋さんで開かれるイベントで、パンを販売されたりと、さまざまなパンを焼かれる久保さんですが、昨年にひき続き、たくさんの種類のベーグルを焼いて、もみじ市に出店してくださることになりました。

基本の材料は、国産のものも含めた3種類のものをブレンドした小麦粉、自然塩、きび砂糖、イーストです。kuboぱんのベーグルは、やわらかくて食べやすく、それでいて、生地がぎゅっとつまっていて、食べごたえがあります。そして、わくわくしてしまうような、素材と素材の組み合わせ。柚子とクリームチーズ、フランボワーズとチョコレート、エスプレッソとキャラメルチョコチップ...。ジャムは、甘さを調整し、果実のごろっとした食感を残したお手製のもの。小さなお子さまのおやつにもぴったりです。

一方、粉そのもののおいしさを存分に味わうことができる、プレーン味のベーグル。おすすめの食べ方を聞いてみると、「半分にスライスして、バタートーストにして食べるのが、わたしはいちばん好きです! 」と、久保さん。ベーグルの種類によっては、レンジで5~10秒ほど温めても、焼きたてを味わうことができます。そのままでも、温めても、そのときの気分によって、食べ方を楽しむことができるのも、ベーグルの大きな魅力のひとつです。

さて、「古道具屋さん」という言葉を聞くだけで、おおきな瞳が、さらにきらっ きらっ、と輝いてしまう久保さん。お休みの日に、大好きな古道具屋さんをめ ぐって、お気に入りの古道具を見つけることも、久保さんの作るパンのおいしさの秘密のようです。そして今年のもみじ市では、久保さんのお友達が作った、古道具を組み合わせたテーブルの上に6〜7種類ものベーグルを並べられます。「古道具+ベーグル」という久保さんの大好きな世界の中で、どんなベーグルがお目見えするのか、今からとてもたのしみです。

風にのって聴こえてくる、音の調べに耳をかたむけながら、河原の土手にすわって、もぐもぐ。もうひとつは大切に持って帰って、朝ごはんに...。みなさんにとって、かけがえのない時間や、たいせつな一日のはじまりに、kuboぱんのベーグルがそっとありますように。

*kuboぱん・久保輝美さんに聞きました

Q1.もみじ市ではどんなベーグルを発表してくださるのでしょう?

もみじ市の出店は、今回で二度目となります。前回はスイーツのベーグルが多かったのですが、今回は、さらにパワーアップし、ガッツリとお惣菜のベーグルをお作りします。やさしいベーグル生地に、よく合います。

Q2.「宝さがし」というテーマに合わせたベーグルがあれば教えてください。

ベーグル、たくさんの種類をお作りいたします。皆様の「宝探し」に一役かえればと思っています。

Q3.もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

前回同様いろんなお店も楽しみですし、なんといってもステキなロケーションにステキな音楽は、とても心が癒されます。雨が降らないよう祈りつつ!!! とても楽しみにしております。

Q4.もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお 願いします!

年に一度のお祭り! 皆様も素敵な「宝物」を見つけてください。心よりお待ちしております。

*続いてご紹介するのは、北海道から初登場! 人気のあのカフェがもみじ市に幸せな香を運んでくれます。

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ヒバリ「ごはん屋」

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タナカセイコさん。初めてお会いしたとき、その目の力とオーラに圧倒されました。何かを探して、何かを見つけて、自らの力で行動する人。そんなイメージがしたのです。セイコさんご本人にそのお話をしたところ、あのもみじ市常連のオカズデザインさんにも「美味しそうなものつくる顔してるね!」と言われたことがあるそうです。

セイコさんは、2008年4月に広島市の原爆ドームの近くで『ばばじごはん』というお店を開店しました。

「音楽と食べるのが好きで、そういう場所を、楽しんでもらえる場所ができたらいいなあ、と。昔から何か”つくりたい”というのはずっとあって、料理が好きだからっていうのではないですね。自分に出来ることは何かと考えたら、料理に行きついた感じです」

実はセイコさん、広島でお店を立ち上げるまでは、なんと化学の研究者だったそうです。「この味とこの味が組み合わさるとこうなって…というのが好きだし、時間がお料理をこうしてくれるっていうのは、なんとなくわかる」というセイコさん。お料理に、研究者の経験が生かされている模様です。

セイコさんの作るご飯は、とにかく美味しいのです。そして、写真を見ていただいてもわかるように、美しい。お母さんが自分のことを思って作ってくれるような、実に滋味深い味。野菜・肉・魚、それぞれの素材の声が聞こえてくるような、そんな、感動的なご飯なのです。

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突然ですが、ここで大ニュースです。セイコさんのお店が、この秋、東京に移転します。実は、もみじ市事務局の基地にもなっている手紙社の新事務所内に、ごはん屋「ヒバリ」として、2009年10月末にオープン予定! セイコさんの美味しいご飯が食べれる場所が近くに出来るなんて、なんて嬉しいことでしょう。

店名の「ヒバリ」は、セイコさんの親友であり、山口県在住のからくり人形作家の、二象舎の原田夫妻と一緒に考えられたとのこと。今年の春、二象舎さんの畑に降り立ったヒバリ。空に昇ってくるくると旋回し、ピョンピョンと啼く姿。春の始まりに啼くヒバリは、お店の始まりにピッタリだな、と、お店の名前にすることを決めたそうです。

「一人でやっているって感じはない。皆とつながっていきたいし、人とのつながりを大切にしたい。東京で楽しみにしていることも“人”なんです」

「いつかもみじ市に出れるといいな。という夢はあった。でもまさか自分が出来るとは思っていなかった」と今回、もみじ市の初参加を、セイコさん自身も喜んでいただいていますが、いえいえ、セイコさん。待ってましたよ! セイコさんの出店、本当に楽しみにしているのは、私達です!

この秋、東京にオープンするヒバリの美味しいごはんの味、ちょっとお先に、もみじ市で味わってみませんか?

*タナカセイコさんに聞きました

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表しますか?

ごはんと、季節の瓶詰め調味料&レシピです。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

季節の食材は宝物だと思うから、季節を閉じ込めた瓶詰めを作りたいと思います。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

外でワイワイ食べるごはんって、特別なおいしさがあるから、みんなでピクニックにでかけたみたいな気分で楽しみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

河原で青空の下、笑って過ごす時間が、最高の宝ものになりますように。

*さて続いては、とってもおいしいベーグルがいつも大人気のあの方が登場。今回もたくさんのパンをご用意してくれるそうですよ!

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平澤まりこ「ひとつだけのtreasure bag 店」(10日)

Hirasawamariko

平澤まりこさんは、言わずと知れた大人気のイラストレーター。すっと天に向かって伸びる鼻と、すらりと長い首が特徴の人物像は、平澤さんご自身を髣髴とさせるような絶妙なバランスで描かれています。また、人物以外のイラストを描く際にも、美しく筋の通った線が印象的。のびのびとした輪郭と、どこか脱力感が漂いながら、グラフィックデザインとして見てもクオリティの高いイラストが、何とも素敵なのです。

著書は多数、雑誌や書籍のイラスト、Tokyo metroなどのパンフレットや様々なパッケージのイラスト、そしてテキスタイルデザインまでも手がける大忙しの平澤さん。そんな平澤さんが、2年半の月日を経て、もみじ市に戻って来ます!

前回平澤さんが参加して下さったのは、2007年の花市。ワークショップで子供たちに絵を描いてもらい、その絵をつなぎ合わせて、会場となった泉龍寺の境内に極彩色の作品を飾ってくださいました。美しくインパクトのあるその共同作品は、大勢の皆様のご記憶に残っているのではないでしょうか。

また、2006年の第1回もみじ市では、もみじ市オリジナルのエコバッグにイラストを描いて下さいました。そのときの感想を、平澤さんはご自身のブログに以下のように書き残してます。

『目の前で絵を描いて、ダイレクトにその人の笑顔をもらって…絵が描けるっていいなあ、って素直に思いました。でもいざ「なんでも描きますよー」というと、みんな困りますね(笑)。「えーえー」ってみんな焦るのでした。で、「あー、、パン描いてください!」って言われたのがオモシロかった。おいしそうなの描きましたよ。買って下さったみなさん、ありがとう!』

ね、楽しそうでしょう。サービス精神も満点なのです。ふむふむ、なるほど、素敵! 皆さんのリクエストに答えてイラストを描いてくれたとか、夢のようだなぁ、その当時だから出来たのかもしれない…。なんて思ったそこのあなた、なんと今回も平澤さんがその場でトートバッグにイラストを描いてくれることになったのですよ!

しかも今回は、宝さがしのテーマにあわせて、お客様に宝さがしを楽しんでいただけるような仕掛けがあるとのこと。ワクワクしないわけにはいかないではありませんか! ただその場で描きますので、当日混雑した場合には整理券を発券の上、お時間になったらブースに来ていただく予定です。

たった1日だけの、平澤特製、手描きのトートバック。あなただけの唯一無二の宝物が、秋空の下でひらひら輝く瞬間をご覧ください。平澤まりこさん、満を持しての大復活です。

*平澤まりこさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

みなさんの目の前で作り上げる、世界にひとつだけの宝モノバッグです。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

お客さまにはちょっとした宝探しを楽しんでいただき、それで見つけた宝モノを目の前でバッグに描いて差し上げる、というスペシャルなTreasure bagです。くじの中にはアタリも入れようかなと思ってい ます。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

もみじ市に集まる、陽気なゲストのみなさんのパワーをもらって、いっしょに遊ばせてもらうような気分で楽しみたいと思っています。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

こんなにも個性的で、パワフルで、アメイジングなビッグパーティーはなかなかありません。どんどん参加して、話しかけて、食べて、歌って!贅沢に味わっていってくださいね。

*さて続いては、毎日食べたくなるような体にやさしいごはんをつくる、元気な女の子のご紹介です。もみじ市初登場。そして、事務局のある手紙社からのビッグなお知らせも!

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キノ・イグルー「テントえいがかん リターンズ」

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去年のもみじ市。会場のちょうど、真ん中あたりにドーム型のテントが出現しました。興味津々で中を覗く人もいれば、実際に中に入ってみる人も。そうして数分後、中から出てきた人たちは、大人も子供もみんなそろって笑顔。その光景がとても印象的でした。さて、テントの中では一体何が? その答えは…。キノ・イグルーのおふたり、有坂塁さんと渡辺順也さんが、短編映画とアニメーションの上映をしてくださっていて、2日間そこは映画館となっていたのです。まるで、ちいさな街にある、みんなに愛され続けている映画館のような、そんな雰囲気のちいさなちいさな映画館。さぁ、今年もみんなを笑顔にするこのテントえいがかんが、再びお目見えしますよ。

キノ・イグルーは、カフェやギャラリー、雑貨屋さんなど、さまざまな場所で、世界各国の映画を上映しています。映画を観る時間や空間を含めて、すべての人が自由に映画を楽しめる上映の方法を提案したいという思いから、キノ・イグルーの上映会はとてもユニーク。映画のイメージにあわせたコース料理やデザート、パンを提供したり、ライブ、写真展、イラスト展などを同時に開催したり。映画の作品から広がってゆく世界をとても大事にされています。これまでにジャック・タチの映画など、85本近く上映をして、多くの人に映画を「観る」面白さを伝えてきました。

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おふたりに実際お会いしてみると、キノ・イグルーの活動はこのふたりだからこそできるのだろうなと感じます。包んでくれるような、お人柄の良さと、あたたかさ。それから、お話をしてみるとぐぐっと伝わる、活動への熱い思い。それを聞いていると、こちらまでわくわくしてきて、何か面白いことを一緒にやりたくなってしまうのです。人を惹き付ける、そんな魅力を持つおふたりだからこそ、日本全国さまざまな場所で、映画の面白さを伝えられているのだろうなと思うのです。

活動を始めてから、今年で6年。その活動の軌跡をたどることができるイベント「Kino parade」が、現在、東京・青山のスパイラルマーケットで開かれています。これまでのフライヤーの展示、映画上映会やインストアライブをはじめ、イラストレーターや作家が映画をテーマに制作した作品の展示を行っています。期間は来月いっぱいだそうなので、もみじ市とあわせて、ぜひこちらも秋のおでかけにどうぞ。

そんな大忙しのキノ・イグルーですが、今年もテントえいがかんで、みなさんの笑顔に会えることをとても楽しみにしているようですよ。上映作品、内容は今年も当日までの秘密。テントをくぐって、2日間だけのちいさな映画館で、あなただけの宝物となるような映画に出会ってみませんか?

*キノ・イグルーさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

今年も「テントえいがかん」をオープンします!5人ぐらい入るといっぱいになる小さなテントで、映画を観てみませんか?上映作品は当日まで秘密です。〈ヒント〉ある有名な絵本が原作で、何匹かの動物が主人公。日本で作られた10分の小さなアニメーションです。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

70年前に作られたこの素晴らしいアニメーション自体が“お宝”だと思います!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

みなさんといろいろお話しできたら嬉しいです!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

時間を決めないでずーっと上映しているので、ぜひ買い物の合間にでも遊びに来てくださいねー。大人も子供も一緒になって楽しめる作品です。10分間、大いに笑って元気になりましょう!

*さて続いては、あの人気イラストレーターがもみじ市に復活です! これを手に入れたら、、、きっとあなたの宝ものになるはず。

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西本良太「木」

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西本良太さんは木工家です。でも、「木工家」と呼ぶのはちょっと憚られる気もします。なぜなら、西本さんは木だけではなく、セメント、アクリル板、プラスチックケースなど、さまざまな素材を使って作品をつくるからです。例えば、セメントでつくった箸置き、アクリル板を削ってつくった指輪、木に磁石を埋め込んでつくったマグネット…。極めつけは、先日「4」をテーマにした企画展で発表した作品。その企画展で西本さんは、文庫本を細かく断裁し、作品をつくったのです。それはとてもインパクトのある、しかし美しい作品で、見る人の足を止めました。

西本さんは大学を卒業後、家具屋さんに就職、家具職人になりました。前から家具職人になりたかったわけではなく、「つくることを仕事にしても良いかな。どうせつくるなら、完成形が見られるものをつくりたいな」との思いでその世界に足を踏み入れたそう。けれど、次第にこんな思いが生まれてきました。

「自分がつくった家具が今どこにいるのか、どんな人にどんな風に使われているのか分からない。つくった実感が湧かない」

そして2年前、6年間働いた家具屋さんを退職します。家具職人から、作家・西本良太へと転身したのです。

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もみじ市事務局の活動基地になっている手紙社には、西本さんがつくってくれた本棚とカウンター、テーブルがあります。壁一面に取り付けられた本棚は、長身で細身で爽やかな西本さんに似て、のっぽでスマート。おまけに、3mmに挽いた板を本棚の木口に貼りつけてくれたので、とってもきれいな仕上がりになりました。毎日でも眺めていたくなるような、手紙社の宝物です。

テーブルは、小学校の図工室で使われていた大きなテーブルをリメイクしてくれたもの。たくさんの釘が刺さっている汚れたテーブルを、1個ずつ釘を取り除き、表面を削り、鞄を置くスペースをつくり、大人の座高に合わせて脚を高くしてくれました。表面を削る作業がとても大変だったそうですが、削った線が模様になっていて、シャープで美しい。独特の雰囲気を醸し出す素敵なテーブルに生まれ変わりました。

西本さんが汗水流してつくってくれた本棚やカウンター、テーブルに囲まれて、これから過ごしていくのかと思うと、にっこりと微笑んでしまうくらい、嬉しい気持ちになりました。

さて、今回のもみじ市では、正真正銘の木工家・西本良太さんが登場します! 学生時代は野球部に所属していた西本さん。今回は、直球ど真ん中勝負。あえて素材を木にしぼり、さまざまなな作品をつくってきてくれるそう。例えば積み木。ピサの斜塔のように斜めに積み上げる積み木は、幾通りにも楽しめる不思議なおもちゃです。例えばアイスクリームスプーン。様々な種類の木で作ったスプーンは、これからの季節、“コタツでアイス”な、風情たっぷりのシーンを盛り上げる名わき役になってくれるかも?

いずれも、これまでにほとんど発表していな作品ばかり。皆さん、もみじ市では、シャープで美しくて、それでいて温かみのある西本さんの作品を、新しい西本ワールドを、ぜひ見にいらして下さいね。

*西本良太さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市ではどんな作品を発表していただけるのでしょう?

積み木、アイスクリームスプーン、皿、マグネットなど。これまではいろいろな素材のものを出していましたが、今回、素材は木にしぼります。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください。

作品としてはないのですが、何があるのかと探せるくらい、いろいろな物を出したいと思います。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

来場者、スタッフ、他の出店者の方々に会えることを楽しみにしています。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

のんびりした気持ちで楽しみましょう。

*さて続いては、大人も子どもも夢中になる、ちいさなちいさな映画館が今年ももみじ市にやってきます!

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generaL STORE 「Rescued Treasures」(11日)

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そのお店の扉を開けた瞬間、まるで異国に舞い込んでしまったような錯覚に陥ります。「わー!」っと思わずため息をこぼしながらぐるりと店内をみまわすと、テーブルには意匠が素敵な古いガラスの器、その向こうに女性らしいレースのクロス、ロフトにあがる階段にはカゴが重ねられ、その奥にはアンティークのドレスや帽子が。さらに目を移して行くと、外国の文房具屋さんみたいなノートや封筒、古い瓶やお鍋…。小さなお店の中に、古いもの、かわいいもの、ロマンチックなものが、天井から床までいっぱいに並べられ、どこから見ればいいのか迷ってしまうほどです。そして、たくさんの商品の中からそのひとつを手にしてみると、ぐっと心を掴まれるような存在感があり、古いもの、大切に受け継がれてきたものだからこその、深い魅力を感じます。

これらの商品はすべて、オーナーの奥澤知恵子さんが選び、集めてきたものばかり。かつてニューヨークに住みながらショップで働き、卸の仕事をしていたという知恵子さんですが、そんな彼女ならではの目利きとネットワークと交渉力を携えて、アメリカはもちろんフランスをはじめとするヨーロッパなど、年に数回は仕入れの旅に出かけています。レンタカーを借りておよそ2週間、あちらこちらを回っては知恵子さんの目に留った1点ものの商品を集めてくるのだそうです。

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訪れるたびにお店に並ぶ商品がかわり、何時間でもそこにいたくなるような、まるで宝箱のような小さなお店、generaL STORE。わたしはかつてここで、一枚の洋服を手に入れました。それは、知恵子さん手づくりの1枚のワンピース。フランスのデッドストックのリネンで作られているその洋服は、ざっくりしていて動きやすく、着心地がよく、それでいて女性らしくてかわいらしい。洗濯機でグルグル洗え、洗うほどにリネンならではの風合いが増していくところもお気に入りです。かつてフランスで作業着として使われていた洋服を、知恵子さんがアレンジしてデザインしたものだというのですから、そんな実用性が備えられているのでしょう。私にとってそのワンピースは、普段の仕事のときは、洗いざらしをざっくりと、ちょっとしたお出かけのときはアイロンをかけてパリッとさせて、いつも着ていたい大好きな一枚になっています。

もともとは、洋服を作る人になることを夢見ていた知恵子さん。最近はいよいよその活動が本格的に動き始めているそうです。もみじ市では、知恵子さんが海外で「救出」してきた、捨てられてしまうはずの古いものとともに、知恵子さんの新たな作品の数々の中からも、お気に入りの「宝もの」になるような一点ものが、きっとみつかるはずです。

冒頭に書いた異国感は、じつは扉をあける前から始まっています。すでにご紹介している茨城県にある美しすぎるカフェ「カフェ・ファミーユ」と同じ敷地内にある、そのお隣の小さな小屋がgeneraL STORE。もみじ市でも隣り合う2つのブースで、お店を訪れたときのような素敵な空気を感じてみてください。

*generaL STORE 奥澤知恵子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

私が作っているお洋服はヨーロッパで織られたものの、必要とされなくなったデットストックの布を使用しています。お店のものたちも作られた時代から何年も捨てられずに誰かによって救い出されてきたものたちなので、”救助された宝物たち”という感じがいいかなと思いました。

前回同様オリジナルのお洋服も少しやらせていただこうと思っているのですが、お客さんはやっぱり小さな持ち帰れるものがあった方が楽しいだろうと思ったので、今回はお洋服を作るときにどうしても出てしまうのだけど捨てられない、リネンのハギレたちにコサージュなどの小物に生まれ変わってもらうことにしました。あとは帽子なども作っていければ・・・と思案中です。

今回のテーマが宝探しということと、今回のもみじ市はブルターニュ旅行とアメリカ仕入れのすぐ後なので、海を越えてきたお宝たちも(いつものアンティークですが)連れていきたいとおもっています。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください! 

ごちゃごちゃにするのは得意!?ですので、いろんな物を少しずつ持っていって、お客さんに蚤の市気分を味わっていただけるようなディスプレイにして、トレジャーハンティングを楽しんでもらえるように出来ればいいなーと思っています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

一度に沢山の人にお会いできるもみじ市。 あの広い河川敷でお天気になることを祈りつつ、またたくさんの人に出会えてエネルギーをもらえるといいなー。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします! 

日本中をかけめぐらないと会えない人や作品が一同に集まるもみじ市。とっておきのお宝がみつかることでしょう!

*さて続いては、手紙社の本棚やカウンターもつくってくれた、あのサムライ木工家の登場です!

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大図まことの青空刺しゅう教室「刺しゅうで自分だけのかっこいい腕時計を作ろう!」(11日)

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教室の机にずらりと並んだちびっ子たちがまん丸な目を向けて熱心に耳を傾けています。今年6月、札幌にある“まほうの絵ふで”という子供のためのアートスクールで開催されたワークショップでの一場面です。

ちびっ子たちの熱視線を一身に浴びていたのは、クロスステッチデザイナーの大図まことさん。その日、ワークショップで作っていたのは、その名も「水にも衝撃にも弱い!毛-SHOCK!!」。クロスステッチで編み込んだ毛糸で作られていて、持っていたらみんなに自慢して歩きたくなるようなカッコイイ時計。それが、毛-SHOCK! 初めて作品を見たときはとにかく衝撃的で、思わず、わー作りたい。いいないいな! と叫んでしまったほど。みなさんも一度見たらきっと忘れられないはず!

大図さんがクロスステッチを始めたのは、以前から親交のあったカメラマンの方から勧められたのがきっかけだそう。今でこそ、大人からもちびっ子からも人気の大図さんですが、作家として活動を始めたばかりの頃は苦労も多かったとか。たくさんの作品をリュックに詰め込んで、自転車で営業していたこともあったそうです。でも、大図さんとお話していると、笑っている時間の方が多くて、苦労話も楽しい話に聞こえてしまうのです。

大図さんの明るく素敵なお人柄と、魅力的な内容で、ワークショップは常に大盛況。大図さんの手から生み出されるポップでカッコイイ作品と図案の数々は、著書の「ぼくのステッチ・ブック~シンプルでかわいい ク ロスステッチのおもちゃ箱~」 「ホップ・ステッチ・ジャンプ!ふだん使いのクロスステッチ」でご覧いただくことができます。見ているだけでもワクワクして、自分も一緒に作ってみたくなる楽しい図案集。もみじ市では著書の販売もしてくださるそうなので、気になった方はぜひ見てみてくださいね。当日購入された方は、ご本人からサインをもらうチャンスですよ!

大図さんは語ります。

「ずっと残るものを作りたい。30年後も同じもの(図案、刺繍のモチーフなどの本)を見ながらみんなが作ってくれたら嬉しいですね」

それは、とても幸せな連鎖。便利な世の中で、語り継がれる物を残すことの方が難しい時代ですが、発信する側はそれを“続けていること”が重要な気がします。クロスステッチデザイナーの道をひた走る大図さん。そんな大図さんの歴史の1ページを、あなたも一緒に“作って”みませんか?

<ワークショップのご案内>
日時:10月11日(日) ワークショップは随時開催しています。
所要時間:約1時間
参加費:2,000円

*大図まことさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんなワークショップを開いていただけるのでしょう?

刺しゅうで自分だけのかっこいい腕時計を作る教室を開きます。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品や試みがあれば教えてください!

もみじ市で自分だけの宝物を作ろう!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

普段会えないお客さんや、他の作家さん達とのふれあいを楽しみたいと思います!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

一緒に楽しみましょう!!

*さて続きましては、今年もあの美しい雑貨屋さんが茨城から登場! 今年はまた楽しみなラインナップで…

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ワタナベマキ(サルビア給食室)「保存食のおすそわけ」(10日)

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おいしいごはんが食卓にならぶことは、幸せな家族を築くために大切なことだと思う。手づくりのおいしいごはんがあれば、家族がそこに集まり、楽しい会話が生まれる。だから料理家・ワタナベマキさんの家庭は、きっと幸せだろうと思う。こんなに温かなごはんを家族みんなで食べられたら、幸せだろうな、と思う。

数々の著書を出し、いまもっとも活躍している料理家の一人ともいえるサルビア給食室のワタナベマキさん。つい先日発行されたばかりの「サルビア給食室のストックおかず」をはじめ、ワタナベさんの著書は、日々の暮らしの中のふだんのごはんをテーマにしたものが多い。そしてそれらは、ほんとうにおいしそうで、忙しい毎日の中でも実践できそうな手軽さと工夫と、愛情にあふれている。

それは、ワタナベさんが「料理をつくること」を心から好きだからなのだと思う。かつてはグラフィックデザイナーとして、デザイン会社に勤務していたワタナベさんが、あるとき「ほんとうに自分が自信をもってできることは何だろう?」と考えたとき、たどり着いたのが「料理をつくること」だった。そう気付いたとき、上司に「料理をやりたい!」と申し出たのだという。以来、デザインの仕事のかたわら、社員のお昼や撮影時のお弁当をつくるようになった。それが料理家としての活動のはじまりだった。

「なかでも保存食が得意なんです」というワタナベさん。その料理づくりには、大きな影響を与えた方がいるという。それは、高校3年間、札幌で一緒に暮らしていたおばあさんだ。その世代の方にとってはあたり前のことなのかもしれないが、おばあさんは保存食をつくるが日課だった。日々、漬け物を漬けたり、野菜を干したりしていた。その様子を間近でみていたワタナベさんは、いま、それを自分サイズに形を変えて受け継いでいる。ピクルスを漬けたりドライトマトをくったり、というように。

だから、ワタナベさんにとっても、保存食をつくったり使ったりすることは日常のこと。そしてもみじ市には、そのお得意の保存食から、「たくさん作ったから、どうぞ」といわんばかりの、ワタナベさんの日常が詰まった瓶を携えて、やってきてくれる。

「ピクルス、マリネ、ペーストなどをご用意する予定です。根菜類はピクルスに、ズッキーニやトマト、ナスなどはマリネに。大好きな豆類も使います。色とりどりの瓶が並ぶ様子は、見た目もきれいだと思いますよ」

アゴの出汁を含んだごぼうやレンコンのピクルスに、梅酢に漬けた山芋のピクルス。もちろん、そのままいただいても、いくらでも食べられそうなほどおいしいけれど、さらにアレンジを加えてもおいしいように、保存の段階では、シンプルな優し味付けにしているのだという。

久々にお会いしたワタナベさんは、ほんとうによく笑う。一緒にごはんを食べれば、それだけでも、幸せな気持ちになる。そんなワタナベさんがつくる日常食のおすそわけをいただいて、あたなの食卓にも、もっともっと幸せが訪れますように。

*ワタナベマキさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんなお料理を出していただけるのでしょう?

野菜のピクルス、オイル漬け、干菓子、手作り乾物などを瓶にいれて、みなさんにおすそわけしたいと思います。

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

初参加なので、自分もお客さんになった気持ちでいろいろ見て味わって楽しみたいです。来てくださった方に喜んでもって帰ってもらえるものを、作りたいと思います。

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

日頃から、作っている保存食をみなさんにおすそわけできればと思っております。初参加で、とても楽しみにしていますので、みなさんぜひ、遊びにきてください。

*さて続いては、ポップでキュートでカッコイイ、ワークショップが初登場! 作家さんの愉快なキャラクターも、見逃せませんよ!

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村上みゆき「お菓子+お茶」(10日)

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お茶。奥深い世界であることは、皆さんもご存じの通りです。心をこめて大切にいれる…とわかっていても、やっぱりヒントや心構えはプロから教えてもらうと、その世界の扉がぱっと開かれるものです。

村上みゆきさんの主催される紅茶教室は、実に様々な年代の方がゆっくりお茶を楽しみにいらっしゃる、人気の教室です。数種類のお茶の淹れ方を教えてもらい、お手製のお菓子をいただくことができ、豊かで幸せな気分になれるから、これほど人気なのでしょう。

紅茶教室に参加した方によると、なんといっても印象的なのは村上さんの手さばきの美しさなのだそう。そのテキパキとした美しい手さばきは、普段のゆったりした村上さんの雰囲気からは、ちょっと意外(!)とも思える動きだそうです。そして、その村上さんの手さばきを真似れば、きっと美味しいお茶が淹れられる、そんな風に思うのだそうです。

昨年のもみじ市で、何度も遠い水場までお水を汲みにこられる村上さんのお姿が印象的でした。村上さんによると、お茶を淹れるとき、“汲みたて”であることが、とても大切なのだそうです。

村上さんははっきりと意思をもって語ります。

「お茶を淹れるときは、飲んでくれる人のことを考えて淹れます。時間をゆっくりとって、お湯を沸かす時間や、茶葉をよく見て、茶葉と向き合うことが大切なんです」

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今年のもみじ市では、お持ち帰りいただくお菓子(もちろん手づくり)と茶葉を準備して下さる予定の村上さん。

「お菓子にあう茶葉をセレクトして一緒に販売する予定です。お菓子はもちろん選んで買っていただくのですが、茶葉は袋を開けてみるまで内緒にしてちょっと宝探し気分(?)を味わっていただけたらと…」

数量限定の村上さんの“お菓子+お茶”を手にできたら、本当に宝を手に入れたいれたような気分になるかもしれませんね。

みなさん、もみじ市では村上みゆきさんの作ったお菓子と、選んだお茶を手に入れて、新たな世界の扉を開いてみませんか?

*村上みゆきさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

焼き菓子とお菓子に合わせた茶葉をセットにしてお持ち帰り用のお菓子セットを作ります。もみじ市の楽しい空気と一緒に、お菓子セットをお持ち帰りいただいて、お家でもみじ市の楽しかった時間を思いだしながら、お茶の時間を楽しんでいだたけたら嬉しいです。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

今回のもみじ市のテーマが「宝探し」ということで宝探しには、ちょっとした冒険も必要ですよね! 今回のお茶とお菓子の組み合わせは、内緒です。お菓子はもちろん中味が分かるように販売しますが、合わせる茶葉は、何が入っているかは袋を開けるまでお楽しみに。このお菓子には、どんな茶葉か? なんて予想してみてくださいね。お菓子と組み合わせる紅茶の好みは、それぞれ各自のお気に入りがあると思いますが、普段、飲まないような茶葉にあたっても、新しい出会いだと思って召し上がってみてくださいね。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

楽しみたいのですが、初のお持ち帰りお菓子の販売で、ドキドキ今から緊張しています。秋空の爽やかで気持ち良い空気の中でたくさんにお宝との出会いを楽しみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

私も、もみじ市ではいつも何か美味しいもの食べたいなぁーって思っていても、あっという間にお目当ての物は売り切れていて、満足、満腹にならなかったりもしますが、物で満たされることはなくても、終わってみたら心の中は、いっぱいの満足感で満たされています。たとえ鞄がいっぱいにならなくても、心でいっぱいもみじ市の空間を楽しんで下さい。

*さて続いては、もみじ市初登場となる料理家さんの登場。なんと、書籍や雑誌で大活躍のあの方です!

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アトリエノマド「西洋野菜とフレッシュハーブ」(11日)

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長野県佐久市にある長者原。ここは山の合間にぽっかりと畑が広がるのどかな地。ここでアトリエノマドのいけだ たつやさんとよしえさんは、丁寧に野菜を育てています。訪れたのはとある夏の1日。彩りも豊かな野菜が実を揺らし、360度に広がる緑と空に包まれて、大きく息を吸って澄んだ空気を体中に巡らせる。家の前に立つ大きなケヤキが印象的なアトリエノマドの畑は、なんとも気持ちのよい場所でした。

8年前、たつやさんは単身フランスへとわたり、農業を学びました。
「そこで見た畑が、うっとりするほど美しかったんです。その風景を、自分でも作りたくて」
その思いを胸に、日本に戻ってきたいけださんは、3年前、この場所にたどり着き、農家として独り立ちしました。

アトリエノマドが実践しているのはバイオダイナミック農法。有機、無農薬を基本に、化学肥料を使用しない代わりに、天然のハーブや鉱物などの自然物で作った調合材で土を活性化させ、さらに、天体の動きにあわせて種蒔きや収穫の時期を選択する、自然と調和した農法です。自然のリズムに添うようにして育てているのは、たつやさんが留学中に親しんだ西洋野菜です。

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ところで、西洋野菜ってどんなもの? もみじ市で販売していただく西洋野菜をいくつかご紹介していただきましょう。

●コールラビ
「キャベツの仲間です。ドイツ語でコールはキャベツ、ラビはカブを意味します。キャベツやブロッコリーに似た風味と繊細な甘みと歯ごたえがあります。スープや煮込み料理にすると栄養をたっぷり味わうことができます」

●ビーツ
「根菜類ですが、ホウレンソウの仲間です。日本では砂糖大根とも呼ばれています。切ってみると、その鮮やかな紅色は見事です。その色からも“飲む血液”といわれるほど栄養が豊富で、ロシア料理のボルシチには欠かせない野菜です。煮込み料理やスープはもちろん、茹でてサラダに加えたり、ピクルスにしたり、独特の甘みと鮮やかなルビー色が楽しめます」

●スイスチャード
「ホウレンソウの仲間です。赤・白・黄色、色とりどりの葉と茎の美しさが自慢の野菜です。加熱しても色が残るのも嬉しく、おひたしや炒め物、スープに…、幅広く活躍します。フランスではスイスチャードをたっぷり使ったグラタンが定番の家庭料理として親しまれています」

どうです? なんだかワクワクして来る野菜ばかりだと思いませんか? 

アトリエノマドにはもうひとつ夢があります。
「フランスでは日常的にマルシェが開かれていて、そこで町の人々は買いものをし、コミュニケーションを取っているんです。夕方にお店を閉めたらそのままみんなでお酒を飲みにいく。こんな楽しいものが、なんで日本にないんだろうって。日本にもマルシェを定着させたいんです。もみじ市では、ヨーロッパの小さな村のマルシェのように野菜を並べて、お店を作ります」

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アトリエノマドのブースに来れば、フランスのマルシェに買い物に来たような気分が味わえそう。かわいいマルシェバッグを持って、買いものに来てください。そして、西洋野菜の新しいおいしさに、ぜひ出会ってくださいね。

*アトリエノマド・いけださんに聞きました。

Q1. 今回のもみじ市では、どんな野菜を販売していただけるのでしょう?

みなさんにおなじみの野菜から、ちょっと変わった西洋野菜、それらを使った加工品とできればフレッシュハーブを。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

宝さがし=未知な野菜との出会い! 同じ野菜でも、色や形、その姿はそれぞれに表情があります。野菜ってこんなに可愛らしく美しかったんだ!? って思っていただけるような野菜たちを連れて行きたいと思います。あとは食べてからのお楽しみ〜!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

やっぱり何よりも「出会い」です。野菜をとおして、お客さま、出店者のみなさんとどんな出会いが生まれるのか? たくさんの笑顔や刺激をいただいて、畑に持ち帰りたいなと思っています。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

私たちも初めて参加させていただくもみじ市です。ワクワクしています! 目に見える宝ものから、心に残る、お腹に入る宝ものまで、必ず何かに出会えるはずです! 一緒に宝箱に飛び込むつもりで楽しみに来てください!

*さて続いては、もみじ市ではおなじみの、やさしいやさしい、あの紅茶の先生が登場。今回は、「宝さがし」なアイデアをお楽しみに!

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ひなた焼菓子店「白箱菓子と木の箱」(11日)

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すこし早起きをして見上げた空は、とても高く、とても青い。お気に入りの靴をはいて、「行ってきます!」。お日さまにあいさつをして、各駅電車に乗りこみました。そう、向かう先は町田市にあるひなた焼菓子店。

最寄りの駅から、川をひとつ越え、畑を目にしながら、てくてく歩いて20分ほど。古い平屋が並ぶその一角に、ようやく、ちいさな看板を見つけました。矢印が教えてくれる通りに、ぐるりと家のまわりをまわって、縁側に到着。からからと引き戸を開けて、中に入ると、肌がつるつるっとした、笑顔の素敵な女性が出迎えてくださいました。彼女が、ひなた焼菓子店の店主、森和子さんです。

お店を始められてから、約3年半。お店の営業日には、朝日がのぼる前に起き、オーブンをつけて、準備を整え、タルト、クグロフ、スコーン、パウンドケーキ、クッキー、と順番に焼いていきます。北海道産の小麦粉、房総半島の卵、ヨロン島の天然塩、てんさい糖、アルミニウムフリーのベーキングパウダーと、身体にやさしい素材が使われ、季節の果物は、近所の農家さんのもの、ローズマリーやベリーは、お庭で育てている、摘みたてのものを。それらの焼菓子が並べられるのは、森さんのパートナーでもある木工作家の鰤岡(ぶりおか)力也さんが作った、滑らかな木の表情の、木のトレイやコンポート皿の上に。そんな、おふたりが作り出す、うつくしい風景を見ながら、どの焼菓子にしようかと選ぶ時間は、とてもしあわせなひと時です。

いくつかの焼菓子と、森さんの笑顔をお土産に、来たときと同じ道をたどって、駅まで向かいながら、今度は畑をよく見てみました。あれは、里芋の葉っぱ、こちらは、にんじん、あっちは梅の木。目の前に流れる相模川は、わたしの両親の暮らす海辺の街まで、つづいているのだと知りました。

家に帰ってから、ていねいにいれたカフェオレと一緒に、オレンジナッツタルトをいただきました。ほろほろとココア味のタルト生地が口の中でくずれ、甘酸っぱいオレンジ、くるみ、オレンジピール、チョコチップ、とさまざまな食感がとても楽しい。ピンク色の胡椒のスパイスが、それらの自然な甘みを引き締めます。

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「いつも、そんなに考えません」。そう笑いながら、日々のことをお話してくださった、森さん。光と風がそよそよと降り注ぐ、あの気持ちのよい場所で、森さんの心の感じるまま、手を動かして作られる焼き菓子たちは、わたしたちに、おいしい時間を届けてくれる、お日さまのぬくもりのような存在なのだと思いました。わたしの心の中にも、小さな旅の思い出とともに、あたたかな気持ちが、ずっとつづいていきました。

さて、今年のもみじ市では、鰤岡さんが作られた、頼もしくて、やさしい雰囲気を合わせもつ、大きなテーブルの上に、開けてからのお楽しみ...! の白箱菓子が並びます。もみじ市のために焼かれる、秋の果物を使った焼菓子たちが入っているそうです。そして、木の箱や、コンポート皿など、木で作られた生活の道具も一緒に並べられます。

みなさん、どうぞ、秋のやさしい風を感じながら、わくわくしながら、ひなた焼菓子店にいらして下さい。

*ひなた焼菓子店・森和子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市ではどんな焼菓子と作品を発表してくださるでしょう?

普段、お店では販売しない、イベント限定の焼き菓子と、木の入れ物、お皿、コンポート皿など…。
 
Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた焼菓子があれば教えてください。

白い箱の中身は、開けてからのおたのしみ…。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか? 
  
広い空の下で、気持ちよい一日になるように。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

ワクワクしながら、来てくださいね。

*さて続いては、信州の大地で農業を営む素敵なご夫婦が登場。もみじ市初参加です!

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cafe la famille「クレープリー」(11日)

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「家族」という名のカフェがあるという。あまりにも美しいカフェがあるという。どこにでもある田舎町の住宅街の真ん中に、そのカフェはあるという。

4年前、そんな噂を聞きつけ、茨城県結城市を訪れた。そこには、僕たちがカフェに求めるすべてがあった。いや、違う。正確にいうと、僕たちが求める以上のものがあった。僕たちがそれまでにイメージしていたカフェを、ひょいっと飛び越えていくような、華麗なカフェだった。

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僕はこう断言することをいとわない。もしあなたが「cafe la famille(カフェ・ラ・ファミーユ)」を訪れたなら、ファミーユの建物をあなたが認めた瞬間から店を出るまでの間、あなたの幸せは約束されたのだと。

フランスの北西部・ブルターニュ地方の香りが漂う白亜の建物、奥澤さんが自らデザインし、大工さんと一緒につくりあげた空間、四季折々の草花や野菜、ハーブが咲き誇る庭、離れには今年完成したばかりのギャラリーと石窯を備えた小屋…。それらは皆、上質なインテリアの洋書から飛び出してきたようで、その美しい空間に我が身を浸せる幸せを感じない人など、いるはずがないと思う。

幸せは続く。あなたが座ったテーブルに運ばれてきた料理を見た時に、そして、それを食したときに、その幸せは驚きに変わる。なぜ驚くのか? お皿が素晴らしいのだ。料理がおいしいのだ。それは、“カフェの料理”のレベルではない。この時点で、あなたの幸せのボルテージは最高地点に近づく。

しかし、あえて言おう。ファミーユを訪れて最も幸せを感じる瞬間は、そこに到着し、スタッフに迎えられたときだ。いつ訪れても、スタッフの皆さんが、素晴らしい笑顔で迎えてくれる。その笑顔は、「おかえりさなさい」と言ってくれているようだ。旅から帰って来た家族を、温かく迎えてくるような笑顔なのだ。

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今年のもみじ市。奥澤さん率いるファミーユのスタッフが、みんなでやってくる。1年ぶりに多摩川に帰ってくる。だから、僕たちも笑顔で迎えようと思う。

ファミーユの皆さん、もみじ市へおかえりなさい!

*cafe la famille 奥澤裕之さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

前回と同じガレットですが、ちょっと形を変えて食べやすくします。それと、季節限定のカフェラテ? もみじラテ? 今、考え中です。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

秘密の食材を使うかも。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

できることなら、できることなら、他のブースを見てまわりたい!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

ここでしか見ることができないもの、味わうことができないものを楽しみに来て下さい!

*さて続いては、もみじ市では毎回人気の小さなお菓子屋さんが登場。いつも、もみじ市用のパッケージを考えてくださるのですが、今年は…

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緒方伶香「糸屋+テノリぱんだ作り」(11日)

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「羊毛の一番の魅力は、自由自在に形を変えられる柔軟性。糸もフェルトも、形になったものが生活の中で役に立つということ。そして、手や足を動かし、目の前で糸ができていく様子を見ながら、気ままに紡ぐのが、とても楽しい。身体全体を使って糸を紡ぐことはちょっとしたスポーツのような感覚。ペダルを踏む度に風をおこして回る糸ぐるま、手の中から引き出されボビンに巻き取られていく糸、その動きのどれもが、清々しい気持ちにさせてくれるように思います」

そう語ってくれたのは、羊毛を使って、あたたかくて優しい、すてきな作品を生み出している緒方伶香さん。

緒方さんは子ども服のテキスタイルデザイナーとして活躍したあと、紡ぎ車と世界の原毛を扱うお店で働くようになり、羊毛に親しむようになりました。著書「羊毛のしごと」(主婦の友)の中には、かわいらしい緒方さんの作品とともに、羊毛の主要な原産国であるニュージーランドまで羊に会いにいく様子が描かれています。初めてお会いしたときの、内に秘めた熱意と、外に発するやさしい雰囲気が、作品を拝見したときの印象そのままの人だなと、思いました。

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そんな緒方さんが、今回はニードルパンチという道具を使った、「テノリぱんだ作り」のワークショップを開いてくれます。そのほか、洗うほどにふわりと肌ざわりのよくなるインドの手紡ぎ手織りの布“カディ”を藍染めし、ドゥグリ(インドのさしこ)風に糸をさしたストールを販売。そしてやっぱり緒方さんと言えば、「手紡ぎ糸」ですよね。今回は特に、羊やアルパカや色つきの糸が混ざった毛糸玉、一玉でチェックが織れる糸を用意してくれるそうです。

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青空のもと、せっせと手を動かして、かわいいぱんだを作ってみませんか。河原の涼やかな風と、羊毛で作ったかわいいぱんだに癒されること間違いなしのワークショップ。随時開催してるので、気軽に参加して下さいね。

*緒方伶香さんに聞きました。

Q1. 今回のもみじ市では、どんなワークショップを開いていただけるのでしょう?

刺せば刺すほど羊毛がかたまっていくニードルパンチという針で、手のひらサイズのぱんだを作ります。1匹500円(材料費別)です。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品や試みがあれば教えてください!

ぱんだ作りが、もみじ市の楽しい思い出、宝ものになればと願ってます。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

自分もお客さんとして買いものを楽しみたいです。もみじ市には何度か参加しているのですが、実はいままで小鳥のブローチをひとつ買えただけなんです。でも、その小鳥のブローチが私の宝ものになっているので、今年また新しい宝ものを見つけたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

一年ぶりに、秋の河原でまたお会いできるのを心待ちにしています。毎年、お母さんとワークショップに来てくださる男の子… 大きくなったかな。今年は、ずっとやりたいと思っていたニードルパンチで固めて作る「ぱんだ」のワークショップを開きます。ぱんだ、ぱんだ、ぱんだを一緒に作りましょうー。

*さて続いては、あの美しすぎるカフェ、登場です。

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sunui「船とバッグ」(11日)

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10月10日、11日に多摩川の河原に、ちいさなちいさな宝船が出航します。さぁさぁ、みなさん、乗り遅れないようにご注意を!

ここでちょっと、この宝船の持ち主を紹介しましょう。sunui(スヌイ)の4人の女の子です。もともとは、大学時代の同級生だった彼女たち。ある時に出かけた旅をきっかけにsunuiを結成。以後、全国で「旅する雑貨屋 smile market sunui」を開いて、オリジナルの雑貨を販売したり、ミュージシャンのCDジャケットやツアーグッズを手がけたり、ライブの舞台装飾を担当したり。最近では、「ハナレグミ」のツアーグッズ、「あいのわ」グッズを手がけたことも話題になっています。まさに大活躍な4人なのです。

sunuiの作品は、かわいいのはもちろんなのですが、そのひとことだけではすまされません。ちょっとはずしたかわいさとでもいうのか、とにかくセンスがいいのです! 作品の素材は、旅先の異国の地で出会った、その土地ならではの布や、個性的なボタン。ふらりと入った町の自転車屋さんで見つけた、ちょっとへんてこな金具。こういったちぐはぐな素材を組み合わせて、作品を生み出していきます。出来上がったものは、素材の組み合わせが絶妙。彼女たち4 人にしか、作ることはできません。

そのひとつが、以前sunuiのアトリエで開かれた展示会で、ひときわ光っていた「2009年のカレンダー」。それは、旗、手袋、長いキャンバス、手触りのある紙など様々な素材で作られたものでした。カレンダーを手袋で作るなんて! びっくりするのと同時に、その発想力のすばらしさに尊敬を覚えてしまいました。こんなふうに、今まで存在していた既成の概念に縛られない、自由なものづくりを楽しんでいる、それこそがsunuiの持ち味なのです。

さて、そんなsunuiが、今年のもみじ市のテーマ「宝さがし」にちなんで、なんと「宝さがしに挑む船」を作ってくれることになりました。一体、どんな素材で作ってくれるのか、必見です。この宝船、当日は会場のどこかに、ゆらゆらとたたずんでいるはず。そして、みなさんを宝さがしの旅へと連れ出してくれるはずです。

さらに、その船のモチーフを使った、もみじ市限定のお買い物バッグも販売してくれるそうです。「男の子も女の子も持てるようなお買い物バッグを目指しました」と言うだけあって、みたことのないような、ひとひねりあるバッグに仕上がるようですよ。こちらもどんな素材で、どんな形のものになるのか、とっても楽しみですね。

当日は、このバッグいっぱいに、みなさんだけのお宝を詰めていってくださいね。
さぁ、10月10日、11日は宝さがしに出発です!

*sunuiさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

LPサイズでタフなもみじ色のお買い物バッグを、事務局ブースにて販売します。あとは、目印になるような船を会場のどこかに出航させます。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

宝さがしに挑む船、のイメージをバッグにプリントする予定です。sunuiバッグを持って、もみじ市を散策して、お宝を見つけて、バッグに入れる!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

天気と季節と皆さんの作品を楽しみにしています。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

身軽に、気軽に、おおらかに楽しみに来てください!

*さて続いては、ふわふわの羊毛でふわふわのわかいい動物をつくるワークショップとお店のご紹介です。

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杉見朝香「絵本の読み聞かせ」

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みなさん絵本は好きですか? 私は大好きです。小さい頃に大好きなひとが読んでくれた懐かしさ、ひらがなを覚えたときに声に出して読み上げた誇らしさ、大人になってなんとなく立ち読みしたときのじんとする気持ち、誰かに読んであげたときの幸せ。みんなそれぞれいろんな思い出があると思います。みんなそれぞれあたたかい気持ちになると思います。みんながそれぞれ、目を輝かせて、または細めて絵本に向かっている光景が目に浮かびます。そんな素敵なよみものを、秋空の下で、誰かに読んでもらうって、たまらなく素敵だと思いませんか?

杉見朝香さんは、小学校の先生で、ののちゃんのお母さんで、旦那さんとの漫才コンビの突っ込み担当(冗談ではありません)で、すごくパリッとした女性です。朝香さんは、その切れ長の瞳で、誰にでも優しく公平に、気転を利かせて接することの出来る、稀有なひとです。そして、わたしたちの市になくてはならない、読み聞かせの名手なのです。

初めて朝香さんとお会いしたときに、私が『地獄のそうべえ』と『おならうた』と『怪獣たちのいるところ』が好きだと言ったら、すぐに理解して下さり、「今度『地獄のそうべえ』を読み聞かせにもって行こうか」、と言ってくださいました。私はびっくりして、そしてとても嬉しくなりました。だってそれまで私の好きな絵本を全部知っている人もいなかったですし、ましてや読み聞かせてくださると、ごくごく自然な調子で提案する方なんて、どこにもいなかったんですもの。それは思いがけず、幸せな体験でした。

そう、朝香さんの読み聞かせは、とても不思議なパワーがあるのです。決して大仰ではなく、ゆるやかに、時にヒソヒソと話しているのに、そこにいる子供たちはみんな、朝香さんの読み上げる動きに合わせて、一緒になって動いてしまうのです。通りがかりの大人も、立ち止まったら最後、一冊読み終わるまでそこに貼り付けられてしまうのです。

ね、ちょっとワクワクするでしょう? どうしても嬉しくなってしまうのです。大勢の作り手さんたちの中の、ただ一人の読み手。絵本だけでなく、紙芝居も併せて登場しますよ。杉見朝香さんを囲んで座って、みんなちょっとだけ、ひとやすみしませんか。

<杉見朝香さんによる絵本読み聞かせ>

日時:10月10日(土)、11日(日) 随時
場所:河原のどこか。子供たちの黒山を頼りに探してみてくださいね。

*杉見朝香さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな絵本を読んでいただけるのでしょう?

小さい子から大人まで楽しめる絵本や紙芝居をたくさん用意しますね。その中から「これ読んで」と言ってくれたものを読みますので、お気軽に声をかけてくださいね。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品や試みがあれば教えてください!

宝探しのように、ワクワクドキドキするような絵本を読みたいです。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

絵本コーナーでは、子どもから大人までたくさんの方たちと触れ合いたいです。今回は何を買おうかな?毎回買い物も楽しんでます!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

買い物の後には、多摩川でのんびりするのもいいですよ〜。川は癒されます。絵本コーナーにお子さんをあずけてもOKです。託児所化してます(笑)

*さて続いては、もみじ市会場に宝船が登場します! その持ち主はとってもおしゃれでとってもユニークな4人の女の子たち。

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ラトリエ ルートブルーエ「フランス焼き菓子」(10日)

夢と希望、たくさんの思いがいっぱいに詰まった小さな焼き菓子。初めてそのお菓子をいただいたとき、ふいに、あの頃の気持ちを思い出しました。

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見た目はオーソドックスな、小さく焼かれたパウンドケーキ。しっとりとしたそのケーキをひと切れいただいた瞬間、口のなかにふわりと広がったのはラム酒の香りでした。その味わいのなかに、生地に練り込まれたマロンのかたまりが、ときどきその存在をあらわにし、ラム酒とまざりあってさらにリッチな味わいを生み出します。ちょっと特別な、大人のパウンドケーキ。

私は小さかった頃を思い出していました。パウンドケーキのような焼き菓子って、子どもにとっては、日常の中の少しだけ特別な日のおやつでしたよね。たとえば、お客さま用に母が用意していたものを、わくわくしながらそのひと切れをおやつにもらうような、いつもと違う特別な感じ。

ラトリエ ルートブルーエのお菓子は、大人になったわたしにとっての、そんな存在のような気がしました。甘さをひかえたシンプルでナチュラルな焼き菓子が普段のおやつだとしたら、阿部里江さんのつくる焼き菓子は、日常の中のちょっと特別な日にいただきたいもの。いいことがあった日のおやつとか、大好きな友人のお宅に招かれたときの手みやげとか。

その背景には、「伝統的なフランス菓子を作りたい」という阿部さんの思いがありました。「以前、フランスを旅して朝から晩までお菓子を食べ歩いていたことがありました。それが本当においしくて、『この道で行きたい!』と思ったんです。だからコテコテのフランス菓子を追求していきたい。もちろん素材は国産小麦やアルミニウムフリーのベーキングパウダーなど良いものを選んでいますが、砂糖とかバターの量などを控えることはしていません。いちばんに『おいしい』と思うものにしたいから」

そう、強い思いを語ってくれた阿部さん。それは「素朴さ」が好まれる最近の焼き菓子の流れとは別のベクトルへ進んでいるようにも思えるけれど、それが新鮮で、だからこそ、特別感を与えるものにしているのかもしれません。

自宅に工房を構え、いまはネットのみで販売しているラトリエ ルートブルーエ。パティシエであるご主人の彰さんが作ったレシピを元に、里江さんが商品を焼いているそうです。ネットをオープンして、まだ2年足らずですが、夕方に販売商品をアップすると、翌日にはすべて予約が終了する、という人気店に。リピーターが多いというのも、その美味しさを裏付けています。

ちょっと難しいお店のお名前には、こんな思いが詰まっています。ホームページにはこんな説明が記してありました。

「”ルートブルーエ”とは、フランスの国道7号線、パリからコートダジュールの西端の町マントンまでを結ぶ道路のことです。訳すと「青い道」という意味。(中略)コート・ダジュール(紺碧の海岸)へ向かう道として、「青い道」と親しみを込めて呼ばれてきたのです。この道を歌った歌にシャルル・トレネの「国道7号線 ROUTE BLEUE7」という歌があります。その歌の中で「幸せいっぱいの道・成功に続く道」と”ルートブルーエ”は歌われています」

幸せいっぱいの道。それは、食べた人が幸せになるように。
成功へ続く道。それは、ご自分たちがいずれ「一軒のパティスリーを持つ」という夢を叶えるまでの、成功への道であるように。

「ラトリエ(工房) ルートブルーエ」は、いつか「パティスリー ルートブルーエ」へ。そう目標を持ちながら、阿部さんは今日もフランス菓子を作り続けているのでしょう。

もみじ市で阿部さんのお菓子をいただけば、きっとあなたにも笑顔が訪れるはずです。そして、もみじ市で過ごした1日が、ちょっと特別な日になるに違いありません。

*ラトリエ ルートブルーエ・阿部里江さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

ティータイムに楽しみたい焼き菓子を販売します。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

開けて思わず笑顔になるそんな詰め合わせを作りたいと思います。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
昨年は客として訪れたもみじ市に、今回は出店者として参加させて頂ける喜びを噛みしめながら楽しみたいと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

とってもステキな市です!どうぞ、宝物を探しにいらして下さいね。

*さて続いては、大人も子どもも夢中になる、絵本の読み聞かせのはじまり、はじまり。

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NAKAZATO TARCO「タカラモノ テサゲ」 (11日)

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「手を広げたくない」
TARCOさんとお話をしたときに印象に残った言葉です。

これまで開催してきたもみじ市・花市では、毎回大人気で実際の作品を目にするだけでも貴重な(購入できた方は本当に羨ましい…!)、あの作品たちが今回再びやってきます。2008年の花市から1年半ぶりに布作家のTARCOさんが復活! 私たちの前に、再び登場してくださいます。

TARCOさんは語ります。

「私の信念として、バッグを作り続けていたい。鍋つかみだったり、他の布製品を作ることもできる。でも、私はバッグを作り続けるというこだわりを崩したくない。5年後も10年後も作り続けることができるのなら…」

職人のように熱い情熱を傾けてバッグを作り続けているTARCOさん。とても素敵だと思いませんか。

今年2月に行われた個展では、真っ白なスペースにTARCOさんのカラフルな作品がいくつも飾られていて、それはそれは幸せな光景でした。というのも、ひとつひとつのバッグが作られる工程とそれにかけられた時間、それに傾けられる想いを知っていたから。そこは、タカラモノがキラキラと輝いているような空間でした。こんなにたくさんのTARCOさんの作品を一度に見ることができるなんて…! 感激したのを覚えています。

でも、ふと疑問に思ったことがありました。こんなにたくさんの種類のバッグがあるけれど、同じものを作れるというのはどういうことだろうか? そう、TARCOさんのバッグは、同じデザインのものを注文できるのです。手作業によって複雑に重なり合ってコラージュされたリネンと刺繍…。これと同じデザインのものをいくつも作ることができるというのは…?

TARCOさんの答えは意外なものでした。まず最初に、頭の中で思い描いたものをイメージのままにひとつ作ってみるのだそうです。そこから同じものをさらに作るために、使用した生地の小さなパーツから大きなパーツまで採寸し、糸や必要な分のリネン・生地のパーツを切り分けて準備。それから、ひとつひとつ確認しながら同じものを作っていくのだそうです。聞いただけでなんとも大変な作業…。

ひとつのバッグを完成させるのに丸3日以上(睡眠時間も削って!)かかるという作業工程をすべて一人でこなすTARCOさん。現在は腱鞘炎で腕を傷めながらもバッグを作り続けているのですが、今回もまたもみじ市へ来られるお客さんのために出店してくださることになりました。

そして、今回はなんと、銅・真鍮雑貨作家の山田亜衣さんとのコラボ作品が登場する予定だそう! 布と銅・真鍮がどのようにコラボされて登場するのか…!? 楽しみでなりません。さらに…今回テサゲを購入してくださった方のために、TACCOさんがその場で「タカラモノ」を施してくださるそうなのです。これは見逃せません! どうぞお楽しみに。

※10日はTARCOさんご本人不在ですが、山田亜衣さんのスペースでコラボ作品が販売される予定です。

*NAKAZATO TARCOさんに聞きました。

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表してくださるのでしょう?

いつものテサゲと山田亜衣チャンとコラボしまーす。 コラボ作品もお楽しみに~!!!

Q2. 今回のテーマに合わせた作品があれば教えてください!

テサゲの作品を購入していただいた方にその場でその人の「タカラモノ」を施したいと思います。。。

Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

ノビノ~ビ・ダラダ~ラ・ベチャク~チャした~い。したーい!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

キテキテ!!! 「タカラモノ」を探し出しましょ。。。

*さて続いては、初登場のフランスの焼き菓子屋さんのご紹介です。このお菓子を食べたら、あなたもきっと笑顔になるはず。

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ポチコロベーグル「ベーグルサンド」(10日)

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ポチコロベーグルの目印をはじめて見たとき、なんだかとても惹かれてしまいました。「いつか、ここのベーグルを買いに行きたいな」。そんな風に思っていたら、わたしが暮らしているだいすきな街に、ポチコロベーグルの綾子さんが、ベーグルを持って会いにきてくれることになりました。

ポチコロベーグルは、姉の綾子さん、妹の幸子さんの姉妹で営まれているべーグル屋さんです。昔飼っていた「ポチコロ」という名一匹の犬が、名前の由来だそう。おふたりとも、それぞれカフェやごはん屋さんで働きながら、雑貨屋さんで期間限定のイベントを開いたり、ちいさな朝市に参加したり、週に一度、吉祥寺にあるお店の軒先を借りたりして、ポチコロベーグルとして、ベーグルや焼菓子を販売されています。

北海道のはるゆたかブレンド、イースト、自然塩、三温糖、お水が基本の材料です。ベーグルによって、ライ麦粉、全粒粉を混ぜることも。そこに、洋酒に漬け込んだ果物や、木の実、季節の野菜などが入り、甘いもの、お惣菜のもの、さまざな種類のベーグルが焼かれます。

定番のベーグルのうち、わたしがはじめて選んだのは「黒糖ミルク」。ぎゅっと粉のおいしさがつまっていて、もっちりした生地の中には、ローストされたクルミと、黒糖、 あまじょっぱいお味噌。この意外でもあるすてきな組合わせは、お母さんの故郷である、岩手県の郷土料理がもとになっているそうです。

姉妹であって、パートナーでもある、綾子さんと幸子さん。まあるいかたちの、こんなベーグルをかみしめていると、幼いころから一緒に生活してきた、女の子たちの、夢やたいせつにしていることが、そのままかたちになった味がしました。

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お二人にとって初登場となるもみじ市。(実は花市で、「すみや」さんのお手伝いをされたこともあります!)プレーン味のベーグルに、エスニック風チキンをたっぷりはさんだ、ベーグルサンド屋さんを開店します! 甘いものも食べたいな、という方のために、ソーダブレッドも用意してくださるそうです。こちらは、お土産にもおすすめです。

いつの日か、自分の住む街に、ポチコロベーグルがあったらいいな、とわたしは思っています。今まで、日々をともにしてきた、たいせつな女の子の友達と一緒に食べたらすてきだな、彼女たちの顔をひとりひとり思い浮かべながら、そんな風にも思います。

2009年もみじ市。河原で開かれる、一日かぎりのポチコロベーグルのベーグルサンド屋さんに、どうぞ、いらしてください!

*ポチコロベーグル・綾子さん、幸子さんに聞きました。

Q1. 今回、もみじ市ではどんなベーグルサンドを発表してくださるのでしょう

ベーグルにエスニック風チキンをたっぷりサンドします。ソーダブレッドも焼いてご用意します。

Q2. 今回のテーマに合わせた作品があれば教えてください!

お腹が空いては宝探しはできないということでボリューム満点のベーグルサンドを作りたいと思います。

Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

多摩川の自然の中で沢山の方たちの交流を楽しみたいと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

きっとみなさんにとって思い出深い宝さがしになると思います。是非、遊びに来て下さい。 

*続いては、布を裂いて織ってちくちくして。とってもかわいくてじょうぶで長く使いたい、素敵な手さげを作る、あの作家さんが再びもみじ市へ!

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五月女寛「アトリエ空心」

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今回もみじ市初参加の五月女寛さんは、陶器で小さな家のオブジェなどを作っています。代表作の白い壁の家は、屋根が赤や青や緑で彩られていて、小さいのに手に取ると重量感があり、かわいらしくて思わず心がキュンとなるのです。

五月女さんは、こう語ります。
「いつも自然とシンプルな家型のオブジェを作りたくなるのです。それは人が住む究極の形だからかもしれない。作っていると自分の心も、なぜかホッとするのです」

五月女さんはろくろを使いません。まず土の塊をつくり、それをカンナや鑿で削ぎ落とし、気のおもむくままに一気に形作ってゆきます。そのほうが土本来の特性を表現できると思うからだそうです。

「陶芸は自由で制約がない。焼き上がるまで分からない偶然性も魅力のひとつです」

五月女さんの陶芸との出会いは、高校の選択科目である工芸の授業でした。その時、自由で創造的な陶芸の世界にたちまち魅了されたのです。会社に就職したあとも、その感覚を忘れることが出来ず、仕事をしながら陶芸教室に通うなどして作陶を続けてきました。そして、5年前から本格的に作家としての活動を開始したのです。

「小学生の頃から古材や使いこまれた道具、錆びた針金などがたまらなく好きで、ちょっと変わった子どもでした。そしていつも何かを作っていました」と語る五月女さん。今、ものを作る過程で目指していることは日々の暮らしの傍らで自然に佇むような存在。その上で、大切にしていることは手触り感、簡素さ、ぬくもり。そして、今の自分に一番しっくりくる素材、それが土(陶)なのだそうです。

ちなみに、五月女さんの屋号である「アトリエ空心(くうしん)」は、2人の愛娘である空(そら)ちゃんと心(こころ)ちゃんから来ています。初めて個展を開いたときに屋号を聞かれ、とっさに思い付いた名前だそう。実は、空ちゃんと心ちゃんも「めーちゃん」というぬいぐるみを作る作家さんなのです。カエルの子はカエルですね。もみじ市では、五月女さんの作品のほかに、彼女たちの作品も並ぶとか。

みなさん、もみじ市にいらしたら、陶器でできた小さな家を探して下さいね。そこには、優しい笑顔の五月女さんと、かわいいふたりの作家さんがいるはずですから。

*五月女寛さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

陶の家などの小さなオブジェをたくさん並べたいです。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

幼い頃小さな石ころが宝物だったように、自分だけが知っている思いでずっと握っていたくなるような宝物をたくさん作りたいです。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

今回、初めて参加させていただけることになり、私自身とてもワクワクしております。川から流れる風、土や草の香りを思いっきり吸い込んで、ゆったりと訪れた方との会話を楽しみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

ここちよい音とやさしい気持ち。そんな独特の空気がもみじ市には流れていると思うのです。一緒に深呼吸してみませんか。

*さて続いては、初参加となる姉妹が登場。とってもおいしいベーグルなのです!

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点と線模様製作所「Roadside ~道ばたの宝物~」

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夏の暑い日のこと。点と線模様製作所の岡理恵子さんにお会いしました。東京の、とある会場で開かれたイベントに、北海道からはるばる参加されていた岡さん。久しぶりに目にすることができた作品たちは、どれもがかわいらしさを増していて、彼女の持つ創造力の素晴らしさと、そして奥深さを改めて知ることとなりました。色とりどりの布、その布を使って作られたシュシュに小さなバッグ。描かれた模様には、相変わらず岡さんのセンスとあたたかさが溢れていました。

「点と線」で「模様」を「製作」する岡さんは、自然の風景や、生活の中にある身近な情景をテーマに、オリジナルの模様づくりとそれらを使った小物の制作をしています。紫陽花、砂浜、夏の花、雪かきのあと。これらは岡さんが作った模様の代表的なものたちです。美しい自然をテーマにできるのは、北海道にお住まいの岡さんだからこそ。それらを見ているだけで、北海道の美しい風景が目に浮かんでくるようです。

昨年、初めての参加となったもみじ市では、自然や動物をモチーフにしたポストカード、布小物などを披露してくれました。あたたかみのある赤や黄色で表現された模様は、とても愛らしくて、当日はどれにしようか迷うお客様が続出でした。

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そして今年、岡さんの作品づくりの幅は、ますます広がっています。あたたかみのある色合いのものから、鮮やかな色合いへ。透き通るような水色や、きらきら輝く太陽のような赤、濃厚な紫。持っているだけで、心までもすぅっと晴れやかになりそうな、そんなきれいな色が真っ白い布の上で光っています。

さらに、模様づくりの活動を始めてからの念願だった生地づくりに、今年ようやく取りかかることができたのだそうです。作業を続けていくうちに、「お客さまの暮らしの中の身近な創作の瞬間に、材料として参加したい」という思いがどんどん強くなっていったとのこと。「カーテンやクロス、洋服の材料など、家を彩るための手作りの材料をお客さまに届けたい。だから、自分が提案するものはバッグやハンカチ、ポーチなど身近なものにとどめて、そこから先のものづくりは、お客様の創造力で生地を使ってもらえたらと思っています」と、岡さんは話してくれました。手づくりが大好きなみなさん、ぜひ岡さんの生地を使って、あなたらしい作品を作ってみてはいかがでしょうか。

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さて、今年のもみじ市ではテーマの「宝さがし」にちなんで、道ばたにある小さな宝物たちを岡さんらしい模様にしてくださるようです。上の写真は新しい生地「道ばた(ロードサイド)」の原画を作っているところ。これが、どんな色合いで、当日お披露目されるのでしょうか。楽しみにお待ちくださいね。

*点と線模様製作所・岡理恵子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?


身近な風景や植物などを題材にした生地を中心に並べます。その生地を使ってバック、ポーチ、ハンカチなどを作りました。手作りの材料としてお使いいただけると嬉しいなと思い、生地の切り売りもいたします。またハギレを使ったくるみボタン、ボンボンなども並べます。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

道ばたにいる宝物たちの様子を模様にした生地を作りました。道ばたに咲いている草や花、その間をひらひらと飛ぶ蝶、ぴょーんと飛ぶ蛙、こちらの様子にじっと身をひそめる虫、花や昆虫など、身近な生き物たちを宝物に見立てた生地を作りました。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

再び多摩川に戻ることができ「嬉しいな」という気持ちです。周りの風景を見ながら、流れてくる音楽、美味しい匂いに耳や鼻を傾けて、そして足を運んでくださった皆さんとのたくさんの出会いを楽しみたいです。ぜひ、点と線模様製作所を見かけたらお気軽に声をかけてみてください。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

「もみじ市」はもみじ市そのものが手づくりです。お店をのぞいてお気に入りを見つけたり、美味しいものを片手に音楽を楽しんだり、土手に座っておしゃべりしたり。皆さんと一緒にもみじ市を作りたいです。

*さて続きましては、もみじ市初登場となるあの陶芸家の登場! 美しい色、かわいいおうち…

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KURARI「お菓子の箱」(10日)

Kurari

KURARIのチーズケーキ。それは、もみじ市のスタッフにとっても、幻のケーキ。なぜなら、予約も含めて、もみじ市ではすぐに売り切れてしまうからです。その幻のケーキを、なんと幸せなことに、昨年のスタッフ打ち上げ会で、いただくことができました。

くらはたさんが送ってくれたのは、「FUWATORO CHEESECAKE」と「CARAMEL CHEESECAKE」の2種類のチーズケーキ。それを食べたスタッフ一同、声を揃えて「美味しい! 美味しい!」と感動。パッケージもドキドキ感を盛り上げてくれるもので、添えられたお手紙の内容は、チーズケーキと一緒で、くらはらさんの優しさがジワっと沁みる、なんとも優しいお手紙でした。

和歌山県紀の川市。Cafe KURARIは、日本の田舎の原風景が広がる山の中にある週末限定のCafe。その素晴らしい土地の様子は、KURARIのblogによく登場しています。心がゆったりと扉を開くような場所で、心がとろけるようなお菓子やランチをいただくことは、どんなに幸せな時間でしょう。

そして、KUR@RIは、ネット限定のチーズケーキショップでもあります。きっと、このブログをご覧のみなさまの中にも、“クリック”した体験をお持ちの方もいらっしゃるはず。予約してから手元に届くまで、なんとも待ち遠しいのです。

くらはたさんの転機は今から5、6年前。お菓子づくりをはじめた理由を「やることがなかったから」と笑いながら語ってくれました。前職を辞めて、雑貨屋さんになろうとアジアを旅していたけれど、自分には難しいかもしれない、と思ったそう。では何になろうかと考えていたとき、くらはたさんが作ったチーズケーキを食べたお姉さんが「これは売れるで!」と言ってくれたのだそう。今では、くらはたさんがもみじ市に出店するときは、いつもサポートしてくれるお姉さんに薦められて、この道のプロとなったのです。

くらはたさんのお菓子のアイディアはお友達からのリクエストで産まれることもあるよう。たとえば「FUWATORO CHEESECAKE」は、お友達の「濃厚だけどもさっぱりしたチーズケーキが食べたい!」というリクエストに応えて誕生したそう。でも、それだけではなく、日々「これをいれたらどうなるのだろう!?」という実験は繰り返されている模様。

今年のもみじ市では、なんと、もみじ市用に開発された新しいチーズケーキが2種類登場予定! さらに、グラハムビスケットや、塩キャラメルクッキーも登場予定とのこと。ご覧の通り、写真に写っているのは、“宝探し”のテーマに合わせて、敢えて箱のみ。もうこの時点でドキドキしちゃいませんか? 自分で選ぶと、ついつい好みのものに偏ってしまいがちな貴方も、KURARIさんの“お菓子の箱”を手にすると、違う世界が開けてくるかもしれません。

みなさん、もみじ市で、KURARIさんの宝の箱を開けてみませんか?

*くらはたくみこさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

チーズケーキと焼き菓子です。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

何が入っているかわからないお菓子の箱を作ります。ドキドキしながら開けてください。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

もみじ市での出逢い、経験、お客様の笑顔…宝物をたくさんみつけて持って帰りたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

もみじ市の会場は宝の山です!ぜひ、大切なヒトと宝探しに出かけてください。

*さて続きましては、今年も海を渡り北海道からやってきてくれるあの方の登場です!

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あんざい果樹園「季節のおいしいところ」

Anzai

その果物を食べた時、福島育ちの私が子供の頃、親や先生に何度も聞かされた高村光太郎の妻、智恵子の言葉をふと思い出しました。
「福島には、本当の空がある」

ひと口入れた瞬間に、ぎゅっと伝わるおいしさは、果物の本当の味がして、育てた人の愛を想像させます。本当の空の下で、まっすぐに果物と向き合う人、あんざい果樹園の安斎伸也さんが、今年ももみじ市にやってきます!

福島県福島市にあるあんざい果樹園。夏には、みんなが大好きな桃、秋にはみずみずしい梨、濃厚な甘みの洋梨、冬には完熟りんごを購入できる直売所、その隣には、伸也さんのパートナー、明子さんが切り盛りする「Cafe in CAVE」と、伸也さんのお母さんである久子さんが営む「utsuwa gallery・あんざい」があります。

田舎の直売所といえば、手書きの看板、吹きっさらしの建物、人通りもまばらなイメージがありませんか? 田舎を離れた息子に、実家の農業を継がせたいお父さんがいたら、ぜひあんざい果樹園を紹介してください。その素敵な空間に、胸がときめき、農業ってかっこいい! と、そう思わずにはいられないのです。

「できる限りのことをしたい。ただそれだけ」と伸也さんは言います。
「農家としてここで生まれ育っているから、それをまっとうしたいんです。農家としての幸せを果物を通して、共有したい。でもね、つくるだけにはなりたくないんですよね。むだなこと、大好きです」

伸也さんのそんな想いを果物は知っている気がします。大切に育てられた果物は、おいしいという気持ちを私たちに伝えてくれるから…。

「都会で暮らしている人たちにとって、心のふるさとになりたいんです。田舎のおじいちゃん、おばあちゃんちから毎年お米が送られてくるような感覚で、果物を届けたい。そういう出会いや、つながりを大切にしたいです」と伸也さん。毎年届く果物に、季節を感じ、元気にやっているかな? と思いをはせる。なんて素敵なことでしょう。

みなさん、もみじ市では、福島でつくられた今年の味をぜひご堪能くださいね。 あんざい果樹園から季節の贈り物、愛のつまった果物がたくさん届きますよ。

*あんざい果樹園 安斎伸也さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

季節のくだもの、林檎ジュース。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

もみじ市で、沢山の人に出会い触れ合うことが、僕にとっての宝であるような気がする。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

毎年増やす、寺澤さんの家族写真が楽しみかも(家族も増えたし)。
 
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

素敵な宝が見つかりますように…。

*さて、おいしい果物に続いては、幻のチーズケーキが再び和歌山から!

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petit a petit「パンのある風景」(11日)

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今夜も楽しい宴が始まります。テレビを消して、グラスを並べて、ピクルスは小さなお皿に移して、みんなで持ち寄ったワイン、チーズ、ポークのパテ、煮込みシチューをテーブルの中央へ。そしてとっておきのパンを添えたら準備完了! 宴の始まりです! みんなで囲むテーブルではグラスの音や笑い声、小さな音楽も入り混じり、時間がゆるやかに過ぎていきます。

こんなシーンにぴったりな、とっておきのパンといえば! petit a petitこと中西麻由美さんのパン。

中西さんの作るパンは、自家製酵母で作るパン。やわらかな酸味のきいた酵母独特の香りと濃厚な味わいのパンで、噛みしめるほどに甘みが感じられます。ワインをひと口飲んだら手を伸ばし、メインとともにひと口、次はチーズと一緒にひと口、会話がひと息ついたらパテを薄く塗ってひと口…至福の味わいにうっとりしてしまうパン。

それもそのはず、中西さんは毎朝4時に起きて、中西さんが自らの目で選び抜いた小麦を石臼で引き、自家製酵母でゆっくりと発酵させ、丁寧に、丁寧に作っているからです。

毎日数セット、注文のあった分だけパンを焼いていますが、もみじ市に参加してくださるときにはいつもできる限りたくさんのパンを焼いてきてくださいます。毎回大人気ですぐに売り切れてしまいますが、手作りで手間と時間をかけて作られているために、なかなか大量に作るというわけにはいかないので、もしお越しの際には早めにご購入されるのがおすすめです。

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普段は定番のパンを注文することができるのですが、もみじ市の時は毎回楽しいアイディアを考えてくださっている中西さん。今回のもみじ市ではどんな空間になるのでしょうか?

なんと、今回はご友人とのコラボレーションで、今までにないお店になるそう! 中西さんのご友人が、パンと一緒に古い道具などを使って、空間をコーディネートしてくださるのだとか。そして、それらの品々で気に入ったものがあれば購入することも可能だそう。こんなお話を伺ったのは、実は今年の春。以前からずっと、一緒に何かができないかと思っていたそうで、もみじ市はよいタイミングだったのだそうです。

中西さんのパンと古い道具で作られる、もみじ市限定のお店へぜひ足を運んでみてくださいね!

*中西麻由美さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

今回は、知人が、セレクトしてくれた物と私のパンを合わせることによって、古い画集や写真集を眺めているような雰囲気を出したいと思っ ています。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

コーディネートした物も販売予定ですので、お気に入りのお宝をさがしてもらえるかもしれません。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

今回協力してくれた知人とは、いつか一緒に何かしてみたいとお互いに思っていたので、今回もみじ市で、実現できることが、とても楽しみです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

普段、お客様と作り手が、顔を合わせる機会は、あまりないと思うので、是非会いにいらして下さい。

*さて続いては、今年も福島からあのファミリーがやって来ますよ! もちろん、おいしい果物をたくさん持って。

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さーぼー 「さーぼーカレー」(11日)

そっと目を閉じて、鼻からすーっと息を吸ってみてください。ほら、心地良く鼻を刺激するスパイシーさを持ちながら、どことなく懐かしさを感じさせるあのまろやかな香りが漂ってきませんか? そうです。今回のもみじ市、さすらいの料理人さーぼーによる「さーぼーカレー」が2年ぶりに復活します!

Photo

さーぼーは第1回から参加し、いつも長蛇の列を作ってきたもみじ市の人気もの。いまは某大学の学食でせっせと働く料理人です。7年前、当時働いていた食堂で、「市販のカレールーではなく、手作りのカレーが食べたい」という要望に応えるカタチでオリジナルのカレー作りをはじめました。それから独学で研究を重ね、試行錯誤の末に、「野菜のスープの味を大事にしています。なので、スパイシーだけれど、まろやかさもあります」と本人が語るさーぼーカレーの味にたどりつきました。

もみじ市ではこれまでも「鈴木農園の野菜をたっぷり使ったカレー」や、「春らしい豆をたくさん使ったカレー」でみんなの舌鼓をポンポコならしまくったさーぼー。今回は一体どんなカレーを作ってくれるのでしょう。

「ポークビーンズカレーを作る予定です。豚肉と豆はとても相性が良いのです。それと、もみじ市のテーマの“宝さがし”に合わせて、豆にまぎれて何かを入れようかと思っています(笑)」

何か、は当日になってのお楽しみ!

「約10種類のスパイスと小麦粉とすりおろしたにんにく・しょうが・たまねぎなどを弱火で煉っていきます。一方では、キャベツや根菜系の野菜のスープを作っておきます。その後、具材を炒めた後で、ルーとスープを合わせます」

と、作り方を少し聞いただけでもおいしいことを確信。ついついよだれがでてきちゃいそうじゃないですか?

見た目はいかついけれど(失礼!)、腕は確かで、味と心は繊細なさーぼー。出店日は11日のみで200食限定です。さあ、さーぼーカレーを召し上がれ!

*さーぼーに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

今回はポークビーンズカレーでいきます!

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

豆にまぎれて何かいれるかも…

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

いろいろな人との出会い再会ですね!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

もみじ市の雰囲気、空気感はホント大人の文化祭です。 楽しいですよとっても! お待ちしてます。

*さて続いては、第1回から参加してくれている、とってもおいしいパンを作るあの方。今回は、新しいものを見せてくれそうですよ!

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norioはんこ店「手作りはんこ」

Norio

もう秋の訪れを感じはじめた、夏のおわりの日。3日後に、イタリアーフランスースペインーモロッコの旅に出るという、norioさんにお会いしてきました。そう、今年も、あのnorioはんこ店がもみじ市にやってきます!

相棒の彫刻刀と、大切な方から贈られた革のエプロンをたずさえて、norioさんは日本全国どこへでも。パワーの源は、モルツのビールと、スウェーデンのジプシー・ブラス・オーケストラ、「RAFVEN」が刻む、いのちのリズム。そして、何よりも「喜んでくれる、お客さまの笑顔」。

その人のためのはんこを作る、ということを大切にされているnorioさん。お客さまの顔を見ながら、日々のお話を伺ったり、好きなものを見せていただいているうちに、むくむくとモチーフが生まれてくるのだそう。それらをスケッチし、下絵が完成したら、ゴム板に写して、彫刻刀で彫っていきます。

ハンコ作りをはじめた頃は静物が中心だったけれど、リクエストに応えているうちに、バンザイをしていたり、手をつないでいたり、ローキックをしていたり、そんな、ひとの動きも彫ることができるようになったというnorioさん。ひとの表情や仕草の愛らしさは、norioさんの持つ愛らしさそのものです。

そんなふうにして、細やかな線で刻まれた小さなはんこをていねいに押すと、norioさんの目を通して描かれた、わたしたちの愛する世界が、ふたたびそこに浮かび上がります。

そして、できあがったばかりのはんこに、norioさん自ら、インクやペンで塗り分けたものを、数枚の紙に押して、お客さまにお渡ししてくださいます。それは、色の使いかたで、一枚一枚表情を変えることができるということ、そして、色と色を重ねる楽しみを教えてくれます。

日本画を勉強されていた大学生のころ、卒業制作で、淡路島の地層を描かれていたnorioさん。そのときは、なぜだか分からなかったけれど、地層の重なりの色にとても惹かれるものがあったそう。はんこを作って、インクとペンを使って紙に残していくうちに、この色と色が重なることで生まれる、思いがけないグラデーションを、ずっと前から求めていたことに気がついたそうです。

さて、今年のもみじ市ですが、「昨年のもみじ市では、おひとり15分ほど制作のお時間いただきましたが、今年はできるだけ、ひとりのお客さまとたくさんお話しをして、ひとつひとつはんこを作りたいです!」というnorioさん。そんな想いから、今年のもみじ市では、お一人様、お一つのみのご注文、制作からお渡しまで、約30分とさせていただきます。当日は開場後に、norioさんのブースにて先着順での受付となりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

2009年もみじ市。あなただけの愛するモチーフをかかえて、どうぞ、norioはんこ店へ。旅から戻ったnorioさんが、ぴかぴかの彫刻刀を片手に、笑顔でお待ちしております!

*norioはんこ店・norioさんに聞きました。

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表してくださるのでしょう?

その場でオーダーはんこを作ります!皆様のお好きなモノやコト、ご家族、動物などをモチーフに文字を入れて彫刻刀で彫って行きます。素材はゴム版、持ち手には木を使い、約30分程で完成します。

Q2. 今回のテーマに合わせた作品があれば教えてください!

宝探し。。はんこを初めて押したした時に見れる、みんなの笑顔を宝に持って帰れるよう、彫刻刀を磨いておきます!

Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

青空(でありますように)のもと、いつもの室内でのイベントとは違う、開放感を楽しみたいです。 

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!

ご来場おまちしております!

*さて続いては、あの男がもみじ市に帰ってきます! 大人も子どもも大好きな、もみじ市名物の登場。

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山口佳子「チェアーハント」

すでにさんざんお伝えしているので、ご存知の方も多いと思いますが、私たち手紙社は引っ越します。私たちにとってはちょっと広めで、私たちらしく「あれもしたい、これも楽しい」がすべて詰まった、欲張りな空間がいよいよ完成間近です。工事前から工事中、そして今日も(実は昨日引っ越しましたので)私たちの夢と期待を背負ったその場所に、何度も足を運んでいます。そして訪れるたびに次々と風景がかわっていく様に、わくわくした期待と楽しみを感じています。

私たちが訪れるたびに、彼女はいつも「おはようございます!」と笑顔で迎えてくれ、それからは無言でせっせと仕事に就く。ある時は、片手に電動ドライバーを持ち、ある時は長い床板を運びながら組み立て、またある時は、小さなかわいらしい飾り棚を作ってくれている。私たちの夢の箱を作り上げてくれている人。

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今日ご紹介するのは、大工の山口佳子さんです。そう、手紙社の事務所を作ってくれているのは、女性の大工さんなのです。山口さんとの出会いは、もう2年以上も前になります。知り合いからの紹介で「女性の大工さんがいる」という話しを聞き、興味をもった私たちはすぐに彼女に会いました。その力強さと女性らしい繊細さを持ち合わせたお仕事ぶり、そして、その可愛らしい笑顔にすぐに彼女のことが好きになり、2年前の花市に出店してもらったのです。しっかりしていて、細やかな細工も施した、小さな飾り棚にもなるような2人がけのベンチは、1日ですべて完売してしまうほど魅力的なものでした。

Yamaguchi

それ以来、大きな作り物を考えるときには、いつも山口さんのことが頭にあった私たちは、手紙社工事にあたり、「彼女ならわたしたちの思いを形にしてくれると」山口さんにお願いすることにしたのです。その仕事ぶりは、デザインの意図や私たちの好みがしっかりと反映されているもの、丁寧で愛情がこもったものでした。

そんな山口さんが、もみじ市に再び参加してくれることになりました。作ってくれるのは、河原でひと休みできる小さなイス。
「多摩川の所々にちょっと休憩できる一人用の小イスを置いておきます。それを見つけた人は座って休んでもらい、気に入ってくれたら買ってもらえるようにしたいと思います。イスの宝さがしみたいな感じですね」

楽しさと、来る人への心遣いも忘れない山口さん。もみじ市の広い会場で、ちょっと疲れたときには、山口さんのイスを探してみて下さいね。そして、もし気に入って「買いたい!」という方がいらっしゃったら、近くにいるもみじ市スタッフに声をかけてくださいね。

ゆっくり休んで元気が復活したら、どうぞ再びもみじ市をお楽しみください!

*山口佳子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

一人がけの小さなイスをいくつか作ろうと思っています。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

宝さがしに来た人々のちょっとした休み処になったらと思っています。所々に忍ばせておくので、探してみてください。気に入った方が「宝」にしてもらえたら、とても嬉しいですね。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

いろいろ見たり食べたり聞いたりして、多摩川で癒されたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

きっとみんなが幸せな気持ちになって、自分だけの「宝」を探せると思います。ほけーっと散歩しながら遊びにきて下さい。

*さて続いては、あなただけのスペシャルなはんこをつくってくれる、あの方の登場です。それはとびっきりキュートで愛嬌たっぷりのかわいいはんこ。

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LINO HOMEWORKS「古道具屋」

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LINO HOMEWORKSは、ヨーロッパを中心としたアンティークや雑貨を扱うお店です。主宰するのは林真澄さん。東京・有楽町の国際フォーラムで開催される大江戸骨董市や横浜の骨董ワールドなど、骨董市への出店やギャラリーなどでの展示を中心に活動してます。そんな林さんが前回に引き続き、たくさんの「宝もの」を携えて、もみじ市にやってきてくれます。

アンティークと言うのは、フランス語で「古いもの」や「希少価値のあるもの」の意味。だけど、林さんが選んだ商品を見るとき、アンティークの魅力は言葉どおりの意味だけではないのだと、感じるのです。

「年代の古い、新しいはそんなにこだわっていないんです。とにかく、好きなものを買い付けてきます」

大切に使われてきた、ということ。そして、愛情を持って“アンティーク”としての新しい価値が見いだされること。モノとは、そんなふうに人の心(愛情)が込められることで、「味わい」とか「情緒のある雰囲気」といった新しい魅力が加わるのではないかと思うのです。林さんが選ぶアンティークには、そういった「あたたかみ」のようなものが溢れているのです。

年に2回ほどヨーロッパに買い付け旅行に出るという林さん。現在はフランスが中心ですが、「イギリス、ベルギー、スペインなども行きますし、イタリアの古い器」も気になるのだとか。そのときの気持ちや縁、流れに添うように、林さんは買い付けの旅へと赴き、そこで出会った好きな商品をつれて帰ります。

「年代も国も、さらには用途さえ関係なく好きなものを集めたいと思っています。アンティーク、というよりは、ガラクタ? ブロカント? 古道具? そんな言葉のもの。渋くてかっこいいもの。重い・大きくて持てないものも好きなので、持ち運びが大変で困ってます(笑)」

小柄な林さんにとって大きな家具も扱うお店は決してラクな仕事ではないはずだけれど、イベントでお店番をしている林さんはとても楽しそう。そんな姿を見ていると、林さんのアンティークへの愛情を感じます。

「出店先でのたくさんのお客さんとのふれあいも楽しみ」と話す林さん。今回のもみじ市でもフランスで買い付けてきたステキな古道具がたくさん並びます。ぜひ、林さんが選ぶアンティークの魅力を感じに、そして、林さんとのおしゃべりも楽しみに、遊びにきて下さいね。

*LINO HOMEWORKS・林さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんなアンティークを販売していただけるのでしょう?

フランスで買い付けた小物を中心に販売します。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた商品があれば教えてください!

1点ものがほとんどなので、「宝さがし」してください!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

今年はおいしいものを食べたいですー。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします! 

たくさんの方々にお会いできるのを楽しみにしています。是非お立ち寄りくださいね。

*さて続いては、あの方がもみじ市に帰って来ます! 手紙社の新事務所をつくってくれた、そう、あの女性。

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tupera tupera「tupera tuperaのキッズTシャツ専門店」(10日)

Tupera

寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 皆様お待ちかね、tupera tuperaのTシャツ屋さんがやってきましたよ!

ご周知のとおり、tupera tuperaは亀山達矢さんと中川敦子さんから成る、大人気イラストレーターユニットです。ユーモアがあって飄々としている亀山さんと、いつもニコニコ朗らかな中川さん。絵本の制作、全国の美術館や博物館などで行われるワークショップ、NHKの「おかあさんといっしょ」での工作コーナーの制作指導を担当するなど、今や各方面でひっぱりだこのお二人が、今年ももみじ市にご参加くださいます!

tupera tuperaといえば、カラフルで、一度見たら忘れられないユニークで可愛い作品づくりが十八番。例えば、はじめから終わりまでしましまだらけの絵本『しましまじま』や、腕を組んで難しい顔をしたついでに耳まで組んでしまったぬいぐるみ「考えるウサギ」、お腹の部分がじゃばらになっていて、そこにメッセージを書いた上に腹巻で隠す、「じゃばらおじさんのレターセット」などなど。あいにくここには書ききれませんが、それらはみんな、思い出すだけでニヤっとしてしまうものばかり。

そうそう、記憶に新しい昨年のもみじ市では、参加者みんなでお船を作る、楽しいワークショップを開いてくれましたね。そんな遊び心満載のお二人が、今回はなんと、おふたりが自ら1枚1枚プリントした、「キッズTシャツ専門店」を開店するとのこと。こ、これは…見逃せません! 一体どんなヘンテコ、もとい、可愛いTシャツがお目見えすることやら!

急いで急いで、大人も子供も、世にも貴重な、tupera tuperaのTシャツですよ!もしかしたら大人用も…?!

*tupera tuperaのおふたりに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

きりえプリントを使って制作した、子ども用Tシャツを販売します。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

金銀財宝ざっくざっく柄のTシャツもあります。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

たくさんの方と出会いお話するのが楽しみです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

お待ちしてます!

*さて続いては、シックなフランスの風をもみじ市に運んでくれる、あのお店の登場です! 古いもの、長く愛され続けてきたものって、美しいですよね。 

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小谷田潤「陶磁器」

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その日から、自分でいれるコーヒーを少しだけおいしいと感じられるようになった。その日から、自分の部屋が前よりも少しだけいとおしいと思えるようになった。きっかけは、たぶん、ある人のおかげ。それはきっと、小谷田潤さんのおかげだと、そう思うのです。

小谷田潤さんは八王子に窯を構える陶芸家。第1回目のもみじ市から今日に至るまで、常に新しい挑戦をし、私たちをあっと驚かせてくれる、とても頼もしい存在。どんな時もまっすぐに作品作りに取り組む彼を、私たちはいつも心から尊敬しています。そんな小谷田さんのことを、いつしか私たちはこう呼ぶようになりました。「情熱の陶芸家」と。

小谷田さんの手から生み出される器は、どれもが彼の情熱の表れ。ぽってりとしたフォルムのポットに、思わず手に取りたくなるようなまあるいカフェオレボウル。シンプルだけれど、どこか味のあるマグカップにお皿。小さいけれど、存在感たっぷりの「涙つぼ」と呼ばれる一輪差し。あたたかくて、かわいらしくて、それを使わない時でさえも、自分の目に映るところに置いておきたくなる。そんな作品を小谷田さんは毎日コツコツとひとりで生み出しているのです。

私の部屋にも、小谷田さんの作品がいくつか並んでいます。涙つぼには、小さな可憐な花を。その横のマグカップにはさっきいれたばかりのコーヒーを。肩肘張らず、とにかく使いやすい小谷田さんの器は、どれもが今や私の毎日の生活に欠かせないものたち。そして、それらは平凡な日々を少しだけ豊かなものにしてくれているような、そんな気がするのです。
「常に架空の部屋の風景を想像しながら、作品を作るようにしています」と小谷田さん。私の日常を彩ってくれている、小谷田さんの作品をひとつひとつ思い浮かべては、その言葉に深く深く納得させられてしまいます。植物、建物、映画、写真など、生活の中で目に入ってくるものすべてが作品のインスピレーションとなっている、と加えて小谷田さんは話してくれました。

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さて、今年のもみじ市では一体どんな新しい試みを見せてくれるのでしょうか。来月からはもみじ市を挟んで、福岡、福島で個展を開く大忙しの小谷田さん。たくさんの人に直接触れて、見てもらえるような時間にしたいという思いを込めて、「こどもも、おとなも。」というテーマにしたそう。もみじ市ではおとな用とこども用に分けて、なんと本当に宝さがしを企画してくれるそうですよ! さあ、当日はおとなもこどもも、みんなで小谷田さんのブースに集合!

*小谷田潤さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

「こどもも、おとなも。」楽しめるもの。日々の器。遊具。家具。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

・こども用
「宝の鍵」(写真)を自分のブース周辺のいろいろな場所にかくしておくので、見つけたら鍵を持ってぼくのところに持って来てください。ちょっとした特別な宝と交換します。

・おとな用
段ボールを再利用した宝箱(写真)に小さいものをつめて販売します。各日限定10個で1000円です。何が入っているか分からないですが、きっと満足してもらえると思います。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

来てくれたみなさんといろいろお話したいと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

親につきあいきれなくて、退屈しているこどもたちは、遊びに来てください。万が一壊れても怒らないので、とにかく見て触って体感してください。

*さて続いては、いつもあっと驚くアイデアで私たちを楽しませてくれる、大人気の、おふたりの登場です!

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itonowa「玄米お弁当屋」(11日)

Itonowa

「僕の学校には、とっておきのカフェがあるんだ!」
ここは、東京の下町。食器や食品サンプルを販売しているお店が軒を連ねる合羽橋商店街のすぐそばに、そのカフェはあります。小学校に囲まれるように建っているそのカフェは、昨年の11月にオープンしました。名前を、itonowaといいます。

そのカフェで働くお姉さん、子供たちの憧れ、渋谷ゆみさんです。笑顔で迎えてくれた渋谷さん。椅子に座ると、ちょこんとかわいらしいお砂糖が、テーブルの上でお出迎え。自家製ジンジャーシロップ入りのビール、ほうじミルクなど、わくわくするようなドリンクのラインナップ。玄米カレーやおにぎりは、毎日食べても飽きない味です。もちろんデザートもあります。みんな大好き、ロールケーキ! おみやげは手作りのスコーンで決まりです。

「何事も丁寧にするように心がける、お料理も接客も。私たちは、お料理のプロではないので、当たり前のことを丁寧においしいものを提供していきたいです」と渋谷さんは言います。テーブルが4つ並ぶ小さな小さな店内は、とてもシンプルできれい。背筋を伸ばして、ゆっくりと料理を味わいたくなります。解放感のある大きなガラスからは、おじいちゃんやおばあちゃんや犬を連れた人などが、たくさん通って行くのが見えます。ご近所の人たちにとっては、お気に入りの散歩コース。商店街のおじさんやおばさんたちも、いろいろとお世話をしてくれるのだそう。

「itonowaとは、糸の輪を意味します。人と人が、大切な物たちがつながっていく場所になれたらと名付けました」

近所の小学生、おじいちゃん、おばあちゃん、遠くからくるお客さま…たくさんの人が、itonowaを通じてつながっている。渋谷さんの明るさやあたたかい気持ち、丁寧な心が、そこにあるから、ついつい会いに行きたくなってしまうのです。

さあ、itonowaが、もみじ市に初登場です。特製お弁当を手に、大好きな人と河原に腰かけてのんびりと過ごす、なんていうのも素敵ですね。秋の空の下、みんなの糸の輪が、静かにつながっていきますように…。

*itonowa 渋谷ゆみさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?


食べ終わった後も使っていただけるかごのお弁当箱に、玄米とたっぷりのお野菜のお弁当。お弁当包みと一緒にみなさまにお出しします。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

未定ですが、作れたら1つだけ違ったものがはいっているとか、宝いりお弁当を....作れたらですが.....

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

空の下、風や秋のにおいを感じながら、いろいろな出会いを楽しみにのぞみたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

心をこめてつくります。もみじ市は、人と人をつなげる場。多くの方々との出会いを楽しみにぜひご来場ください!

*さて続きましては、もみじ市の顔の一人、情熱の陶芸家の登場です!

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feltico 麻生順子「ハンドメイド・フェルト」

Feltico

今日ご紹介するのは、ハンドメイド・フェルト作家のfeltico 麻生順子さん。麻生さんは、ハンドメイド・フェルトを使って、コサージュやブレスレットなどのアクセサリー小物や、バッグ、マフラーなどを作っています。私のお気に入りは、ちょうちょをモチーフにした小さなブローチ。5cmにも満たないそれは、小さくてまあるいフォルムがとびっきりキュート。身に付けているだけで元気になれそうな魔法のブローチです。

麻生さんの作品は、とても魅惑的。赤や紫や緑や黄色など、色鮮やかなフェルトで作品を作っています。フェルトはすべて麻生さんの手づくり。綿のような状態の羊毛を、水と石けんを使ってこすり合わせることで毛同士が絡み合い、あのふわふわのフェルトが生まれます。羊の種類によって毛の柔らかさが異なるため、同じフェルトを作るのは難しいのだそう。そんなフェルトの魅力を、麻生さんはこう話します。

「思い通りにならない上に、予想外のものができちゃうところがおもしろい。いくつ作っても終わりがないから、『こんなものも作れるんだよ!』と、色々な提案ができるんです」

ミュージシャンとコラボレーションしてライブに使用するアクセサリーを作ることも多い麻生さんは、もともとはレコード会社でCDジャケットの編集を行うアートコーディネーターでした。イメージを形にするプロフェッショナルな方々と一緒にお仕事をしていくうちに、自分が持つイメージを自分の手で形にしたいと思うようになり、2004年、ハンドメイド・フェルト作品の製作を始めます。

作品の中でも数多く登場するモチーフは、麻生さんが大好きなお花。その理由は、贈ったときに相手の顔がぱっと明るくなるから。「お花には決して敵わないけれど、少しでも近付きたくて作っています」と、麻生さん。さらに、作品に対するこんな思いも話してくれました。

「わくわくしている気持ちや頑張ってほしいと願う気持ちなど、相手のことを考えながら作っている自分の思いが相手に伝わることを願って、ひとつひとつ心をこめて作っています。言葉や手紙も良いけれど、作品を通して思いが伝わるということを、常に大切にしたいんです」

今年のもみじ市では、手にした私たちがわくわくするような、楽しくてかわいい作品を作ってきてくれるそう。秋口だから、マフラーもあるのかな? 当日まで分かりませんが、ふわふわとわくわくを両方味わえるfeltico 麻生順子さんのお店に、ぜひ足を運んでみて下さいね!

*麻生順子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市ではどんな作品を発表していただけるのでしょう?      
                 
羊の原毛から手しごとでつくるフェルト小物です。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください。   
               
羊毛はひつじがくれた宝物。ワクワクしながら作ったものが、誰かのワクワクにつながるようなものをお見せできればと思います。 

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?     
                 
広い原っぱと高い空の下、川原で出会ったたくさんの人達と、一緒にずっと笑っていられる2日間にしたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします! 

もみじ市には、いつもとくべつな風が流れています。共通の想いを持った人やモノが自然と作り出す風です。それがなんとも言えず気持ちがいい風なんです! もみじ市らしい風を感じる空間にぜひとも足をお運びくださいね。

*さて続いては、初参加のカフェが登場。下町に新たな風を吹き込んだ、あの方の登場です! 

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サルボ恭子「サルボQuiche店」

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私たちが住む東京・狛江市は、日本で3番目に面積が狭い市。小さな、静かな街です。私がこの街が好きな理由はいくつかありますが、そのうちのひとつに「素敵な人々が近くに住んでいること」があります。今回ご紹介するのは、そのなかのお一人、料理家のサルボ恭子さんです。

ある方からのご紹介で、近くにとっても素敵な料理家さんと、フランス人のご主人のご夫婦が引っ越してきたことを知りました。なんでも、その方のフランス家庭料理は素晴しくおいしいという。ぐっと興味がわいてきた私は、引っ越しパーティが開かれるというその方のお宅にお邪魔させていただいたのです。そのときに、次々と出てきた大皿料理の数々。オリーブ、フランスパンとパテ、ローストした野菜、魚、肉、そしてデザート。きっとこれらは、フランスの家庭料理なのでしょう。気取らず、豪快で、「さあ、どんどん食べて!」と言わんばかりの幸せな料理の数々。おいしいものを囲んでいると、楽しい話しは尽きないものですね。

それ以来、恭子さんのお料理の大ファンになった私は、恭子さんがご自宅で開いている料理教室にも通わせていただきました。そのときに教えていただいた魚のスープ「スープ・ド・ポワソン」は、南フランスを旅したときに初めて食し、そのコクのあるおいしさに衝撃を受けたあのときよりも、もっともっとおいしかったような気がします。

そもそもは叔母さまが開いていたフランス料理教室のアシスタントをしていた恭子さん。フレンチをやるなら本場へと、フランスへ飛び立ち、2年ほど勉強。2つ星のレストランで働いた経験もある方です。帰国したあと、ご結婚を機に独立。上野万梨子さんや有元葉子さんのアシスタントをされていました。

アシスタントの仕事に誇りと生き甲斐を感じていたという恭子さん。限られた時間の中で完璧に美しく、段取りよく仕事をすること。常に頭の中には次の仕事を考えながら無駄無く動く。そして喜んでくれる人がいる---。そんなやりがいのある裏方の仕事から、最近は表舞台へと活躍の場に変化が出てきました。それは、「小さくてもいいから自分の足跡を残したい」という意識が芽生えたことからだと、恭子さんは語ります。

その足跡のひとつが著書。恭子さんは最近、『「ストウブ」で作るフレンチの基本』に続き、キッシュのレシピ本、その名も『キッシュの本』を出されました。フランスで覚えた、家庭料理の代表のひとつ。パイの中に地方の特産物と卵とチーズを使って焼き上げるので、地方の味、家庭の味がそれぞれ違うのだそうです。

もみじ市では、そんな中から、オーソドックスなものからアレンジしたものまで、数種類のキッシュを用意した「サルボQuiche店」が登場します。片手にキッシュを持ちながら、風に吹かれて河原を散歩。そんな風景を思い出しただけでわくわくしますね! みなさん、本場フランスの家庭の味をどうぞご堪能ください!

*サルボ恭子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

店名のとおりQuiche(キッシュ)を作ります。フランスで覚えたキッシュをご用意いたします。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

キッシュの中に私の宝物をしのばせます。あるスパイスかもしれませんし、意外なものかもしれません。そうそう、ご希望の方にはそのレシピも差し上げます。これはもうひとつの私の宝です。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

作り手としてお客様との出会いが何よりの宝であり、楽しみです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

いつもいつもこの楽しいイベントを眺めてきました。今回は初めての参加。来るものも参加するものも楽しいもみじ市、是非お目にかかりましょう。

*さて続いては、フェルトを使って、独特のかわいくて魅惑的な世界をつくりあげてしまう、あの方の登場です!

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uzura 「靴と小物屋」

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8月の風が涼しい夕方、千葉県柏市にあるuzuraの工房に足を運んできました。とあるご縁で、元居酒屋だった物件に住むことになったという高橋収さん・宏美さんは、猫の足袋さんと一緒に、毎日の暮らしを紡いでいます。

日々、靴の制作に励み、ときどきの息抜きには、ちょっと遠くの東北地方まで、はたまた近く畑や森まで。週末には、小さな靴の教室も行われています。

工房の壁には、足袋さんをスケッチしたもの、今までの個展、展示会のはがきなどがぽんっと留められ、棚には、製作中の靴やサンプル靴に混じって、ちいさな手作りマメ靴が並べられていたり..。

そんな風景を見ていると、人々との出会いをひとつひとつ、こころにそっと抱きしめて、一歩一歩前にすすみながら、靴作りをされている、そんなおふたりの姿が目に浮かびました。

革の持ち味を生かして作られたuzuraの靴は、履いていくうちに、そのひとの足になじみ、表情がどんどん変わっていくそうです。手にとって、じっと見ると、とても丁寧な手仕事で、ひとつひとつの行程が行われていることがわかります。まあるいかたちや、きれいな色の組み合わせ、ちいさなデイテールからは、はなうたや、すてきなメロディーが聴こえてきそうです。

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uzuraのおふたりは、昨年のもみじ市では「モカシン」、今年の旅するもみじ市では「サンダル」を発表されました。これは、もともと注文靴を中心に靴を制作されているおふたりが、もみじ市用にとくべつに考えて下さったもの。じぶんの足に合ったら、その場でお持ち帰りできるのです。

そして、今年は、「冬のサンダル」が登場します! 厚手の靴下をはいて、ちょっとつっかけて、お気に入りの場所に歩いて行けるような、そんな冬のお供になるようなサンダルを。どんなかたちや色になるかは、お楽しみに! とのこと。サイズは、S、M、L、LLと揃いますので、どうぞ履いてみてください。

きっといまごろ、おふたりの傍らには足袋さんがいて、大好きな音楽をかけながら、秋の河原に想いをはせながら、手を動かされていることでしょう。

他にも、いつも通り、定番の型の注文靴のサンプルも並びます(注文靴のお渡し予定は、来年の春以降になるとのこと)。ちいさな革の小物や、革のはぎれセット、もしかしたら、もしかしたら、宏美さんのおばあさん手作りの○○○○も並ぶかもしれません(ヒント:暖かいものです)。

2009年もみじ市。みなさん、ぜひ、uzuraの「靴と小物屋」へいらしてください!

*uzura・高橋収さん、宏美さんに聞きました。

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

うずらはいつも注文靴がメインだったのですが 今回はその場で持ち帰っていただけるものをメインにしようと思っています。ざっくり靴(サンダル)や小銭入れや、他にも小物いろいろです。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

宝さがしがテーマなので 「え!?こんなものも?!」ってものも出す予定です。それは会場でのおたのしみ。うずらブースで宝さがしをしちゃってください!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

毎回前日遅くまで作業してしまうので、しっかりと寝て、いどみたいです。ほかのブースの宝物もさがしにいきたい!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

今回は、きっと宝のやまですよ。あっちでもこっちでも宝物がざっくざく!!  宝物をいれるでっかい袋をもって多摩川へあつまれ~! うずらのブースもちょっとでいいからのぞいてね。

*さて続いては、初参加の料理家の方が登場です。ストウブの鍋を自在に操るあの方! おいしいですよ。

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かわしまよう子+南風「本+いろいろ屋」

誰もが、何かを見て美しいと思う心を持っている。でも、何を美しいと思うかは、人によって違う。かわしまよう子さんが美しいと思うのは、道端に生えている雑草だ。アスファルトの裂け目から顔を出す小さな花だ。

Kawashima

はじめてかわしまさんが撮った写真を見たとき、その美しさと儚さに胸を打たれた。そこに写る草や花の気高さや、それらを慈しむ気持ちが、すーっと心に沁み入ってくるようだった。透き通るような静寂の中にも、強い意志が見えてくるような写真だった。

今から4年半前、そんな素敵な写真を撮るかわしまさんと一緒に仕事をしたくて、当時かわしまさんが暮らしていた、多摩川に程近いご自宅に会いに行った。小さな部屋の真ん中に、ピンと背筋を伸ばしてちょこんと座るかわしまさんは、ユーモアがあって、とてもかわいらしい人だった。でも、その小さな体からは、しなやかなエネルギーを発していたように思う。彼女が撮る写真と同じ、静寂の中にも、強い意志が見えてくるような人だった。

かわしまさんが話してくれたことの中で、忘れられない言葉がある。
「いつか、ゴミ処理場で展覧会をやりたいんです」

『はなのほん』 『草かざり』など、かわしまさんの著書をご覧になったことがあるだろうか? あるいは、かわしまさんの展示をご覧になったことがあるだろうか? トイレットペーパーの芯、お弁当用のプラスチック製しょうゆ入れ、納豆のパック、さびだらけになった鍋や茶こし…。それら、“捨てられてしまうもの”に飾られた草や花たち…。

かわしまさんは、たくさんのものが(まるで、最初から捨てられるべき運命だったかのように)捨てられてしまうことを、憂いている。でも彼女は、その思いを、声高に叫ぶのではなく、彼女にしかできない“表現”に託す。しょうゆ入れやさびだらけの茶こしに飾った草や花は、とても可笑しくて、美しくて、切ない。強いメッセージを放つそれらを、僕たちは見逃すことはでいない。

いつか、ゴミ処理場でかわしまさんの展覧会が実現したら、どんなものになるのだろう? そこは、かわしまさんにとって、表現の素材の宝庫だ。そしてそれは、それだけ多くのものが捨てられているという現実をも表している。しかし、忘れてはいけない。捨てられたものであふれかえっているゴミ処理場にも、草は生えているはずだ。ゴミの間からも、花が顔を出しているはずだ。

かわしまさんは教えてくれる。どんな場所でも、草や花は生きているということを。どんな場所で生きている草や花も、等しく、美しさと気高さを持っていることを。アスファルトだらけの都会の真ん中にも、あなたが毎日通る道端にも、草や花は生きている。

もちろん、多摩川の河原にも。

*かわしまよう子さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

これまで作ったものや沖縄で出会ったものをほんの少し披露します。書籍、冊子、ポストカード、小さな鉢植えグッズ+沖縄で作ったお茶(こちらはマイカップご持参の方のみの予定)、友人が作ったシーサーなど。冊子シリーズ13冊目になります待望の新作、「さんぽのほん 一乗寺の号」をどこよりも早く販売できるかも。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

まだちょっと考え中ですが、一点ものの鉢に小さな緑を植えたものにしようかと。緑はわたしたちの宝ですから。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

大好きな多摩川の風景と、普段はなかなか味わえない(いつもは人気のないところを探して出かけるので…)活気に満ちた空気を満喫すること。普段会えないひとたちとお話しができるのも楽しみにしています。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

マイバック、マイ箸、マイカップなど、持ってこれる方は持ってきていただけるとうれしいです。割れ物を買いそうな予感のする方は、エアパッキンなどの梱包材もお忘れなく。“出会い”を楽しみにいらしてください。

*さて続いては、世界にひとつしかない、かわいくて丈夫な靴を作ってくれる、あのおふたりの登場です!

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大久保 優さんの台湾食堂「台湾小吃」(10日)

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台湾の朝は、街全体が台所のようだ。少し歩くと風に乗って流れてくるのは、トントントンと大きな包丁で野菜を切る音、カチャカチャと食器のぶつかる音、人々の話し声、果物の甘酸っぱい香り、そして時折どこからか漂ってくる揚げパンと豆乳の香り。

台湾の朝市ではさまざまな食材が所狭しとならび、人々は当たり前のようにそこへ集い、一日の始まりを過ごしている。これから始まる今日のためのエネルギーを満たすために。

今回で3回目のもみじ市参加となる大久保優さんは、台湾で生まれ、育った方。毎回趣向を凝らし、日本人の舌にも合うようにアレンジを加えながら台湾の家庭料理を披露し続けている。その魅力は私たちも含め、訪れるお客さんを次々と台湾料理の虜にしている。

今回、大久保さんが考えてくださっているのは台湾の朝ごはんで定番の“豆乳を使ったメニュー”と“食後のお茶”。

緑豆やお米、干しエビ、ザーサイなどが入った、温かくてちょっぴり塩味のきいた豆乳の中に、揚げパンを浸して食べるのが台湾の朝ごはんの定番。今回のもみじ市では、そんな朝ごはんを日本人の舌に合うように調整中だそう。

また、お茶は擂茶(Lei-Cha・別名「三生茶」)と呼ばれる台湾茶と東方美人茶を準備中。擂茶は、大豆やゴマと数種類の穀物を潰して粉にし、烏龍茶入れて、すり鉢でゴリゴリとすってから飲むのだそう。擂茶の歴史は古く、三国志の時代へ遡り、張飛が「この茶を飲めば三世までも幸せになれる」と語ったという。美容と健康に良いお茶をぜひ味わってみてほしい。

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今回のもみじ市で使う食材を揃えるために、大久保さんは今週末、台湾へ里帰りするとのこと。日本では揃えることのできない食材があり、それが無いと大久保さんがみんなに“伝えたい味”が完成しないのだとか。

とっても気合が入っている大久保さん! 台湾の朝ごはんとお茶で、皆さんも元気な台湾エネルギーをもらってくださいね。

*大久保 優さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

台湾の朝ごはんといえば豆乳。今回のもみじ市では、台湾で定番の朝ごはんを作ります。擂茶は客家人のお茶の飲み方で、お客さんが自分ですり鉢ですることからはじまります。面白いと思います。また、東方美人茶は、独特の香りとやわらかいな甘さがあります。日本人のお好みかも。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

干しエビやザーサイ、ゴマ油、体に良い物がたくさん入っています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

台湾の食べ物を皆さんに伝えられて嬉しいです。自分も楽しみたいと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

みなさんの宝物をもみじ市でさがしてください。

*さて続いては、もみじ市初参加の作家さん、あの、「はなのひと」の登場です!

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すげさわ かよと木下綾乃+chip the paint「小さなたからもの店」(10日)

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皆さんは旅はお好きですか? 前回のもみじ市のテーマは「旅と音楽と」、今回のテーマは「宝さがし」。もみじ市にはいつも、旅の空気感が漂っています。

すげさわかよさんと木下綾乃さんは、世界各国を巡り、様々な国や手紙などをテーマにイラストを描く、大人気イラストレーター。しっかり者でちょっぴりあわてん坊のすげさわ かよさんですが、チェコ、ブルガリアなどの世界各国の旅の本を執筆されています。また、いつも笑顔で悠然としているというか、おっとりしている木下さんも、旅の本や楽しいお手紙の指南書をたくさん執筆されています。お二人は大の仲良しで、時に一緒に旅に出たり、時に合同で作品展などを開催しているのです。そんな彼女たちが今年もまた、アクティブな木工作家のchip the paintと共にやって参ります!

chip the paintは、マウンテンバイクやサーフィンを愛する、新進気鋭の木工作家、清水麻由子さん。持ち運びのできるぽってりとした取っ手つきの木製スツールや、あたたかみのあるカラフルな木のフレームなど、様々なものを作っているのです。

こんな個性的な3人が集まったら、一体どうなるのでしょうか? それはもちろん、宝箱をひっくり返したようなキラキラしたブースになるに決まっているではありませんか!

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紙でできた宝箱に、かわいいいイラスト、宝物を大切にしまうための木箱に、宝物を飾るためフレームと、まるで外国ののみの市にきたような、かわいい雑貨たち。さらに今回もおみくじも登場するそう!

ああ考えただけで面白そうではあませんか! 皆様お誘いあわせの上、この愉快なブースに宝さがしにいらっしゃい!

*すげさわかよと木下綾乃+chip the paintの皆様に聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

みなさんの小さな宝物にしてもらえますように、と1点ものの雑貨を並べます。紙製の雑貨や文房具、布製の生活雑貨、木製のハンドメイド雑貨など。ほとんどが、今回のもみじ市のために作った限定品です! さらに、その場で注文をもらって描き上げる、絵かき屋コーナー(木下)も予定しています。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

「宝石箱」のような、小さな箱作品を作ろうかと思っています!(すげさわ)

お客さんを主人公にした、即興イラストを描くつもりです。(木下)

宝物を入れたり飾ったりできる木製のハコとフレームを作ります。(chip the paint)

また今回も、わたしたちのもみじ市の店ではおなじみの(?)「イラストおみくじ」を作ります。その名も「宝☆みくじ」!お手にとってみてください。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

いろんなお店やお客さんがいて、様々な出会いが魅力のもみじ市。今年も自然のなかで、たくさんのみなさんと楽しくお話できたらうれしいです!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

大きなもみじ市の会場で、自分だけの小さな宝物をみつける気分で、のんびりいろんなお店をのぞいてみてください。わたしたちにも、お気軽に声をかけてくださいね!
当日、お会いできるのを楽しみにしています。

*さてつづいては、今年も本場の台湾食堂がもみじ市にやって来ますよ!

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cafe & gallery furacoco「大豆バーガー屋」

Furacoco

子供の頃、人通りの少ない、静かな夜道をとぼとぼと歩く帰り道。どうしようもない不安がおそってきたとき、ふと見上げた家の窓から、小さな灯りが見え、夕ご飯のいい香りがして、家族の笑い声が聞こえる。それだけのことなのに、ほっとしてしまう。わたしも早く家へ帰ろう…。cafe & gallery fu racocoを訪ねると、そんな気持ちを思い出します。

古民家でカフェを始めたいと細山克也さん・かおりさん夫妻が物件を探していたところ、辿りついたのが千葉県野田市の住宅街。うっかりしていると見逃してしまいそうなその場所に、明かりを灯したお二人。築50年以上の建物、木の扉はしっかりと閉めるのにコツが必要です。洗面所の緑のタイル、格子の窓、縁側から見える緑、白熱灯、ばらばらの家具…。田舎のおばあちゃんの家にいるような、ゆったりとした時間が流れます。

ご近所の流山にある真澄農園さんに採りに行っているという、新鮮な野菜たち。そんな野菜をどうにか生かしたいと料理担当の克也さんは言います。その料理は、陶芸家でもあるかおりさんのつくる器に大切に盛られ、供されます。器も料理も、とてもうれしそう。料理された野菜も米も小麦粉も(すべてオーガニックです)うれしそう。隠し味は、味噌、醤油などの大豆から作られたもの。口に入れた瞬間、克也さん、かおりさん、そして、素材たちの気持ちが伝わってくる感じ。食べた私も、とっても“うれしい”味なのです。

ギャラリーを担当しているのはかおりさん。かおりさんの選んだ雑貨たちは、普段身近に使えるけれど、手づくりの愛に溢れたものばかり。もみじ市でもおなじみの“あの”作家さんの作品にも、出会えます。大切に飾られたひとつひとつの作品は、次の持ち主のもとへ旅立つことを、かわいらしく待っているかのよう。

「furacocoって、昔の言葉で、ぶらんこって意味があるんですよ」と克也さんは言います。
「ぶらんこは、今でこそ公園の遊び道具だけれど、昔は、畑の横にあるもので、豊作を願うために置いてあったんです。畑の実りを願うように、実りある時間を過ごしてほしい…」
その想いは、空気となってfuracocoに流れているようです。

食べること、日々を過ごすこと、大切にしたいこと。毎日感じていたいけれど、便利な時代はふとそのことを忘れさせてしまいがちです。furacocoに行くと、その忘れていた何かを思い出して、また明日も頑張ろうと思ってしまうのが、不思議です。帰り道、克也さんとかおりさんのあたたかな想いが、空気のようにまとわりついているような気がするのです。

さあ、そんなお二人が、もみじ市に初登場です。丁寧につくられた料理を、多摩川の河原で、ぱくり! ほら、あなたのまわりにも幸せな空気が…。

*furacoco・細山克也さん、かおりさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?


大豆バーガーと玄米スップリ(ライスコロッケ)、furacoco宝箱などを考えています。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

大豆は味噌、醤油、豆腐など日本の宝なんじゃないかなぁー。なんて夫婦で話しました。その大豆を満点に使ったバーガーが、
furacoco風なんじゃないのかなんて。

あと何が入っているかおたのしみの焼き菓子宝箱?を考えています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

furacocoとしては初めての野外出店。すべてが新鮮ですべてが楽しみです。でも、やっぱり去年お客として行ったもみじ市の空気感。多摩川河川敷での何ともゆったりとした温かい空気感。その空気感を出展者側として感じることができればなぁーなんて思います(余裕はないと思いますが)。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

もみじ市は、去年肌で感じるイベントと思いました。是非足を運んで空気を感じてほしいです。勿論、当日のお天気をみんなで願いたいです。

*さて続きましては、今年も、もみじ市でしか見られない大人気のイラストレーター二人と木工作家のユニットが多摩川へやって来ますよ!

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古書モダン・クラシック「ふるほんや」

Modern 

夏目漱石や森鴎外など、多くの文豪が暮らした“本の街”文京区。そこに事務所を構えるのが、webの古本屋「古書モダン・クラシック」です。インターネット上のお店には、店主の古賀大郎さんと奥さまの加代さんが選んだ、暮らし、料理、デザイン、小説など、様々なジャンルの古本が1000冊以上並んでいます。

大郎さんが古本と出会ったのは、20歳のとき。古本屋に漫画を売りに行き、店主と親しくなったのがきっかけだそうです。その後の大郎さんの人生は、まさに本一色。古本屋に勤め、本の取次店に勤め、そして2007年、古書モダン・クラシックを立ち上げるのです。大郎さんは言います。「古本の魅力は、いつでも買える新刊本とちがって、いつ手に入るか分からない“一期一会”なところ」

“人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない”

“ガンプ=うすのろ”と呼ばれたフォレスト少年の半生をつづったアメリカ映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』は、いじめられっ子だったガンプの人生が、偶然の出来事や出会いで大きく変わっていく物語。大郎さんのお話を伺う中で、ガンプのこの言葉を思い出しました。

開けてみるまで何が入っているか分からないチョコレートの箱を開けるときのような楽しさが、古本との出会いにもあると思うのです。新書は書店に行けばいつでも買えるけど、いつ出会えるか、どんな本に出会えるか分からない古本は、その分、出会ったときの喜びが大きいような気がします。

今年のもみじ市のテーマは“宝さがし”。開いてみるまで分からない素敵な古本との一期一会を楽しみに、青空(になるといいな)のもと、古書モダン・クラシックの扉を叩いてみて下さいね。

*古書モダン・クラシックさんに聞きました

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表しますか?

絵本、手芸本、デザイン書、暮らしのエッセイ、趣味の本、写真集、ちょっとお堅い文芸書などなど。おもちゃ箱をひっくり返したような、いろいろな古本を持っていきます!
   
Q2. 今回のテーマに合わせた作品があれば教えてください。

古本で”お宝”というと高価なイメージがあります。でもひねりの利いたタイトルや、あっと驚くお洒落な装丁など、高価なものでなくても、”ちょっとうれしい古本”はたくさんあります。そんな”お宝本”をたくさん持って行きます。

Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

お客様も出店者も共に楽しめるのが”もみじ市”だと思います。今回も、ときどき出店者であることを忘れて、他のお店やイベントの雰囲気を楽しみたいと思います。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

前回から、多摩川沿いに場所を変えての新生もみじ市。場所も広くなり、出店数も増え、ますます万人に愛されるイベントに近づきつつあります。開放的な多摩川の河川敷で行われる、たった2日間の夢の空間を、皆様もぜひ一度楽しんでみてください!

*さて続いては、千葉県にあるおいしくて素敵な古民家カフェが初登場です!

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安部太一「陶器」

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何年か前に新しい暮らしをはじめるとき、必要に迫られて「とりあえず」食器を買いそろえました。それは大量生産された安価なもので、便利ではあったのだけれどあまりにも無機質で、食事をするときの気分も、なんだか味気ない気持ちになってしまっていることに気が付いたのです。だからあるとき、「とりあえず」で器を買うのは辞めようと思いました。お茶碗、小鉢、丸皿…それからひとつずつ食卓の器が変わっていきました。丁寧に手づくりされた器を使うとき、料理も喜んでいるように見えたし、なんといっても、おいしく感じるのです。そんな風にして、日々の食事を大切にしたいと思ったのです。

安部太一さんは島根県に工房を持つ陶芸家。今回もはるばる遠方からマグカップやお皿など、日常使いの食器を持って出店してくれます。

「好きで始めた仕事でも日々の生活や時間に追われて、つい、勢いで手を動かしてしまいそうになります。大概そうしてできたものは、 気の抜けたもので、手にした人にも伝わるようです。どんな時も心を込めて作っていたいと思います」

ろくろ、石膏型、手びねりなどで土を形作り、乾燥させてから800度前後で素焼き。その後、釉薬をかけて1,250度で本焼き。そして常温まで冷まします。それらの行程を丁寧に、根気強く続けることで、安部さんの作品は生まれます。

安部さんの作品の見るとき、青釉や黄釉、茶釉など、誰もがそのやさしい色合いに目を奪われるのではないでしょうか。それは、試行錯誤を重ねるうちに自然と生まれたものだといいます。安部さんはその色合いが生まれたわけを「陶芸で、情感溢れる絵画を描きたいのです」と説明してくれました。

その作品を、あなたの食卓にもそっと置いてみてください。試行錯誤を重ね、心を込めて作られた作品は、食卓をパッと絵になる風景に変え、毎日の食事をあたたかな気分で満たしてくれるはずです。

*安部太一さんに聞きました

Q1. 今回、もみじ市ではどんな作品を発表しますか?

日常に使えるマグカップ、ピッチャー、デキャンタ等
   
Q2. 今回のテーマに合わせた作品があれば教えてください。

異国の海に沈んだ宝のイメージ。いつもの作風で合うのではと考えています。

Q3. 今回はもみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

どんなもみじ市になるのかな… それが楽しみ。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

今年もまた夢のあるテーマで、作る自分も当日が楽しみです。会場でお会いしましょう!

*さて続いては、子供向けの本も、乙女向けの本も、通好みのレアな本も、どんな本も探し当ててしまう、古本探偵の登場です!

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成城・城田工房「自家製ソーセージ・もみじちゃん」

昨年のもみじ市で初めて参加してくれた成城・城田工房。その年の7月に、念願だった地元(「成城」と銘打っていますが、お隣の狛江市です)に店舗を構え、10月にはいきなりもみじ市に参加していただいたのです。

Sirota

河原を漂う、お肉の焼けた食欲をそそる香りを…、まるでキャンディーのようにかわいらしくうずをまいた、おいしそうなソーセージを…、そして売り切れ店もでてきてしまっていた中、臨機応変に次々とお店から材料を運ぶよう指示を出す城田豊仁さんの姿を目にした方は、たくさんいらっしゃったのではないでしょうか?

狛江ハイタウン近くにあるお店「ハム・ソーセージ工房」に入ると、そこにはお肉を切る大きな機械がピカピカに磨かれて置かれています。お客様に工程が見えるように、工房はガラス張りになっているのです。ショーケースに並ぶのは、群馬県吾妻郡・片桐農場から直接仕入れている、新鮮な豚肉で作られた、保存料・着色料・増量剤を使わない手作りのソーセージ・ハム・ベーコン。つねに10~15種類程度が所狭しと並んでおり、美味しいものを知っているお客様が、まとめ買いをすることもあるそう。パーティーに持っていくのか、「シャンパンに合うのはどのソーセージかしら?」という質問をされることもるそう。ちなみにそれは、極あらびきソーセージや黒こしょうソーセージだそう。機会があったらお試しくださいね。

大手ハムメーカーで勤務した後、豊橋・浜松・東京と各地の名店で修業を詰んだ城田さん。その中には日系ブラジル人が経営するお肉屋さんもあったそう。「ブラジル人の肉食文化ならではの食べ方は、とても勉強になりました。脂を油で揚げるんです」と語ります。城田さんの様々な経験が集結した手作りのソーセージ・ハム・ベーコンは、おいしいだけでなく、大切に作られていることが伝わってくる味なのです。

今年のもみじ市では、もみじ市でしか食べられないスペシャルバージョン「もみじちゃん」(うずまきちゃん もみじバージョン)を、炭火で焼いてくれるそうです。「うずまきちゃん」とは、ペロペロキャンディーのように棒にささった渦巻き型のソーセージ。皮がパリっとして、中はジュワっとジューシーそのもの。どんなスペシャルな味のソーセージが登場するのか、楽しみにしていてくださいね。

さらにテーマの”宝探し”にちなんで、お楽しみをご用意してくれるとのこと。さあ、もみじ市に到着したら「もみじちゃん(うずまきちゃん もみじバージョン)」を片手に、たくさんのお宝を探してくださいね!

*城田豊仁さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんなソーセージを出していただけるのでしょう?                     

うずまきちゃん、もみじバージョンです。もみじ市用に、もみじ色の「うずまきちゃん」を作ります。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!                

おまけやくじびきなど、お得なお楽しみを考えています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
                   
初めてもみじ市用に作る「うずまきちゃん」を、どんな顔をしてみんなが食べてくれるのか、楽しみです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

手作りの人ばかりが集まる場所がもみじ市。苦労して作っている人の作品を、堪能してください。

*さてつづいては、物語…または絵画の中にあるような、美しい陶器を作るあの人が、今年もまた遠くからやって来ます!

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CAFE KOBILU「おやきと色々。」(11日)

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コビルの「日替わりごはん」をはじめていただいたとき、「食べものの地図のようだ」とわたしはそう感想をこころに記しました。

お膳の上に仲良く並んでいるのは、茹でたり、煮たり、炒めたりと、ごくシンプルな方法で、ていねいに調理された、旬の野菜やお豆、穀物たち。野菜やくだものは、岩手の山奥の小さな畑から、店長の渡辺宣さんの田舎の長野から、ご近所の調布の畑から、コビルのもとにやってきます。

それらの畑の土を、わたしはまだ踏んだことがないけれど、コビルのごはんを食べると、その生まれ育った土に、「こんにちは!」とあいさつができたような気持ちになります。春も夏も秋も冬も、いつもそんなうれしさを覚えるのです...。

そんなうれしさを、わたしたちのもと(こころとおなか)へ届けてくる、CAFEKOBILU。宣さん、文さん、そして、強力な助っ人、マサさん、ふみさんの4名で構成された、チームコビルとして、参上します!

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昨年のもみじ市でも大人気だった、自家製おやき。宣さんが、小さい頃、夏休みや冬休みに、長野のおばあさんの家で、よく食べていたそうです。お家ごとで、具を包む生地も、作り方、姿かたちも様々とのこと。だから、コビルのおやきも、コビルだけのもの。野菜を炒めたり煮たり、お豆や果物を煮たものを、長野の地粉で作った生地で包んで蒸した、それこそ、とてもシンプルな食べ物ですが、そこにも、コビルらしさがぎゅっとつまっています。

生地や作り方は違っても、「いつもの素朴なおかずで作る」というアイディアは、ずっと変わらない、大切なものなのでしょう。

口をおおきく開けて、ほおばると、具のしみじみとした味わいと、もっちりでいて、どしっとした生地のおいしさが合わさって、ひとつでも大満足のごはんです。もみじ市では、秋ならではの食材を使った、8種類ほどのおやきが並びます(中身は、当日のおたのしみ!もみじ市限定のものもあるかも?)。お持ち帰り用のものも、用意してくださるそうなので、お家まで大切に持って帰って、蒸し器であたためなおしたり、魚焼きグリルやトースターで、かりっと焼いて食べるのもおすすめです。

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そして、カフェではおなじみの、玄米を使った「○○○」(秘密です)が、初登場するかも? 自家製甘酒もお目見えする予定です。

空の下で食べたなら、きっと、特別うれしい味がするでしょう。みなさん、どうぞ、おひとついかがですか?

*CAFE KOBILU・渡辺宣さん、文さんに聞きました。

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?
  
おやき。秋の食材を使って、甘いの、おかずの、8種くらいの予定。他に、玄米ごはんの○○○と、ちょっとしたおやつと、自家製甘酒など。   
    
Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!
  
みなさんの、宝もの(食べてしまうけど)になるよう、おいしいものを作ります!

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
  
気持ちに余裕をもって、のんびりと、川をたまに眺めたりして、楽しみたいです。    
      
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

晴れる事を願って、いい天気の河原で、おいしいものやすてきなものに、たくさん出会ってください。

*さて続いては、大人から子どもまで大人気のあの食べ物の登場です。炭火で焼いた、ただよう香りに生つばゴクリ。。。

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寺澤太郎 「肖像写真館」

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そのとき、やわらなか風が木々の隙間を吹き抜け、木漏れ日が優しく人々を包み込んでいました。寺澤さんに写真を撮影してもらったのは、そんな春の気配漂う泉龍寺で開催された花市でのことでした。ぼくは他の多くの人と同じように写真を撮られることが得意ではないので、顔が引きつってしまわないかと不安だったのだけれど、後日送られてきた写真を見たら、その不安はなくなりました。良い意味で力の抜けた、自然体の自分がそこにいたのです。
そのときは受付として寺澤さんの写真館をお手伝いしながら、撮影の様子を見守っていたのですが、照れている人や堂々としている人、ひとりで写る人もいれば、家族の人などいろんな人がいたけれど、寺澤さんを含め共通していたのは、みんな楽しそうだった、ということ。シャッターの音が聞こえる度に「あ、いまのは良い写真になるんだろうな」と感じたことをよく覚えています。

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寺澤さんの写真はなぜ心を打つのでしょう。それはきっと、寺澤さんが人をよく「見る」からではないか、と思うのです。もちろん詳細なインタビューなどしないし、じーっと凝視する訳ではないけれど、人をよく見ることで、目に見えない人柄のようなものまでが写り込み、人の心に届く写真になるのではないでしょうか。

さて、先日「日本の写真家100人」という本が出版されました。これは“仕事をしたい写真家100人”をSTUDIO VOICE編集部が選んだもの。日本に数多くいる写真家の中からたったの100人なので、川内倫子さんや蜷川実花さん、市橋織江さんなど、紹介されるのは当然そうそうたる面々になるわけですが、そこには寺澤さんの名前も。しかもですね、その本をパラパラとめくっていくと、やはり寺澤さんの写真に自然と目がとまるのです。それだけのメンバーの中にあっても、寺澤さんの写真はやっぱり良いなぁと、つくづく思うのです。

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というわけで、もはや説明の必要もないかと思いますが、寺澤さんは書籍や雑誌の世界で活躍する写真家。ハリウッドのスターを撮影してきた、という実績ももちろんすごいのだけれど、「肖像写真館」での撮影風景を見るたびに、被写体ひとりひとりと真摯に向き合い、一回のシャッターと一枚のプリントをとても大切にする姿勢こそが、寺澤さんの素晴らしさなのだと実感します。

花市での写真は、いまも我が家のリビングに飾られています。みなさんも、この機会にいまの自分を、愛する家族との絆を写真に残してください。そしてぜひ、その写真を飾って下さいね。

*寺澤太郎さんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな写真館を開いていただけるのでしょう?

昨年のもみじ市で撮影させていただいた方々から、「思い切って撮ってもらってよかった」、「家のリビングに写真を飾らせてもらっていますよ」という嬉しいお言葉をいただき、今年はもっと、もっと、いい写真を撮らなくてはいけないぞと思っています。僕が「肖像写真館」で目指す写真は、「飾れる写真」です。写真館で撮られた写真の多くが、本棚の隙間や押入れの中で静かに眠っていることを考えると、せっかく写真を撮りに行った「あの時」の思いが報われない気がします。「あの時」がいつも部屋の壁で誇らしげに微笑んでいる、毎日見ていても飽きない、友達が来た時に自慢できる、そんな写真を撮りたい! と考えています。

出来上がりの写真はモノクロです。ブローニーサイズという通常よりも大きなフィルムで撮影します。撮影されたフィルムは今では数少なくなってしまったモノクロ専門のラボで現像され、プリントは私の暗室で私がすべて行います。仕上げは、そのまま額装にもできる白のブックマットを付けてご自宅にお送りします。

撮影料金:1カット¥10,000-  2カット目以降 ¥8,000-
六つ切り(203mm×254mm)プリント、ブックマット付 送料別

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品や試みがあれば教えてください!

写真がお手元に届いたとき、一枚の写真が、もみじ市での思い出とともに「宝もの」に生まれ変わるように心をこめて撮影したいと思います。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

再会と新しい出会い。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

どっかのアミューズメントパークに行くよりも、もみじ市の方がきっと楽しいよ!

*さて続いては、かわいいおふたりが営むかわいいカフェが登場。今年は伝説のおやきのほかにも…明日のお楽しみ!

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ゆかムーン「布の小鳥屋」(10日)

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あの、細くしなやかな手から、いったいどれだけの鳥が羽ばたいていったのだろう。そして羽ばたいていった鳥たちは、いったいどれだけの人の心を癒してくれただろう。

彼女は2つの顔を持ちます。その2つは、まったく違うことのように見えるけれど、そのどちらも「手からなにかを紡ぎだし、人に伝える」というところが共通しているのでしょう。

その1つ目の顔はゆかムーン。布をベースに小さな細工を施して、布小物を作ります。もともと、お裁縫が好きだったゆかムーンさんは、ちょっとした感謝の気持ちを伝える時に、手づくりの小物を作って周りの人にプレゼントをしていました。そして、いまから3年前の初めてのもみじ市の時、毛糸で作ったかわいいブローチを販売してくれたのですが、それがあっという間に完売してしまったのです。それ以来、もみじ市には毎回工夫を凝らしたかわいい作品を作って参加してくれるようになりました。

すべて手縫いで作るというその作品は、もともと「誰かのためへのプレゼント」という気持ちからスタートしたせいか、ひとつひとつの工程がとても丁寧でしっかりしていて、心を込めて作られた様子が伝わってきます。その小ささや、甘過ぎないかわいらしさは、女性はもちろん、男性も、子供や母親世代の方でも、ちょこっと身につけておきたくなるような魅力があります。私の携帯電話にも、ゆかムーンさんの小さな鳥が揺れています。

今回のもみじ市でも、その小さな鳥のストラップが登場します。空に向かって羽ばたいている、カラフルで元気な小鳥。それは、手紙や鞄などを運んでくれる働き者の小鳥でもあります。そして今回は、テーマの「宝さがし」にちなんで、宝さがしに必要なものを運んでもみじ市までやってきてくれるそう。何を運んでくれるのかは…当日までのお楽しみです。

ところで、冒頭でご紹介したゆかムーンさんのもう一つの顔。それはまた今度、ゆっくりとご紹介することにしましょう。

*ゆかムーンさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

布などを使って、小さな鳥のストラップを作ります

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

毎回、小鳥に色々な物を運んでもらっていますが今回は宝さがしに必要な物を運んでもらおうかと思っています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

1日はゆかムーンとして、もう1日は別の顔として、二日間を楽しみたいと思います!

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

自分にとっての宝物をさがしに、ぜひ遊びにいらして下さいね。お会いできるのを楽しみにしています!

*つづいては、今年もまた、あの写真家による青空写真館がもみじ市にやって来ます! 彼がカメラで切りとるのは…そう、愛。

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