itonowa「玄米お弁当屋」(11日)
「僕の学校には、とっておきのカフェがあるんだ!」
ここは、東京の下町。食器や食品サンプルを販売しているお店が軒を連ねる合羽橋商店街のすぐそばに、そのカフェはあります。小学校に囲まれるように建っているそのカフェは、昨年の11月にオープンしました。名前を、itonowaといいます。
そのカフェで働くお姉さん、子供たちの憧れ、渋谷ゆみさんです。笑顔で迎えてくれた渋谷さん。椅子に座ると、ちょこんとかわいらしいお砂糖が、テーブルの上でお出迎え。自家製ジンジャーシロップ入りのビール、ほうじミルクなど、わくわくするようなドリンクのラインナップ。玄米カレーやおにぎりは、毎日食べても飽きない味です。もちろんデザートもあります。みんな大好き、ロールケーキ! おみやげは手作りのスコーンで決まりです。
「何事も丁寧にするように心がける、お料理も接客も。私たちは、お料理のプロではないので、当たり前のことを丁寧においしいものを提供していきたいです」と渋谷さんは言います。テーブルが4つ並ぶ小さな小さな店内は、とてもシンプルできれい。背筋を伸ばして、ゆっくりと料理を味わいたくなります。解放感のある大きなガラスからは、おじいちゃんやおばあちゃんや犬を連れた人などが、たくさん通って行くのが見えます。ご近所の人たちにとっては、お気に入りの散歩コース。商店街のおじさんやおばさんたちも、いろいろとお世話をしてくれるのだそう。
「itonowaとは、糸の輪を意味します。人と人が、大切な物たちがつながっていく場所になれたらと名付けました」
近所の小学生、おじいちゃん、おばあちゃん、遠くからくるお客さま…たくさんの人が、itonowaを通じてつながっている。渋谷さんの明るさやあたたかい気持ち、丁寧な心が、そこにあるから、ついつい会いに行きたくなってしまうのです。
さあ、itonowaが、もみじ市に初登場です。特製お弁当を手に、大好きな人と河原に腰かけてのんびりと過ごす、なんていうのも素敵ですね。秋の空の下、みんなの糸の輪が、静かにつながっていきますように…。
*itonowa 渋谷ゆみさんに聞きました
Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?
食べ終わった後も使っていただけるかごのお弁当箱に、玄米とたっぷりのお野菜のお弁当。お弁当包みと一緒にみなさまにお出しします。
Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!
未定ですが、作れたら1つだけ違ったものがはいっているとか、宝いりお弁当を....作れたらですが.....
Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
空の下、風や秋のにおいを感じながら、いろいろな出会いを楽しみにのぞみたいです。
Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
心をこめてつくります。もみじ市は、人と人をつなげる場。多くの方々との出会いを楽しみにぜひご来場ください!
*さて続きましては、もみじ市の顔の一人、情熱の陶芸家の登場です!
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