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ユルリナブックス「小冊子と乙女ポーチ」

Yururina

その花は1年に1度、わたしたちの目の前に姿を現します。ある時は、おいしそうな甘い香りを引き連れながら。ある時は、遠い異国の地の心地よい風を引き連れながら。そうして、またねと言って、ふらりふらりとどこかへ…。わたしは、毎年このかわいい花に会えるのを心から楽しみにしています。だって、なぜだかとってもしあわせな気持ちになれるから。だって、何かいいことが起こりそうな、そんな予感がするから。ほら、あなたのそばでも揺れていませんか? 可憐に咲く「ユルリナ」の花が。

「ユルリナ」(ユルリナは架空の花の名前)はshachiさんが年に1度のペースで発行している、ちいさな冊子です。それは「ユルリナの花と一緒に踊りませんか?」という思いを込めて、ていねいにていねいに作られています。

これまでに、喫茶店やパン、スプーン、焼菓子など、女の子だったら誰もが夢中になってしまうテーマを、shachiさんらしい独自の表現で紹介してくれました。一度見たら忘れられない、印象的なイラストが描かれた表紙、めずらしい縦開きの形、shachiさんにしか書けないリズムのよい文章、かわいくてひとひねりあるデザイン。そして何よりも、かわいいものを見つけるshachiさんの視点。これら全部が見事に組み合わさることで、わたしたち読者の「乙女心」は、ぐぐっと惹き付けられるのです。

shachiさんご本人も、少女のようにかわいらしい方。けれど、ユルリナの企画から制作まで本づくりのすべてをひとりで行ってしまう、彼女の本づくりへのパワーはまっすぐで、強いもの。いつもちいさな体をめいっぱい使って、どうしたら面白い本ができるのか、とにかく真剣なのです。その姿は、とてもまぶしくて、とても頼もしい。こんな彼女が作るものだからこそ、「ユルリナ」は今の世の中の乙女たちに絶大な支持を得ているのだろうなと思います。

さて、そんなshachiさん。現在は、ユルリナの最新号の制作に大忙しの日々を送っているそうです。そしてなんと、もみじ市でどこよりも早く、その最新号をお披露目してくださることになりました! 今回はどんなテーマで、どんな雰囲気の本になっているのか、今から楽しみでなりません。さらに、限定セットとして「ユルリナ」がちょうど入る大きさの布製ポーチもお目見えするそうですよ。

その布製ポーチについて、shachiさんがこんなことを話してくれました。

「ユルリナは普段、劣化を防ぐために透明のビニールに入れて販売しているのですが、これを再利用できて、なおかつかわいい袋にできたらなぁと常々思っていたのです。そこで今回、ユルリナがちょうど入る大きさの布製ポーチをつくり、本とセットにしてすこしだけ販売することにしました。ポーチは小物を入れたり、通帳や母子手帳ケースとして使ってもらえる大きさです」

しかも、このポーチは最新号の内容に関連のある仕様になるそうです。さてさて、一体どんなポーチがお目見えするのでしょうか。どうぞ、お見逃しなく。

さぁ、みなさん、もみじ市当日は、ゆるやかに伸び伸びと咲き誇る「ユルリナ」の花をみなさんの目で見つけてくださいね。それはきっと、みなさんの暮らしに、きれいな彩りを与えてくれるはずだから。そして、それが見つけられたら思わず踊りだしたくなるはずです。だって、何かいいことが起こりそうな、そんな予感がするはずだから。

*ユルリナブックス・shachiさんに聞きました

Q1. 今回のもみじ市では、どんな作品を発表していただけるのでしょう?

小冊子「ユルリナ」の6冊目となる最新号を、いち早くお披露目できたらと思っています。バックナンバーもあれこれ持っていくので、立ち読みも大歓迎です! それと、ユルリナサイズのポーチ(やや乙女風味)セットも限定販売します。

Q2. 「宝さがし」というテーマに合わせた作品があれば教えてください!

今回、手づくりポーチと、ユルリナがセットになったものをすこしだけ販売します。このポーチは、ユルリナ最新号のテーマに絡めた仕様にする予定で、「宝さがし」気分で選んでいただけるように、1点ずつ異なるものにしようと考えています。

Q3. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?

たくさんの人とおしゃべりしながら、多摩川の澄んだ空気をめいっぱい吸いたいです。

Q4. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!

あなたにとっての宝ものを探しに、もみじ市にぜひ遊びに来てくださいね。そして、一緒に晴れを祈りましょうー!

*続いては、カラフルで明るくてとってもかわいいコラージュ作品を作る、あの方がもみじ市に再び登場です。

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